2008年10月31日

結局、金持ちが得するだけのコト

経済を活性化させる景気対策として、緊急の対策っていうから、期待してても大したコトはナク。株価が上がったのは、空売りに規制がかかっただけのコトで。こうした乱高下の原因はソコにあるに決まっているのだから、そんなコト先にやっとけって話なんだけど。

だから、環境が整ったからと打ち出されたのが、国民全員への現金プレゼント、おまけにソレを貰ったからには、三年後に消費税アップするからねって言われても全然嬉しくナイし‥‥

高速代は安くなるって言われても、我が家は受験生を抱えていて、遠出はあまり出来ない上に、そもそETCのカード付けてナイから、メリットなんかゼロだし。

都会だったらともかく、タマにしか高速乗らず、窓口も空いている田舎ではホトンド待たずにゲートを通り過ぎるのに、メリットなんて見つからないからと主人が欲しがっても、却下しているので。

その上、事業用の車は割引ナシだっていうのだから、プロのドライバーは高速道路が渋滞すれば、マスマス仕事が大変になるから、仕事がキツクなるのは目に見えている。

結局、ガソリン代も下がったし、ETCも付いていて、遠くに泊まりに行ける裕福な方々が、一番メリットがあるのでしょうね。

長野県は観光県なので、多少はおこぼれに預かれる可能性もナイではナイけど、観光と全く無関係の困窮している人々には、さほどのメリットなんてナイんじゃないの。

ETCは利権まみれという話は、前からあるだけに、最終的にはその人々の懐が潤うのが目当てだったりして。

妊婦さんの検診が無料になっても、肝心の産婦人科の先生が減っているのに、大丈夫なのかしら。

下手すると、子供産めるのだって、ある程度収入があって、安定している人々しか結婚出来ないなんて、状況になっているらしいのに。

「世の中は競争」、「全ては自己責任」なんて言っても、金持ちの家に生まれた子供と、貧乏の家に生まれた子供では、人生のレールが天と地ほど違うのに。

本当に困っている人々に対して、底上げするコトこそが最大の景気対策だと思うのですが、この国のトップの方々は弱者の人々の気持ちなど全く判らないのだと、改めて思った景気対策でした。  

Posted by seitaisikoyuri at 23:06Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月30日

自殺遺伝子

という本を見て、何だろうと思って読んでみてビックリ!!
自殺遺伝子
自殺遺伝子
遺伝子組み換えの問題を扱っているのですが‥‥

農薬を使わずに済むとか言って、遺伝子組み換え栽培は進んでますが、それらが体内に入ってどうなるかというコトは本当には判ってナイし、その答えが出た時には、既に取り返しがつかなくなってする可能性も高いし‥‥

ともかく、日本の若者が結婚しないのも、男性の精子が少なくなっているというコトと、もしかしたらリンクしているのかもしれないし。

女の方も、流産をしやすくなっているという話もあるし。

要するに、次世代に子孫を残したいという本能が、男も女も薄れているのかもしれません。

ともあれ、若い頃に「ノストラダムスの大予言」が流行った世代ですので、確か最後に新人類が出現するという予言もあったかも‥‥などと思ったりして。

人間も遺伝子組み換えで、違う人間が出来たりしたらなんて思うと、ちょっと不気味ですね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:54Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月29日

常識は死語なのか?

さっき書いたら、ニュースの続報があって、文部科学省は「公表基準以外で選考したのは入試の透明性、公正性の観点から不適切」との見解を示し、校長を事実上解任したそうだ。

別に、校長を擁護するつもりはナイが、少なくともこれからマスマス「常識的ではナイ親子が増えるコトだけは、間違いない」

前に、書いたかどうか忘れたが、長野県の高校が甲子園に行くコトになって、高野連からの通達で、「茶髪禁止」というお達しが来たので、生徒や親にお知らせを出したが、当日、茶髪のままの生徒が応援に来たので、そのまま家に帰らしたらその親達から、抗議が相次いだらしいのだが、普通はそういう親は「モンスター・ペアレンツ」の扱いを受けると思うのだが‥‥

こういうコトになると、マスマス県立高校は大変になるのかも‥‥ひょっとして、だから私立高校に行きましょうというつもりなのかと勘繰りたくもなる。

高校生になってから、茶髪にしようが、ピアスをしようが、校則で許されているのなら、どちらも身体に害があるけど、本人が好きならしょうがナイとは思う。

ちなみに、娘の高校は生徒に対して、さほどうるさくナク、服装も自由なので、かなり奇抜な格好の生徒も居るらしいけど。

にしても、面接とか試験とかで選ばれる場合に、学校に行く時はそれなりの「常識」というモノが存在すると思うのだが、そうじゃないんだろうか?  
Posted by seitaisikoyuri at 21:33Comments(6)TrackBack(0)

教育って何なのだろう?

昨日は、ブログにアクセス出来ず、投稿も出来なかったので、お見えになられようとした方々、申し訳ありませんでした。

昨日、書こうとしてたのは、神奈川の高校のニュース
県教委の発表によると、願書受付時や入試当日に、服装や髪形、態度を担当教員がメモにして提出。「つめが長い」「胸のボタンが開いている」「まゆをそっている」などの報告があった受験生の中から不合格者を決めていた。
と、ありますけど、本当に問題なのは、高校よりもその子供の親や中学校の生徒指導にあるのではないでしょうか?

別の新聞のニュースでも、「スカートが短い」「態度が悪い」「服装がだらしない」から「髪染めの跡」「ピアス」などが問題にされたと、されてますが、少なくとも、そういうコトがある可能性は十分に考えられるので、普通は夏頃に、学校や親が子供に注意を喚起するのが普通ではないかと。

息子の中学でも、既に入試に向けてその辺の注意はありました。モチロン、我が家の息子は何時でも短めの黒髪で、眉毛の手入れなども全くしてませんし、栄養がイイのか爪が異常に速く伸びるので、タマに爪が長い時もありますが、ホボその辺に問題はありませんが。

余程、度胸が無ければ、通常の場合、試験前後だけでもそれなりの格好をするのが、礼儀であって、ソレすら無視するのであれば、不合格になっても仕方ナイという、気持ちで行くのが当然ではないかと‥‥

成績さえ良ければ、身なりなどは問題ではナイという考え方には、逆に疑問を感じます。無論、その選考基準に生まれつきの肉体関係のコトとか、美醜、そして服装の新旧が含まれていたのであれば別ですが。

努力すれば、他者が望むであろうコトが可能であれば、他者に望ましいと思われる様にするコトの方が、勉強などよりももっと大事だと思います。

学力試験だから、そういうコトは全く無関係だという主張には、逆に薄ら寒いモノを感じます。  
Posted by seitaisikoyuri at 15:58Comments(0)TrackBack(0)

2008年10月27日

民主主義は死んだのか?

と思ってしまうのが、大阪府の橋下知事の発言。ニュースによると、「口で言って聞かないと手を出さないとしょうがない」と体罰を容認する発言をしただの、「中山発言正しいじゃないですか」だのと暴言ばかり。日本一の秋田県の日教組の組織率は、かなり高いのですけど、何を論拠に話しているのか不明。

前にも書きましたが、体罰を受けた子供は精神的に問題があるという米国の研究結果並びに、体罰を受けた子供は大人になって体罰を容認するというのは、もしかすると知事に当てはまるのかもしれないとすら思います。

自分の意見と違う人を切り捨てるという行為は、民主主義の自滅。TVのニュースでも、「民間会社だったら、社長の言う通りにしなければクビ」だとか騒いでましたが、民間会社でも社長が社員を一方的にクビにするのは、職権濫用だと思いますし、完璧なパワーハラスメントだと思いますけど‥‥

本当に、弁護士で法律を知っているのかどうかとすら思ってしまいますね。公務員を簡単にクビには出来ないコトなど、中学生あたりでも知っているコトなのに。

光市の弁護士を懲戒せよと煽った事件でも、一審で敗訴しているワケで、世の中を自分の思う通りにしたいというのは、子供ならばありえるでしょうがね。

虐待された子供は、精神的に幼い部分も残していると言われるので、最初の研究と合わせると、かなりの確率で人間的に問題がありそうな気がします。

ちなみに、ヒットラーもその気があった人物ですし、あれだけユダヤ人を毛嫌いしたヒットラーの中に、ユダヤの血が流れていたコトも、今では定説になってますし。

それにしても、民主主義の崩壊みたいな発言をしているのに、ちっとも問題だと思ってない方々も多く。日本は、戦前みたいに全体主義がはびこる可能性を内蔵していると思います。

やはり、与えられた民主主義の国なので、革命で自由や民権を勝ち取った国とは違うのでしょうが、ソレにしてもタダ「絵になる」「話題になる」だけで、取り上げたりしていると、小泉改革みたいに一般人は苦しむだけなんでしょうね。

「自己責任」と女子高校生を泣かせたその口で、違う時には「子供達がが将来を悲観している」なんて、自分が悲観させてるんじゃないかと呆れ果て、ビックリしました‥‥大体、「自己責任」を求める人々は「無責任」な人が多いので、気を付けましょうね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:24Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月26日

中国産が怖いのは‥‥

検査体制に問題があるのでしょうね。ともあれ、伊藤ハムのコトもあるので、調べれば調べるだけ問題は次から次へと出てくるかもしれませんけどね。
ベイジン〈上〉
ベイジン〈上〉
こちらの下巻はまだ読んでナイのですが、如何に腐敗が進んでいるかヨク判ります。

そういう話は、長野でも中国で仕事されてる人も多いので、既にお聞きしてますが‥‥

サンプル検査の時だけ、良品を出したりする会社もあるらしいので、契約は最初にしっかりしないと問題が出るコトがあるそうです。

例えば、運搬中に変になったというコトで、賠償をどうするかナド、色々と問題が出てくるので、最初にチャンとしたモノが到着して、大丈夫なのを確認してから支払いをするというコトにしとかないとダメとか。

ともあれ、この小説が扱っている原子力みたいに漏れたら困るとか、食料品みたいに体内に入って病気を引き起こしたらマズイわけで。

日本みたいに、あまり神経質になり過ぎるのも考え物かもしれませんが、あまりにアバウト過ぎるのも心配です。

それにしても、伊藤ハムも地下水を使うのであれば、品質検査をもっと定期的にすればよかったのに。

国産だから安心とは限らないという消費者に思わせたのは、本当に困ったモノです。

不況になると、消費を引き締めましょうというアナリストが幅をきかせますが、日本には一億人以上の人間が存在しているのです。他国の人々の消費ばかり当てにしないで、持っている人から消費を拡大して、全体の消費環境を底上げするべきなんだと思います。

そういう意味では、首相の外食も良いのかもしれませんが‥‥ともあれ、本当に日本の景気を拡大する政策さえ出して頂ければイイので、ゼヒ困っている下々の気持ちを理解して欲しいですね。

選挙したくナイのなら、それはそれで構いませんが、これからマスマス不況になったなら、もっと大敗する可能性もあるので、結局どちらが得なんでしょうかね。

神のみぞ知るの世界かもしれませんけど。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:48Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月25日

朝ドラが変わるの?

本日、ネットで拾ったのが朝ドラが変わるかもというニュース

枠の「見直し」が発表され、朝ドラそのものがなくなっちゃうのか、半年一区切りを3カ月区切りにするなどにするのか、その行く先はまだ分からないみたいだけれど、朝の仕事の前に、一息入れるには丁度イイのであまり変わって欲しくナイ。朝早くにという予約の時は、昼休みに再放送を見ればイイので、夜はホトンドTVを見ないワタシにとって、唯一ドラマを連続して見れたりするのですが‥‥今年は、大河ドラマも面白いので、そちらも夜は見逃しても、土曜日の昼休みに見れるというコトで見てますが。

毎週、特定の曜日のある時間帯だけを見るというのが大変で、夜には見たいかなと思うドラマがあっても、長続きがし難く、見落とした面白そうなドラマを再放送で毎日見る方が楽などと思ってしまったり、ソレすら時間がナイと見れなかったり。

昔は、ドラマが好きだったけど、今はニュースを見るのが多い毎日。しかも、取りこぼしがナイかと、ネットでニュースをチェックしたりしているので、ドラマを見る時間が減少している。

NHK大阪放送局の制作に、去年今年とハマっていて、両方共ミクシィのコミュに入ったりして楽しんでいるのですが‥‥

ともあれ、朝ドラとはいうものの、皆の行動が多様化していて、本当にハマった人は一日に衛星などを含めて何回も見ている人が居たりして、単純な視聴率調査では見ている人の数など、計れなくなっているのかも。

昨年の「ちりとてちん」はDVDもかなり売れたみたいだし。ちなみに、この前映画のDVDを「見ている時間がナイから」と断ったにも関わらず、貸してくださった方がいて、悪いので、ブチブチと切りつつ見終わって返すのに、二月ホド掛ったので、ワタシは買ってません。何しろ、何年も前に買った「タイタニック」が未だに見れないので。

映画などは、出来れば通して見たいと思うのですが、ナカナカ暇がありそうでナク、映画館みたいに隔離されれば、通して見れますが家に居ると難しいので、15分位で、朝食後の食休みの時間とか、昼休みの時間ていうのは、かなり有難かったりします。

無論、イマイチだと思うと、そのドラマの放送期間、ズーッと見ないコトもありますが、そういうのは何年かに一度なので、あまり時間的には変えて欲しくナイかも。

ちなみに、今やっている「だんだん」は、NHKとしてはかなり画期的で、生き別れた夫婦とその双子というかなり斬新な設定や、おそらく双子で恋のさやあてがありそうな感じとか、ハラハラさせる割りに、泣き所満載でイイ意味で、気持ちが乱れるけどそれが逆にスッキリさせてくれるドラマになってて、かなり楽しいのですが。

泣いたり笑ったりという、感情の表出はストレス解消に良いので、良かったらゼヒ、皆様もどうぞ。と言っても、会社に出勤する方々には、難しいかもしれませんが。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:48Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月24日

こうして金持ちに‥‥

なったのだなというのが、最大の感想です。流石に、百億近い資産を持っている方は違うとは思ってましたが‥‥

にしても、40億円以上の資産価値があるとみられる自宅を作ったのが、欠陥を認識しながら出荷を続けていたとみられる同族会社などがあったからだと思うと、『なるほど、不況になると、喜んで公共投資をしたがるのは、こういうワケか』と納得もしますが‥‥

新幹線の高架橋に欠陥のあるパネル材料が使われていても、大物のバックが付いていれば、大した問題ともならずに済むのですから。

高速道路だって、手抜き工事がされているのも、やはり多くの政治家の懐へと還流しているのだろうかとすら思います。

だからこそ、公共事業が大好きなんだろうと。

でも、これからの日本は高齢化も進むし、少子化も進むのですから、社会基盤も大事ではありますが、最も大事なのは福祉でしょうね。

福祉といっても、弱者をなるべく作らずに、より多くの人々に仕事を平等に分け、皆で助け合う社会が大事だと思います。

職を求めても、求められずに生活保護みたいな現在の貧困な福祉も困りますけどね。

それにしても、資産公開を実勢価格抜きで報道するのもどうかと思います。なるべく資産を少なく見せたいのは判りますが、ソレにしてもね‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:36Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月23日

TVは真実を語れない

のが普通なのだというコトが、実に良く理解出来ます。こちらの本を読むと、
虚像の砦
虚像の砦

ちなみに、昨夜の最後の話題はインターネットだともっとしっかり報道されますし。
読売新聞の10月19日付記事によると、政権発足後24日間の平均帰宅時間は、小泉元首相が午後9時7分、安倍元首相が同8時57分、福田前首相が同8時25分。これに対し、麻生首相は、午後10時54分だ。この間の夜会合は、5回の福田前首相に対し、なんと25回と5倍も多いのだ。新聞各紙の首相動静によると、会合のある店は、ホテル内の料理店や会員制バーが多い。

麻生首相の夜会合の多さは、今に始まったことではない。しんぶん赤旗の調べによると、資金管理団体が06年中に支出した飲食費は、約3500万円に上っている。2日に1回は会食している計算だ。中には、一晩で7件をはしごして約200万円を使った日もある。
でも、そういう話題って、TVでは難しいんでしょうね。

イラク人質事件とか、報道への圧力問題とかが織り込まれて、実に日本の政界とTVの持ちつ持たれつぶりが良く判ります。

にしても、「一晩で7件をはしごして約200万円」とは‥‥我々には、とても見当が付きませんね。

世の中のかなり多くの人の年収をたったの一晩で使うってコトですから‥‥ナルホド、この金銭感覚ならば、ホテルのバーなんて安いでしょうね。

それにしても、このままだと本当にラジオの座を蹴とばしたTVも、インターネットに先を行かれる可能性も高いでしょうね。インターネットを規制したがる政治家の気持ちも理解出来そうですが、時計の針は決して逆戻りしませんから‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:39Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月22日

医療崩壊に歯止めはナイのか

起きては欲しくナイのに、マタという感想だが、東京都内で7カ所の病院に受け入れを断られた妊婦が、いったん拒否した都立墨東病院で脳内出血の手術を受け死亡したというニュースに、本当に驚いた。

地方での医師の不足は深刻だが、医師が大勢住んでいる東京都での出来事だったからだ。考えてみれば、大阪などでも起きているのだから、医師の数が多くても緊急医の数とかが人口で割られた場合に高いとは限らないのだから、無理はナイのかもしれないが‥‥

介護保険だって、保険料は天引きされたりしているが、だからといって家族の介護が必要になった時に、月々の入院費とか施設料とかをチャンチャンと払える人は、そう多くはナイだろう。

家で老々介護する人は、結構いらっしゃるが、ソレは金銭的な面が一番の問題だと思う。

例えば、時間外の報酬を倍にしたりすれば、病院だって救急医療にもっと意欲を示すだろうし、これから老人が増える日本に道路を重複して造ったり、高速道路の入り口を増やすタメにお金をつぎ込むよりも、介護施設に対して補助するとかした方が有益だと思うのだが。

我が家だって、八十歳以上の老人が居るので、『もし、寝たきりにでもなったら』と思うと安心は出来ない。

以前、我々夫婦に「死ぬ時には持っていけないから」と貯金の一部をくれると言ったが、二人で辞退した。

我々より、長生きしないという保障もナイからだ。もし、そうなった時には、やはり面倒を見る誰かが、その貯金でなんとかして欲しいと思うからだ。

歳の順で逝けば問題ないが、世の中にはそうとは限らない話もイッパイある。そう考えると、『虎の子の貯金は大事にとっておかないと』と思ってしまう。

日本が消費不況なのは、「モノがあり余っているから」という発言がヨクなされるが、一番は将来への不安から消費が抑制されているだけに過ぎないと思う。

スーパーに出掛けて、庶民が値上げで困っていると聞いても、その後ではホテルでディナーみたいな、一般人とはかけ離れた生活をしている方々に、その辺の理解は無理だろうなと、TV広告でドアップの顔を見た感想です‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:27Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月21日

仕事の選び方が間違ってる‥‥

と思う人々が多過ぎる。本日のニュースでも、看護専門学校生の母親は、長男に対し、母親から熱湯を口に注いだり、ブーツのつま先で急所をけったり、言葉による虐待も与えたとか、消防団員が東京・築地の空き家に火を付けたとか‥‥

昼休みの時に見たTVでも、万引した男性を捕まえたら、警備会社の社員で所持金がホトンド無く、「コレが知れたら、職場を辞めさせられる」と泣きついてたり。

確かに、アドラー心理学では、「人間は自分の不得手な部分を克服して、成長を求める」のだとは言うけれど、あまりに変じゃないでしょうか?

いわゆる、マッチポンプで、自分で火を点けたり消したりではオカシイでしょう。

ある程度、弱点を克服した上で、その職業を目指すのならともかく。

やはり、職業を選択させる前に、ある程度の性格診断も必要なのではないでしょうか。

例えば、医師になろうとする人が、殺人に関心があるとか(実際にそういう人は存在してましたが)いう場合、とんでもナイことが起こりかねませんよね。

消防士が自分で火を付けては消していたなんてコトは、映画にもありましたから、おそらくあるべきではナイけど、あるコトなんでしょうが‥‥

確かに、自分にある傾向があったとして、それをチャンと克服さえ出来ていたならば、対処すべき方法も見つかりますし、有効な手立てもあるでしょう。

ともあれ、不適切なまま、職務に就いた場合、問題は大きいハズです。

もう少し、職業に対する適性というモノを考えてから、進路を決めたり、採用すべきなんではないかと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:05Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月20日

クリーン・エネルギーを求めて

地球温暖化防止のキャンペーンは、原子力発電を推進したい方々が後押ししているという話題もありますが、出来れば無尽蔵で供給されるエネルギーが欲しいものです。

原油価格も、サププライム問題によって下降してはいますが、何れ原油が枯渇するのは決定的であり、代替エネルギーが必要なコトは間違いありません。

風力発電などは、結構話題になっていますが、この小説を読んで地熱発電もある程度日本で開発が進み出しているのだなと思いました。
マグマ
マグマ
その問題についても、的確に整理されていて、読みやすいので理解しやすくなってます。

温泉と一口に言っても、あまり成分の濃いモノは、金属の腐食が進むので、そういうモノは人間の健康促進に利用して、成分が薄く高温のモノは、地熱発電という感じで住み分けすればイイかもしれませんね。

原子力発電に関しては、コストが安いとは言われていても、出来た廃棄物をどう処理するかとか、長い目で見ると必ずしもコストが安いとは言い切れない可能性もあると、前から思ってましたし、
原発列島を行く (集英社新書)
原発列島を行く (集英社新書)
など、鎌田氏の著作には原発で健康を損なった人々のルポルタージュもあるので、出来れば「脱原発」が可能になれば、ソレはソレでイイのだけれど‥‥

世の中には、政治的にドロドロしている部分も多いと思いますが、本当に子供達の未来のコトを考えて、正しい道を歩んで欲しいモノですね。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:03Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月19日

「おくりびと」をやっと見た!

中々、子供の好きな映画ばかりの引率で‥‥もう大丈夫な年頃とは思うものの、やはり映画館周辺は長野ではそれなりの盛り場なので、少々心配もあったりして、で、本日は主人と子供達で違う映画を観て貰って、数十分違いだったので念願の
おくりびと (小学館文庫 も 3-4)
おくりびと (小学館文庫 も 3-4)
映画を。一人なので、何度も何度も安心して泣きまくっておりました。

過去、長野県でも中学生が自殺した事件の、周辺にいらした人物から、どうも「父親の職業」がいじめの原因だったらしいという話を聞いたコトもあり。

そういうコトが無くなるタメにも、偏見を無くすのに役立って欲しいと思いました。

職業に貴賎はナイとは言っても、色々と偏見は世の中にありますからね。ともあれ、職業として存在するというからには、何であれ社会がソレを必要としているのですから、非合法的なコトはともかく、全ての職業は尊ばれなくてはならないのですが‥‥

ともあれ、「いじめ」というのは、論理的ではナイので、理不尽な相手にはそれなりの対応をするしかありませんけど。少なくとも、親自身が自分の職業に対して誇りを持っていて、ソレをある程度は物心が付いた子供に対して、話してあげないとイケナイのかもしれません。

親が大好きだったら、「いじめ」られても跳ね返せるでしょうし、何はともあれ、子供自身に強くなって貰ってかないと、付け込まれるのが今の日本でしょう。

雇用問題だって、労働者の立場が弱いと思って、ドンドン切り捨てられてます。弱い立場なのですから、団結するコトはそれなりに大事なのですが、経営を圧迫しても互いに困るというコトで、最近はナアナアな関係になって来ているのかもしれません。

でも、互いが高め合っていけば、会社も長続きすると思いますが、双方が惰性に流れれば、先行きは暗いでしょう。

何だか、映画の感想とズレてしまいましたが、何事も熟練するというコトは、他者から見ると職人技なのだなと思いました。

味のある役者さん達ばかりで、本当に良い映画でしたので、マダ御覧になってらっしゃらない方は、ゼヒ、ハンカチ片手にどうぞ。

久々に、大満足の映画でした。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:47Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月18日

賭け事の怖さを知る

には最高の読み物かもしれません。
千里眼/マジシャンの少女 (小学館文庫)
千里眼/マジシャンの少女 (小学館文庫)
ハードカバーの出版の時と、現実の出来事が交錯したので、文庫本にする時に全面的に改稿したというだけあって、かなり現実とリンクしてます。シリーズの中では、一押しに近い作品です。

タダ、本当にありえそうで怖いですが‥‥日本にカジノは本当に必要なのかというコトを考えさせてくれます。

ともあれ、多少のイカサマは横行していると思いますが、何もカジノに行かなくても、既に株式市場などは、前から書いている通り、投機相場なので、十分スリルを味わえるとは思いますけどね。

警察のパチンコや、国土交通省のETCなど、カードになるとその部分に役所のOBが絡むというコトも、既に聞いている話ですが‥‥

「宝くじ」を筆頭に、胴元が一番儲かるというのが、「賭け事」の真理ですし、タマには番狂わせもあるかもしれませんが、素人が手を出して儲かるコトは、マズ無いと言っても過言ではナイでしょうね。

ギャンブルで、身を持ち崩している人には、必読の書かも。そして、ギャンブルを始めたい人にとっても。

ミステリーでなければ、もっと色々書けますが、それでは読みたい人に悪いでしょうから、本日はこの辺で。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:37Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月17日

誰でもお金は欲しいケド‥‥

貰う相手には、気を付けるべきなんでしょうね。

モチロン、野田大臣が日本アムウェイからパーティー券を購入してもらっていたニュースが念頭にあるんですけど、この前の民主党議員の話を聞いた時も、どうせ自民党でも貰っている人が存在するだけうとは思ってましたが、「消費者行政担当大臣」とは、自民党も打つ手打つ手が裏目に出てますね。

それにしても、今度も返金で幕引きさせようとするとは、万引した子供などが「金を払えばイイんだろう」と逆ギレするのと、同じ発想ですね。

「危ない橋は渡らない」という発想は、どうも多くの議員さん達に共通して欠落しているみたいで‥‥

子供の教育に悪い人々が、日本の中枢に座っているのが、日本の教育の最大の問題だと思いますね。

「全国学力テスト」だって、結局、何になるのか。

イイ点数を取っても、犯罪に加担する人は存在するワケで、勉強さえ出来れば多少のコトは許されるという風潮が、現代の日本を悪くしていると思いますけどね。

「誠実なる愚鈍」よりも、「当たり障りの良い秀才」を大事にしてきた結果だと思います。

そして、優等生タイプの人々が、危機に際して同じ様な行動を取るから、今回みたいに乱高下する相場になるワケで‥‥

ホトンド投資ではナクて、投機の世界ですからね。乱高下した方が、利ザヤは稼げますし。

そのツケは、庶民に回されるだけという毎度のパターン。少なくとも、患者が死にそうな時に、スグに打つべきなのがカンフル剤。

政府も、スグに今、一般庶民に直接的な恩恵が必要だと思うのですが。

定率減税あたりでは、効果が出るのが遅過ぎますしね。でも、結局、庶民にではナク、大企業向けの何かなんだろうなと、ホボ諦め気分。

財務や金融大臣の顔相が、日に日に悪くなっているコトが心配ですね。原因の発端となったアメリカの大統領のお気楽そうな顔と、全く違いますし。
  
Posted by seitaisikoyuri at 22:24Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月16日

千里眼があったなら‥‥

すっきりするだろうなと思っているのが、大相撲の八百長疑惑。

それにしても、無気力相撲についての北の湖元理事長の話はチンプンカンプン。
千里眼
千里眼
このシリーズを読んでいるタメか、そういう人が登場したら楽なのにとも思う。

にしても、八百長をしたと名指しされた現役力士の方々のインタビューを見ると、どうしても気になるのが、インタビューされてる力士の目。報道陣が大勢いるからかもしれませんが、黒目が泳いでいる様に思えるのは何故なんだろう‥‥

不思議ですね。ちなみに、昔は大相撲を見てましたが、最近は見ているヒマもナイので、別に八百長があるかナイかに、そんなに関心はナイのですが。

にしても、「怪我や病気を押して出場した力士の相撲が、無気力相撲として処分される」なんて規定があったとしたら、サポーターを付けた力士達が多いのは何故なんだろうかとも思います。

何となく、誘導尋問に引っ掛かったポク思えるのですが。

でも、マスコミは訴えられるのが怖いのか、相撲協会寄りの報道が多いみたいですが、公平に見ていると『やっぱり八百長があったのか』という気もしたりして。

こういう問題、裁判員制度になったら、どう裁くのか迷うでしょうね‥‥裁判官も大変だなと思いました。



  
Posted by seitaisikoyuri at 22:06Comments(0)TrackBack(0)

2008年10月15日

ダマされる人は、どうやってもダマされる

だよなと思ったのが、こちらのニュース

警察官2人が張り付いて警戒している中、ATMから200万円を振り込んだというのだから‥‥

と思えば、民主党の議員がマルチ商法業者から講演料を受け取っていたというニュースもあり、マルチ商法も手をかえ品をかえて世の中に深く浸透しているのだなとも思う。

ちなみに、後期高齢者医療問題も、厚労大臣が話す内容を日々変えつつも、本人はブレてナイと言っているし‥‥

誰かが、「ヤルヤル詐欺」だと言っていたと思うが、正に言い得て妙。

ダマされるのが悪いのか、ダマす方が悪いのかと言われれば、当然、ダマす方が悪いには違いないが、損をするのは結局、ダマされた方なのだから、損をしたくなかったらダマされない様にするしかないと思った。

にしても、本人がそう思わなかったり、自分だけは大丈夫だと慢心していたらおそらくダメなんでしょうね。

タダ、犯人グループの男が自宅を訪ねて現金やキャッシュカードを奪ったりとダマす方は進化しているのですから、我々もより気持ちを引き締めて行くしかナイんだろうと思います。

それにしても、「人を見たら泥棒と思え」というのが、通常のコトになるとは世の中も荒んでますね。「食べ物も注意して食べる」というコトが、普通になりそうですし‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:15Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月14日

しつけは怒らずにする

体罰は良くないというと、「だったらどうしつけるのだ」というコトを聞かれます。我が家の子供がとてもイイ子供であると、親バカなコトを述べるつもりもありませんが、少なくともどうすべきかというコトは、何時も考えていてその手の本を読んでは努力しているつもりです。

この本も、その一冊。
「まじめな親」の子育て10の思い違い―臨床心理からのアドバイス
「まじめな親」の子育て10の思い違い―臨床心理からのアドバイス
子供時代のコトを思い出しさえすれば、イヤだったコトはスグに理解出来ます。なので、その反対をすればイイのでしょうから、この本の言葉には頷けるコトがかなりあります。
怒ってしつけると、そのほかにもっと大きな問題が起きてきます。子どもが耳を貸さない、口をきかない、ひどく反抗するほかに、言わなくてもいいことを言ってしまうとか、誤解されるようなことを言うといったはめに陥ってしまうのです。親が怒りに任せて傷つけるようなことを言うと、その心の傷が癒えるにはとても長い時間がかかります。
怒ったり不満があるときに強い言葉でたしなめたいと思うのは、自然なことです。しかしそうしてしまうと、子どもは非常に否定されたように感じることがあるのです。
これは、確かに感じますね。こちらが、そんな強く責めているつもりはナクても、子供達は「そんなに怒らなくてもイイじゃないか」と言う時があります。

セーブしているつもりでも、語気が荒くなっているのでしょう。「別に怒っているつもりはナイけど」と応えても、「怒っているとしか思えない」と言われてしまったりします。

その位で、気になるのですから、体罰などしたら完全に心の傷になるだろうなとは思います。事実、小学校の一年生の時に、担任の先生に頬を叩かれたという記憶が、一度だけありますが、でも、それが何故だったかは全く覚えてません。

二年生から四年生まで、教えて下さった先生は、お坊さんでもあったので、間違っているコトをさせられた時は、皆、よく正坐させられましたが、その時も何が問題だったかは忘れましたが、両者を比べると、やはり冷静に正坐をさせた先生の方が、信頼をよせましたし、お亡くなりになられましたが、最期まで尊敬出来る先生だったと思います。

やはり、カッとなって見境がつかなくなる場合が、体罰には多いと思いますし、自己をコントロール出来ない人には、全幅の信頼は寄せられないものだと過去の実体験からも思ってましたが、やっぱりそうなのだろうと思います。

そういう親のダメなトコも含めて、子供が愛してくれた時だけ、体罰が正当化されるのかもしれませんが、それには子供が成人して親の気持ちが理解出来るまで待たなくてはなりませんから、やっぱり子供時代に「しつけ」たい時には、冷静に選択肢を与えて、子供になすべき道を進む様にしむけるしかナイのかもしれませんね。

子供といえども、親とは別人格ですから。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:26Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月13日

体罰は悪影響を与える

というコトは、中々認識され難いのですが、こちらの本の中にアメリカで行われた調査結果が書かれてましたので、ゼヒ参考にして頂けたらと思います。
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
翼ひろげる子―子どもの生きる場所は、家庭、学校、友達の3つ。そのどれか1つにでも自分のことを受け止めてもらえるならば、子どもは生きていける
この中にこういうコトが書かれてます。
二〇〇二年、アメリカで、体罰についての、大がかりな研究の成果が発表されました(Gershoff ET,2002)。調査は、全米の約三万六千人を対象に、約六十年前までさかのぼって体罰の影響を調べました。その結果、体罰を受けた子どもは、その時には、親の命令に従う、といった「効用」があるが、一方で長期的には、
1.攻撃性が強くなる
2.反社会的行動に走る
3.精神疾患を発症する

などのさまざまなマイナス面が見られることが判明しました。
とはっきり明記されています。日本でも、同様のレポートがあって、体罰を用いたしつけは、短期的に見ると有効に見えても、時間がたつにつれ、子どもの発達に悪影響を与えることが明らかになっているそうです。

しかし、親から体罰を受けて育った人の中には、自分自身が受けて良かったのだからと、体罰の肯定をする人がいます。体罰と共に、「おまえが大切だ」という肯定的メッセージを受け取った人であるとして、次の様に述べてます。

「体罰を肯定する人は、自分が受けてよかったから、と思われてのことでしょうが、例えば、自分が飲んで治った薬でも、その後の調査で、長期的に見れば深刻な副作用があると分かれば、自分の子どもには飲ませないと思います。
もし、他に副作用のない薬があるなら、そちらを使うのではないでしょうか。体罰も同じだと思います。」と。

15人と格闘、隊員死亡 海自、集団暴行の疑いで調査というニュースも、その先にある問題なのでしょう。教官とて、殺すつもりは無かったハズですが、結果的にこうなってしまっては、申し開きも出来ないでしょう。

劇薬は危険というコトは誰でも理解しているのですから、用いずに済めばそれにこしたことはナイと心しておくべきでしょうね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:49Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月12日

新しい日本が必要なのか

今までの、昭和的価値観から新しい価値観へと変えていかなければ、もしかしたら日本は立ち行かなくなっているのかもしれないという気がする本です。
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))
ココの中に書かれた表の中で、一番注目すべき点は、キー局コンテンツ製作費の流れです。

マスコミの広告費の減少が進んでいますが、それらが全て政策費の減少に繋がるという図なのですが、
広告費の減少分はすべて下請け、グループ企業に向かい企業間の階層化を促進する。モデルケースでは、さらに親会社のポスト問題解消のために作られた子会社が介在することで、実質孫請け会社に転落することになった。
過去10年間にコンテンツ製作費が1/10に減少したプロダクションも実在する。なんのことはない、すべて上流の“年功序列”を維持するための踏み台だ。
というキャプションがついていて、総製作費が5000万円というスポンサー料だったので、キー局予算2500万円で制作プロダクションの製作費は2500万円と折半していたのが、総製作費が4000万円に削られたら、キー局予算は2500万円のまま、制作プロダクションの製作費は1500万円になり、果てには総製作費4000万円がキー局予算2000万円でキー局制作子会社が1500万円を取って、制作プロダクションの製作費は500万円にまでなるコトもあるらしい。

我々が、TV番組をつまらないと思うのも当然のコトだ。こうした問題がクリアされない限り、単なる時間つぶしで終わる番組ばかりがのさばるのは当然だろう。

赤字国債の発行を政府が考えても、「九九年の段階で家計資産の純増金額が国債新規発行額を下回るようになってしまった以上、そう遠くない将来、国債の買い手自体が尽きるはずだ」という予想は、今回の金融危機に際して、リーマンが落札する予定だった国債が、発行されなかったコトからも判る様に、現実味を帯びてきている。

少数だけが多額の利益を手にして、大多数がキリキリ舞いで働いたり、職にも就けないという様な社会では、存続は難しいだろう。

我々の生きるべき道は、新たな社会へと変革されなければならない時代に来ているのかもしれないと思った。  
Posted by seitaisikoyuri at 16:23Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月11日

そして全ては闇の中

なんだろうなというのが感想です。ロス疑惑の三浦和義元社長の自殺のニュースを聞いて思うのは‥‥

日本では、既に無罪が確定しているとはいえ、アメリカでの裁判はこれから。でも、訴訟が結審してナイので、推定無罪のママ一生を終わられたコトになるのでしょうね。

少なくとも、この自殺でホトンドの方の心証は黒に近い灰色というコトで決着なんでしょうけれども。

考えてみると、あの事件はTVのワイドショー化の火付け役になったワケで、そういう意味では画期的な後世に残る事件だったのではないでしょうか。

最後まで、人生を演じきったという気がしますね。

あの事件の後から、保険金詐欺目当ての殺人事件も増加したと思いますし。

何とというか、久々に日本の生命保険が破綻した時期と同じくして、亡くなられたというも、運命を感じます。

考えてみれば、あの事件の前のマスコミは、現在と違ってもっと落ち着いていたというか、他人のコトを平気で追い掛け回すというコトも、あまり無かった様な気がします。

正に、時代を変えた人物と言ってもイイのかもしれません。

最後まで、社会の話題をさらったという意味でも、ある意味スゴイ人物なのかもしれません。

この事件から、劇場型犯罪というコトも、世界が認知しだしたワケで。

正に、一時代が終わったという気がするのですが、考えてみれば一般人でココまで有名になった人は他に無く、そういう意味でも驚きの人物でした。

亡くなられた関係者の方々のご冥福を祈りつつ、この事件がコレで幕引きになるコトに色々な感慨が溢れるかぎりです。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:10Comments(0)TrackBack(0)

2008年10月10日

過去を分析するのは簡単なのに‥‥

実際にチャンとそれを現在に活かす人は少ないという証明でしょうね。大和生命などの破綻は。

ともあれ、ノーベル経済学賞を受賞した人達すら、過去に破綻しているのですから、相場で生き抜くというのは大変なコトです。(過去ログで詳しく書いたコトがありましたので割愛しますけど)

ちなみに、ノーベル賞というのは、色々と駆け引きがあるトコだというコトも通説ですが、それが気になる方はこの記事をどうぞ。

南部氏と下村氏は、どちらも生まれは日本でも、USAの人間として受賞したというコト、そして、南部氏の関連で日本人二人が受賞した可能性を示唆しています。ちなみに、ノーベル賞は長生きしなくては貰い難い賞であり、早世したりすると貰えないというのも、結構知られている話題ですが‥‥この前の話題のノーベル経済学賞者の挫折は、マスマスその傾向に拍車をかけるだろうと思ってます。

さて、株価大崩落みたいな騒ぎになっていますが、ブラックマンデーの時代よりも、空売り圧力が高くなっているコトが乱高下の最大の理由ですから、実態経済がこのままボロボロになるかどうかは、これからの政策次第でしょう。

少なくとも、即効性のある決断、例えば春みたいに石油関連税の廃止みたいなスグに庶民の懐を潤す政策が必要でしょう。

タダ、そんな風に庶民よりも、大企業の方に顔が向くのが常ですけどね。
バイアウト~ハゲタカ2~上 (講談社BIZ)
バイアウト~ハゲタカ2~上 (講談社BIZ)
この本を読んでいると、日本の経済は如何に闇の部分で政治と繋がっているか、そして、そのタメに踊らされる人が多いのかを考えさせられます。

今回の金融危機で、もう少し社会の膿だけが出ればイイのですが、おそらく庶民の痛みの方がマタ大きくなるだけなのかもしれませんね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:39Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月09日

正直過ぎると処罰される日本

NHKによると、9月10日の「ニュース7」の放送後、「総裁選の報道が長すぎて不公平」などと指摘する電話があったが、自民党総裁選を巡るNHKの報道について問い合わせの電話をした女性に対し、視聴者コールセンターの対応責任者の男性が「自民党のPRなんです」などと答えていたというニュースを読んで、あらあらと思った。

その日は他の主要なニュースだってあったのに、延々と30分近く総裁選の報道をしていて、途中でニュースを見る気が失せたのだが、隣の部屋から聞こえてくる総裁選関連のコトばかりが延々と続くのを苦々しく思っていた。

流石に電話代まで掛けて、抗議する気力は無かったが、何百件もその件で電話された方々には頭が下がる。

ともあれ、どうしてと聞かれれば、「正直に答えてしまった」に違いないのに処分されるとはお気の毒だ。

日本は建て前社会だから、あまり本音でしゃべると問題になります。

本日も首相がノーベル省受賞者に電話したというのがトップニュースだった時には驚きましたけどね。

トップニュースというのは、一番大事なコトを伝えるべきだと思うのですが‥‥少なくとも今のNHKに対する自民党のプレッシャーってかなり強いんでしょうね。

というコトをある程度裏付けられただけでも、このニュースのパリューはあったかもしれません。

ともあれ、正直者に務まる業務とも思えないので、配置転換された方が精神的に良かったかもしれませんね‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:46Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月08日

破綻するのは構わないけど‥‥

問題が隠蔽されてしまうのではという思いもあります。

事故米を不正転売していた米粉加工会社「浅井」(名古屋市)が資金繰りに行き詰まり、事実上、経営破綻(はたん)したというニュースで、こういう不正の会社の滅亡は当然ですが、コレで調査は闇に葬られるかもという気もします。

前に書いた、長野のおやき等製造会社での、中国のアンコで中毒騒ぎがあった事件も、原因不明で終わり。昨日は名古屋でも中国製の粒あんに有害物質のトルエンと酢酸エチルが検出されたそうですから、不安はつきませんね。

冷凍たこ焼きクロワッサンからのメラミン検出は、スグに人体に被害が出ないだけに、蓄積して病気になっても因果関係を証明するのは難しいと思いますし‥‥

食の安全という話題は、最近あまりTVニュース等では無視されつつありますが、問題が山積していると思います。

食糧を自給したくても、重労働の割りに報われないからと、農家の後継ぎは激減してますし、一度耕作放棄地になってしまうと、雑草や木が生え出してしまって、再び優良農地になるタメには、かなりの期間が必要になります。

一次産業をどう保護するのかという問題は、前から話題になってはいるものの、全然本決まりになってません。

今回の金融危機に対しても、欧米では二の矢三の矢とテコ入れとしての政策が出てますが、日本ではまるきり姿も形もありません。

「その内にやります」というダケで放置されている政策の如何に多いコトか‥‥

毎日、口にするモノですから、本腰を入れて考えなくては、将来が問題だと思います。でも、政府の頭にはアメリカから要望されている軍への石油の提供は存在しても、日本国民のコトはさほど無い様子。

何はともあれ、マズ国内の問題をと思うのですが、解散総選挙も先送りされそうで、コレでは農家の方々の将来に対しての問題も先送りされるというコトでしょうね。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と思っている方々に考えを改めて頂いて、もう少し「食の安全」に対して熱意を示して欲しいモノですが、刑事告訴されるのは三笠フーズだけというコトになって、ウヤムヤに終わるコトだけが心配です‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:26Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月07日

株価にあまり一喜一憂しない方が‥‥

身体のタメだと思います。確かに大変なコトではありますが。

本日の御客様にも御説明したのですが、あくまでも本日の売買のお値段なので。株の全てが売り買いされるワケではないですし‥‥

無論、政治家が一喜一憂しないというのではダメなんですけどね。タダ、短期的に波があったとしても、長期的でなければ企業決算にはヒビかないワケで。

同じコトは、株価が高値の時でも言えるコトで、高値の時もその時の売買価格に過ぎないワケですから、その時の全ての価値とは違います。

要するに木を見て森を判断しているに過ぎないというコトを忘れてしまうと、安値の時には不安心理が、高値の時は高揚感だけが増大します。

かのケネディ一族が、巨額の富を得たのもブラックマンディーに果敢に株を買い占めたのですからね。

日経平均は一時、9916円21銭にまで急落したが、午後に入って下げ幅を縮小したというニュースも、現在の証券売買の多くは、現物よりも信用だったりするので、株価が下げそうな時は、空売りから入って底値と思ったトコで買い戻しというパターンが多いので、予想の範囲内です。

ともあれ、そういうコトを誤解しているから、「リーマンのリチャード・ファルド最高経営責任者(CEO)が、同社の報酬制度に基づき2000年から2007年にかけて推計約3億5000万ドル(約360億円)の報酬を受け取った」などという馬鹿げたコトになるワケで。砂上の楼閣の上から、砂をとりさってしまえば、楼閣は崩れるのは当然なのですが、リーマンでは9月11日、解雇された取締役2人に一時金1820万ドル(約19億円)、自主退職した別の1人に500万ドル(約5億円)の支給を承認する予定だったというのですから、正に潰れるべくして潰れたのでしょう。

そのわずか4日後にリーマンは破産法11条の適用を申請したというのですから、正にゲートウェイ21も真っ青の乱脈経営というワケですね。

日本が手本としたがるアメリカ型経営とは、全てではないけれども、ホトンドが成功したら経営者は莫大な報酬を貰い、潰れそうになっても私財を投げ打つなどとは思わない人々が多いのです。

黒字の時にこそ、内部留保をして会社の存続を考える日本型経営とはかなり違います。単純計算で毎年50億円も給料として個人に支給していたら、その会社が崩壊するのは当然の話だと思います。

そんな人々に惑わされて生きるよりも、日々、地を足に付けて歩く方が賢明です。「稼ぐに追いつく貧乏なし」です。我々は、自分の日々の生活を大事にして、襲ってきた台風に心乱しても何にもなりません。本当に台風に目茶目茶にやられたとしても、復興あるのみです。

焼け野原になった東京が、こんなに復興しているのですから、何も心配はいりません。勿論、リーマン・ショックの時に、「日本は大丈夫」などと発言する感覚の政治家では心配ではありますが。

ああいう時には、「これから日本にも影響があるかと思いますが、必ず危機にならない様にしますので、政治手腕を見ていて下さい」あたりの発言をしてくれる政治家を希望しますね。口先だけじゃ、ダメだけど‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:22Comments(6)TrackBack(0)

2008年10月06日

大幅に引き下げるなら‥‥

タダの方が余程マシだと思うのですが‥‥モチロン、高速道路の料金です。

高速料金引き下げに伴う道路各社への料金収入補てんは道路財源を原資というのでは、高速道路を走る人々の補填をしているのは、税金というコトになります。

もし、無料にしたとしたら、料金所の人件費とかETCが不必要になるのでコストが安くなると思いますが、そのままマイナスを道路会社に補填するのでは、我々国民が得するよりも、道路会社がホクホクになるだけではないかと。

高速道路を無料にするのがイイかどうかはさておき、安くするというメリットが果たしてあるのかどうか。

コスト削減という意識が薄い過ぎると思うのですが。

というワケで、我々も補正予算とかもチャンと考えるべきだと思います。

気をつけないと、ある特定の人々だけが潤って、その税負担は結局は庶民というパターンがありそう。

後期高齢者医療だって、導入時には高齢者のタメという話だったけど、結局はそうなって良かったという話はホトンド聞かない。

なって困ったという話は、色々聞くけど‥‥

それを考えると、本当に我々は「甘言に惑わされない」というコトが大事。一見、耳触りのイイ言葉は疑ってかかるべきかと。

無論、野党の政策もしかりだけれど。

それにしても、裏切り続けられるよりはマシかなと思うだけ。要するに、皆が政治不信になっているのかもしれません。

信頼出来そうな政権が、何時か日本にも出来るんでしょうかね‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:03Comments(0)TrackBack(0)

2008年10月05日

こんな話ばっかりで‥‥

昨日の日記で、政官業の癒着を示唆したけれども、そういう話題は続々と出て来ていて、もうイイ加減にしてくれという感じ。

二階経済産業相(和歌山3区)が代表を務める「自民党和歌山県第3選挙区支部」が2004〜07年、談合事件や耐震補強工事の設計ミスで営業停止処分や指名停止処分を受けた3社から、それぞれの問題が発覚した後に計253万円の寄付を受けていた。“問題企業”からの寄付は、河村官房長官や中川財務・金融相がそれぞれ代表を務める政党支部などでも発覚しているというニュース、あまりにありふれた話で、又かという思いがする。

何度、類似の話があっても、話題になれば返金してソレで終わり。話題にならなければ、そのまま懐にというパターンの繰り返し。

もう、何十年、そんな馬鹿げたコトを続ければイイのか‥‥

そういう話ばかりの連続に、既にアキアキしている。

政権が代わっても、類似のコトが続くのかもしれませんが、少なくとも新しくなれば多少は無くなる可能性があるので、ソレに期待するしかありませんね。

政権の腐敗が続けば、人心も穢れていきます。

不景気で世の中が荒んでいるのに、ソレに油を注ぐ様な話題を耳にするのは、もう沢山です。

全てクリーンになるとも思えませんが、ある程度清らかな社会にならないと、おそらく日本という国自体が滅びそうで困ると思いますし、そういうコトこそが「愛国心」であると思えない人々の、「愛国心」とは一体どういうモノなんでしょうかね‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 20:42Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月04日

こんな風に税金が誤魔化されてたら‥‥

嫌だなと思ったのが、こちら。
霊柩車No.4 (角川文庫)
ミステリーなので、何時も通りに多くを語れませんが、「著者あとがき」によると、ブログの小説化というコトで、現実を翻案したものだそうです。病院や葬儀社、果ては政治などにまつわる陰謀論などじつに面白い裏話を取材したものの、そのまま分文章にするのは憚られて、現実をパロディっぽく劇画化し娯楽小説として、故意にリアリティを薄めているというのですが‥‥

こういう小説などを読んでいると、民営化とか省庁再編とかは、前とは違う組織に改編するコトで、前の組織の負の遺産を切り捨てたり隠したりするつもりなんじゃないかしらという疑惑がマスマス深まってしまいます。

そうしてマイナスの責任を誰も取らず、税金を垂れ流ししているのではないかという気もします。

などとあまり深く書いてもイケナイので、この辺で止めときますが、興味がある方はゼヒ。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:15Comments(4)TrackBack(0)

2008年10月03日

年金は底なし沼の様相

この前、書いたが「年金特別便」によって、主人もワタシの年金も間違っているコトが判明しているのだから、おそらくそうなのだろうとは思っていたが、ついに厚生年金の記録改ざん問題の総数は100万件超となる可能性が出てきたと報じられた。

まぁ、当然と言えば当然の話で、夫婦の二人共が変なのだから、確率は100%というコトで、ひょっとすると100万件など、はるかに突破するのではないかと思う。

何故なら、この前「年金はドコへ?」というタイトルの日記にコメント下さった、マクミクさんも間違いがあったとおっしゃっていらっしゃるので、1000万件を超えたとしても無理がナイのではナイかとすら思うからだ。

タダ、本来の総数はそれ位でも、気付かない人もいらっしゃると思うので、今後どうなるかは注視してないと判らないが‥‥

長野市では、閉店するトコが劇的に増えている感じがする。勿論、赤字では開店していても困るのだから当然のコトなのだが、スーパーでの人々の買物の仕方も地味になっている様で、これではマスマス内需が冷え込んでしまうと思うのだ。

このブログの読みごたえありサイトでリンクしている「反戦な家づくり」さんのブログに画期的な話題が載せられていた。「国会図書館がまとめた日本の格差の証拠」によると、日本では「上位1割の人が持っている資産の総額は、全体の4割。上位2割で、資産は6割。上位3割で、資産は7割以上。ちなみに、下位1割のひとが持っている資産の総額は、全体の2.8%」であり、アメリカでは「上位1%(1割じゃない!)で、資産の35%くらいを占有し、上位5%で全体の資産の6割をもっている。そして、下から4割を合計しても、全体の0.3%しかもっていない」というコトだ。

アメリカが、格差社会だというコトは、既に何度もこのブログでも書いているし、その本も紹介しているのだが、アメリカの寡占状態は、マスマス進んでいるという気がする。

そして、日本も同じ道を歩んでいるのだ。

ともかく、どんなに大金持ちだとしても、一日に百食を食べるコトはまずナイ。貧しい人々が、一日三食をきっちりと食べたり、その三食がより豪勢になる方が、世の中の景気が良くなるコトは間違いナイ。

こちらも何度も書いたかと思うが、日本の復興には制度的に問題はあったけれども、農地解放というのが、ある程度は貢献していると思っている。富の再分配こそが、内需拡大の最大の要因なのだ。

こういうコトを書くと、マタ嫌がらせのコメントが届く可能性もあるのだが、我が家の両親はどちらも農地解放によって、資産を減らしたのである。故に、制度的に問題があるというコトを知っているのであり、政府から情報を入れていた人々は、地主をダマして、土地を手に入れたとコトがあった、故に損をしたという話を聞いている。

つまり、個人的には農地解放によって、大損をした子孫ではあるものの、どう見ても戦後復興に農地解放が寄与していると思うならば、それが社会のタメであるというコトは、述べざるを得ない。

国会では、「日本の福祉は中負担で中ぐらいを目指す」と総理が述べているが、現実は「中負担で低福祉」なのは間違いナイ。「高福祉」が本当に約束されるのであれば、国民は「高負担」もやむを得ないと思うであろう。しかし、今のママでは「高負担で低福祉への道をまっしぐら」になりそうなので、国民が怒っているのだ。

ソレに気付けないのか、気付こうとしないのか、とても不思議な話なのだが‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:33Comments(6)TrackBack(0)

2008年10月02日

骨の強化にカルシウム

というコトは、多くの方々が知っているとは思いますが、骨密度のピークは二十歳。若いうちに丈夫な骨をつくり、以後はカルシウム不足に注意して、強い骨の維持をしましょう。出典は何時ものカレンダーから。

カルシウムは体内のミネラルでもっとも量が多く、骨や歯を丈夫にしてくれます。しかし、日本人は常に不足しがちで、そのげんいんとして牛乳や乳製品を日常的に摂る習慣がない、日本の土にカルシウム分が少ないため、水や野菜への含有率が低い。小魚や大豆を食べなくなったなどがあげられます。

おすすめ食材

干しえび‥‥えびはもともと高タンパクで低脂肪、体の機能を高めて抵抗力をつけるタウリンも豊富。殻ごと食べられる干しえびや桜えびなどは、うま味があり、総菜に利用するとカルシウムのよい補給源となる。

ヨーグルト‥‥乳酸菌の働きで腸を健康にし、免疫力を高め、老化防止に役立つ。牛乳・乳製品のカルシウムは、含まれるタンバク質や乳糖の働きで吸収されやすく、ヨーグルトでは乳酸と結びつき、さらに吸収率が上がる。

ひじき‥‥昔からの健康食材で、ミネラルの豊富さは海藻類でトップ。不足しやすいカルシウムと鉄が多く、骨粗鬆症や貧血の予防に役立つ。約40%が食物繊維で、腸の働きを高め、有害物質を体外に出す働きも。

食べ方ひとつで効果倍増。吸収を助けるのは、ビタミンDとクエン酸。

じつは、カルシウムは吸収率の低いミネラルですが、柑橘類や梅干しなどに含まれるクエン酸と結合すると、水に溶けやすい形に変わり、吸収率が上がります。

さらに、ビタミンDはカルシウムの吸収を高め、骨への蓄積を助けています。カルシウムはいくら摂っても、ビタミンDが不足していては丈夫な骨は作れません。

ちなみに、小魚のマリネなどは効果的な料理です。ひじきの煮物には、ビタミンDが豊富な天日干しのしいたけを加えるなどの工夫を。

というコトです。何だか、ヨーグルトが食べたくなりました‥‥

  
Posted by seitaisikoyuri at 21:58Comments(0)TrackBack(0)

2008年10月01日

茶番を笑えない日本

昨日の続きを書こうかと思ってたのだけれど、大阪の個室ビデオ店で15人も死亡する火事は起こるは、昼休みに何となくTVを見てたら与党と野党が逆転したのかと思う様な大騒ぎをやってるので、あまりに驚いた。

個室ビデオ店というのは、「インターネットカフェ住民」とカブっているのかどうか、その内に判明するんだろうけど、放火した46歳の無職という男性は、類似の生活だったんだろうね。

小沢代表が所信表明演説をしたコトには、正直ブッ飛んでしまったけれど、麻生総理が所信表明演説をせずに、相手を貶す戦術に出たのだから仕方ナイかと思って聞いてたら、細田さんにもビックリした。最初は、質問じゃなくて、小沢代表を国会という場でボロクソに言って、最後の〆は出雲弁の「だんだん」で終えたのだからね。NHKへの受け狙いかどうか知らないが、マズマズの滑り出しだと思って喜んでいる朝ドラの舞台が、こんな非常識な人の選挙区だったとしたら、ガッカリ。

大学時代に訪れて、かなり好印象だった場所が‥‥正に、「ひいきの引き倒し」といった蛇足の発言でしたね。

『民主党で大丈夫か?』とはワタシも思うけど、少なくとも自民党よりは完璧にマシだと、本日の代表質問を休み時間だけ聞いていても、そう思った。

出来ないかもしれない部分もあるけれど、少なくとも「派遣労働」の監視強化は大事でしょうね。底辺を減らすコトが、最大の景気拡大策だと思うし、とにかく「他国頼みの景気対策」ばっかりじゃ、諸外国に嫌われた太平洋戦争前と同じだからね。

日本だって、一億以上の人口が居るのだから、景気拡大は内需拡大で行うべきだと思うんだけど、自民党はどちらかというと「北風」を吹かせて、「我慢しろ我慢しろ、その内にイイ事があるから」とだけしか言わないんだから、イイ加減にして欲しいよね。「オオカミ少年」よりまだ悪い。だって、殺されるのは嘘を付いた少年じゃナクて、国民の方なんだから‥‥

あれじゃ、少なくとも民主党の方がマシだって、演説を聞いた人なら思うハズ。タダ、適当に端折られると、そうだとは思わないかもしれないけどね。TVニュースを見てると、会社によってかなりニュアンスがバラバラだから。

少なくとも、二流三流のお笑い芸人で作る番組よりも、ズッと笑えたね。皆が豆鉄砲を喰らったのか、はたまた罵詈雑言の応酬だったりして、アレが国家の最高機関かと思うと、かなり笑えると共に情けなくなって来た。

こういう政治家に、ふんだんに歳費が払われていて、逆にホトンドお金も貰えずに下積みになっている人生もあるんだなって思って‥‥

「こういう日本にしたのは、教育が悪い」と言う前に、自分達の姿を直視した方がイイんだろうと思いますけどね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:18Comments(2)TrackBack(0)