日本成人喫煙者率は、調査を開始した1965年以来最低の21.7%となった。
ドイツでも、分煙、喫煙スペースの設置に加え、職場での一服、労働時間内のたばこ休憩は、禁止すべきとの動きが活発となっている。
また、イングランド東部ノーフォーク州のある議会では、職員のたばこ休憩は勤務時間外との規則が2010年から適用され、喫煙者3億人という中国では、四川省・眉山の行政区において、課長以上の喫煙者は禁煙達成まで出勤禁止との通告が出されたのだという。
日本では、建物内の全面禁煙を実施している医療機関は63.8%にとどまっているため、小児や生活習慣病、ぜんそくなどの治療で診療報酬を受け取る際の条件に「屋内全面禁煙」を加え、対応しなければ診療報酬を減額するコトになったそうだ。
ともあれ、煙草が血管を細くしているコトは事実だと思うのが、禁煙を始めた方の体調が、ソレ以前と比べると格段に良くなっているから。
冬になると、外で働いていて指先が白くなって感覚が無くなるとおっしゃった方が、今では冬でも大丈夫だとおっしゃる。
確かに、煙草はストレス軽減にある程度は役立つかもしれないが、ソレ以上に身体への負担が多過ぎる気がする。
煙草を吸っても大丈夫だという特異体質でナイ限りは、やはり禁煙が健康への近道だというコトに、素直になるべきではナイだろうか。