2012年05月31日

何だか馬鹿げた気がして‥‥

昨日は、とても嫌な気分になってました。

原発は再稼働ありきで進んでいるし、世の中の話題はそれに集中させまいとするかの様に、芸人の生活保護の話題を大きく取り上げているし‥‥

それにしても、夫婦共々親に生活保護を受給させて、自分達の生活を満喫していたり公務員の兄弟も居るのに誰も親の面倒を見ようとは言わないという報道では、世間に叩かれても無理はナイという気もしますけどね。

それにしても、芸能レポーターという方々の質問というのは、政治家に対する質問と同じで、どうも的外れなコトばかり聞いている感じで。

もし、質問出来る立場だったとしたら、「先々が心配だというコトで受給継続する時に、先々、本当に大変な時には生活保護があるのだからと、取りあえず受給を止めるという選択は無かったのか」と河本氏に、「長期ローンを短期ローンにして、月々の返済が40万円で大変なのだとしたら、どうして、再び、もう少し長いローンへの借り換えという選択肢が浮かばなかったのか」という質問を梶原氏に、尋ねたかったですね。

ともあれ、原子力規制庁がドサクサに紛れて、骨抜きで誕生しようとしていたりしているのを考えると、どうしても世の中の話題を生活保護問題に逸らして、原子力や消費税増税はなし崩しに推進しようという魂胆が見え見え。

国民の良識が変になっているのは、政治家の良識も変になっているからとしか思えないので、何だか真面目にブログを書く気力が昨日は全く欠如してしまいました。

今日のカテゴリーも、本当だったら「立腹日記」にすべきなんでしょうが、何だかもう立腹する元気もありません‥‥  

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2012年05月30日

年相応を目指すのか

日々の疲れが出て、あまり面白い話題が見つからないのだが、もう深夜というコトでネット・サーフインしていたらこんな話題が。

日頃、真面目な話題ばかり書いているので、あまり詳しくコメントするのは避けたいが、遺族は悲しむだろうけど、男子の本懐かもしれず‥‥

どうせ人間一度は死ぬのだから綺麗に死んで、立つ鳥後を濁さずなのか、後は野となれ山となれなのかは、ある意味個人的な選択。

こういう選択をするのは、常識的ではナイものの、おそらく、人生の最期だからと思う殿方も多いのではないかという気もするが。

ともあれ、あまりに常識的に生きてはいるからこそ、他人のコトなら、非常識でも別に構わないという虚無的な部分も存在するので、こういう記事を読むと、天の邪鬼な考えがムクムクと湧いて来てしまったりするのだが‥‥  
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2012年05月29日

個人情報は流出するモノと

思って暮らしてないと、インターネットの利用は無理。

スマホの無料アプリで、個人情報がダダ漏れという話もあるが、大体、パソコンのメルアドだって、年齢や性別を入れると、様々な迷惑メールがドンドン届く。

ちなみに、子供達のパソコンはメール設定をしないコトにしていて、全部、一手にメール処理をしているから、パソコン関係のメールはホトンド見ないで捨てるか、迷惑メールとして処理してしまう。

子供達の携帯は、スマホではナイので、そんなに簡単には迷惑メールも送られて来ないけど、携帯は迷惑メールを受信するだけでも、契約によっては課金されてしまうので、上手くやらないと大変だろう。

面倒だから、フェィス・ブックもしてないし、ミクシィはタマに知り合いにメールを送りたいと思う時とか、余裕がある時だけアクセスしているが。

おそらく、今の若者はもっと頻繁にメールをやり取りしているのだろうが、考えてみればメールをどんなに早打ちしても、相手と何度も行ったり来たりしている時間などを考えれば、電話の方が即座に話は通じるモノ。

相手の空いている時間に読んで貰えれば良いという程度のメールならともかく、「時は金なり」と思えば、メールはそんなに経済的とは思えない。

それでも手軽だから、ドンドン世の中は電話からメールへとシフトして行くだろうとは思うけれど、会話の言葉の余白とかは、メールでは伝えられないモノがあるし、チャンと会って話した方が、相手のボディ・アクションもあるから伝わる部分もあると思うのは、旧世代の人間だからなのだろうか‥‥  
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2012年05月28日

まだ放射能は‥‥

ホトンド報道されてナイけれども、福島第1原発の第1、第2、第3の各原子炉は損傷が激しく、放射性物質が余りに多いため、人々が接近できず、東電はコンピューターシミュレーションや遠隔測定を余儀なくされている。

その上、多くの原子力専門家は、4号機でさらなる問題が発生した場合、何が起こるのかを予測するのは不可能に近いと述べている。燃料棒が損傷しない状態をそのまま維持できるか、あるいは防御カバーがはがれてしまうか、がれきに埋まってしまって冷却が困難になるかなどによって結果が違ってくる
というのだから、除染しきれナイ上に、放射能も日々の量は爆発時よりは微量だろうが、排出し続けているのだろう。

東京でも管理区域のレベルに近い、放射能汚染が確認されている地域があるという話もあり、経済を考えれば原発の再稼働なのだろうが、これからの将来を見据えれば、当然、福島原発の事故が今のままで再稼働するなど、狂気の沙汰としか思えない。

明治維新以来、先進国に追いつき追い越せという意識で駆け上がってきた思想を、今こそ改めなくてはイケナイ。

限りある資源を大切にというだけでナク、地球を汚染から防ぐコト無しに、未来など存在しないからだ。

マダ、可能性としての仮説ではあるが、前生命体が死滅し、再びの繁栄が今の地球なのだとしたら、我々が再び、死滅した前生命体にナラナイという保証は無い。

少なくとも、そういう可能性があるからには、地球を汚染させない努力があるのみではないかと思う。  
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2012年05月27日

真面目に働く人にこそ

昨日に関連した話題だが、「高齢者が次々に入院し、まるで姥捨て山のように置いていかれる」という現実に、看護師さん達は疲弊しきっていて、四年前に24歳でオペ室に勤務していた当直明けの看護師さんが、患者の移動に使うストレッチャーで仮眠中に意識不明で帰らぬ人となり、異例の速さで労災認定されたコトもあるという。

その一方で、外国人介護士・看護師の受け入れが始まったけれども、受け入れ実務を担う厚労省は、外国人を人手不足解消の手段とは見なさず、外国人労働者の流入を恐れて、介護士らの就労が長引かないようハードルを設け、介護士は4年、看護師は3年以内に国家試験に合格しなければ強制的に帰国させるコトにした。

介護士らの受け入れには、就労前の日本語研修や斡旋手数料などで1人につき約60万円の費用が必要だ。就労を始めれば、日本語に不安があっても日本人と同等に給料を支払わなくてはならないし、国家試験に落ちれば短期間で帰国してしまう。

だから、人手不足に悩みながらも、採用を躊躇する施設が多いので、2009年にはインドネシアとフィリピンから4000以上の介護士が来日したが、2011年には119人まで減少したという。

だが、厚労省幹部の天下り先である社団法人「国際厚生事業団」(JICWELS)は介護士らの斡旋を独占し、1人につき約16万円の手数料を施設から徴収する。

だから、介護士らが国家試験に合格せず、新しい人材と入れ替わってくれたほうが“得”であり、しかも、介護士らの受け入れに5年間で約80億円あまりの税金が使われているので、合格者は介護士・看護師を合わせて102人に過ぎないから、単純計算では、1人の合格者を出すのに8000万円近くが費やされている
そうだ。

せめて、そうした税金を日本人の看護師や看護婦の待遇改善に回していたらという気持ちになる。

そして、何か変わった制度になる度に、天下り先の人々だけが、さほどの労力を無くして、多額の報酬を手にして、一般労働者が振り回されるだけだという現実を、我々は忘れない様にした方が良い。  
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2012年05月26日

終末医療を考える方が‥‥

社会保障費の削減を考えるのであれば、一番考えるべきは「安楽死」というか、「尊厳死」の問題。

一言に安楽死といっても、大きく3つに分別され、致死量の薬剤を直接飲ませたり投与したりする「積極的安楽死」、モルヒネの投与など、患者を痛みから解放するが生きる時間を短縮する「間接的安楽死」、致死量の薬物を提供するなどの「消極的安楽死」の内、日本では、積極的安楽死は認められておらず、殺人罪として刑法で裁かれるが、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクは積極的な死亡ほう助を合法としており、スイスでは消極的な死亡ほう助が合法化されている。

で、自殺ほう助を許されないドイツでは、金銭を受け取るなどの私利私欲に基づく行為がない限り、医者の消極的な死亡ほう助を容認している隣国のスイスに移住して、「安楽死」を迎える人々が居るのだという。

ちなみに、スイスの連邦統計局によると、安楽死を望む人は、55歳以上が9割を占め、その大半がガンを患っているそうだ。

日本でも、終末期医療に多額の医療費が使われているコトは、かなり前から問題視されている。

ベッドに縛り付けられたままで、治る見込みもナク、タダ栄養を点滴で与えられたりして、死ぬのを待つコトを自らの「尊厳」に係わるからと拒否する権利を認めるべきではないだろうか。

本人が望み、医療費の軽減にもなるのだから‥‥

無論、あくまでも個人の自由意思に基づくものであって、強制してはナラナイが。

無理なトコから財源を捻出しようとするよりも、少なくとも、こちらの議論の方が有益だと思うのだけれど。  
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2012年05月25日

やはり狙いは‥‥

お笑いコンビ「次長課長」の河本氏の母親の生活保護受給問題は、どう考えても筋が通らない話だけれど、前に書いた様に、こんなに大騒ぎするのは、何か魂胆があってのコトだと思っていたら、やはり出て来たのが「生活保護費の支給水準引き下げを検討」と、国民を番号で管理する「マイナンバー」制度。

最低賃金の引き上げの様に、国民の懐が潤されるコトは検討されずに、社会の底辺で生きる人々を増やそうという計画だ。

国民からは、絞れるだけ税金を絞ろうとするばかりで、天下りみたいに、大した仕事をしないでは大金を手にして渡り鳥という人々は放任され、国会議員の人数の削減や、歳費のカットはホトンド行われず‥‥

要するに、マスマス貧富の格差を増大させて、なるべく安く国民を酷使し、少ない生活費で暮らさせては、その上澄みを社会の上層部で山分けしようという心づもりらしい。

宗教法人の資格を売買して、税金を納めようとしない人々の方が、税収にとってはより問題ではないのかと思ってしまうのだが、何しろ外国に住んでいるコトにして、日本に税金を納めないセコイ人を大臣にしてしまった位の国なのだから、デタラメなのは当たり前。

スケープ・ゴートを見つけて、ソレを徹底的に叩いて、世論を誘導して、今までしたかったコトをついでに色々としてしまうおうという狙いが見え見えだ。

生活保護の不正受給は、ドンドン摘発すればイイ。

だからと言って、生活保護費はデフレなのだから、減額で当然という意見を素直に聞いていれば、その内にグローバルな競争に勝つタメには、もっと最低賃金を下げようとか、据え置きで当然というコトになって、やがては国民全体に影響は波及するに違いナイ。

どう考えても、このキャンペーンじみた茶番劇には、世論操作が見え隠れする。

政治献金みたいに、返せば済むという問題ではあるまいと思うのだが、何となく変な幕引きで終わり、結局、騒動の後には、一般国民が損をする方向に進むという可能性だけが高くなった様に、感じられるのだが‥‥  
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2012年05月24日

危険性が報じられな過ぎる

東京電力福島第1原発事故で、東電が放射性物質の総放出量を約90万テラ(テラは1兆)ベクレルと推計したけれども、「事故初期に実測できたデータが十分ないため、解析方法によって違いが出る」と保安院は指摘しているらしいが、それにしても、除染がどの程度まで有効かという部分の公表が、日本では欠落している様に思えて仕方ナイ。

チェルノブイリでも除染を考えた。しかし除染できるのは50%から60%。残りは地域に残ってしまう。埃(ほこり)などに付着した放射能はその辺りに漂っていて、雨や風などでまた戻ってくるからだ。また、森などは全く除染できない。

20ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会(ICRP)が3月21日に出した勧告に基づいている。ICRPは年間の許容放射線量などについて言及する機関。だが、原発産業に非常に近く、民主的な監視下に置かれていない。ただ世界的に強い影響力を持っているため、多くの国がその勧告に従ってしまうのだという。

20ミリシーベルトだと、たとえ半分除染されたとしても年間線量が10ミリシーベルト以上になる。よって高齢者は帰郷して住めるかもしれないが、子どものいる若い人達は無理だ。子どもたちがそこに住むことで将来ガンになる可能性もある。

除染で2〜5ミリシーベルトに落ち着いたら住めるかもしれないが、地形などの関係で除染されずに残るところが近くにあれば、そこから雲や風に乗って放射能が再び運び込まれる可能性がある。

ウクライナでは、福島のように避難すべきかどうかを個人で悩むことはなかった。年間線量10ミリシーベルト以上の所は強制避難。つまり旧ソ連体制だったため、有無を言わせず「全員すぐに移動」と決行したし、汚染された地域の学校では、汚染されていない地域から食品を輸送させ何年間もそれだけを使用し、朝、昼、晩三食を学校で食べさせた。こうすれば子どもたちに、内部被曝は起こらないからだ。

ところが福島では今でも子どもたちに地域の産物を食べさせている。

しかも、日本が外国の専門家の調査協力を拒否していて、例えば、スイス政府が管理する「アク・ラボ・スピーツ(ACLabor Spiez)」は、詳細な放射線量の測定を専門とする組織でチェルノブイリにも派遣されたが、汚染地図作成に優れ、ホールボディーカウンターも備えていた。それらを全てを持ち込んで日本で協力したいと申し出たが断られた。

こうした外部団体による客観的なデータを市民に与えることは、安全と信頼性を確保する上で非常に大切だ。病気でのセカンドオピニオンに当たる。それに民主主義の国では、困難な状況にあるときは助け合うのが当然
なのにという、外国からの鋭い指摘は、普通の日本国民にはちっとも報道として伝わらない。

ゆえに、実際に日本が脱原発への道に進んでいるとは考えにくく、「原発推進は日本のエネルギー政策の中心にある。日本の目標としては、まず原発技術を自国で発展させ、次にそれを国外に輸出することだ。事実、福島原発事故後も日本はインドや中国への原発輸出を決定している」と分析する方も居る。

国内だけで、何とか誤魔化そうとしても、他国から客観的に見れば、本当に大丈夫なのかは数十年後に判ると思っている方も多いだろう。

大体、北朝鮮がミサイルで日本をどうこうする能力は今のままでは低いと思うけれども、将来、原子力発電所を再開したら、爆弾でソコを狙えば成功率は高いと考えるのが、現実的な判断。

ミサイルを迎撃するよりも、原子力発電を止めて、クリーン・エネルギーにした方が、安全というものだ。

もう少し、真摯に頭を回転させて、何が本当の真実なのかを自分で見極めようとする姿勢が、我々国民にも必要とされているのではないだろうか。  
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2012年05月23日

働く環境を整えるのが先

国民生活を安定させるというのが、政治のあるべき姿なのだと思うが、どうも今の政治は違う方向へ行こうとしているのではないか。

今、話題になっている生活保護の不正受給への風当たりの強さには、裏がありそうだと思っていたら、今日の昼休みにタマタマ出掛けた場所で、国会中継がラジオで流れていた。

すると、「東京の最低賃金で真面目に働くよりも、生活保護の方が収入が良いのでは、働く気が起らないのは当然。だから、生活保護費を10%減額すべきではないか」という趣旨のコトを自民党の議員が提案していた。

しかも、同時に「インフレターゲットを高目に設定して、景気を良くする努力が必要」とも言っていたのだから、頭が混乱してしまった。

世の中の景気を良くして、皆が働く気を起こす社会にすべきだとしたら、生活保護費を減額するよりも、「東京で時給八百円しか出さないというコトを止めて、せめて、時給九百円にすべき」と提言すべきなんじゃナイだろうか?

不正受給は問題外で厳正に取り締まるべきだけれども、本来の救うべきは生活保護費よりも安く時給を設定された中で生きる人々の方であり、それこそがデフレを生んでいるのだと思うのけど。

アメリカの格差社会が、富の偏在を作り、そうした方向に日本社会も追随している今、本当に正すべきは何かを考えないと、より間違った方向に進んでしまうだろう。

消費税を増税したら、税収が上がるというのは、労働者の賃金が上がってこその話。

今は、ブラック企業は若者を安く長時間働かせるので、辞めようとしても離職票を出さないと言われて、働き過ぎで自殺の道を選ぶ者も居るという。

労働者から、絞るだけ絞り取って、社会の上層部だけが楽をして生きる社会になってしまえば、国民生活など破綻してしまう。

まさか、江戸時代みたいに「民を生かさず殺さず」にしたいのではないかと思っている様な提案に、生活保護を取り上げている人々の正体を見た気がしてしまった。

今の民主党の政府にも、呆れ果てているけれども、こんな調子では、再び自民党政権に戻った時には、より深刻な事態が生まれそう‥‥  
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2012年05月22日

全ては自分で決断すべきコト

本日のロイターの記事は、相反する記事が載っていて、とても興味深かった。

一つ目は、フィッチ・レーティングスは、日本の長期外貨および自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を、それぞれAAおよびAAマイナスからAプラスに引き下げた。見通しはネガティブ。

二つ目は、欧州と中国における懸念の高まりは、アジアの債券にとって追い風となりそうだ。経済規模の大きい国々が苦境に陥る一方、アジア各国の財政は強固で、そのソブリン債は資金の逃避先となっている。無差別の売りはどの国にも及ぶだろうが、インドネシア、日本、フィリピンの3カ国は強く抵抗できるだけの資質を備えている。

そして、三つ目は格付けは善か悪か問うているのだけれど、何にしろ人間は神でもナイし、欲もあるから、正しい格付けなど出来るハズも無い。

あくまでも参考程度に聞くべきだと思うのだけれど‥‥

世の中というのは、他人と違うコトをした方が得をする場合も多い。

金融とは別だが、農協などが薦める品種は、他人に先駆けて取り入れれば、リスクは有るが当たれば得をする。

しかし、人が上手くやったのを見て、自分が導入する時には、皆がやるのでリスクは減るものの、必ずしも得はしない。

そして、ホトンドの人が止めようとする品種を少しでもイイから残しておくと、思いもよらぬ儲けを手にする場合もあると農家の方はおっしゃる。

要するに、時代の先読みなど誰にも正確には出来ないのだから、自分で正しいと思う道を進むより他はナイ。

消費税を上げて、財政健全化をして、マスマス円高になるというのが、必ずしも日本国民が楽に暮らせるというコトと同義語ではナイ様に‥‥  
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2012年05月21日

今日は疲れが出て

早目に寝ます。

明日以降も、連日、予約満員なので‥‥

ともあれ、昨日、あまりに憤慨して書いた記事は、読売系列の「そこまで言って委員会」を見ていて、立腹したから書いたのですが、「さもありなん」と思う記事が、ネットにアップされていました。

NNNドキュメントの企画会議では、「うちは読売グループだから、原発問題では読売新聞の社論を超えることはするな」と通達されたと、『NNNドキュメント』ディレクターとして「ネットカフェ難民」シリーズなどを制作し、芸術選奨・文部科学大臣賞などを受賞。『ズームイン!! SUPER』にはニュース解説委員として出演していた日本テレビ解説委員だった水島宏明氏が明らかにしました。

日テレに限らず、今のテレビ局全体の問題だと思いますが、プロデューサーやデスクの幹部・中堅社員が、あらかじめ報道内容のディテールまで会議で決める傾向が強まっていて、 現場に出る若手社員や下請けの派遣社員は、その指示に沿った取材しか許されない
のだとか。

コレでは、水島氏が言う様に、報道の基本である視聴者の教訓になる情報など、望めませんよね。

最近、仕事の合間にダラダラとしながら、TVサーフィンをしていても、面白くナイ番組ばかりなので、TVを消す場合が多いです。

タダ、時間をある程度知りたいのと、消してじっくり寝てしまうと、予約の時間にマズイというコトで、最後の砦はNHK教育だったりします。

あまりに馬鹿げた話題を見せられる位ならば、アニメ「花かっぱ」とかであっても、まだマシですしね。

時には、感銘を受ける番組もあったりしますし。

ともあれ、総合は時として政府ヨイショ番組かというモノも存在するので、局全体を推奨するつもりもありませんが‥‥

というコトで、本当にもう休みます。

明日は体調が復活してくれればイイのですけど。  
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2012年05月20日

男系とか万世一系と言うけれど

最初に断っておくけれども、「悪法でも法は法」と言って亡くなったと言われているソクラテスを尊敬しているので、憲法に規定されている様に、「天皇は日本の象徴」であると思っている。

タダ、世の中の人々の中で天皇の威光を利用して、崇め奉った上で何かしら自分に役立てようとする人には、嫌悪を覚える。

で、そういう人々が今、話題にしている男系だの女系だのという問題に対して、どうしても議論する前の前提として知っておいて欲しいのが、戦前にとても有名な人物であった神功皇后と夫の仲哀天皇と息子で応神天皇となった三人の関係。

無論、史実だったかどうか議論があるコトは承知しているが、日本初の正史「日本書紀」に書かれているのであり、それによる正当性によって、現在の天皇制が存続している以上、「日本書紀」の記述を我々は知っておくべきと考えるが、知らない人が多いと思うので、ネットにこの情報を書くコトは意義があると思うので、今日は休みだから、じっくりと要点を整理して書き込んでみたい。

仲哀天皇は、景行天皇の孫で、日本武尊の息子だが、叔父の成務天皇に男児がなかったので後継になった。

熊襲征伐に妻の神功皇后を同行して行き、神の言葉を信じなかった故に、仲哀天皇九年二月五日に病気で亡くなった。

神功皇后は既に孕っていたが、熊襲を征伐し、新羅に九月に出兵した。

そして、新羅は戦わずして降服して朝貢を誓い、高句麗・百済も朝貢を約束したので帰国して、十二月十四日に後の応神天皇となる息子を産んだ。

その翌年、二月に仲哀天皇の香坂皇子、忍熊皇子が、腹違いの弟に将来従わされるのは嫌だからと反乱を起こしたが、敗れたと書かれている。

ちなみに、神功皇后は九月十日には臨月になっていたが、石を腰にはさみ、出産を遅らせたコトになっているのだが、あまりに現実的ではナイ。

つまり、応神天皇は本当に仲哀天皇の息子なのかという疑問もあるけれども、一応、神功皇后は開化天皇の血をかなり下ってはいるが受け継いではいるので、実質的な天皇として君臨したし、仲哀天皇の実際の父親が誰であれ応神天皇は天皇家の血を引いているというコトになる。

かいつまんで言うと、応神天皇は女系天皇の流れで天皇になった可能性が高いというコトを言いたいのだけれど。

その他にも、継体天皇の正当性は自分の血筋よりも、次に即位した天皇は先代の天皇の娘であったというコトで補強されている部分があると思うので、あまり男系女系を煎じ詰めると、万世一系にすら疑問符が付きかねない。

古代史では、王権の断絶があったとする意見もあり、おそらくそう考える方が理論的に正しいと思っているが、少なくとも日本が、外国の様に血で血を洗う如き戦争にならなかったのは、倒した王の娘を妻にして、自分も王となり、その子供を王とするという流れが、昔から多かったからであり、前政権を根絶やしにするタメに絶滅させるというよりも平和的な解決法というコトで、それはソレで良いのではないかと思っている。

少なくとも、何世代も前に分家となった家の子供の方が、正当性があるという様な考え方よりも、なるべくならば本家の子供が継承するという考え方の方が、継承に伴うイザコザも無ければ、利権争いも少なくて良いと思う。

特に象徴たる地位は、平和的に権限委譲が行われるのが最良であると思うので、書かなくてもこれからの天皇家がどうすべきかは、誰でも似た様な結論が出るのが本来だと思うのだが。

古代の天皇についてより詳しく知りたい方は、現在、入手出来るかどうかは判らないが、下の本を参考にして書いたので、そちらをどうぞ。

日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)
  
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2012年05月19日

コンピューター疲れに御用心

本日のお客様は、コンピューターのお仕事の方が朝から連続して三人。

どの方々も特有の凝りをしてましたが、今日、こんな記事を発見。

●定期的な休憩・体のストレッチ

少なくとも1時間画面を見つめたら、10〜15分間はPC から離れ、肩や腕を回し、体のストレッチをして筋 肉の緊張をほぐしましょう。長く働いて長時間の休息を取るより、こまめに休憩を入れた方が健康面からも作業能率からも効果的だと言われています。休憩中はメールのチェックをしたり、読みかけの本を読むのではなく、できるだけ遠方を眺めて目を休めるようにします。


確かに、コレが出来れば一番良いでしょうが、日本の会社ではかなり難しいかと。

で、我が家でオススメしているのは、なるべく頻繁にトイレに立つコト。

トイレで用を済ますのも良し、済ますフリをして身体をほぐすのも良しというコトで、座ってばかりではナク、立って歩くコトが大事。

「しょっちゅうトイレに立つなぁ」と同僚に思われたとしても、生理現象までは批難する人は居ないでしょうし、一度そういう人だと認識されてしまえば、こっちのモノ。

身体をほぐして、体調を上げれば、動作がスムーズになるので、仕事がはかどるから別にサボっているだけというワケではナイので、堂々と。

加えて、オススメしているのが、机の下で踵を上げ下げして、ストレッチをするコトと、時々、左右の手をブラブラさせるコトと首を回すコト。

首回しは、周囲の目があるでしょうが、時々なら許される範囲かと。

全て、血液の末端に近い部分なので、動かすコトで身体全体に効果が期待出来ます。

というコトで、皆様もお試し下さい。  
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2012年05月18日

日本政治の病理を考える

少し時間が過ぎて冷静に振り返った方が、歴史の真実が見えて来る。

それにしても、報道統制が効いていたからかもしれないけれど、もう少し早く本当のコトを教えて欲しかったというか、コレが日本の総理大臣の真実の姿かと思うと悲しくなる。

小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics (光文社ペーパーバックス)小泉純一郎と日本の病理


断片的に報道されたコトもあるが、こうして本になったモノを改めて読むと、本当に日本の政治というのは腐りきっていたと理解出来る。

口先だけで「美しき日本」を目指す政治家の裏の顔を知れば、正に「巧言令色少なし仁」なのだが、レイプ事件を起こしてイギリスに遊学し、英国に弱みを握られていた人物や、売春逮捕歴がある上に簡単な英語すら理解不能の人物でも首相になれる日本。

先物市場開設のタメに天皇崩御の発表すら操作されていた可能性もあり、日本の税金が闇に葬られた様々な疑惑など、我々日本人が知らなければナラナイ事実が山と書かれている。

日本を他国に売り渡そうとする政治家の本性を見抜かず、こんな調子で政治が行われ続けて行くのであれば、日本はダメになる。

加えて、外務省が今のままである限り、日本の富は減少するばかりだろう。

北朝鮮の脅威を煽って、ミサイル防衛計画を進めたいと考えている馬鹿らしさに対して警告を発した中に、敵の攻撃などという仮想よりも、原発を破壊する方が可能性はあるし、地震対策の方が優先順位が高いという指摘が如何に正しかったかというコトを、改めて噛みしめてみたい。  
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2012年05月17日

低線量被曝を正しく知ろう

日本では、夏の電力需給の話題はあっても、放射能の問題をマスコミはホトンド話題にしないが、5月12・13日、ジュネーブで低線量被曝被害を専門にする科学者と市民及び市民団体が集まり、「放射線防護に関する市民と科学者のフォーラム、チェルノブイリからフクシマへ」が開催され、チェルノブイリ事故が原因での世界の死亡者数を50人と発表したWHOだが、ロシアの学者によればそれは約100万人に上るというコトが明らかになった。

チェルノブイリの影響は単にガンの増加だけではなく、心臓など血液循環系疾患や泌尿生殖器疾患、内分泌腺疾患及び代謝疾患、免疫力低下、精神・神経疾患、白内障などの眼科系疾患、新生児の先天的異常、老化現象(全体に20歳位老化が進んだようになる)、突然変異の増加、新生児の性の比率の変化など多岐にわたるという。

「1平方メートル中の地上1メートルでの放射線量が100キロベクレル(0.33マイクロシーベルト/h)の地域では、がん発症率が11%増加する」という研究もあり、この結果から推計すると、日本では今後、福島第1原発から半径200キロメートルの地域に住む約1000万人の住民において、10年後にガン患者が20万人増え、50年後に40万人増える計算になるそうだ。

しかし、年間線量が100ミリシーベルト以下では健康被害はないとする福島県立医大の山下俊一教授を頂点にした指揮下の病院では、風邪をひきやすく免疫力が下がったのは放射能のせいではと思うお母さんが、小児科医を訪ねると院内の張り紙に『放射能に関する質問はしないように』と書かれているし、看護師も診察室に入る前に寄って来て放射能については話さないでとくぎを刺すという言論統制まで、行われているのが現実なのだとか。

周辺に雑木林などが多い都市での除染はほとんど効果がないと分かってきているらしいが、そういう話題はネット検索をしない限り、我々が入手するのは困難だ。

正しい情報を知り、真面目にもうこれ以上原発で汚染されない社会を作らなければ、日本社会に未来はナイ。  
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2012年05月16日

ダイエット飲料がメタボの原因に

カロリーゼロを謳ったダイエット飲料を1日2本以上飲んでいる人は、飲んでいない人と比べてウエストサイズが6倍も増えた---こんな驚きの研究結果が、先ごろ米国糖尿病学会で発表され、話題となっているそうだ。

既に、この問題については書いたコトがあると思うが、改めて整理してみよう。

「カロリーゼロ」とは、「カロリーがまったくない」という意味ではなく、100mlあたり5kcal未満なら『ゼロ』と表示してよいと定められている。

ちなみに「カロリーオフ」は、100mlあたり20kcal未満の商品に表示することができる。

加えて、カロリーゼロ飲料を飲んでいることで安心して、他の食べ物を余計食べているという指摘があり、飲料で太るのではなく、心理的な理由による食べ過ぎが原因だという説もある。

しかも、人工甘味料は甘い味がするが、砂糖と異なり炭水化物ではなく、栄養素が入っていないため、空腹感を満たすことができないので、空腹時にゼロ系飲料を飲んでも、身体は「空腹を満たさなくては」と感じて脂質やたんぱく質を余計に欲するようになり、高カロリーの食事を摂ってしまうと、結果として太る。

そして、特筆すべきは、すい臓は人工甘味料にも反応し、大量のインスリンを出すので、余分な脂肪が蓄積され、太るというのだ。

その上、妊娠中のラットがアスパルテーム入りの飲料を摂取すると、お腹にいる子供の脳に影響を与えるという研究結果が出ていて、食料摂取を調節している脳神経が傷つき、満腹になっても食べるのを止める指令が出せず、空腹感が持続して食べ続けてしまうらしい。

米国では、アスパルテームの摂取により、頭痛、疲労、不眠、無気力などが生じたとの報告があるそうだから、余程考えて、人口甘味料を摂取すべきだろう。

健康のためには「化学物質入りの食品を食べるべきではない」と主張する学者も存在するのだから。  
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2012年05月15日

どんなに増税したって‥‥

ザルで水を汲んでいる今の状況では無理という気がしたのが、こちらの本。

この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)
この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)


議員の給料は、官僚よりも高いとGHQに決められたので、官僚は議員の歳費を上げないと、自分の給料も上がらないからと、何かにつけて給料を上げて来た。

そして、税金で贅沢三昧な暮らしをし、米国みたいに立法のタメの勉強は官僚に丸投げのお気楽な政治家ばかりが生まれ、特権を世襲する日本の政治が劣化するのは、当然のことかも。

数限りなくある議員の特権を読んでいると、これではどんなに税金があっても、不足するのは当然かと。

領収書不要のお金に馴れ、庶民と桁外れの暮らしをしていれば、世の中のコトなど判らなくても仕方ない。

著者が、議員仲間に疎まれたコトは、当然と言えば当然かもしれないが、税金を自分のお金だと思って大事にする気がある人に政治家になって貰わなければ、この国はとても浮かび上がれそうもナイ。  
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2012年05月14日

沖縄の米軍再編を考える

判っている様で、判ってない問題は解説が必要だったりする。

マスコミが国民に説明不足なのは、良く知らないという場合と、知らさない方が良いという場合が存在するからだろう。

世界のしくみがよくわかる!ニュースを読む技術世界のしくみがよくわかる!ニュースを読む技術


ココで一番、目からウロコだったのが、アメリカの軍隊は陸軍、海軍、空軍と海兵隊という四つの部隊が存在していて、海兵隊というのは他国に攻め入る部隊だというコト。(日本は、専守防衛なので海兵隊という部隊は存在してないけれども、かつての戦前には存在した)

ちなみに、中国とアメリカが戦争ということになると、沖縄の米軍基地にミサイルで多大な被害をもたらすかもしれない。

なので、再編して主力海兵隊は中国と離れたグアムに移転させて、ミサイルの射程からは外れ、しかも攻撃しやすくするのが狙い。

但し、ヘリコプターはあまり遠くへ行かせられないので、普天間の代わりの新しい基地を辺野古あたりに欲しく、空軍の嘉手納基地と一緒にするのでは都合が悪いのだという。

それを踏まえて、今回の日米共同文書を読むと、アメリカはグアムやマリアナに軍事訓練場を造るけれども、自衛隊を共同使用させるから、費用を日本も負担しなさい。

そして、政府開発援助でアジア太平洋の沿岸国に巡視船を提供して、地域の安全増進に寄与しなさいというコトを掛け合わせて考えると、日本国民は増税して、米軍のアジア戦略により多くの税金を投入しなさいというコトになるのだろう。

久々の日米首脳会談などというのは、日本の税金を土産にした貢物外交だったということか‥‥  
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2012年05月13日

男性は健康のタメにも結婚を?

ヘルスケア領域では婚姻メリットを享受するのはいつの世も「男性」、というのが各国共通の常識なのだとか。

既婚男性は未婚男性よりがん発症リスクは低いし、心血管死や脳卒中死亡リスクも低い。

結婚生活に満足しているとリスクがもっと低くなる。

「満足度の高い」結婚生活を送っている男性は「満足度が低い」男性より2.7倍生存率が高かく、女性は「満足」の有無で3.9倍もの差がつくので、女性が婚姻メリットを受けるには深い関係性が必須であるのに、男性は基本的に「結婚」の2文字だけでご利益がある
というコトになると、今の婚姻率の低下は将来の平均年齢を押し下げるのかもしれない。

少なくとも、結婚すれば外食の割合は多少減るだろうし、家族があれば会話が生まれて、ストレスの軽減に繋がる可能性も高い。

そういう意味では、男女共に「満足」している結婚の方が、「満足度が低い」結婚よりも、生存率が高いのも頷ける。

自由な生活というのも、楽しいけれど、人と生活すれば面倒でもしなければナラナイこともあり、それも関係しているかもしれない。

一人だと、手軽に済ませようとする食事も、家族が居れば多少は手が込んだモノになるだろうし。

ともあれ、食事に関して言えば、時間通りにしないと機嫌が悪い人というのも存在しているらしく、確かに決まった時間に食べた方が、身体には良いかもしれないが、食事を用意する身になれば、時間に合わせて動くのは大変な時があるという話を聞くコトも多い。

その辺に、女性が結婚から受ける長寿のメリットの少なさがあるのかもしれない。

そう考えると、ある程度決まった時間の食事は大事だが、あまり細かい時間にまでこだわるというのは、互いの健康にとっては、不利益をもたらす可能性があるのではないか。  
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2012年05月12日

家庭の所得とリンクする子供の学力

両親の所得と子どもの学力が正比例することは“公然の事実”だというが、おそらく昔も格差は存在したと思う。

タダ、今、そのコトが問題になっているのは、格差の下の方であっても、チャンと生きて行ける社会でナイから問題視されているのではないか。

例えば、格差は仕方がナイという新自由主義経済を支えるタメには、「セーフティ・ネット」が必要になる。

それがキチンと作用しないから、少子化に歯止めが掛からないとなって、では「子ども手当」をとなると、批判が起きる。

そして、いわゆる「滑り台社会」から落ちてしまった人には、生活保護というコトになると、働かずに暮らすと問題視する。

だとするのであれば、もう一度原点に立ち返って、格差を縮小するしかないのだけれど、格差の上部に位置する人々は、自分の権利を手放したがらない。

とにかく、道は二つに一つしか存在しないのだから、両極端に走らないにしても、格差を広げれば落ちこぼれる人も存在するし、それを救わなければ社会は安定しないのだから、救いたくナイというのであれば、皆が努力出来て格差の少ない社会を目指すしかナイだろう。

とにかく、どちらかの方向を目指すしかナイというコトを考えなければ無理。

どこかで、誰かが損をしたり、得をしても、全体的に幸せだと思う社会を造り出すしかナイのだから。

となると、やはりある程度「格差是正」という方向に行けば、幸せだと思う人の数が増えるワケで。

世の中、そんなシンプルな考え方をすれば、結論は簡単に出ると思うのだけれど、何となく、上層部の人々の意見で世の中が動いている気がする、そんな毎日。  
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2012年05月11日

結局そういうコト

大騒ぎして、スグに冷めるのが日本人の常だけど、ツアーバスの話題はホトンド流れなくなった。

で、結局、このまま前と同じままになってしまう可能性もあるが、要するにバス会社に払うお金をケチるから、バスの会社が無理をするという構図なのは間違いナイ。

大阪府にある長距離バス会社の社長が「3年ほど前は、1回東京まで往復すれば、旅行会社から30万円が振り込まれました。しかし、いまは15万円。バスの償却費、燃料代、高速料金、そして運転手の人件費などをさっ引くと、利益はほとんど残らない。  

当初は運転手2人体制だったけれど、旅行会社から“2人もいらへんやろ”といわれ、1人に減らされました。運転手が増えれば、バスの座席が減り、ホテル代もかかる。そのコストは出せないというんです。無理な運行計画だと思っていても、断れば仕事を他社に奪われてしまう」
と証言している様に、全ては「安く安く」という規制緩和の行き過ぎが問題。

貸切バスに係る運賃規制の規定も決められているのだから、例えツアーバスとはいえ、不当廉売を強制する行為に対して罰則規定さえ決めれば、ある程度の問題は解消するのではないか。

運転手の労働時間や距離を減らすには、何よりもマズ人間的に働ける環境を整えるコトが一番大切だと思うのだが。

観光客だって、幾ら安いツアーが良いとは言っても、まさか旅行に命を掛けるつもりはナイと思う。  
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2012年05月10日

あまりに馬鹿げていて‥‥

本日の県内の新聞に、岡谷市のコンビニ店内で女子高校生のスカートの中を盗撮したとして警察署で取り調べを受けていた男性がナイフで自殺を図ったのは、県内の高校教諭だったと報道されていた。

年齢は五十二歳とまで書かれていたので、おそらく人物の特定も出来ていたのだろうが、九日に県教委は「今の段階ではコメントできない」と応えたのだとか。

正直、どんな馬鹿な教師かと思っていたら、今日のネット・ニュースで県立上伊那農業高校教頭であったというコトが明らかになった。

イイ歳をして、教頭にまでなって何たるコトかと、呆れかえってしまったが、捕まったのが今月七日だというのに、県教委は二日過ぎても、「コメント出来ない」とは何事か。

まるで、県民を馬鹿にしているとしか思えない。

長野県では、数十年前までは県立高校こそが王道で、私立では肩身が狭い時代もあった。

しかし、子供達の時代になって、公立も一部の上位高はともかく、そうでナイのであれば、私立高校の方が巻き返しを図っている。

曰く、「進路指導があまり熱心ではナイ」とか、「生徒指導が雑だ」とか‥‥

我が家の子供達が県立と私立に分かれたというコトと、周囲の人々の意見を総合すると、「私立の教師は、自分の頑張りが将来の自分の生活に直結しているのでとても真剣」だが、「公立の教師は、一応やってはいても、最終的には何時かは違う高校に行くのだからという甘えが存在する」様に思うという意見が大半だ。

ともあれ、今回の県教委の対応を見ていれば、それも当然かなと思ってしまう。

要するに、事なかれ主義が蔓延している現状は、もう変えられないというコトなのだろう。

かつて教育県と呼ばれた長野県も、親の経済力無くしては、子供は良い教育を受けられなくなってしまったらしい。

そんな都会化は、無用なのだが、最早、それが現実かと思うと、実に情けなくなる。  
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2012年05月09日

正に税金の無駄遣い

小沢元代表が控訴されるコトになったが、小沢氏を好きとか嫌いとかを別にして、この裁判ほど日本が変な国だというコトが明らかになった出来事はナイ。

まず、裁判の原則として結審までは推定無罪が原則であり、誰もが見ていた時に行われた犯罪とか、確たる証拠がナイ裁判に於いて、一審が無罪というコトになると、上級審でひっくり返されない限り、犯罪者扱いをするというのは完璧に間違いだというコトを理解してない人が多過ぎる。

しかも、これから新たな証拠が出る可能性が低いというのに控訴というのは、本当に不思議。

その辺の事情を明らかにしたのが、こちらの本。

暴走検察暴走検察


簡略にすれば、官僚は権限強化を狙うときに民意を隠れみのにする。『より民主的に』と言いながら、自分たちが民意をコントロールし、権限を強化してしまう。司法官僚は司法制度改革を利用して、まさしく、権限強化を企んでいたところに政権交代になって、彼らは慌てた。これが事件の背景というコトらしいが。

せめて、自分達の気持ちが済まない程度で、控訴をしたいと思うのであれば、指定弁護士の方々には自腹でお願いしたいモノだ。  
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2012年05月08日

芸能界が華やかなのは‥‥

ある意味、色々な出会いがあり、別れがあるからだったりするのだろうと思う。

そういう意味では、今はあまりに全ての人々に男女のモラルを求め過ぎている気がしてしまう。

フランスでは、事実婚のファースト・レディが誕生している時代に、日本は過去よりももっと五月蠅くなっているというのは、時代に逆行しているのかも‥‥

ともあれ、昔の偉人と呼ばれた人々の中には、戦後以降も妾を囲っていた人物も多く。

あまり、枠に嵌め過ぎるのも、人間を小粒にしてしまうのではとも思う。

ちなみに、法律がある以上、一夫一婦制度は守るべきではあるが、そういう話は夫婦間のコトであって、周囲が騒ぎ過ぎるというのもどうなのか。

世界は俺が回してる
世界は俺が回してる


こうした本を読むと、本人達が良ければ、それはソレで良いのではないかという気もするのだが。

堅気の人々の生活と、浮草商売の芸能界を一括りに論じるのは、なんだか胡散臭い気もする現在のマスコミ報道だったりしてしまう。  
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2012年05月07日

アルツハイマーには運動

アルツハイマー病の記憶障害の改善には、食事療法よりも運動療法がより効果的というコトが実験で明らかになったという。

「高脂肪食でも、運動をすればアルツハイマー病を防ぎやすく、進行も抑えやすい」
というコトだが、無論、両方組み合わせれば、最良というコトだろう。

歳をすると、ゴロゴロしているのが楽だからと、どうしても運動不足になりがち。

大して動いてナイからと、粗食ばかりではマスマス運動する気にならなくなるだろうし、筋肉も衰えがち。

歳をすれば、毎日、高脂肪食を食べたいとは思わなくなるだろうから、時には食べて、運動をした方が良いというコトなのだろう。

歳をすると、頭皮も硬くなりがちで、髪の毛も薄くなりがちだが、少々強く頭をマッサージすると、頭皮が柔らかくなって、髪の毛が時には復活する。

そういうトコを考え併せると、アルツハイマー病などの防止にも、頭部刺激は有効だと思われる。

脳に流れる血液量が増加すれば、自然と不要なモノも排出されるだろうし、細胞の再生も活性化すると考えられる。

全身運動も大事だと思うが、併せて頭部マッサージを習慣にするとより良い結果が得られると思う。  
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2012年05月06日

医も算術というコトか‥‥

透析患者は病院にとってお得意様というコトは知っていたが、

病院の収入を確保したいあまり、本当に透析が必要かどうか疑問のある患者でも、透析にしてしまうケースがある。そもそも透析の基準自体が曖昧なんです。臨床症状、腎機能、日常生活の障害程度を点数化して、合計60点以上なら透析になるのですが、日常生活の障害程度なんて医者のさじ加減でどうとでも評価できる。腎不全を予防できる患者さんでも、きちんとした生活指導をせずに、透析になってしまうことも多い。だから日本は、世界で最も透析患者の多い『透析天国』と言われているんです。一度透析に移行してしまったら、続けなければ死んでしまいますから、セカンドオピニオンは絶対必要

という話には、本当に驚いた。

となると、若くして亡くなった主人の友人は本当に透析が必要だったのかとか、透析の前に生活指導をして貰っていたら、長生き出来たんじゃないかとか‥‥

大体、透析して三年位で亡くなる方が多いという話を聞くので、本当に必要ならすべきでも、なるべく透析を遅らせたり、場合によっては透析よりも可能ならば腎移植というコトなのかも。

必ずしも家族間での生体肝移植が必要とも思わないけれど、透析では何年も持たないというのが通常なのであれば、そういうコトも全部教えて貰った上で、患者やその家族側で検討すべき問題かと。

知らないというコトは、本当に恐ろしいコトだと思います。  
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2012年05月05日

今年も山で‥‥

ゴールデン・ウィークに死亡事故が多発した。

何というか、毎年恒例の記事になるのが、とても辛いのだけれど、山国で住んでいる人間とすれば、どうして同じコトを繰り返すのかが不思議でナラナイ。

人間というのは、自分だけは大丈夫だと思うのかもしれないが、まだ山には雪が在るのだから、夜になれば十分凍死する可能性を考えるべきなのに。

特に、夏山並みの軽装で2000mから3000m級の山に登るというコト自体が信じられない。

死者をムチ打とうと思っているワケではナイのだが、この時期になると判で押した様に、この話を書くのが自分でも嫌になるのだが、それでも、この記事を読んで周囲の山好きの人に、注意して下さって、一人でも遭難者が減ればと思って書いている。

単純計算で、千メートル標高が上がれば、約六度気温は下がるのだから、当然、高い山は一般に我々が過ごす地域との標高差を計算すれば、氷点下になる可能性は春でも、かなり存在する。

にも関わらず、どうして毎年毎年、山で亡くなるのか。

人命救助は大切だけれど、こういうコトが続くのであれば、ヘリの有償化もやむ得ないと思ってしまう。

山国の税金でヘリを出すからと、気楽に考えられても困るからだ。

無償で救助にボランティアで駆り出されたりするのは、万全な準備をした上で、遭難してしまった人々に限らさせて頂きたい。

同じ間違いを繰り返されるのであれば、山国の人間も何時までもお人好しではいられない。  
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2012年05月04日

何を信じるべきか

ネットの記事は玉石混交ではアルものの、多様性もマタ必要でマスコミが正しいとも思えないと、改めて認識した本。

虚空の冠〈上〉
虚空の冠〈上〉


電子書籍がマスマス現実味を帯びている今、将来的にありそうな話なのだが、ネットもやりようで真実を隠蔽させるコトは可能なのだろうと思ってしまう。

真実を語っていると思われる新聞やテレビが結託して、嘘の報道をすれば戦前みたいなコトは幾らでも起こりうる。

北朝鮮の馬鹿げた映像を見る度に、両親から聞いた戦前とダブって見えるし。

新聞の現状を知るにも有効だろう。

新聞を買わない若者が増えている今、すぐ先の話に思えてしまう。  
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2012年05月03日

シングル介護にならないタメに

親に長生きして欲しいというのは、余程最悪な親に育てられない限り誰しも思うモノ。

しかし、どんなに周りが元気そうだと思っても、様々な衰えは徐々に進行する。

幸いなコトに、「シングル介護」ではナイから、まだイイのだけれど、それでも老いてくる親と、二人だけだったとしたら、無理かもしれないと思ってしまう。

まず、肉体的な問題として、子育ては大変かもしれないが、それでも先天的に問題が無ければ、どんなに重くなったとしても、20kgを超えた子供のオムツを変えるという問題は、まず発生しないだろう。

しかし、大人で30kgを割る場合は、とても少ない。

マタ、オムツまで行かなくても、失敗してしまう場合もあり、そうした時に、特に家族と暮らしている場合、素直に尿パッドを付けたり、自分でオムツをするという人は、さほど多くはナイだろうと思う。

家族介護というのは、遠慮がナイので、他人だったら譲るトコも甘えてしまうので、より大変だろうと思う。

介護認定が厳しいというのは、他人に質問されると頭がシャッキリするので、通常よりも軽く認定されるからだろう。

かなりボケていても、相対して少し話すだけならば、左程問題はナイという老人は多い。

しかし、長く話したり、間を空けて話すと、記憶力がかなり衰えているコトに唖然とするという場合は良くある。

なので、「認知症」の進行がかなり進んでから、気付くというコトもママあるわけで。

コレだけ失業率も高くなっているのだから、社会福祉の一環としてある程度介護する人に給料を出し、仕事として成り立つ様にして、介護を集約して行うコトが大切ではナイだろうか。

税金の投入を制限したいがタメに、家族介護に舵を切るのは、あまりに無謀な気がしてナラナイ。  
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2012年05月02日

30万ヒットありがとうございます!!

本日、はた坊さんのコメントにより、やっと気付きました。

おそらく一昨日、達成していたと思われますが‥‥四月は、本当に忙しかったので、まだ本調子ではナイみたいです。

振り返ってみれば、ブログを書き始めた時とは、全く違った方向になったりしてますが。

ともあれ、世の中には針小棒大のコトばかり言う人が多いのが、とても気になります。

医療保険とがん保険が誇大広告気味なのも、前から指摘してますけど、どう考えても入る額よりも、支払う額が少なくなければ、会社は存続しないのですから、普通は保険で得をするというコトは、あり得ないと思います。

要するに、仕組みは宝くじみたいなモノですし。

タダ、計画的に貯金が出来ず、あればあるだけ使ってしまうタイプの人に限れば、別枠で目減りするかもしれないけど、病気などになった時に本当に困るでしょうから、利用すればイイのでは。

学資保険などは、儲からないにしても、孫などに掛けてやれば、死んだ後に感謝されるコトもあるという位でしょうか。

どうも、昔からタマには熱くなるけれども、そんなコトは滅多にナク、どちらかというとシニカルな性格だったので、これからも世の中を醒めた目で、眺めて行きたいと思います。

皆様が、何時もお訪ね頂いて、ランキングも含めて励まして下さるので、以前と比べると全体的にブログというモノが低迷期に入ったと言われていても、未だに連日書き続けていられます。

本当に有難うございました。

忙しいので、チャンとフォロー出来そうもナイので、流行りのツイッターもフェイス・ブックする予定は全くナク、今まで通りの感じでもう少し長く続けて行けたら良いなと思ってます。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:09Comments(4)TrackBack(0)

2012年05月01日

若い時はイイけれど

歳を重ねるに従って、「何時までも若いままでは居られないのだな」と改めて思ってしまう。

無論、永遠に生き続けるというのも大変そうなので、死ぬのは別に構わないのだが、老後はどうなるだろうという漠とした不安は覚えてしまう。

母みたいに、働き過ぎで70歳でポックリというのも、楽かもしれないが突然死された周りはとても大変だというコトを身に染みて感じたので、もう少しだけ生きてから、ピンピンコロリというのが理想かもしれないが、そう上手く行くかどうかも判らない。

男性の一人暮らしは寿命を縮めるというマイナス面のほかに、生きがいがないため“自分は何のために生きているのか?”と自問し、うつ状態になり、その結果ふらりと家を出てしまったタメに失踪という結果になる場合もあるという。

折りしも、50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合である生涯未婚率(2010年時点)は、男性20・1%、女性10・6%と、初めて男性が2割台、女性が1割台に達し、30年前より男性が約8倍、女性が2倍以上に増えたコトが、2012年版「子ども・子育て白書」に盛り込まれるそうだ。

男性の五人に一人、女性の十人に一人が、計算上は生涯誰とも結婚しないし、もしかすると、マスマスこの先もその傾向が強まるかもしれない。

若い時は、独りで生きて行く方が、気楽でイイと思っていたが、三十路になって子供を持たないという選択で、人生を終えるべきかどうか考えた末に、色々と周囲の事情も重なって、結婚するコトになり、結果的に二人の子供を産んで現在に至ると、自分は老いるだけだが、子供達には未来があると思うコトで、それなりに満足出来る。

無論、子供といえども別人格なので、どうなるか先のコトなど判らないが、出来れば子供達にも自分の子供を育てて、人生というモノを深く感じて生きて欲しい。

子育ては、楽しいばかりではナイが、それでもマイナスよりも確実にプラスの経験が出来る。

世の中の酸いも甘いも噛みしめるコトが、出来る様になるタメには得難い経験なのだと思うし、老後の人生を生きる張り合いになりそうだから。  
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