2012年09月30日

身体の働きを知ろう

おしゃべりなからだ―役立つ30パーツのこだわり美学&健康術 (医学通信社BOOKS)おしゃべりなからだ―役立つ30パーツのこだわり美学&健康術 (医学通信社BOOKS)


本日の本は、身体の雑学の勉強が楽しく出来る本です。

地の文も、面白いのですが、特にオススメがカラーページの見開き。

それだけ読んでいても、充分にタメになります。

簡単なリフレクソロジーとか、二の腕エクササイズとか、肩を首をほぐすリラックス体操とか‥‥

それだけやっていても、かなり健康になれそう。

今日は、台風のタメに大雨が降ってますが、皆さんのトコは大丈夫ですか?

先週は、本当に忙しかったので、あくびばかり出ているので、本日は簡単ですがこれまでで。  

Posted by seitaisikoyuri at 21:49Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月29日

健康によいとは

本日の本も、そんなに期待してなかったのですが、かなり面白い本でした。
自律神経系の影響により、一般に「不快な気分」にある時には、消化管の運動や分泌などの働きが活発になりすぎる。

ちょっとした刺激に対して胃腸が強く反応して動いたり、腸からの分泌が増えたりするので、痛みを伴った下痢などが起こりやすくなる。

腸の働きには、食べ物の水分を吸収して、便を固くする作用があるので、腸の働きが強くなりすぎると、ウサギの糞のような固い便になってしまい、むしろ便秘になる。こういうのを痙攣性便秘といって、若い人の便秘はほとんどこれだから、腸の動きを刺激するような下剤を使うとかえって具合が悪くなる。
とは、知らなかったですね。

特に、便秘にはあまり縁がナイので‥‥

この話は、

「健康によい」とはどういうことか―ナラエビ医学講座「健康によい」とはどういうことか―ナラエビ医学講座


という本の中に書かれてます。

それ以外にも、「知覚閾値を低下」させるという、痛みに感度が上がって、敏感になり、1の痛みが、2にも3にも増幅されるというコトを考えると、例えば、腹痛があると「不快な気分」が生じ、「不快な気分」は「胃腸の働き」と「知覚閾値を低下」を通じて、「腹痛」を増強させる。そうすると、増強した腹痛は、さらに「不快な気分」を増強させるのでますます「痛み」が強くなる。

こういう悪循環を断ち切って、自然治癒力によって、さっきのサイクルを逆回りに動き出させて、本来の体調にもどることが大事だと書かれています。

こうした、物語と対話に基づく医療と、科学的根拠に基づく医療を、共に大切にする新しい医学について書かれた本なのですが。

実に、医療というのも、奥が深いですし、やはり、究極は「自然治癒力をどう高めるか」という問題に行き着くのかもしれませんね。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:18Comments(6)TrackBack(0)

2012年09月28日

携帯電話が消費を変える

日本でも、今の若者は携帯電話料金のタメにお金を使っていて、他の消費が振るわないという話は良く聞くが、日本の先取りと言われる米国の消費もそんな感じらしい。

過去4年間、米国民の支払う電話料金は増え続けた。一方、外食費や衣服費や娯楽費が削られた。レストランやアパレル、映画などの各業界でそれは顕著に表れているという。

その一方で、低額のプリペイド式携帯電話(あらかじめ料金を前払いしておく方式の携帯電話サービス)がますます人気を集めていることが明らかになっているそうだ。

先の記事によると、
米国人の電話料金は11年に07年より年間で116ドル増えた。同じ期間、世帯の総支出はわずか67ドル増えただけだ。

 一方、外食費は48ドル減少し、被服費は141ドルの減少、娯楽費は126ドル減った。いずれもインフレ率は調整されていない。

 また、米国人が固定電話に支払う料金は減っているため、電話サービス全体への支払いが増えているということは、携帯電話の支払い増がもっと大きいことを表している
というコトだが‥‥

少なくとも、我が家はネットはパソコンというコトで、時代遅れの携帯電話を家族で使っている。

もっとも、個人的には携帯電話など無くてもホトンド困らないのだが、とにかく出先で公衆電話が少なくなっているので。

おそらく、その分は一番は外食費を含めた食料品に回っていると考える。

美味しいモノを食べるのが、幸せを確実に簡単に味わえるからだ。

世の中の人々の、嗜好はそれぞれだから、別に構わないのだが、そんなに電話代に稼ぎを注ぎ込んで楽しいのだろうかという疑問は湧く。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:21Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月27日

こちらも資格商法か?

とまでは言えないかもしれないけれど、弁護士よりも大変そうな職業が‥‥

1994年5月に実施された日本行政書士会連合会のアンケートによれば、六割以上が年商300万円で、そこから事務所家賃、水道光熱費、通信費、交通費、事務機リース代、印紙代なんかが引かれて所得ゼロだという。

2008年4月に同じく日本行政書士会連合会の行った行政書士実態調査によれば、年商500万円未満が75.9%と、年商500万円未満の割合は74.5%→75.9%とここ15年間ほとんど変わっていないそうだ。


で、他の職業をして食べている人が多いとのコト。

タクシー業界も大変だという記事もあったりして、本当に皆がとても逼迫している感じがする。

こんな調子で、本当に消費税が上がったらと思うと、ヒヤヒヤする。

おそらく、我々の業界だって、暮らせるだけ稼いでいる人が何人居るのか。

御蔭様で、本日も満員でくたびれ果てているものの、体力的にそんなに一日に何人も引き受けられないし。

ともあれ、バブルの時の遺産があるので、そんなにガツガツ稼がなくても良いので、無理をしないで生きてられるからイイけれど。

今日、御客様が知人から誘われている仕事が在るんだけど、何とその仕事は朝の七時から深夜二時までだという。

年金も、貰っているのだから、身体を壊したら元も子も無くなりますよと言って、納得して頂いたけれど。

今、ホドホドに働いて、人間らしく暮らすというのは本当に大変。

だけど、二十歳の頃なら、どんなに無理してもは働けるけど、歳と共にそれも無理になる。

普通の人々が、それなりに暮らせた時代は、もう来ないのかなと、少し淋しい気分になる。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:44Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月26日

正に呆れ果てる結果

昼のTVは、教育TV以外は全部自民党総裁選一色。

その上、結果は一般の自民党員の民意を全く無視しての、安倍総裁。

近所の人も仕方ナクTVを見てたけど、結果に呆れたとおっしゃってました。

互いに一致したのが、「それにしても、何であんな辞め方した人が、再びなるのか」というコトに尽きます。

少なくとも、まだそれ以外ならともかくと。

まぁ、自民党総裁ならイイですが、総理大臣となったら‥‥

まさに、昨日読んだ

無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)


のタイトルみたいな気分。

ハチャメチャな本ですが、それでもまだ今回のお笑い総裁選よりは、グッとましかも。

愛国心を植え付ける教育をされるよりは、殺教とか奴育の方が。

あまりに極端な本なので、あくまでもよりマシだけの話なんですけどね‥‥

ともあれ、精神科医というのは、とても精神力が強くなければ無理というコトだけは、充分判りました。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:55Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月25日

全ては確率の問題

ダウン症の発症確率は母親の年齢との相関関係が強い、だから高齢出産に伴い、胎児異常が理由とみられる中絶数が、10年前と比べて倍増、しかも、ダウン症に限ってみれば3倍近くにもなっているという。

35歳以上の妊娠は、ダウン症のほかにもさまざまな染色体異常や、流産、妊娠中毒症などのリスクが高いけれども、その歳にならなければ結婚する踏ん切りが付かなかったりしている現在、リスクを取るのか、それとも自分の意思を優先させるのかは、本人達の選択。

他人が口出しすべきなのかどうか。

モチロン、確率的に高齢出産はNGなのは当然だが。

だからといって、そのタメだけに不本意な結婚をするというのも、無理だろう。

確かに、過去を振り返れば相手の顔もホトンド見るコトも無く、結婚した時代も存在したし、それでも離婚に対する圧力が強かったから、結婚生活を全うしたけれども、現在ではもう望めまい。

したい時に結婚したのであれば、そのリスクは自分で取る以外に仕方ナイではないか。

二十歳の時と比べれば、四十歳になれば約15倍のリスクがあるとはいえ、二十歳でもリスクは存在するのだし、四十歳でも確率だけなら1パーセント以下なのだ。

それを多いと見るか、どうかはその人達の問題だろう。

二十歳でもダウン症の子供を授かる人も居るのだから、確率は少なかろうと、そのタメだけに早く結婚した人がもしダウン症の子供を産んだとしたら、どう思うのか。

とにかく、どんな年代でも妊娠・出産にはリスクは存在するし、高齢出産はよりリスクが高いという当たり前のコトを知らずして、結婚したり出産したりする人ばかりだと考える方が恐ろしい。

高齢出産を煽る必要もナイが、そんなにリスクばかりを煽るのはどうなのか。

リスクを冒しても出産に踏み切る人を減らして、出生率を下げる可能性もある。

結婚は、人生最大の賭けという言葉もある位なのだから、当然、出産のリスクも含まれると考えるべきだろう。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:03Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月24日

浮気をしたい脳

という、あまりに変わった題名に魅かれて読んでみたら、結構、当たりだったのが、こちらの本。

浮気をしたい脳--ヒトが「それ」をがまんできない訳浮気をしたい脳--ヒトが「それ」をがまんできない訳


特に、驚きは臓器移植の相性を決める遺伝子として発見されたMHC遺伝子が、男女の相性にも関係しているというのだ。

主だったMHC遺伝子を誰もが皆12個持っている、その半分づつを父親と母親から受け継いでいるのだが、父親から受け継いだMHC遺伝子と、同じ遺伝子を持つ男性には好感を呼び起こし、母親から貰ったMHC遺伝子と一致している男性には、好感どころか拒否感を覚えるというのだ‥‥

しかも、娘が受け継がなかった父親の残りの半分と同じMHC遺伝子を持っている男は、ちっとも魅力的ではナイ。

つまり、自分が父親から受け継いだのと同じMHC遺伝子を持つ男に惹かれるという結論。

実に不思議だけれど、そんな話が満載で、期待以上に面白い本だった。

ちなみに、日本人がおとなしいのも、遺伝子に左右されていて、ドーパミン受容体の五種類の中の一つであるD4遺伝子に個人差があり、構造の一部に繰り返し箇所があり、その回数が少ないほど慎重で保守的、回数が多いほど冒険的で新奇性を探求する傾向が強くなる。

日本人の九割以上が4回の繰り返しなのに対して、西洋人、特にラテン系では10回の繰り返しの人も居て、平均繰り返しは7回なのだという。

人間というのは、かなりの部分を遺伝子に左右されているのかもしれない‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 23:08Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月23日

武装激化の行く末は

米国では、構内で銃を携帯する権利を学生に認める大学が増えつつあるという。

2007年にバージニア工科大学で発生した銃乱射事件では32人が死亡しており、銃所持擁護派は学生が武器を所持していれば犯人を止められた可能性があると主張している。

その結果、 学生に構内での銃の携帯を認めるかどうかについて多くの大学が自主的に判断することが認められており、ほとんどの大学は今でも銃の携帯を禁止しているが、銃を所持する権利を支持する人々が裁判所や州議会に訴えた結果、公立大学の間では銃所持の権利を認める大学が増えている。

大学生の間でアルコールや薬物の乱用が広がっていることを考えると、構内での銃の所持が認められれば危険な状況が生じやすくなると懸念する人や、構内での銃の秘匿携帯が認められれば、関係ない第三者が銃撃に巻き込まれるリスクが高まると懸念する学生や保護者、学校関係者もいるというのだが‥‥

この話は、日本の防衛力の話と、とても良く似ている。

武装した方が自衛が可能になるのか、それとも逆に暴発によって犠牲が増えるのかは、簡単には答えが出ないだろう。

タダ、一つ確実に言えるのは、少なくとも日本の治安が悪化しているとはいえ、まだ銃社会のアメリカよりも射殺による死亡は格段に少ないというコトだ。

兵法に曰く、「戦って勝つのは下の下、戦わずして勝のが上の上」だという言葉を、今こそじっくり考えて、他国との無益な争いは止めるべきだろう。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:17Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月22日

冷静な分析を

今週も、劇的に忙しかったので、他の引用が多いブログに終始してしまいましたが、締めくくりにもう一つ外国からの冷静な分析記事を紹介します。

「尖閣諸島問題は、資源問題であり、同時にアメリカが絡む戦略的・外交的問題でもあり、さらに中国にとっては『日本から受けた第2次世界大戦での屈辱の象徴』でもある」と分析されていて、実に明快にこの問題を簡潔に表現しています。
デモが中国共産党によって組織されたことは誰の目にも明らかだ。インターネット利用者は、行政からデモ参加を呼びかけられていると証言。また警察のブログでも『愛国心を持ち、平和なデモを行うように』と指示が出されている
愛国主義者が街に出て日本人を批判したことで、中国政府はほっとしている。指導者が交代するこの時期、政府が特に恐れているのは国民の政治に対する不満が鬱積(うっせき)することであり、暴動がそのはけ口になるのは好都合だ」

 だが、NZZ紙は「中国政府は暴動を長く静観してもいられない」と付け加える。「日本に今反発している人たちは、明日は中国政府に対しそれ以上に激しく反発する可能性を秘めている。政府は自ら火傷を負わないためにも、デモが行きすぎないように注視している」
結局、第2次大戦は終了していない。アジアでは、いつも、ある出来事が巨大な争いに発展する可能性が潜在的にある。それは、日本が全く戦争を反省せず、日本の歴史の中で最も暗いページの部分を認めようとしないからだ。そして今、中国共産党はこの戦争に根を持つ『日本人嫌いの感情』を最大限に利用している
アメリカは、この争いをいわば『利用して』島をめぐる海域を戦略的かつ外交的な問題に持ち込もうとしている。ところが中国は長年、この海域からできる限りアメリカを遠ざけようとしてきた。しかし、現在アメリカを相手に(外交的に)事態を収拾せざるを得ない状況に追い込まれている
岡目八目とは、正に言いえて妙というモノですが、実に他国の方が本質的な部分を見抜いているワケで。

戦争になって、一番困る民衆が政府の思惑に沿って大騒ぎしているコトは、本当に残念な話です。

世界がギスギスしている方が、特に軍需産業にとっては商売のチャンスであり、多少の衝突があった方が好ましいと考えているのは、自明の理。

頭に血が上って、単純な行動が生まれるコトをこそ、歓迎してる勢力があるというコトに早く気付くべきでしょう。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:49Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月21日

幸福感は孤独と不仲

上流でも自分は不幸だ、と答える人がいて、逆に、下流であっても幸福だ、と感じる人がいるのは、何故かというアンケート結果を読んで、考えさせられた。

上流でも不幸な人の過半数が未婚なのに対し、下流でも幸福な人で未婚者はわずかに4%というのだから、結婚はかなりの点で、幸せにさせてくれるモノとも考えられるが、要するに、誰しも孤独だと不幸と感じやすいというコトではナイだろうか。

ちなみに、同居する家族については、下流でも幸福な人は配偶者と子供のいる人が多く、上流でも不幸な人は独身で親と同居している人が多かったのは、結婚して子供が居るというのは、自分で選んだ人生であるが、独身で親と同居というのは、自分で選んだというよりは、自分で親からの自立を選んでナイというか、親に選ばせて貰ってナイという側面もあるのではないか。

上流でも不幸な人は人間関係よりもお金にこだわる傾向にあり、下流でも幸福な人はお金よりも人間関係を重視する結果も出たというコトも、要するに、自分の周囲の人間関係に満足していれば、孤独ではナイのだから、さほどお金は気にナラナイ。

されど、孤独な人にとっては、頼れるモノはお金だけというコトになるからかも。

信仰のある人のほうが幸福というのも、人間関係を欲して、宗教団体に所属する人も存在しているので、そのタメだろう。

誰しも、自分と価値観を共有してくれる他人が必要であり、他人ではあっても、それが家族しかも、血を分けた子供であれば、より幸せと感じるというコトなのではナイだろうか。

幸福になるタメには、自分が求めているモノを明確にする必要もあるだろう。

自分が何を心から求めているかを知り、それを手にした人々は満足を覚えるだろうが、何となく幸福になりたいと思って居る人は、何かを手にしてもさほど有難くは感じないだろう。

目標を定め、それに向かって努力する過程は、結果的にそれが求められた方がより嬉しいだろうが、真剣にそれに向かっているそのコトだけで、充分満足を得られるのだろう。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:12Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月20日

脱原発しかナイ事情

日本では、報じられてナイけれども、2035〜2045年ごろから、原発に頼っている国は徐々に原発から抜け出す方向に移行することがすでに予想されているのだそうだ。

何故か、答えは簡単でウランがなくなるからだという。

だとしたら、普通の病気だと、「病気にかかるがしばらくしたら回復する。また病気にかかるがまた回復する」という「繰り返されながら継続する線的な時間の流れ」というものが、原発事故では切断される。

つまり(微量被曝を、特に内部被曝を食物などを通して受け続けることで)果てしなく健康を害し続けるから
とまで言われている原子力から、一刻も早く脱却するタメの道を探した方がイイのではナイだろうか。
例えばセシウム137では、徐々に体内に蓄積され、がん以外でも、神経系、内臓、造血機能に打撃を与える。特に心臓疾患は子どもに多く、10歳ですでにスポーツが出来なくなる場合もある。そしてこの心臓疾患を一生抱えていくことになる。
とまで、言われているというのに、日本政府は国民の健康よりも、何を守りたいのだろうか。

幾ばくかのお金を惜しんだとしても、将来に渡って健康被害を受けた人々への補償などを行ったり、医療費が増大するのでは、コストもより嵩むだけ。

目先の欲を追い駆けて、将来に禍根を残す様では、何にもならないのに、今の得だけを考えていては、大損する可能性が高い。

関西電力も赤字だというのなら、一刻も早く事業方針を転換すべきだ。

自然エネルギーを自社開発した方が、未来は明るいのだから‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:28Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月19日

正しい知識を得たい

政府は、二〇三〇年代に原発ゼロを目指すことなどを盛り込んだ「革新的エネルギー・環境戦略」自体の閣議決定を見送り、新戦略自体は「参考文書になる」と説明しているらしいが、これほど馬鹿げた話はナイ。

要するに、やるかやらないかのどちらかしか、存在しないからだ。

世の中には、無理に白黒を付けない方が良い問題もあるが、物事をするかしないかという場合には、曖昧な決着など、とても許されるものではナイ。

せめて、やるのであればどうやるのか、やらないのであればどう止めるのかを考えないとダメな問題について、灰色の決着などあり得ないのだから。

で、本日、御客様からお聞きした話の中に、来月の七日の日曜日、信州大学の教育学部の図書館の二階で、午後一時から、京都大学原子炉実験所助教授の小出裕章氏が、講演を行うというので、出来ればお話を聞きに行きたいと思ってます。

原発縮小に向けて、原則、新増設はせずに、運転期間を四十年に限る規制を厳格に適用すると、言いつつ一方で、使用済み核燃料の再処理事業の継続方針も示すという、矛盾を何とも思わない様な政府では、本当に恐ろしくて困るので、是非ともマスコミで報道され難い、本当の話を聞いてみたいと思ってます。

忙しくて、行けないというコトにならなければイイのですが‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:48Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月18日

新薬の危険性

禁煙薬で自殺したり運転中の意識障害を引き起こす事案が起きているという。

その話を読んで思い出したのが、子供達が小さかった頃の漢方に強いドクターの話。

新薬を有難がる傾向は強いだろうけど、新薬承認のテストというのは、そんなに多くの人を選んでするワケではナイ。

当然ながら、健康そうでアレルギーと無関係の人が、治験の実験台になりやすい。

つまり、新薬が市場に薬として出された場合には、それからが本当の人体実験になるのだという。

漢方薬とか、昔からの薬というのは、何千年の歴史の中で淘汰される可能性が高いタメ、副作用がナイとは言えないが、安全な可能性は高い.

つまり、死が差し迫っていて、新薬以外に助かる道はナイという場合なら、ともかく、一般的には副作用を考えて、先ずは、漢方薬でナクても、過去からある薬を飲んだ方が安全だという。

確かに、禁煙をした方が良いが、薬で止めようとして逆に自殺したり、意識障害を伴うのであれば、本末転倒になりかねない。

何事も、リスクを知った上で、どちらが有効かというコトは、自分で決めなくてはナラナイ。

我が家の御客様の中にも、自分の意志だけで禁煙された方が居るけれども、どう考えてもそちらの方が安全なのは言うまでもナイ。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:22Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月17日

寝る子は育つと言うけれど

歳と共に睡眠は浅くなるばかり。

昔みたいに、コンコンと寝て、朝までグッスリ一寝入りというコトが、段々と短くなるだけでナク、全体の睡眠時間も減って、「寝るにも体力が居る」というコトを実感する現在。

ともあれ、健康な5〜18歳の290人の平日の睡眠時間と、海馬の体積を調べたら、睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明したそうだから、夜更かしして勉強をと思っても、「早く寝ろ」と五月蠅かった死んだ母に感謝すべきなのかも。

今日は、敬老の日だけれど、武田徹夜さんがTVで「母親が生きている時は、毎日母親のコトを忘れていたけれど、死んでからは、毎日母親のコトを思い出す」とおっしゃっていたのを聞いて、毎日、母親を思い出すコトはナイけれども、「結婚する時は、幸せになれると思って結婚してはイケナイ。どんなに苦労しても、構わないと思ってする位の覚悟が無ければダメだ」とか、色々と折に触れて人生の厳しさを教え込まれた様な。

「親の言葉と、ナスビの花は万に一つの無駄もナイ」というのは、本当だったのかもしれないと、しみじみと思ったりもするのは、やっぱりこちらも歳をして来たからなのかもしれないなと思います。

本日は、久々に出張の仕事に行って来たので、短いですが、この辺で‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 23:20Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月16日

30年代までの稼働にお墨付き

外国の論評の方が、利害関係が薄いだけに率直で、明快な場合も多いのですが、原発に対する解釈は本当にその通りという他はナク。

2030年代の原発稼働ゼロを目指す方針を盛り込んだ新たなエネルギー政策を策定したにも関わらず、青森県の大間での原発は建設続行という、意味不明の解釈は反核団体の広報担当者が言う通り、「30年代までの稼働にお墨付きを与えた」というコトなのだろう。

とは言え、自民党が再び政権を奪取すれば、それすらも無理かもしれない。

原発をゼロにすれば、電気料が二倍になると言われているが、原子力推進のタメに出費されている税金を含めたお金や、廃止のタメのお金をチャンと計算したならば、結局、国民の負担は電気料と同じか、それ以上になって、電気料が二倍と変わらないハズ。

ならば、原子力漏れで災いを受ける人々が、存在しなくなる方がより良い選択ではなかろうか。

除染の費用は、電気料だけではナク、税金で賄われるだろうし、少なくとも今回のかなり人為的ミスを犯した東京電力の幹部は、ホトンド責任を取ってナイ。

そんな調子では、再びの惨禍が起こる可能性も存在する。

地震や津波のリスクを抱える日本にとって脱原発は不可欠で、日本は太陽光や風力、地熱の高い潜在力を秘めている。再生可能エネルギーの先駆者になれると述べている、原子力問題に詳しいドイツ議員の方が、日本の政治家よりも、日本の実情を理解してるに違いない。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:54Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月15日

本来の処方を知らないと

かなり危険だと思うのが、漢方薬。

今週はホボ完璧に連日満員状態で疲れていて、かなり手抜きも多かったかと思いますが、最後にこれだけは警告しておこうと思います。

本日、ネットサーフィンしていたら、こんな記事が。
●『ルル麻黄湯』(第一三共ヘルスケア/実売3本入り1000円程度)
 第2類医薬品であり、薬局売りの薬の中でも最も強力な賦活作用を持つドリンク剤となります。風邪の弾き始めに飲め……というだけあって強烈な味と臭いが駄目で、まったく飲めない人もいる強烈な薬臭のこのドリンクは、漢方の中でもキツめの麻黄湯の配合となっており、1本でもかなり強力な賦活作用と体温上昇、心拍上昇、を引き起こし免疫力に渇を入れます。ただしくれぐれも連用は禁物で、2〜3本消費したら、1〜2週間はインターバルを開けないと効果が無くなっていくどころか、臓器に対するダメージや頭痛などの副作用が上回って害となります。眠気覚ましや元気付けの使用は、規格外の使い方となるのでくれぐれもご注意の上で。
言い訳みたいに、くれぐれもご注意とは書いてありますが、「麻黄」というのは、塩酸エフェドリンであり、アルカロイドを主成分としたものです。

植物毒の大半は、アルカロイドである。アルカロイドは、窒素を含むアルカリ性の分子で、神経ホルモンそっくりであるため、神経線維の末端部に入り込んで神経の作用を狂わせて、毒性を発揮するので、毒を持って毒を制すると言われる薬剤の最たるものです。

ちなみに、個人的にどうも過去にアレルギーと知らずに、風邪薬を多飲したタメか、漢方薬の成分の中に麻黄が入っているモノを飲むと、頭がガンガンするという副作用があるので、処方される漢方薬に麻黄が含まれているかどうかを確認して、入ってナイことを必ずチェックしてから飲むコトにしています。

そんな感じで、薬剤へのアレルギーがある人ばかりではナイでしょうが、麻黄湯というのは、本来、漢方では実証と呼ばれる、体力があって高血圧ぎみ、元気で活動的な方に処方される薬です。

上記の様に、元気付けに利用するのであれば、虚証に向く「補中益気湯」の方が、おそらく万人向きだろうと思います。(元気が出過ぎて、過食になる可能性があるので、連用は薦めません。本来、病後に用いる薬ですので)

といった風に、漢方だから副作用が無いとは限りませんので、知ったかぶりして漢方薬を利用するのは大変に危険です。

薬というものは、過去から何度も書いてますが、毒をもって毒を制するという部分があるコトを、心に留めておいて飲まなければならず、人の意見を鵜呑みにして飲んで害があってからでは、手遅れになるというコトだけは忘れないでおいて下さい。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:01Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月14日

スッキリした方が

尖閣諸島で中国と揉めているけれども、竹島を国際司法裁判所に提訴しようとしているのだから、もう尖閣諸島も、北方領土も纏めて提訴した方が良い。

確かに、裁判所の判定が確実に有利になるかどうかは判らないけれども、領土問題で揉めて不毛の衝突をする位ならば、どちらにしても白黒ハッキリした方が良いと思います。

どの国だって、自分の国の領土となると、他国に譲りたくはナイもの。

しかし、そんなコトで互いにいがみ合うのは、馬鹿げている。

政治家だって、自分の地位の確保のタメに、絶対に譲れないだろう。

そのタメに、国際司法裁判所が存在しているのだから、もし失うコトがあったとしても、それはソレで仕方ないではないか。

そんなコトのタメに、互いに相手を憎しみ合ったりするよりは、より賢明だろう。

戦争になりそうだとなると、軍事産業が喜ぶだけだ。

そして、被害を被るのは民衆なのに、その民衆が戦争熱に踊らされやすい。

それはあまりにも馬鹿げていると思うのは、私だけでしょうか。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:23Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月13日

個人情報と言うけれど

今日の朝から報道されているニュースを聞いていて、本当に不思議に思ってしまう。

マンション7階の一室で30歳代の女性と5歳くらいの男児が死亡していて、同居する60代男性の行方が分かっておらず、「後を追う」という趣旨の書き置きが残されていたとはいえ、男性は「女性と子供を手にかけた」と親族に連絡していたというのだから、少なくとも男性が午前中に都内を出たと見られる外国製の乗用車のナンバー位、報じるべきなんじゃないかと。

もしかしたら、誰かを巻き添えに自殺しないとも限らないし、重要参考人である以上、死なさずに逮捕した方がイイのでは。

被疑者死亡の方が確かに楽だし、税金は掛からないかもしれないけれど。

加えて、教師の不祥事が続く長野県では、今年に入って何人も盗撮などなどで懲戒免職されてますが、個人名は明らかにされていません。

表向きの口実は、被害者の特定を防ぐタメなのですが、少なくともその教師の居た学校の生徒であれば、誰なのかというのは特定出来るでしょうから、だとしたら被害者の特定がされるされないが、加害者の名前に与える影響があるとは思えず。

結局、問題のある教師を、野放しにするコトに他ならないのではないかと。

別に、その教師を完全に社会的に抹殺せよとは言わないけれど、少なくとも再び教育者になるというのだけは、性犯罪者の再犯の高さを思うと、止めさせるべきであって、そういう人物の名前をプライバシーを盾に非公開にするのは、再び、嫌な目に遭う被害者が生まれる可能性が高いのではないかと思います。

もしかしたら、塾の教師とかに、なったりするかもしれませんけど、そんな感じでイイのかなと。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:22Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月12日

本日も大忙しで

何とも、眠くて仕方がありません。

そういう時には、頭も回りませんし。

ともあれ、ネットサーフィンしてたら、こんな記事が。

「日本の自衛隊が、軍隊と呼べるための特徴を完全に備えた、完き軍隊になるための、必要条件とは何だろう?」という問いに対して、米国の軍事的・戦略的管轄下にある日本が、自国の主権について何を言えるというのか?よって、自衛隊の規模、作戦能力の向上は、資本と装備の増強を物語るものでしかない。自衛隊は増強し、装備を最新のものに交換することが出来る。しかし、侵略の撃退、または軍事行動への参加に関しては、決断は米国の判断に負うところのものである。そうである限り、自衛隊の現代的軍隊への変身など、語って何になろう。という辛辣な意見があった。

要するに、外国も日本はアメリカのポチなのだと思っているのだ。

そうではナイと思って居るのは、案外、ネットなどをホトンドしない日本人だけというコトかもしれないと。

そういう世の中の現実を知らないこと達は、幸せなのか不幸なのかと考えさせられてしまう‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 23:02Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月11日

這い上がれない現実

貧しさから這い上がったからといって、必ずしも貧者に優しい人間になるワケでも無いけれども、貧しさを理解しない人ばかりが大手を振って歩くのはどうかと思うし、少なくとも貧しさから這い上がれるという希望があれば、貧しくても心は荒まないと思う。

しかし、今や、日本も簡単には階層の移動が困難になりつつあるらしい。

東大に入れるのは親が裕福な子供になりつつあるだけでナク、官僚になろうとしても親が官僚で高い地位にある子供の出世が優先されたりするが、今や弁護士も簡単には儲からなくなっていると言われて久しい。

医者になるにしても、国公立に行くのすら教科書代が高額で大変なのだから、私立でとなるとホトンド一般人には無理な話。

歯科医もしかりだけれど、例え成れたとしても、これからは親の地盤があって跡を継ぐ人々が、より優遇される時代が来そうだ。

にも関わらず、職を得られなければ本人の努力不足と言われ、親の力が無ければ大学を出ても、余程優秀で無ければ就職もままならない時代に、希望をどう持てば良いか、判らない若者も増えているだろう。

それにしても、
弁護士は諸々の会費を払うだけで、少なくとも月に2万円以上はかかるので、仕事がない場合には、登録抹消の請求をする弁護士も出てきます。廃業です。日弁連の機関誌『自由と正義』に、毎号廃業した弁護士の名前が載るのですが、最近若い弁護士がよく目に付きます
というのには、驚かされた。

税理士や公認会計士なども資格を取得したけれどという話や、鍼灸師になっても離職してしまう人がかなり多いという。

まるで資格商法みたいになってしまうのでは、本人の努力にも多少の問題はあるかもしれないが、それにしても既得権を持たない人は、浮かび上がれない社会では、あまりに希望が無さ過ぎはしないだろうか‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:23Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月10日

特保と健康食品の話

トクホは効くの? 効かないの?という話題を読んでから、サントリーと味の素が“誇大広告”合戦するあの健康食品とは!?という話題を読んで考えさせられました。

トクホは研究や申請に金がかかるうえ、表示や宣伝の規制が非常に厳しい。こんな思いをして認可をとるよりも、いわゆる健康食品のまま、体験談を流した方がうんといいよ」というのも、納得します。

というのも、国民生活センターでは「健康食品の利用において留意すべきポイント」として、「販売会社側の情報は都合の良い情報がほとんど」と指摘されている現実。

どちらにしても、そんなに劇的な改善は見られないのに、魔法の秘薬みたいに宣伝されてますが、良く考えましょうというコトで。

サントリー黒烏龍茶が特保であるが故に、誇大広告ぽいと指摘されたから、健康食品として、9人前も食べざるをえないクロマグロをわざわざ登場させて、「魚(クロマグロ)を9人前とるよりはサプリメントの方が効率的」と消費者を誤解・誘導させるCMを打った可能性も透けて見えます。

ともあれ、毒をもって毒を制している部分もあるので、薬だから本当に効くのかという疑問もありますし、何につけ過信し過ぎるのは禁物。

個人差があるのですから、飲んで効いたと思ったら効くのだし、効かないと思ったら効かないというコトもあるし、プラシーボ効果を得るタメには「効く」と思って飲んだ方が効くけれども‥‥

タダ、一つ言えるコトはTVで広告するには、かなりの費用が必要になるのですから、原価は売価とかなり差があると思っておいた方がイイでしょう。

とにかく、手軽に健康が手に入るという旨い話は、マズ無いと思っておいた方が良さそうです。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:41Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月09日

個人情報への疑惑

プラチナデータプラチナデータ


一昨日読んで、書こうと思いましたが忙し過ぎて書けなかった一冊。

DNAの個人情報をデータベース化して、犯罪の抑止に利用するという話なのですが、結局は格差拡大に利用されかねないという話です。

推理小説なので、それ以上詳しくは書けませんが、おそらく国民総背番号制度も類似のコトが狙いなのでしょう。

モデルは米国の「社会保障番号」 「マイナンバー」が導入されれば、個人の収入、所得、租税、年金や健康保険の保険料の支払い、給付、医療機関の利用、病歴、就業歴、嗜好、思想傾向まで、政府・行政機関が掌握することができる。

それは第一に、税の取り立てや各種保険料の取り立てを、どんな生活上の困難があろうと確実にやることに目的がある。

第二は人民への監視をつよめ、戦争にかりだすことが目的であり、徴税・各種保険料を徹底的に取り立て、兵隊動員のためにアメリカの管理方式をもちこんでいる
のだという指摘をしているメルマガがありますが、それゆえの、生活保護叩きだったり、消費税を増税して所得が少ない人に税を戻すなどという話をしているのだろうと思います。

便利というのは、案外、束縛の裏返し。

ネットの閲覧記録などが、ベータベース化されて記録される様な時代が来るコトを想像すると身の毛もよだちますね。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:04Comments(2)TrackBack(0)

昨日は甥の結婚式で‥‥

時間が全く取れなかったので、前触れも無くブログを書けずに終わってしまいました。

今、東京から長野に戻って来た所です。

甥の兄の息子が、結婚した甥の小さかった時に生き写しなのですが、その姿と結婚した甥の姿がダブって見えて、思わず感極まってしまいました。

というのも、三人兄弟の真ん中で、親の手が回らないだろうと、丁度同じ年頃に結婚前の我が家で面倒を一年半位見ていたので、正にあんな小さかった甥が、今日の良き日を迎えたのかと思うと、感慨も深く。

とても、可愛いお嫁さんなので、末永く幸せになって欲しいものです。

というコトで、報告だけして、お休みなさい。

マタ、晩にゆっくりチャンとブログを書かせて頂きます。  
Posted by seitaisikoyuri at 02:03Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月07日

マスコミは健忘症なのか

最悪の首相退陣をした安倍元首相が、再び総理になろうとしていて、マスコミも持ち上げたりしているが、たった五年前のコトを忘れてしまえるとは不思議でしょうがない。

少なくとも、我が家の子供達でさえ、「さっさと辞めれば良かったのに、ミスミス引き伸ばした人」という認識だというのに‥‥

しかも、戦時中の従軍慰安婦問題をめぐり旧日本軍による強制性を認めた93年の河野洋平官房長官談話を見直す必要があるとの考えを示した人物なのだから、もし就任したら日韓関係はメチャメチャになるだろう。

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年官邸崩壊 安倍政権迷走の一年


この本にも書かれているが、93年の「河野談話」で歴史的責任に触れ、首相も謝罪し、民間の「アジア女性基金」の設立によって「賠償」も行ったのだし、総理就任直後に国会演説で、「河野談話」の踏襲を明言したのだから、それで全てが終了しているハズなのだ。

にも関わらず、「強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実」と語ったコトで、世界中のメディアが「人権感覚」に問題があるとして報道され、その問題が蒸し返された。

その問題だけをもってしても、政治的センスの欠如は明々白々なのに、再び、総理大臣になったとしたら、日本は世界の孤児になりかねない。

過去の失敗を清算せず、時の経過と共に無かったコトに済ませてしまったり、曖昧にして問題に対する自分の態度を明確にせずに問題を泥沼化させる様な、日本の一番悪い部分を体現した人物に再び首相待望論的な扱いをするマスコミに対して、本当に首を傾げざるをえない。

日本は高齢化しているけれども、本当にこんなに多くの人に健忘症が広がっているのだろうかと‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:53Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月06日

バブルの時代を振り返る

世の中は、生贄に責任を全部押し付けて、本当の悪は高みの現物なのだというコトを、白日の下に晒した傑作がこちら。

修羅の宴修羅の宴


読んでいる内に、モデルはイトハンだなというコトは、すぐに判りましたけれども、おそらくバブルが過ぎて二十年以上、もうある程度の年齢以上でなければ、ノンフィクションに近いフィクションとは誰も思わないかもしれません。

世の中を実に批判的な目で見るコトが、普通になったのがいわゆるバブルの崩壊を経験してから。

個人的には、実害はホトンド無く、人生の中にバブルがあったから、その後の人生設計が堅実になったというおそらく稀有な存在なのかもしれませんが、第三者的な目で世の中の恐ろしいまでの移り変わりや、責任の取り方を見ていて、正直、日本社会にかなりの絶望感を抱いてしまいました。

責任感の強い人は、死んでお詫びをと考える一方で、本当のワルは「蛙の面にしょんべん」の例え通りに、逃げ切ってしまった。

何も、命を差し出せとは思いませんが、少なくとも悪かったコトは認めて次へ進むべきだったと思うのに、おそらく政官業の癒着した部分には日が当たらないママ。

そんな社会が、未だに続いているのを見ると、政権交代の度に逮捕されてしまう韓国社会が未成熟なのか、隠蔽されてしまう日本が成熟していると言えるのか。

どちらも、成熟にはホド遠いとしか思えません。

他国のアラは簡単に見えますが、自国を愛していればこそ、醜悪な部分をしっかり認識しておくコトが大事だと思えてなりません。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:24Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月05日

我が家の問題

現在、別に困っているコトが有るワケではありません。

本の題名を、本日の題名にしただけです。

我が家の問題我が家の問題


こういう淡々とした、短編にこそ作家の力量が出ると思ってます。

だから、面白い小説はより長編の方が好きなんだけど、短編でも面白ければ読みます。

完璧な妻過ぎて戸惑う新婚の夫とか、妊娠六か月にして夫が会社でお荷物なんじゃないかと心配する妻とか、何処にでも有りそうで、無さそうな小説です。

疲れた身体に沁みる一冊というべきか。

この著者の小説では、精神科医の伊良部シリーズの方が、肩の力が抜けて面白いのですが、こういう味のある小説も好きです。

息抜きに読むには、かなりのレベルだと思います。

夫婦を見つめ直したい方には、かなりオススメかも。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:41Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月04日

秋来たる

長野は高い山々に周囲を囲まれているタメか、日暮れが早くなると共に、気温がグングン下がって、秋到来。

庭の虫の声も、かなり五月蠅くなってきました。

夜も、自然のままでグッスリ眠れる様になったので、夏の疲れが徐々に出て来ます。

夏バテというのは、夏本番よりも秋になってからという話は、このブログの読者の方々なら、毎年読んでいるから御存じかもしれませんが。

ともあれ、そんな感じでこちらの方が、夏の疲れが出まくりになっております。

今も、眠い目をこすりつつ書いておりまして、少し寝たのですが、マダマダ眠くてダメです。

明日の仕事も、満員になっていますので、本日はこの辺で自重しておきます。

病気をよせつけない生き方病気をよせつけない生き方


今、読んでいる本の中にも、早寝の大切さが書かれていますし、実践するコトに致します。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:17Comments(4)TrackBack(0)

2012年09月03日

やはり大作が面白い

それでも、警官は微笑うそれでも、警官は微笑う


そして、警官は奔るそして、警官は奔る


こちらの、二作の連作を、ここ数日没頭して読んでました。

400ページ超と、500ページ超の、どちらも大作でしたが、本当に面白い小説でした。

後悔という字は、後で悔やむと書く。どうせ悔やむのなら、何もしないでしなかったことを悔やむよりやってしまって悔やんだ方がましだ。やるだけやって、その結果、悔やんだとしたら二度としなければいいだけだ
という警句が良いだけに、何度もリピートされ過ぎるのだけは、ちょっと辟易しましたが‥‥

それを割り引いても、メチャメチャ面白い。

警察小説が大好きな人には、潮崎なる警官の言葉の中に出て来る、小説の登場人物の出典が推察出来れば、尚、楽しいかも‥‥

警察小説マニアの方々を、確実に楽しませてくれる一冊だと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:50Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月02日

長野市民討議会に行って来ました

七月に、主人宛てに「長野市民討議会への参加のお願い」なるものが来て、同封の返信はがきで申し込んだら、抽選で出席して下さいとあったので、本当に無作為抽出なのかという疑問があって、試しに申し込んでみたら当たったので、家族でも出席は可というので、責任を取って本日行って来ました。

出席者は信大の大学院生とか、JAの方とか、市内中心地の商店会の方など、必ずしも完璧な無作為抽出とも言えないながらも、多少は一般人も居るのかなという感じでした。(ある程度の日当が出るとはいえ、何も目的がなければ出席しないでしょうから、応募した人には出て自分達の仕事に活用したいという目的があるからなのかもしれませんが‥‥正直、こちらもブログのネタが拾えると思って行きましたし)

ワークショップというコトで、1テーブルに本来なら5人なのでしょうが、4人しか居ないテーブルもあり、おそらくさほどの希望者が居なかったのか、急に都合が付かなかったのかというトコでしょうが、ざっと45人ホド集まっていて、10組の提案が幾つかづつ提示され、その中から、一人3つの赤丸を貰えて、各自良いと思った提案に丸を付けて、後は主催の青年会議所が提案という形で、市長に要望するそうです。

ちなみに、観光という最初のテーマで、我々のグループが提案した「忍者サミット」なるものは、結構、得票したので、実現する運びとなりましたら、是非、長野市にお出掛け下さいませ。

せっかく、冬季オリンピックという大イベントを行って、巨額な税金を支出したものの、その施設を十分に活かせてナイので、施設の維持費だけで、財政が圧迫されているというのでは悲し過ぎます。

と言っても、再開発事業で出来た「トイーゴ」というトコが会場だったのですが、その二階たるや出る店、出る店消えて行くという悲しい状態で、ガラガラで本当に寂しい感じがしました。

長野市と言えば、善光寺だけみたいになっている感じですが、パワースポットとして注目を集めている戸隠や、川中島古戦場跡地、松代などを核として、もう少しだけでも活性化して欲しいですね。

若者の就職口が無いからと、ホトンドが都会に流出し続けるのでは辛いですから‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:12Comments(2)TrackBack(0)

2012年09月01日

反日で誰が得をするのか

韓国でも、中国でも「反日」の風が吹き、日本でも愛国主義者的な発言が多く見られる様になっているが、韓国の事情も裏返すと日本の事情と重なって見える。

韓国では、「親の所得が増えれば、子の英語の点数も向上」として、親の所得は子どもの学力に反映し、とりわけ英語で顕著だと指摘されていて、1ヵ月の所得が100万ウォン(約7万円)多いと、子どものTOEICのスコアは21点高く、「所得格差と英語格差の連動」を立証しているのは、日本でも東大に入る親の平均所得が1000万円というのと一緒。

ともあれ、日本のTVでは製作費を安く抑えるコトで、広告料金の減少をカバーしようとしているタメか、韓国ドラマも昼の時間帯には流れている。

今回の対立で、新大久保の人手が少なくなっているという話もあるけれども、少なくとも家に居ながらにして見るコンテンツとしては、ある程度「韓流ドラマ」は定着しつつあるのではないか。

というのも、前にも書いたが、携帯電話会社と比べると、雀の涙しか電波使用料を払ってナイ上に、多額の補助を得たりしているTV会社が、番組をそっくり広告にして通販会社に時間を売ったりしていたり、朝から似た様な話題のワイドショーで時間を埋めるというコトが、あまりに馬鹿げているからだろう。

昼休みにしっかり寝てしまって、午後から仕事に寝過ごしてもマズイので、時間調整のタメにTVを付けるとなると、「韓流ドラマ」になってしまうコトがある。

ちなみに、子供の頃からドラマはドラマと割り切るタイプなので、熱狂的になる日本人俳優も存在しないのと同様、見ているからといって、誰かのファンでは全くナイ。

元々、人の名前を覚えるのがあまり得意ではナイから、韓国人俳優の名前はより覚え難いし。

ともあれ、ドラマを見ていて思うに、「外国に留学」というコトが頻繁にあるコトや、何事にも激情的になるというコトが、日本との最大の違いではないかと思う。

少なくとも、韓国と渡り合おうという気があるのであれば、日本ももう少し英語教育に力を入れてグローバル化を図らないとダメだなというコトが、ドラマを見ての感想だったりするのだから‥‥

余談を止めて、タイトルの話題に戻ると、こうして二国間の対立などが激化する時には、必ず誰がそれで得をするのかというコトを第一に考えないと、最終的に自分が損をするのだというコトだけは、必ず頭の中に置いておくべきだろうと、冷静に思ってしまう。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:41Comments(2)TrackBack(0)