2015年03月31日

コレステロールは高すぎより低すぎが危険

以前にも、


などの本を紹介して、基準値の科学的根拠が曖昧という話題を書いて来たが、日本の常識が世界の非常識だと知らないと、大変なコトになる。

コレステロールは、心血管疾患などの病気とは無関連で、むしろコレステロールは高すぎることよりも、低すぎる方がより危険という話がネットにも載っていた。

日本の血中LDLの基準値についても、正確なエビデンスに基づくものとはいえないし、米欧では薬剤の臨床試験やガイドライン作りにあたって製薬企業から研究費を受け取った専門家を外すのが常識になりつつあるが、日本では未だガイドライン作成委員が、製薬企業から資金提供を受けている。

それこそ、自己責任で自分の健康を守らないと、逆に自分の健康を破壊しかねないのだというコトを、知っておくべきだろう。  

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2015年03月30日

幸せになれる15の習慣

ブログを書いた後に、ネット・サーフィンしていて、面白そうな話題を見つけると「お気に入り」登録しておくのですが、タマにした事すら忘れてしまうので、多分、少し前の話題だと思いますが、それを見つけたので今日の話題にします。

幸せな人がやっている15の習慣」というコトで、全部読みたい方は、そちらに飛んで行って頂くとして、特筆したいのは、次の五つ。

●ありのままの自分を受け入れる‥‥生きていれば、辛いことや自分にうんざりすることもあるだろう。でもそこで、不満や恨みをため込んでも仕方がない。まずは自分自身や今の状況を、ありのまま受け止れよう。人と比べる必要はどこにもない。ありのままの自分でいれれば、世界はもの凄く居心地の良い空間になる。

●幸せは何気ない日常にあると知っている‥‥人生を楽しむためには、自分の置かれた環境に感謝し、一日一日を大切に過ごす必要がある。不幸だと嘆く人ほど、恵まれた環境を当たり前だと勘違いし、いつまでも満足しない。 じつは、幸せは何気ない日常に存在している。それに気づくか気づかないかは、あなた次第なのだ。

●嫌いな人、イヤなことにははっきりNOという‥‥人生を楽しむためには、自分の心に素直に従って行動することが必要だ。例えば、自分のやりたいことをし、やりたくないことはしない。

 嫌なことはきちんと断るし、出来ないことは出来ないとはっきり言う・・・これは簡単なことのように思えて、意外と難しい。その時の空気に合わせるのではなく、自分の心と向き合おう。

●小さなことにくよくよしない‥‥悪いことは誰の身にも起こるものだ。そこで立ち止まらないのが幸せな人。反対に不幸だと感じている人 は、悲しみや怒り、罪悪感などをいつまでも引きずって生きてていくのだ。

●今を生きている‥‥自分が不幸だと感じている人は、いつまでも過去にこだわり、将来を心配しながら生きている。一方幸せな人は、「今」に感謝し、この瞬間を生きているのだ。

何かに悩んでいる人は、大概こうした考え方をすれば脱却可能だと思います。

というか、日頃、アドバイスしているのは昔から、この五つと言っても過言ではナイので。

等身大の自分を愛し、日々を大切に生き、無理に人に合わせず、クヨクヨしないで、過去や未来を思い患わずに今だけを生きれば、そんなに人生は苦痛ではありません。

泣いても笑っても一生なのですから、無理に暗くなる必要はナイのです。

身に付いてしまった心の癖は中々変えられないけれど、時々でもこの五つを思い出して頂ければ、幸せとまでは行かなくとも、人生をもっと楽に生きられると思います。  
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2015年03月29日

「やりがい」よりも残業代

タイトルに引かれて読んでみた本がこちら。


脱社畜ブログ」を書いていらっしゃる方の本とのコトですが、全くそのブログの存在を知らなかったので。

ともあれ、「やりがい」という言葉でサービス残業を正当化する会社とか、自分の働き過ぎを正当化してしまう人は、社畜になりやすいという主張です。

自分だけの会社だったり、親族の経営する会社勤めをしている以外は、どんなに会社に尽くしても、会社に裏切られてしまう場合もありますし。

タダ、今の状況で起業というのも、難しいとも思います。

少なくとも、会社のタメに自分の命まで捧げるのは不毛というコトを認識するタメに、この本かブログを読んでみるのも良いでしょう。

最初から、そんなコトは自分には無関係と思える人は良いのですが‥‥  
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2015年03月28日

一生働き続けるサラリーマン

時として、過去に出版された本の方が、真実を言い当てている場合が高いけれども、この本もその一冊。


八年前に出版された本なのだが、正にこの本の予言通りに「ホワイトカラー・エグゼンプション」が労働者に適用されようとしている。

そこに書かれているのは、ホワイトカラーエグゼンプション=残業代ゼロ法案の問題ばかりではナク、「改正高年齢者雇用安定法」が退職金ゼロ法案に繋がっていたという事実。

「継続雇用制度」なるものは、定年の60歳で一度退職、再雇用を希望すれば、新たに一年更新の「有期労働契約」で、最長65歳まで働くのだが、勤務実態は変わらないのに、退職時の3割程度になる場合もあるのだという。

中には、6割程度で済む会社もあるが、退職一時金制度の見直しも行われている。

経団連主導で、残業代を払わないで済み、退職金も少なくて済む制度に切り替わってしまえば、過労死しても全てが自己責任になってしまうだろう。

ある日突然、会社から「定年制度がなくなりました。だから、退職金は払えません」「今後はいくら働いても時間外手当はつきません」と言われたらどうするだろう。

八年前に、マクドナルドで行われた、「改革」という名の「改悪」が、日本の他の企業にも伝播するだろうという著者の予測が、今、正に現実になろうとしているのかもしれない。  
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2015年03月27日

女に生まれるというコト

本日の本はこちら。


男女共同参画というのは、決して男女平等を目指してはいないのだというコトを、改めて実感した次第。

要するに、男並みに働くのであれば、受け入れると言いつつ、男の倍働いた人だけが、階段を登れる社会なのだと。

確かに、言われてみれば、採用は男対女の比率だと、七対三位かもしれない。

御客様の中にも、地元の国立大学の工学部の卒業に際して、求人は皆無だったし、自力で探す様に学校側から言われたと聞いたコトもある。

それでも、しぶとく生き抜かないとイケナイのが人生。

読んでいて、考えさせられる本だった。

この著者の本を以前に読んだコトもあるが、その中でも、とても明快で理解しやすい一冊。  
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2015年03月26日

努力が報われると思わなければ

誰しも、努力の継続が可能だろうかと改めて思う。

昨夜の本の続きを読み終わって、次にこちらの本を読んでいるのだが、


昨夜の本には、幼児期と学習期に適切なフォローがあって学力の停滞が無ければ、貧困の克服も可能になりやすいと書かれていたが、不幸にして適切がフォローが無く、他者との学力の開きが出てしまった時に、チャンと一からやり直すという選択が出来るのかどうか。

余程の周囲の環境が良くなければ、無理かと。

それにしても、本日の本で、一年生にひらがなを教えようとして「先生、これは何の役に立つんですか?」と聞かれて答えられない教師の存在の方に、絶句してしまうのだが。

どうして、子供に向き合って文字の存在意義を教えようと思わないのかが、理解出来ない。

そもそも、勉強のスキルを教える前に、それを納得させようと努力しない事が問題ではないのかと。

「どうして人を殺してはいけないか」という問いにも、絶句すべきではナイと思ってしまうので。

少なくとも、子供に問われたら「人を殺しても良いとなると、誰しも安心して生活は出来なくなる。何故ならば、自分に殺人の権利があるというコトは、相手にも殺人の権利があるので、誰もが何時自分が殺されるかという心配をして生きなくてはナラナイから」と答えるであろう。

そもそも、それが完璧な正解なのかどうかよりも、何かを問われた時に、自分なりの答えを持って居ない大人から、誰が何かを学びたいと思うのであろうか?

前述の文字の問いにも、「文字が無ければ、多くの人に伝える時に、何度でも同じ話を繰り返さなくてはナラナイが、文字にして書き、皆が読めれば、言葉に出して繰り返し述べる必要は無い。話だけでは曖昧なものも、文字にして残せば、後々言った言わないという行き違いもナイ」と思っている。

つまり、一年生にそうしたコトを簡略にして伝えられれば、文字という存在の必要性を理解するだろうから、その質問をどうして文字への学習に対するモチベーションが上がる良い機会と、捉えないのかと思ってしまうのである。

「御客様は神様です」などというのは、本当なのだろうか。

そもそも、そういう気持ちでの接客は大事であっても、「金で全てが解決出来る」的な思い込みを壊すコトから、教育はなされるべきであろう。

「金銭では、ある程度の物は買えるけれども、どんなにお金を出しても、完璧な健康は買えるものではナイし、ピュアな愛情も買えない。しかし、お金が無ければ、健康も壊しやすくなるし、愛情も損ねやすくなる」という人生の真実を伝えてこそ、金銭は万能ではナイが、大切なモノであるという教育が可能になるのではないかと考える。

人生に必要なのは「中庸」であって、それは「普通」とか「人並み」と類似であっても、根底は全く違う。

過度にならず手抜きせず、「良い塩梅を加減して調節する」のが、大事だというコトをこそ「学び」というモノは過去から伝えて来たハズなのだが、現代はその調節弁が狂っているのかもしれない。  
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2015年03月25日

子供の貧困

本日、読みだした本はこちら。


この本によると、既にバブル景気に突入しようという1985年でも、子供の相対的貧困は一割を超えていた。

そして、2009年には、約16%で、六人に一人の子供が貧困だという。

2012年のユニセフの先進20カ国の子どもの貧困率を見ると、最悪がアメリカで、スペイン、イタリアと続き、日本は四位。

厚労省のひとり親世帯の貧困率の国際比較を見れば、不名誉なコトに日本は約6割で、堂々の一位である。

生活保護の家庭で育つと、成人になっても生活保護になりやすいのは貧困の連鎖のタメであり、しっかり教育して、勤勉に勤めるならば、そのコストの方が安いのだと。

で、ネットで拾ったら、足立区は「置き去り教育」からの卒業をおこなっているというのだから、立派。

日本全体で、もう少し、格差是正に動くべきであろう。  
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2015年03月24日

ユキノシタの名の如く

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昨日も今日も、朝は雪が降る生憎の天気でした。

上の写真は、去年庭に在ったユキノシタを、亡き母が長い間「野沢菜漬け」をしていた四斗樽に土を入れて、移植したものです。

庭の大半を、駐車場にして舗装してしまったので、残された土の部分だけでは、あまりに勿体無いと思って、以前に実家から貰って来てあった樽を生かそうと、庭の片隅に置いてみました。

まるで、予定されて居たかの様に、ピッタリ置く場所が見つかったので。

昨日から、今日の予約がドンドン入って、本日はとても忙しくてのんびりする暇もありませんでしたが、心が和むので写真撮影してみました。

日曜日は、とても暖かったのですが、月曜日から雪が降り、明日も雪の予報。

もう地面が温まっているので、雪が積もるコトは無いでしょうが、寒暖差が激しいので、体調を崩す方が増えているみたいです。

皆様も、季節の変わり目には御注意下さいませ。

本日は、あまりに疲れたので、コレで失礼させて頂きます。  
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2015年03月23日

規制強化の声をあげよ

昨日は、申し訳ありませんでした。

改めて、本の話題を


今、日本の労働者が大変な局面にに追い込まれている気がします。

丁度、こんな話題もネットに上がっていましたが。

本の著者により、「日本でも資本の勝手気ままな行動が今後もおおっぴらに広がりそうな勢いだからである」と、書かれたのが五年以上前。

それが、正に実現しそうな感じになって来た。

アメリカみたいに、病気を診るのも金次第になったらどうなるのか。

タクシーの規制緩和で困ったのも、タクシー運転手ではないか。

瀕死の正社員とまで書かれていたが、もし「残業代ゼロ法案」が決まったら、過労死しても過労死と認められない可能性もあるのだから‥‥

そして、人件費削減となれば、非正規雇用が増えるのは当然であるし、正社員の首を切れるのであれば、ドンドン正社員と非正規雇用者の入れ替えは行われるであろう。

今こそ、改めて日本の進むべきは、単なるアメリカの後追いで良いのかを、じっくり考えるべきであると思った良書である。  
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2015年03月22日

疲れて寝てました

先週末は大阪でしたが、月曜日から仕事だったりして、ゆっくり出来なかったタメか、今日は夜になって本を読んでだら、今まで寝てしまいました。

ちなみに、読んでいたのは、


上記の本で、特筆すべき感じではナイ様な気もする。

若い人なら、世の中に活躍した女性のダイジェスト版として読むのもアリかとも思うが。

本当は、こちらの本について書くつもりだったのだが、明日も仕事があるので、明日に延期します。

  
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2015年03月21日

患者には出すけど、医者が飲まないクスリ

自分では、滅多に薬は飲まないし、どうしてもという時に漢方薬を飲むだけに留めているのは、西洋薬だと副作用が大きいから。

特にアレルギー体質なので、鼻炎の時に処方された薬だと、眠気があまりに強くて困っていた時に、自分に合った漢方薬だと副作用がホトンド無い事に気付いたから。

なるべく周囲にも、西洋薬は無理に飲まない方が良いと言ってはいるが、流石に自分の子供でも無ければ、無理強いするコトも出来ず。

で、今回現役医師20人に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」糖尿病 高血圧 花粉症 インフルエンザ完全保存版一覧表という記事を読んでみた。

すると、主人が飲んでいる高血圧の薬も。

早速、以前から止めさせようとしていただけに、記事を読ませて服薬を止めて貰うコトにした。

何しろ、医者が出すのだからと、止めるコトには抵抗がある場合もあり、こういう記事でも無ければ、中々、止めさせるコトが難しいのも事実。

他に、漢方薬が出ているのだから、とっくに飲まないで欲しかったけれども、そんなコトで争うのも嫌なので。

「認知症がクスリで治るわけがない」と言っている医師も居るが、おそらくその通りだと思う。

以前、主人の母に飲ませたけれども、効果がナイというよりも、逆に変なので飲ませてナイのだが、医師と揉めないタメに、その事は伏せてある。

医療費の無駄遣いだとは思うが、流石に直接医師に批判するというのも、今後の診療を思うと難しい。

そういう意味では、こうした意見が表明されたコトを、とても嬉しく思う。  
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2015年03月20日

まだ再稼働などと

東京電力福島第一原子力発電所では1号機の原子炉内で核燃料がほとんど溶け落ちている状態であることが明らかになったが、名古屋大学と東芝は20日、1号機と同じように、宇宙線「ミュー粒子」を利用して調べた結果、2号機でも原子炉内の核燃料が少なくなっていることがわかったと発表したそうだが、今頃になってこんな結果が判るというのも不思議。

鋼鉄製の格納容器を突き抜けてコンクリの床まで垂れ落ちてると考えるのが自然ではないかという話題は、既にこのブログの過去ログにある小出裕章講演会の際にも語られていたコト。

起り得る最悪の話題を回避して、あって欲しいコトばかりで誤魔化し、どうしても誤魔化しきれなくなっても、時の移ろいによって、関心を削いで責任を回避するというのは、第二次世界大戦の時と類似の行動。

間違ったコトに対して、真摯に自己批判をせず、時間の経過に従って風化させるというコトでは済むコトと済まないコトがある。

何れ、その辺りが明確になってしまえば、世界の日本に対する信頼は地に落ちるであろう。

何としてでも、過ちを一刻も早く認めて、改善すべきは改善し、謝罪すべきは謝罪すべきであろう。

嘘で嘘を上塗りする様な真似はしないで欲しいものである。  
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2015年03月19日

格差社会の到来か

今年の春闘は、トヨタが月額4000円のベースアップで、日産はそれを超える5000円で決着した。

日立など電機大手は3000円で統一回答し、現在の交渉方式では過去最高額だという。

しかし、ロイター通信が、資本金10億円以上の中堅・大企業400社に行った調査だと、昨年を上回る賃上げ率を予定しているのは全体のわずか14%。ベアを予定していないという“ベアゼロ”回答は、実に39%。

昨年4月の消費税率3%アップ以前と比べた賃金上昇幅については、76%の企業が「2%以下」と回答。増税分3%に追いつかず、“実質ベア”はマイナス。

東京商工リサーチが資本金1億円未満の企業2万590社について、昨年9月期決算での業績を調査したところ、減益企業が37%に上ったという。

下請けの中小は、円安や消費増税によるコスト増加分の価格転嫁が難しい。大企業との差は開くばかりだ


というのも、トヨタの三次下請け(ティア・スリー)に位置する部品メーカー(本社・愛知県)の社長が言う。

「これまで単価10円で納めてきた部品を、5円に下げられないかと言ってきたのです。理由を聞くと、『中国のメーカーに見積もりを出させたら、単価5円だったから』と言うのです」

 トヨタは、グローバル競争を勝ち抜くために、資材や部品などに関して世界標準価格での調達を徹底している。つまり外国の部品メーカーが5円の単価を付けたら、日本メーカーにもその価格を求めるというもの。

「しかしこの部品の原材料費は7円するのです。そのことを説明した上で、『つまり品質を下げろということですね』と言うと、『それは絶対にダメ』とのこと。この要求を断わってしまったならば、もうトヨタから仕事は回ってこないでしょう。泣く泣く赤字を前提に、値下げ要求を飲みました」
というからだ。

我が家の車も、一台はトヨタ。

子供達も免許を持ち、徐々に単独で運転する時期になりつつあり、昨年は業種の転換並びに工事もあって、トラックを手放したので、やはりもう少し大きな車が欲しいと思ってはいるのだが、こういう話題を知ってしまうと、トヨタ車を買って良いものやらと思ってしまう。

ブラックで叩かれたワタミなどが、苦境に陥っている様に、あまりイメージの悪い会社の車はどうも。

そう考える消費者も存在しているコトを知って、もう少し自分だけ良ければという体質からの脱却をして頂きたいもの。

我が家の近くのトヨタは親切だから、買うつもりはあるのだが、どうも今のままでは二の足を踏んでしまう。  
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2015年03月18日

わいせつ教師が増加?

文科省によれば、2013年度にわいせつ行為で処分された公立学校教員は、過去最多の205人。

1977年度の調査開始以来、初めて200人を突破した。

年齢別では、20代が54人、30代が52人、40代が43人、50代以上が56人。

行為の内訳は多い順に、体に触る、盗撮・のぞき、性交、接吻と続く。特に問題なのが、205人のうち、自校の児童、生徒を相手にした事例が93人にも上ることだ。

“ロリコン教員”は確実に増えているのだ。

「残念ながら小学校は、小児性愛者が教員として入ってしまうと、好き勝手にできてしまう場所です。私の学校でも、必要も無いのに体操着や水着への着替えをさせる、といった教師が問題視されたことがありました。特に着替えが遅い子を居残りで練習させるようなこともあったそうです」(ベテラン小学校教師)

こうした行為は問題として発覚しづらい面もあり、処分は氷山の一角と言える
そうだが、確実に増えているのかという気もする。

そもそも、相手が子供なので、発覚する件数が増えただけなのかもとも思ってしまう。

我々が子供の頃も、あの先生はちょっと変という人は存在したし、そういう話を御客様から聞いたコトもある。

だからといって、それを公けにしてという気持ちはホトンド無かったというか、出来なかったというコトではなかっただろうか。

体罰にしても、今ほど問題視されて無かったし。

そう考えると、教師になるには、教師としての能力の前にその手の適性検査が必要ではという気もする。

特に、性的に問題がある人というのは、罪を繰り返しやすい。

少なくとも、信じられない教師が最初の担任にでもなってしまえば、人生に陰を落とす。

思想信条を適性検査で調査するというのは、教師にもある程度のバリエーションがあった方が、人生の疑似体験に繋がるので不要だと思うけれども、一生心に傷を与えかねないわいせつ関係だけは、任命の前に防がなくては、子供達が可哀想だと思う。  
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2015年03月17日

世代の違いもあるのかと

本を読んでいると、著者ってもしかして同世代的な気がする時もあり、読み終わって確かめると『やっぱり』というコトもままある。


この本もそうなのだが、団塊の世代の多くの人々は定年まで無事に勤めあげられた人が多い。

というのも、考えてみると一番人口が多い世代というのは、社会の消費の牽引役なので、その人々がバリバリ稼いでいれば、景気が良いというコトもあるのだろう。

なので、大勢が夫が外で稼いで、妻は家を守る的な考え方も実現可能なのだと思う。

ソコから一世代下ってしまうと、景気の低下によって、リストラが加速して、男だけが稼ぐのはリスクが高いのではと肌で感じてしまう。

ゆえに、共働きが可能な方が安全じゃないかと親が思うので、子供にもその方が良いのではというアドバイスになってしまう。

一方、専業主婦でチャンと暮らして来た親を見ている人は、『やっぱり、専業主婦』と思うのも、やぶさかではナイだろう。

上記の本は、夫婦は互いに自立するのが理想としていて、無論、そう思ってはいるのだが、もしかしたら、ソレは時代がそうだったからなのかとも思ったりする。

ともあれ、どんな生き方が優れていると簡単には言い切れないのだから、少なくとも、もっと色々な生き方があるコトだけは、より多くの人が認めるべきではないか。

少子化を憂いつつ、「だから、女は家に」などと言う政治家は、非正規雇用の大変さを知らないからだろう。

誰かを型に嵌めたいと思う人々が存在すればするホド、出生率が低下するのではと思ってしまう。

子供というのは、育てるのにお金も必要になるので‥‥  
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2015年03月16日

明白になった原発の健康被害

急性心筋梗塞で亡くなる方の全国平均と比べると、 福島県の同死亡率はその2倍以上。

原発事故以降の福島県での急性心筋梗塞多発という“異常さ”が、3年連続で際立つ結果となった。

急性心筋梗塞や大動脈解離を含めた「循環器系の疾患」では、全国平均の1.3倍。

悪性リンパ腫は直線的に増加しており、全国の1.6倍。

高性能ガン罹患率データはいまだ活用されないまま、果たして、あと何人の人が亡くなれば、原発事故で被曝させられたことによる健康被害が公式に認められ、救済策が実施されるのか
という状況だという。

しかし、未だに誰もこの責任を取ってはいない。

戦争責任すら曖昧で、世界から非難を浴びつつあるが、今度は放射能で世界から糾弾されそうだ。

真実を追求し、真実を明快にすれば、当然、脱原発に世論は傾くだろう。

世界も、その方向に向けて進みつつある。

鈍感過ぎるのは、世界で唯一の被爆国である日本だというのは、ブラックジョークとしか思えない。  
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2015年03月15日

北陸新幹線に乗って帰って来ました

大阪での研修を終えて。

行きはまだ新幹線の開業前だったので、名古屋経由で大阪へ行ったのですが、帰りはせっかくなので金沢経由で開業二日目の北陸新幹線に乗ってみました。

若干はお値段が高いのですが、それでも「サンダーバート」の方が「しなの」と比べると座席がゆったりしているし、琵琶湖も見れるし、本当に何十年振りかの湖西線だったので、とても新鮮で物珍しく、乗っていて退屈しませんでした。

加えて、金沢で降りて夕食を食べ、お土産も少々買って帰って来れて大満足です。

最速タイプの「かがやき」は一時間程度で長野に着くのですが、全席指定なので(正直、指定席は隣に座る相手や、周囲の人々が嫌なタイプというか、迷惑な人でも移動出来ないので、あまり好きではありません。自由席だと、好きな時に乗れるタメ、予定よりも一本先の電車に乗れたりしますから、基本自由席です。どうしても疲れていて座りたい時は、列車に乗ってからでも指定席券を買えますし。本当にどうしてもというのであれば、グリーン券でも買いますが、そんなコトはまだ人生に数度しかありませんので)、というコトで初めてですから、たったの30分しか違わないのであればと、自由席のある「はくたか」に乗って来ました。

各駅停車だと、色々とある駅の順番も、実際に乗ると頭に入って面白かったです。

北陸新幹線の車両は、どれも一緒で、グランクラスまで付いていたので、長野で降りては発車するのを見たら、確かにゆったりしていて素敵でした。

タダ、どちらかというと、食べる物に対しては、しっかりお金を出しても構わないと思うのですが、最終的に人生は「座って半畳、寝て一畳」だと思ってたりするので、住むのならともかく、移動空間にはあまり拘らない方ですし。

夜で景色が見れないのは残念でしたが、各駅停車でもアッという間に金沢から長野に着いてしまって、残念みたいな感じでした。

東海道線の新幹線よりも、室内がゆったりしていて、とても快適。

椅子と椅子のスペースが広いので、後部座席の人が居なくなってから、しっかり倒してみたら、深々とリクライニング出来るので、ビックリしました。

ともあれ、最近は後ろの席に断りもナク、グッと席を倒す人が増えていますが、前の椅子に何かを吊るしている時には、それが急に揺れてビックリするコトもあるので、多少は後ろを確認してから、断るなりなんなりした方が良いと思います。

娘が座席の前に大きなスーツケースを置いて乗っていたので、倒せずに驚いていた人が居ましたが、断ってくれれば、スーツケースもズラしましたが、黙って椅子を倒そうとして、少ししか動かないのも無言でそのまま諦めたみたいだったので、こちらもシカトしてしまいました。

今は、他人と言葉を交わすと損するみたいな人も増えてますので、そういう方には、こちらも類似の態度で臨むコトにしてますから。

やはり、人と仲良くして楽しく暮らすには、見ず知らずの人に対しても、ある程度の礼儀は必要だと改めて感じました。  
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2015年03月14日

それにしても

定年間際の警官がストーカーとして捕まったり、国立大学の准教授が大学院生を殺害したのではないかと逮捕されたりしている。

そうかと思えば、免震ゴムは建物の基礎部分に取り付けられ、地震の揺れを吸収して、建物に伝わりにくくする重要な部品にも関わらず、データ偽装をしていたという。

人間、誰しも魔がさすコトはあるけれども、最低限守らなくてはナラナイ節度というモノがある。

特に、人命に関連するコトは、どんなに言い訳しても、許されるコトではナイ。

昔から、「聖職」と言われている職業にある人程、ストレスは溜まりやすいと言われているが、それで赦されるものか。

今、電車に乗っていたり、歩いていたりしても、スマホなどにのめり込んでいる人々を多く見かける。

中には、運転していてスマホをいじっているので、青信号になっても発進せずにイライラさせられたり、危険な運転をしてヒヤッとさせられる人も居る。

コンピューターは、自分の思い通りに動くけれども、それは自分が操作しているからであって、現実はそう簡単に自分の思い通りにはナラナイ。

自分の意思通りにナラナイからと言って、カッとしてしまったり、自分の思い通りに勝手に結果を改ざんしても、そのまま受け入れてくれるワケでは無い。

人生は思い通りにナラナイからこそ、面白いと思うだけの心のゆとりを持たず、短絡的な行動ばかりしていては、結局、自分で自分の首を絞めるダケだというのに‥‥  
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2015年03月13日

本日は研修に

特別にお休みを頂いて、研修に来ています。

というのも、息子が新たに整体の資格を取ろうとしているので、一緒に久々に研修に来ました。

子供達が小学生だった頃に、整体師になって以来、忙しすぎて研修に来れなかったので、久々の研修はとてもタメになりました。

ともあれ、本日の本は


この本も、ちょっとタイトルとは違った感じの話ではありますが、現実にこういうコトがあるのだという驚きがあります。

ともあれ、最初に書かれていますが、人間が作るネットワークなので、システムが破られる可能性は高い。

そう考えると、マイナンバーにあまりに色々な情報を集めてしまうのは、かなりリスクの高い行動だろうと思います。

何事も、便利というコトは、自分にも便利だけれども、付け込まれてしまうと相手にも便利に利用されてしまうコトになりかねないのですから。

故に、あまりに便利過ぎるのは、逆に大変なコトになりかねません。

先日の停電の時に、トイレの水を流すのもスイッチ一つで簡単に出来るというタイプを利用されている方々は、水が流れずにかなり困ったというお話を聞きました。

全然、違う話ではありますが、便利を追及し過ぎると、時として足元をすくわれてしまうという意味では、案外、深い所で繋がっていそうな話に思えてなりません。  
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2015年03月12日

男性原理主義社会

本日読んだ本は、こちらとこちら。




上記の本は、売るタメの目的もあって、本の題名とそれに合わせた色々な調査結果を出してはいるが、最終的に述べたいのは「男性原理主義社会」から決別した方が、人生楽に生きられるのではという主張だったりする。

そう考えると、違う感じで書いた方が正しい気がする本なのだが、それを読んだが故に、下の本が違った意味で理解出来た。

というのも、最初の著者が主張している「男性原理主義社会」は、「男尊女卑」とは違い、強いこと、闘争心があること、競争に勝つこと、より速く行動すること、相手を言い負かすこと、上から目線で語ること、お金を稼ぐこと、出世をすること、あるいはもっと通俗的には、精力が強いことなどなどが特徴なのだと。

正に、下の本の著者達は、その逆の人々なので、確かにどんなに高学歴でも貧困になりやすいかもと思ってしまった。

無論、そういう人々が悪いというよりも、今の社会は「男性原理」を良しとする男性と女性こそが、社会に受け入れられていると思う。

でも、そういう生活が幸せかどうかは全く別の問題。

「女性原理」で、闘争を好まず、ただ強いだけであることを重視せず、負けた人にやさしく、弱い人を助け、世話し、ゆっくり、じっくり相手の言うことを聞き、相手を言い負かすことより、相手との会話自体を楽しみ、お金を稼いだり、出世をするよりも、美的なものに囲まれ、なごやかに暮らし、より多くの人々が幸せになることを重視する方が確実に幸せだろう。

下記の本の中に、「貧乏」ではあったが、「貧困」ではなかったという一文があるけれども、若い頃はお金が無くとも、自由だったり、若さ故の健康もある。

確かに、お金はある程度のモノを買えこそすれ、絶対に「健康」を丸ごと売ってはくれない。

加えて、「足るを知らなければ、どんなに金銭を所有していても、飢餓感は無くならない」ワケで。

同じ一生ならば、満足して生きる方が、無いものねだりして生きるより、絶対に幸福になると思わせてくれた本。  
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2015年03月11日

もう四年が

東日本大震災から過ぎてしまったかと思うと、月日の流れの速さに驚きます。

何度か書いてますが、その時は神戸から鹿児島に向かう飛行機の中だったので、全く地震があったコトを知りませんでした。

だからこそ、ホテルに着いてTVに映し出された津波には、驚くばかり。

阪神大震災を思うと、原発事故が無ければ、もっと早く復興が進んでいただろうにという気が拭えません。

今日、読んだ本はこちらで、


結局、無理やり庶民は政治に見捨てられて行くのではという気持ちになります。

他人事だと思っていたら、やがて自分の身に降り注がない内に、我々ももう少し政治に対してアピールする必要があるのかもしれませんね。  
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2015年03月10日

長野は雪になりました

CIMG0249

今日は、一日どんよりしていて、昼間に少しだけ陽が出たものの、風が寒く、午後から雪がチラつきました。

そんな時に、撮った一枚です。

その後、隣の家の瓦屋根が真っ白になるホド、雪は降り‥‥

季節は、行きつ戻りつしてますが、遠くから春の足音が聞こえつつあります。

この他に、ほんの少しだけ蕾が開きそうな椿が一輪、カタバミの花も蕾になりつつあり、駐車場のタメにホトンド無くなってしまった庭に、何とか生き延びつつある草花がやっと芽を出して来ました。

そんな中、読んでた本がこちら。


世界の宗教について、結構掘り下げて解説してくれています。

ユダヤ教とキリスト教の違いとか、ヒンズー教は多神教と言われているけれども、それは神の多面性を表しているだけであって、根本的には一神教なのだとか。

そもそも、イスラム教はユダヤ教とキリスト教も含んだ宗教であるというのも驚きでした。

ムハンマドとキリストは、同格の扱いなのだとか。

日本人は、土着の宗教観が一神教ではナク、八百万の神なので、どうも宗教による対立とはあまり関係ないのですが、ムハンマドの絵を書くという行為は、とても許される行為ではナイらしく、その上に諷刺画となると、信仰している人々が怒るのは当然かと。

無論、だからと言って、誰かを殺害するというのは間違っているとは思いますが、やはり、他人がイヤがるコトはしないというのが、世の常識ではないかと。

やはり、そうしたコトを知るには、日々の読書も欠かせないと思ったりしましたね。

我々は、他人にはなれませんが、他人の目線を知るコトも大事だと改めて感じました。  
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2015年03月09日

あなたはあなたのままで

今の自分を変えたいと願い、もっと立派な人に、魅力的な人に、多くの人に愛される人柄を手に入れたいなどと、「自分自身であってはいけない」という思い込みほど、自分を苦しめるものはナイ。

というのが、こちらの本。

あなたは、あなたのままでいてください。

自分自身のよさに気付き、他人と比べず、「あるがままの私」を受け入れることが幸せへの第一歩。

不幸には不幸の意味があると知り、嫌いなものの中にも意味を見出せば、人生は豊かになる。

一番を目指すよりも、今の自分にできる最善を目指すコトが、人生の意味なのだと感じる一冊です。  
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2015年03月08日

養子という選択


世の中には、実の親に愛されて育つ子供もいれば、虐待されて育つ子供も居る。

加えて、病死したり、事故死してしまって、親が居ない子供達も存在する。

外国だと、「養子を貰った」と言うと、「コングラッチュレーション(おめでとう)!!」と祝福されるのが普通なのだが、日本では必ずしもそうではナイ。

結婚する前から、実子が生まれても生まれなくても、養子を迎えたいと願っていた女性が、養子を貰って育てた顛末を赤裸々に綴っている。

出版化にあたって、中々出してくれるトコが見つからなかったという。

それだけ、日本は血縁に重きを置いているけれども、もっと大らかな気持ちになって、「養子」という選択もあっても良いのかも。

望まない妊娠、子供が持てないといったコトは、日本でも外国でもあるのだが、「養子」が一般的になれば、「中絶」ではなく「産んで養子に出す」、「子どもを育てるのをあきらめる」のではなく「養子を迎える」という選択肢が増える。

日本の少子化の解消には、そういった意識改革も必要ではナイだろうか。  
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2015年03月07日

三分の一と三分の二では

どちらの意見を聞くべきかは明白だというのに、少ない方の意見をきこうとしているのかと思うのが、「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の結果を発表した内閣。

「増強した方がよい」は29.9%で前回より5.1ポイント増え、1991年に同じ質問を始めてから最高になったとはいえ、まだ三分の一にも満たない。

そんな動きをしているからか、「現状を維持すべきだ」との回答が65.4%と、増強派の倍以上になった。

そもそも、戦争をしたからといって、平和が簡単にもたらされるハズも無い。

「イスラム国」と自称する国家も、イラク戦争の結果、大きくなったそうだし。

防衛費も一気に伸びているというが、そんなコトよりやるべきコトは将来をどうするかだろう。

例えば、子供の数が減り過ぎれば、自衛隊に入隊したいという志願者の数が集まるのかとか。

ハードばかり充実しても、人が不足してたのでは、どうにもならないという現実に早く気付いて欲しいものである。
  
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2015年03月06日

貧困の連鎖

子供が何か問題を起こす時には、子供の周囲に問題が山積している場合が多い。

世間をアッと驚かす事件の裏側には、愛されなかったり、生活に逼迫したりと、余裕を持って生きられない子供にとっての、飢餓の問題が往々にして潜んでいたりする。

中でも、日本の見えざる「貧困」という事象にスポットライトを当てた本がこちら。


親が計画的で無かったり、突然の失敗でダメになった生活の立て直しに失敗したり、親が病気になって働けなかったりした時に、子供が出すSOSを周囲が察知して、手を差し伸べるコトが出来れば、子供の人生は変わるのだが。

定時制高校生の大変な状況とか、高校無償化と言えども、完全無償化ではナイので、貧困家庭の子供達がどんなに大変かというコトは、当事者で無ければ判らない。

中卒というコトで、正業に就けず損をしてしまう子供達を救うには、どうすれば良いかというコトを考えさせてくれる。

ともあれ、少年事件が起きると、スグに罰則強化ばかりが叫ばれるが、その前に問題行動をしている子供をどうフォローして、適切に対処するかという方に問題が進展しないのかが不思議。

そういう網目の粗さによって、振り落とされた子供達が救われてこそ、社会は安定化するのだろうに。  
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2015年03月05日

事実婚のススメ

以前も書いたと思いますが、初期の医療小説が特に好きだった著者が、こんな本を出していたんだと思って借りて来た本がこちら。


日本の少子化を憂いてとのコトですが、事実婚が可能になるには、女性の自立が必要だと思います。

ともあれ、法律婚なればこそ、時に危機的な場合も乗り越えられると思いますけど、中々、難しい問題かも。

友人にも事実婚している人は居るのですが、「偉い」と思いこそすれ、批判する気はありません。

でも、何時までもダラダラしなくて良いとは思えど、自分はズボラなので疲れそう。

人生、何時もときめいていたいのであれば良いでしょうが、家族になって、互いの嫌な部分も見せるというのも、楽な様な部分もあり。

タダ、お互い様ですが、結婚は他人だった二人が一緒に暮らすのですから、「忍耐」が必要。

面倒だから、結婚したくナイという気持ちも判ります。

無論、一生自分がボケずに健康的に生きていられれば、無理に結婚する必要もナイのですが、長生きしてまうリスクを思うと、次世代が居た方が、多少は安心かと。

やはり、人生は持ちつ持たれつだったりするので‥‥

同性婚だろうと、事実婚だろうと、したい人にはさせてあげたらと思うので、もう少し日本も法律的に柔軟になったら良いとは思います。

旧弊な考え方を押し付けられるのが嫌で、結婚という枠組みに入りたくナイ人も必ずや存在すると思いますし。  
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2015年03月04日

日本人とユダヤ人

昔、そんな題名の本があったのを覚えているが、最早、読んだコトがあるのか否か覚えてナイ程。

で、読んでみたのがコチラの本。


日本人の「和をもって尊しとなす」というのとは、真逆な人生に本当に驚いた。

ディベート好きでもあるが、無理は言っても無茶は言わないという。

筋道を通すというのが大事らしい。

しかも、教育にはとても熱心だという。

それは、迫害された歴史が昔からあるので、何があっても、何処へ行っても、能力は発揮出来るし、金品は持ち出せなかったり、奪われたりするが、自己の能力にはそんなコトがナイというからだとか。

振り返って、日本人ほど駆け引きに弱い国は珍しいだろう。

島国というコトもあって、あまりに強い個性は敬遠されやすい。

ともあれ、「おわりに」で著者が書いている様に、日本は暗い話題が多いけれども、数千年も苦汁をなめ抜いたユダヤ人を思えば、跳ね返す力も湧いて来るというモノ。

どんな状況にあっても、粘り強く生きるというのは大事なコトだという気持ちにはさせられます。

タダ、おそらく他国の人々と対するには、こうした対応は必要でしょうが、日本人相手では違う対応じゃないとという気にもなりますが‥‥  
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2015年03月03日

明らかになった雇用問題

派遣労働者受け入れ期間の制限をなくす労働者派遣法改正案は、企業に最大限配慮したものであり、派遣労働者をモノ扱いする状況はまったく変わっていないのに、「ようやく人間扱いするような法律になってきた」などと平気で言える厚生労働省の課長の考え方は、企業にはものすごく優しいからなのだという。

政府系金融機関の総裁はどこの役所でも事務次官クラスの天下り先である。つまり役人の頭の中では、企業は国民より尊く、その企業よりも偉いのが企業に金を貸す銀行であり、その銀行を支配するのが日銀や政府系金融機関というコトで、厚労省は企業ベッタリになってしまっているのだと。

非正規労働者については強い圧力団体をもっておらず、なんの政治的な力もない。ようするに、政府は一番弱く、やりやすいところから、狙い撃ちして規制緩和するつもりらしい。

我々は、正社員だから関係ナイなどと思っていると、事務職の一部を対象に労働時間規制の適用を除外し、時間ではなく成果で賃金を支払う「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入を盛り込んだ労働基準法改正案が通過し、将来的にはホトンドの労働者が、サービス残業をしなくてはナラナイ状況に追い込まれてしまうだろう。

少なくとも、今はマダ「サービス残業をさせたり、就業時間が長すぎる会社はブラック企業」と思われているけれども、それがスタンダードになってしまうと、「働きやすい職場」は探しても見つからないというコトになりかねない。

こちらの本に詳しく書かれているというが、この著者の本は何冊か読んでいるので、図書館で探してみようと思う。

しっかり、読んだら報告させて頂きます。  
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2015年03月02日

早朝の停電で

風邪気味だったのが、悪化したみたいです。

午前5時55分に停電したので、8時過ぎに国道十八号の信号はどうなっているのかと思いつつ、写真撮影に行きました。

午前中に仕事が、出来るかどうか知りたくて。

加えて、写真に撮ろう撮ろうと思っていたまま、せっかく作った看板の写真が撮れてナイので。

CIMG0244

「中千田」という信号の近くに、こんな看板を立てました。

この先は「母袋(もたい)」という信号に続く高架橋です。

後で知ったのですが、この道の西側は停電しなかったそうで、だから、普通に信号は作動してましたが、何時もと違って道はガラガラでした。

信号が止まった地域では、かなりの渋滞だったタメだと思います。

結局、九時半前に停電が終わったので、午前の仕事を繰り下げて頂いて開院しました。

長野日赤は普通に診療出来たそうですが、長野市民病院とか須坂病院は大変だったみたいで。

遠くから、お見えの御客様がいらっしゃればこそ、得られる情報です。

それにしても、三月でまだ助かりましたが、一月や二月なら寒くて凍えてました 。

それと、改築に当たってオール電化も考えましたが、原子力の問題もあり、加えてリスクの分散というコトで、プロパンガスのままでしたが、停電してしまうと電気だけでナク、電話なども使えず。

水道から水が出て、コンロでお湯を沸かせる有難さをしみじみと感じました。

トイレに行っても、流せるのが当たり前になってましたが、『もし、水まで止まってしまっていたら』と。

携帯電話は、充電してあったので通じましたが。

3・11を目前にして、改めて東北の方々は大変な思いをされたのだと、身をもって体験しました。

人間、全く同じではナクても、類似の体験をするというコトは、想像力を膨らませられますね。

未だに、不自由な暮らしを強いられている原発周辺の人々の御苦労は如何ばかりかと。

新たな原発再開は、その周囲の人々にリスクを強いる可能性が高く、目先のお金に負けてはイケナイと、こちらも改めて思いました。

停電の後は、コンビニのパンやおにぎりは、売り切れていたと聞きましたし、備蓄の大切さも感じました。

朝6時にセットしてあった、炊飯器はなんとか普通に炊けましたが、御粥にして温めて食べようかと思っても、何かを入れるタメに冷蔵庫や冷凍庫を開けるのが躊躇われて、結局、停電が何時終わるか判らないので、買い置きのカップうどんを食べて温まりました。

そんなに多くナクても、多少は食料などもストックしておきたいものですね。  
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2015年03月01日

ブロッコリーで生活習慣病を防ごう

ブロッコリーは、カロテンやビタミンCなど、抗酸化作用が高い栄養素を含み、血流を良くし生活習慣病予防にオススメの野菜。

新芽部分に多いスルフォラファンには、ガンを抑制する効果があると報告されてます。

ブロッコリーに含まれるビタミン類は水溶性なので、ゆでるよりも蒸し煮にする方が損失が少ないとのコト。(知らなかったので、コレから気をつけます)

栄養素としては、ビタミンB1、B2、C、葉酸、カロテンなど。

効能は、便秘解消、ガン予防、胃潰瘍予防など。

●ブロッコリー+ニンニク=血行促進、高血圧予防・動脈硬化予防、心筋梗塞予防

●ブロッコリー+イワシ=老化予防・認知症予防・動脈硬化予防

●ブロッコリー+カリフラワー=貧血予防・冷え症緩和・健脳効果・スタミナ強化

便秘予防には、ゴボウ・レタス・サツマイモ・チンゲンサイなどと組み合わせると良いそうです。  
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