2015年12月31日

念を入れて雪に対処を

スタッドレスタイヤを太平洋側で1年中スタッドレス履きっぱなしにするという話題が、ネットに載っていたけれども、雪国で暮らしていると、大丈夫かどうか、かなり心配。

ちなみに、我が家は新車を買って付いて来たノーマル→冬に新品のスタッドレス→春にノーマル→冬に二年目のスタッドレス→春にタイヤの減りを見てそのままスタッドレスかノーマルかを選択→冬に三年目のスタッドレスか新品のスタッドレス→春に三年目のスタッドレスのままかノーマル→冬に新品のスタッドレスか二年目のスタッドレスみたいな感じで繰り返して行きます。

街場の大きな通りだけを行くのであれば、履き替えて四年目のスタッドレスという手もあるでしょうが、パウダー・スノーの新雪が積もる可能性がある場所に行くとなると、履き替えていても三年目あたりで換えた方が無難。

太平洋側で1年中同じスタッドレスを履いたのでは、太平洋側を豪雪が襲い、交通がマヒした場合も、颯爽と美女を救援に行ける頼れるオッサンを演出するというのは、かなり危険かと。

女性に素敵と思わせるなら、毎冬新しいスタッドレスを買い替えて頂けば、太平洋側でも大丈夫だと思いますが‥‥

せっかく良い格好を見せようとしたのに、逆パターンになって、大渋滞でも引き起こしたら、完全に裏目になりそう。

それでナクとも、都会の車はスタッドレスタイヤを履いていても、4WDではナイので、結構車の後ろがふらついていて怖い。

皆様、雪道を舐めるのはとても危険だと思います。

というコトで、今年最後の締め括りはこんな感じになりました。

毎年、新年になって、雪山遭難の話題を書くコトが多いですが、今回はこの話題を書いたので、その話題はパスします。

ともあれ暖冬ではありますが、山の天気は急変するので、登山するにしても慎重に行動して下さいね。

今年も一年、応援して頂き有難う御座いました。来年が、皆様にとって良い年になります様に心からお祈りして、今年最後のブログとさせて頂きます。

大掃除やお節作りがあると思うと、昨日は中々寝られなかったので、本日は早目に休もうと思います。  

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2015年12月30日

窒息死を防ぐタメに

本日も、帳簿と格闘しております。

明日は、大掃除を少しなりともしなくてはなりませんが‥‥

というコトで、いよいよ来年ももうスグ、正月迎えると必ずニュースで報じられるのが“餅を喉に詰まらせ、死亡”という時期だという。

その記事によると、
食べ物を喉に詰まらせたら、意識があり呼吸できる場合は、強い咳をさせて吐き出させる。もし詰まったものが指で取れるようなら掻きだすべき。

異物が視認できないときには、「ハイムリック法(腹部突き上げ法)」、または「背部叩打法」で詰まったものを吐き出させる。

「ハイムリック法」は、後ろから抱きかかえてから片手の拳をもう一方の手で握るようにして固め、へその上・みぞおちより下から突き上げる方法。だが、妊婦や乳児、意識のない者に行っていけない。

「背部叩打法」は、頭を下げさせ、手の付け根で患者の左右の肩甲骨の中間あたりを強く叩く方法だ。子どもに施す場合は、膝や太ももに身体を乗せて行う。

「掃除機で異物を取り除く方法」は安易に行うべきでなく、 準備に時間がかかるうえ、口や喉を傷つける可能性が高い。介護施設などでは専用の吸引ノズルを常備している所もあるが、一般家庭では避けた方が無難
なんだそうだ。

ともあれ、焦ってしまうとパニックになってしまいそうなので、チャンと出来るかどうか‥‥

どうしても無理そうなら、掃除機の出番もあるのかも。

高齢者と暮らしていると、何事もナイのが一番というコトを、何時も考えさせられる。  
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2015年12月29日

疲れ果ててます

休みだというのにと言うべきか、休みだからと言うべきか、溜まっていた雑用が色々あって、本当に目が回りそうです。

やっと、一段落して読んでいるのが、こちらの本。


ココに書き込もうとしたら、古書というコトで、かなりの高値が付いていて、ビックリしましたが、借りて読んでいるだけですが、とても良い本で、心が洗われます。

今まで読んだ野口晴哉さんの本の中でも、一押しかもしれません。

読んでいて、納得するコトが色々とあります。

でも、書き込むには本当に疲れてしまっているので、申し訳ありませんが、これで失礼します。  
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2015年12月28日

糖尿病も白内障も被曝で増える

今週は休みにしているけれども、青色申告などの入力をしているので全くのオフではナイ。それでも何時もよりのんびりネット・サーフィンが可能になっている。

で、確か昨日ブログを書いた後で読んだ記事の中に「糖尿病は放射能の影響が非常に大きい」と書いてあったと思って探したら、こんな記事が、
核分裂生成物のひとつにイットリウム90がありますが、これが体内に入るとすい臓に集中します。すい臓は糖尿をおさえるホルモン・インスリンを分泌しており、この機能が被曝することで異常をきたすのです。2ヶ月の被曝で糖尿病になることは、すでに動物実験で確認されています。

専門家は糖尿病と放射能との関連性については1980年代から知っていましたが、データを公開しませんでした。
つまり、須賀川市内の仮設住宅で実施した健康診断では、小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病だった。「異常事態。運動不足やストレスなどが原因ではないか」との懸念の原因は、放射能の可能性を排除しているからなのかもと、書かれている。

そして、今日、なぜ、東京で白内障、心筋梗塞が激増するのか?という記事を読んだ。
全身に血液が流れるので、血液が癌の転移を引き起こすという意味で非常に重大、首都圏の病院でも、骨髄形成症候群(血液関連の癌)が2〜5倍、「白内障」も増えている。

水晶体のある角膜に、1000分の1mmという、目に見えない、つまりミクロン単位の微小な放射性物質がつくと、白内障になり、眼の濁りが出てきて、数年〜10年後ぐらいから悪化し、最悪の場合は失明してしまいます。こうした被害は、アメリカのスリーマイル島原発事故でも、チェルノブイリ原発事故でも、多くの被害者を出している。

福島県内の子どもの甲状腺ガン発生率は平常時の70倍超。

最大の汚染となった阿武隈川の河口は宮城県にあり、大量の汚染物が流れこんできた河川の終点の1つが、東京オリンピックで「トライアスロン」を予定する東京湾。
というコトで、東京を含む東日本地域住民の内部被曝は極めて深刻と考えられている。

もっと真剣に、放射能の危険性を自分の身に降りかかっているコトとして、考えた方が良い時期が来ているハズなのに、平気で再稼働しようとする人々というのは、どんなに強靭な肉体を持って居ると自負しているのだろうか‥‥  
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2015年12月27日

ちょっと驚いた話

少子化で子供の数が減少しているという話題が多く聞かれるけれども、今日の新聞でとてもビックリした話題を。

全国版ではナク、信濃毎日新聞というローカルな新聞の特集なので、ネットでは読めないと思うのだけれども、松本歯科大という県内唯一の歯科大学は、全国一の学費高で有名だった。

でも、少子化ゆえに、大幅な定員割れが続いたので、段階的に学費を値下げ、最高の時と比べると約三分の一の全国最低水準にしたら、入学定員を上回り、受験者数も大幅に伸びたという。

大学も電気代を節約したり、東京ドームなどに出していた広告看板をやめ、広告費を3億6千万円もカットしたけれども、優秀な学生の増加に事務局長が手応えを感じているという。

正に、民間ならではという気もするが、国家予算も大幅な赤字なのだから、経費節減をして、個人の減税をして景気を良くすれば、景気回復するのではと思ってしまうのだが‥‥

「北風と太陽」の話ではナイけれども。

ともあれ、安くなった言っても、六年間で2048万円が学費だというのだから、誰でも簡単に行ける学校とも思えない。

それでも、何とかしようという意気込みが感じられるし、結果が出ているというのだから、他の学校だけでナク、色々な業界でもっと、発想の転換をして欲しいモノ。

ローカルの鉄道やバスなどは、赤字が続くと、スグに運転本数を減らして、運賃値上げで、客足をより減らしてしまうが、逆じゃないかと気付いて欲しい。

という様なコトを考えた一日。  
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2015年12月26日

徒労感が‥‥

いよいよ、今年の仕事納めとなり、明日からは一年の雑用を片付ける日々が続くのだけれども、このブログも何とか毎日継続をしているが、徐々に疲れが出て来ている。

それでも、もし一日でも休もうと思ったら、ズルズル行ってしまいそうなので、何とか気持ちを引き締めているのだが‥‥


去年の一月に読んだ本を再読してみた。

ワイドショーやニュースから、政権に批判的なコメンテーターやアンカーなどの降板が相次いでいるみたいだが、原発賛成で無ければ裁判所の仕事も左遷される感じだし、世の中の現状に疲れてしまう。

原発からの放射線の放出量も、測定する部分だけ除染して低下させる様な、詐欺的な行為があるとの話題もあるし、このまま日本国民が犠牲になるのではという気がしてならない。

いよいよ、来年で福島原発事故から五年が経過する。

チェルノブイリも、隠蔽しようとしてしきれなくなった時間が経過するというコトだ。

今でも、何とか大したコトはないと言い続けているけれども、おそらく隠蔽も不可能になるに違いナイ。

メルトスルーしていたみたいだし‥‥

目先の金に転んで、将来を無視したツケがいよいよ回って来るのかと思うと、来年が来るのが恐ろしい様な気持ちになる。

健康だけは、失ってから嘆いても間に合わないのだが、「後悔先に立たず」になるのかと思うと、本当に残念で仕方がナイ。

タダ、そう思いつつも、だからこそ嘘でも良いからなるべく笑って、身体を活性化して、健康の維持に努めないとという気もするのである。  
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2015年12月25日

ワーキングうつが増えている

無理な長時間労働などの結果、「うつ」になる人が増えている。

「人材使い捨て企業」で、チーム全員がうつ退職というコトもあるらしい。

本当に追い込まれて病気にナラナイ為にどうすべきか、なってしまったとしたら何をすべきかというコトを教えてくれる本。


特に、非正規雇用の人が増えているコトが原因になりつつあるという。

ともあれ、本当に困ってしまってからでは、どうしようと思っても、中々答えは見つからないものだが、巻末に『相談先一覧」として、様々な場所が紹介されているのも有り難いだろう。

そもそも、労働環境が良くなるコトが一番大切なのだけれども、簡単には解決しないと思われる現在、自衛しておくコトが大切だと思う。

そして、長期的には、やはりもっと労働環境を改善するコトが必要であって、そういう政策を実施したいという人達にこそ、政治を任せるべきなのだろう。  
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2015年12月24日

人生を考える佳作

正直、今の時代の若者で無くて良かったという気がしてしまうのは、『未来は明るい』と信じていた時代の子供だったからだろう。

無論、それは昔は全体的に皆が貧しかったから、働けば少しづつでも豊かになるという気がしていたからかもしれないが‥‥

そもそも、携帯電話というのも、昔はとても高級品だったし、接続エリアは狭かったし、本当に電話だけするのにとても大きな箱を持ち歩かなくてはナラナイという不便なモノが、出始めだったのだが、今ではコンパクトになった上に、インターネットに接続させれば、バーチャルな世界を見せてくれる。

でも、そんな時代だからこそというべきか、未来への漠然たる不安もあれば、格差拡大による未来への不安が、我々の上に重く圧し掛かって来る。

そんな時代への抵抗を描いた一冊になると思うのが、こちら。


ミステリアスな作品になっているので、ストーリーについては書かないけれども、健全な形でもっと若者は、今の世界に怒っても良いと思う。

理不尽な社会が、若者だけでナク、より多くの人々をより安い労働力の提供者として働いてくれるコトを期待している。

でも、そうしたコトがより社会を不況にし、互いの生活を貧しくしているという、資本主義の限界が近付いて来ている。

『神の見えざる手』によって、全てが上手く回って行くという夢の様な資本主義への希望は、もう潰えてしまった。

借金で、虚栄の繁栄を続けて行くには、日本という国は負のスパイラルに入り過ぎている。

将来に未来が見えず、このまま続く少子化の果てには、悲惨な社会が待っているに違いない。

少しでも早く、継続可能な社会を作り出すタメにどうすべきかを、より多くの人々が真剣に考えるしかナイのだろう。  
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2015年12月23日

「寓話」を考える

こちらも、人に薦められて読んでみた本。


読み初めて、そう言えばラ・フォンテーヌの『寓話』を昔、読んだのではないかと思い当たりました。

もしかすると、少々へそ曲がりになったのは、過去の読書歴のなせるワザかも‥‥と。

ともあれ、そう思って読むと、若い頃から筋金入りのニヒリスト精神がもたげて来て、何というか、リーマン生活を嘆きつつ、やはり安定的生活を手放せない方は、孤高に生きるというのは、難しいのではないかと。

別に孤高に生きようとしなくても、自営稼業というのは、結構、大変だはありますが、とても気が楽。

流石に、今日は祝日だとはいえ、昨日はかなり忙しかったので、午後も仕事ではありましたが‥‥  
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2015年12月22日

幸せの条件

小説の良いトコは、ハッピー・エンドにするのが可能なコトだ。

本当に、こんな感じに原子力からの脱却が可能なら良いのにと思うけれども、どうも日本は喉元過ぎればという感じで、原発に舞い戻ろうととしている。


ともあれ、汚染した土地の作物は、今、どうなっているんだろうかとも思う。

福島第一の現在は、ホトンド報道されないし、原発再稼働のニュースが流れる度に、本当にコレで良いのかと思わない日はナイ。

もう少し、この本の様に日本の将来を長期的に考えて欲しいと思いつつ読んだ一冊。  
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2015年12月21日

下町ロケット

ベストセラーと聞くと、何となく是非とも読みたいというよりも、少し世間の熱が冷めてから読んでも間に合うだろうと思ってしまう性格なので、処女作の『果つる底なき』でデビュー以来、結構読んでいる池井戸潤さんの作品なので直木賞を受賞したと聞いても、読みたくはあるけれども、何時か手に入るだろうと思っていたら、調べたい本があって、普段、行かない図書館に行ったら、丁度返された本の中にあったので、借りて来ました。

初版が五年前と聞いて、もうそんなに経っているので、続編も出ているのだなと思ったのだけれど、映像化されたのを見ると、本を読むドキドキ感が減るので、テレビドラマで話題になっているのを知っていても見なかったので、とても新鮮な気持ちで読むコトが出来ました。


正直、この本に500を超えるレビューが付いているのに、本当にビックリしました。

このブログに書いた本の中には、全くレビューが付いてナイ本も沢山あるので‥‥

なので、ドラマを見た方も多いだろうと思って、本に関する話はホトンド有りません。池井戸潤さんが流行作家になって、良かったと思う位で。モチロン、面白かったですけどね。

ともあれ、地道にコツコツ仕事をしていれば、良い事があると著者の方も、しみじみ思ってらっしゃるとは思います。

流石は元銀行マンという経歴を活かして頂いて、より良い本を書いて頂けるコトを期待するばかりです。

それにしても、この作品がこれだけ世間に受け入れられる背景には、滅多にあり得ないからなんだろうと思います。

大企業の下請けとして、苦労して働いても賃金は少なく、定年後の年金も少なく、どうやって生きようと考えられている方は、世の中に多く存在していると思います。

そういう方々をスッキリさせてくれる小説なんでしょう。

正義が勝つのが、小説だけではナイと良いのですが‥‥  
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2015年12月20日

深い呼吸で「心」が変わる

ヨガの指導を長くしていて、呼吸法を編み出したとおっしゃる方の本なのですが、呼吸法だけでナク、人生への指針となりそうな話が満載。


特に、なるほどと思ったのは、
 私たちは「自分の考え」「自分の意見」など、あたかも自分が発想したことのように思って行動の基盤にしています。しかし、実際には入力させた情報によって操作された理性心の判断であって、異なった情報が大量に入ったら、正反対の判断を下す可能性もあることに気がつかねばなりません。マスコミからの情報も社会常識や学説も時代が変わると変化します。けっして確かなものではないのです。
 
 理性心は恐怖心から狂うことにもなりますが、誰でも陥りやすいのが、仲間はずれの状態、いわゆる村八分を恐れて、集団と同じ考えに消極的に自分を合わせる態度です。自分の頭で独自に考えることを放棄してしまう人が多いのです。自分の考えることは、それなりに頭を使いエネルギーを消費する行為で、多少なりともストレスになります。怠け心が強いと、楽なほう、つまり自分で考えずに集団の考えや常識、前例に倣う選択をしてしまいがちです。
という辺りでしょうか。

集中力を身につけ、利己心を手放し、共感する心を育てて、平常心を保ちつつ、心をコントロールして、上手に呼吸をしたいと思います。  
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2015年12月19日

眼の疲れを解消するには

70歳でも、裸眼で左右の視力1.0を維持しているという方の書かれた本がこちら。


若い頃から、読書大好き人間なので、近視・乱視の上に老眼までという感じになっているので、思わず手にしてしまったのだが、実に丁寧に眼を大事にする方法を教えてくれる。

マッサージに始まって、何を食べるべきかなどや、ストレートネックの治し方として、首押しストレッチのやり方も書いてあるので、パソコンやスマホを多用している現代人には、頼りになると思う。

眼は肝臓と深く関係しているので、過食や飲酒も眼に悪いのだとか。

右側の肋骨の下にある肝臓を刺激するタメに、右手の4本の指を食い込ませるように押して、5秒間キープ。

それを肋骨にそって少し下に移動して、また5秒間キープ。

さらにもう少し移動して、5秒間キープ。

という、3か所のツボ押しを3回繰り返す肝臓もみを毎日繰り返すと肝臓が元気になり、眼にも良い
そうです。

それ以外にも、色々と方法は書いてあるので、気になる方は本をしっかり読んでみて下さい。  
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2015年12月18日

気は生命エネルギー

病は「気」からと言われているのは、全世界的だったりします。

ストレスが病気の大半を引き起こすというのは既に医学的に証明されてますし、東洋医学でも気のコントロールは大事だと言われてます。


上記の本によれば、冷え症は腎臓の機能が弱まることによって引き起こされ、悪影響は皮膚にも及ぶので、冷え症も肌トラブルは一見無関係に見えても、根源的に結びついているので、「気」の力で腎臓の働きをよくすることが出来れば、二つの症状も同時に解消可能と述べてます。

ともあれ、簡単に気功が上手く出来るとは限りませんが、日常生活のでの注意点や、足湯の方法、食べ物、眉毛のメイク・テクニックまで書いてあるので、興味を持たれた方は参照にしながら、お試し頂くと良いかもしれません。  
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2015年12月17日

閉塞的な社会を知ると

日本に生まれて、有り難いなと思うのは、特殊な北朝鮮あたりの現実を知ると‥‥


読み応えのあるアクション小説なので、ストーリーは割愛するが。

ともあれ、現実の日本はドンドン監視社会に近付きそうな感じもする。

例えば、香川県が創ったうどん県を推進しようとするカルタに、一件クレームが付いただけで発売延期とか、流行語大賞が左寄りだとネトウヨの方々が、現代用語の基礎知識のレビューをワザと低い点数を付けたりしているとか。

ブログに写真を貼り付けるのが面倒なので、アマゾンだと本の表紙が写真入りでブログに書けるから、重宝しているモノの、ネットでの売買はなるべくしたくナイというのを貫いているから、レビューを読んで本を買うコトも無いのだけれど、時として言いがかり的なレビューが書こうとしている本に対して書かれてたりするのを読むコトもある。(だからと言って、アマゾンに投稿するつもりもナイのだが‥‥)

夫婦は必ず姓を一致すべきという判決も、少子化の時代なのだから、どうしても別姓にしたい人達には、認めてあげても良かろうと思うし、DNA鑑定が可能な時代になったのだから、離婚してスグの再婚も認めてあげても良いのではとも思う。

とにかく、他人の行動に対して不寛容な人が増えているのが、とても気になる。

他人を強制したり、されたりするのが苦手な人間としては、生命に危険なコトは絶対に止めて欲しいと思うけれども、思想はある程度自由な方が、生きやすい社会だと思う。  
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2015年12月16日

テストステロンは男性寿命を延ばす?

男性が女性より寿命が短いのは、力仕事のし過ぎかななどと思っていたが、男性ホルモンの減少が原因なのだという本がこちら。


WHOでも、そうした研究をするべきとの宣言が1998年に出ていて、国際的に問題になっているとは全く知りませんでした。

50歳前後からテストステロンが低下すると、内臓脂肪肥満になりやすくなり、メタボリック症候群の発症に結びつくそうです。

一方、女性は更年期を迎えても、女性ホルモンの血管保護作用の影響が70歳後半まで継続する上に、不調になれば更年期外来に躊躇なく行くけれども、男性は病院に行きたがらないのが、約7歳の寿命差の遠因ではないかと考えられてます。

予防としては、タマネギやニンニクを皮をむかずに電子レンジに入れて加温したあと、スライスして食べると良いそうです。

うつに見える症状にも良いという話もあるので、中高年の男性並びに御家族で心配な方がいらっしゃったら、予防医療としての検査も念頭に置くべきなのかもしれませんね。  
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2015年12月15日

怒りっぽい人は損してる

滅多に怒らないけれども、あまりに理不尽だと抑えきれない時もあるのだが、それでもカッカとしない方が良さそうだと、しみじみ実感した本がこちら。


昨日、宅配便の業者が土曜日に配達してくれるハズの荷物を、他の治療院に間違って配達してしまい、しかも、着払いの品物なのに、勝手に少し使われてしまったけど、どうすべきかと聞いて来た。

使われていない品物の中に、どうしてもスグに必要なモノがあったので、送り直さなくても良いのでと、欠品分を除いて清算したのだが、どうにも気分が悪かった。

しかし、イライラしたので、何だか体調が優れない気がしてしまい、なるほど怒りの感情は身体に悪いと納得はしたモノの、やはりあり得ないコトをされるのは、ちょっと。

でも、この本の中に、短くても良いから、一日を振り返ってみて、一番嫌だったコトを最初に書き、次に一番良かったコトを書き、最後に目標とすべきコトを書けば、スッキリして良く眠れると書いてあったので、今度からは試してみるコトにしようと思う。

ちなみに、著者も少し前までは、とても怒りっぽい方だったというのだから‥‥

ともあれ、この本の中に、「誰も信頼してはイケナイ」という名言があり、その理由がとても素晴らしかった。

何故かというコトまで、書いてしまっては申し訳ナイので、知りたい方は簡単に読めるので、是非ともお読み下さい。  
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2015年12月14日

新人をどう扱うか

昨日の本とは違って、どうすれば良いかを中心とした、若者の取り扱い説明書。

というのも、結構、我が家の御客様の中に、新人さんの扱いが大変という話題が多く。

いわゆる、承認欲求が強い人達に振り回されている方が増えているというコトです。

ともあれ、「●●とはさみは使いよう」という諺もありますが、上手に使えば承認欲求が高い新人さんも大化けする可能性は秘めていますという感じの本なので、どうすれば若い人達と上手くコミュニケーションをとれるかしらとお悩みの方に読んで欲しい本と言えるかもしれません。


例えば、自信がない人ほど、相手との格差を誇示するために威嚇的な言動をすることがよくあります。上から目線の否定的な意見はなるべく聞き流し、その一方で、いまだヤル気満々の姿勢を尊重することです。

と言われてもという気もしなくもナイですが、そんな感じのお悩みを抱えている方も多いモノ。

かまってちゃんと話をする時は、話を途中でさえぎらない、話の腰を折らない、話を取り上げないということにも留意しつつ、逆に黙ってしまった時に、別の質問をして、追い詰めるのもダメらしい。

大変な若者の世話をしなくてはナラナイ方々は、本当にお気の毒とは思いますが、取扱い注意な人であっても、活かせてこそ、自分も相手も良好な関係を気付けるモノ。

今までは、愚痴を聞いてあげるコトしか出来てませんでしたが、こういう本があるというせめてものアドバイスが出来るかもと、多くの心優しき人々に伝える話が出来て、とても喜んでます。  
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2015年12月13日

成熟できない若者たち

かなり前の本なのだが、こちらもお借りした一冊。


二十五年近く前に書かれた本なので、チョット古いし、ダメダメな若者に対して点が辛く、若者がそうなった背景である親にも問題がありそうなのに、そちらに触れないのかと、少し不満だったのだが、見捨てられ感・衝動性・対人関係障害の結果、そうした人物は一見表面は良さそうでも、長く良好な関係を維持するのが難しいし、一貫して仕事などをやり遂げる力が不足していると書かれていた。

あまり、点が辛い本をブログで書くのは稀なのだが、どうしてココで取り上げたかというと、正にそういう人となりに当てはまりかねない人物が、もしかしたらこの国の首相なのかもしれないとの不安が‥‥

ネットサーフィンして本日読んだ二本の記事、安倍首相の評伝だが、そこに描かれる幼少期からの性格、数々のコンプレックスは現在の安倍首相の政治姿勢を考える上でも示唆に富んでいると、 「安倍さんは嘘つき」元家族会の蓮池透氏が拉致問題で安倍首相がついた真っ赤な嘘と政治利用の手口を全暴露を読むと、ひょっとして上記の本が描いた人物像と似通ってはいないかと。

流石に、幼少期から勉強が好きでも得意でもなかった安倍首相は、父・晋太郎に「東大へ行け」と尻を叩かれ、時には分厚い漢和辞典で頭を叩かれても、反発するだけで一向に勉強をするわけではなかったというのは、いわゆる虐待という感じで気の毒な気もしなくはナイけれども、そうしたルサマンチンでこの国を破壊されてはと思ってしまうのだ。  
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2015年12月12日

時代に操られる人生

運命なのかもしれないが、時代の変遷に立ち会うと、色々な困難が降り掛かる。

伝記というのは、それだからこそ面白いのかもしれないけれども、波瀾万丈な人生というのも大変そう。

タダ、この本は人に薦められなければ読まなかったと思うので、そういう意味でも、本にも出会うべくして出会うのかもしれない。


現代にも名前だけは残っているけれども、ホトンド知られてナイ存在があるとは。

「咳声喉に浅田飴」というキャッチフレーズで有名なのど飴は、この本の主人公が働いていた人に、造り方を教えて出来上がり、その名声ゆえに売れたのだという。

スペイン風邪の流行時には、完売に次ぐ完売だったそうだ。

江戸時代に将軍の侍医だったのだが、明治維新になり世の中が全て洋式になる風潮の中で、漢方医が廃れて行ったのだけれども、大正天皇が健やかに育ったのは、主人公の腕あればこそ。

西洋医が、何人も失敗したので、呼ばれたというのだから、無理やりに西洋医学一辺倒にして、そうした漢方の系譜がチャンと残されなかったというのは、現代に於いてもかなりの損失だろう。

人は、時代の流れに翻弄されて生きるものだというコトを改めて感じた一冊。  
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2015年12月11日

日本社会で生きるということ

日本の場合、「世間」は変わらないと思っている。と同様に、個人も変わらないことを望んでいるという傾きがあると思います。したがって、日本に革命が起こったことがないのは、世間意識というものがあるからですと著者が述べている本は、こちらなのだが、確かに言われてみれば、そうなのかもしれない‥‥


であればこそ、「同性愛は異常」とやじを飛ばした岐阜県会議員が、同性愛は個人の自由だけれども、少子化は問題と言いながら、子どもが生まれない同性婚を容認している社会が異常と述べれるのであろう。

おそらく、この方の頭の中には、自分の常識は他人の非常識かもしれないという意識は皆無なのだろうし、マイノリティの人々の気持ちを忖度する必要はナイという、狭い世間の中で生きているというコとなのであろうから。

加えて、日本で革命が起こったことがないのは、言葉遣いで上手に誤魔化されやすいという点にもあるのではないかと思う。

例えば、今、盛んに連呼されている「軽減税率」だが、聞いた感じは良くても、消費税が8%になって、消費が落ち込んでいるにも関わらず、消費税を食料品だけ今の税率に据え置くだけであり、その他の増税をするという話であるので、食料品を免税にするという話ではナイ。

だが、10%に上がるコトは、より景気を冷え込ませると批判されていたハズなのに、何時の間にか既定路線となり、雀の涙ほどの減税を有難がれと言われているのに久しいのだが、正しく理解せず喜んでいる人々は多いだろうと思われる。

軽減税率は高所得者にも適用されて負担軽減となるので、金額で比較するとむしろ高所得者の方が軽減額は大きくなってしまう。

一定所得以上では社会保険料負担は逆進的になっている上に、2000年から2014年までの間に、家計が支払った税や社会保険料を合計した公的負担の負担率は15.7%から18.5%に高まっているのは、社会保険料の負担率が8.5%から10.5%へと高まったから
だというコトを知っている人も少なかろう。

世間に縛られて、自分の生活が苦しくなったとしても、声を上げないのが日本人というコトなのかもしれないが、本当にそんなコトでイイのかと、再考を迫られた本であった。  
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2015年12月10日

老荘の思想を学ぶ

「道」という言葉を聞くと、すかさず「誠は天の道なり されど人の道にあらず」という漱石の小説の中の一節を思い出してしまうとう、変わり者であるという自覚はあるが、それでも、時として人として歩むべき「道」を思索した老荘の思想を読んでみたいと思うコトはある。

無論、原文ではナイけれども、それに関した書物は既に何冊かは読んでいるのだが、本というモノは自分の理解を超えている時もあるが、絶対に受け入れられないと思うモノ以外は、意味を完全に理解してナクとも、読んで行くと、やがて朧げながらも、徐々に理解が深まって行く。

そういう意味で、老荘の世界は、人生に於いて何度でもチャレンジすべき世界観であり、自分が如何に深化しつつあるかというリトマス試験紙の如き存在である。

で、今回、読んでいるのは、こちらの本。


「知りて知らずとなす」と説かれている様に、判ったつもりになっても、中々、理解しかねるのが「道」である。

故に、今回も、どれだけ老荘(特に、老子の世界観を極めたいと思ってはいるのだが‥‥)の思想に近付けたかは判らない。

タダ、一つこの本を読んた後に思ったコトは、「安倍政権が米国と敵対するシリア・アサド政権に25億円の援助約束の事実が発覚! しかも国民に情報を徹底秘匿」というネットで拾った話題を見ても、如何に、今の日本の政治家は恥知らずなのかというコトだけ。

ODAの工事、事業の発注先は日本企業であることが多く、政官と企業の癒着はずっと指摘されていたのですが、安倍政権になって、それがさらに露骨になった。血税を使って、経団連に入っているような大企業が受注できるような援助に金をばらまくという構図をもって良しとするのでは、非人道的なアサド政権を助勢し、ISやその他イスラムの反政府組織の反発を招き、反アサド政権を表明しているアメリカやNATO諸国との共同歩調を破るというコトに他ならない。

そして、西日本新聞の記者が外務省に取材を行うと、外務省は「電力インフラ整備への資金提供は一切ない」と否定。しかし、取材を行った当日、なんとUNDPのウェブサイトからこの事業計画書が消えてしまったという隠蔽体質に至っては、何を言うべきなのか、言葉も見つからない。

そして、西日本新聞以外はなぜかこの一件を一切報道していないというのでは、愚かな日本の行き着く先には、とても期待出来そうにナイというだけだ‥‥  
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2015年12月09日

格差がもっと加速しそう

低所得者層は野菜類や肉類、きのこ類、卵類、乳類など半数以上の項目で高所得者層より摂取量が少なく、穀物類だけ多かった。中所得者層でも肉類や野菜類の摂取量は高所得者層より少なかった。低所得者層は高所得者層より摂取カロリーが少ないが、肥満の割合は高く、一日の歩数の平均値も少なかったというけれども、低所得者ほど自分の健康状態を顧みず、仕事を頑張りすぎて重症化し、医療機関に入院する割合が高くなるとの健康格差も既に指摘されている。

加えて、経済的理由による授業料免除率が増加しているにも関わらず、国立大学の授業料引き上げについて財務省は議論が必要とし、東北大学では運営交付金が削減された場合として、毎年1.6%増にするためには、平成26年度に54万9,000円だった授業料平均単価を平成43年には125万9,000円とする必要があるという。この授業料平均単価は、参考として掲載されている私立大学の平均授業料86万72円を大きく上回っているという。

こうなると、多少頭が良くとも、大学に進学するのはより可能性が低くなり、才能が在ってもひたすら馬車馬の様に働かせられて、過労死が待っている未来を想像させられてしまう。

正に、持てる者だけが富み、持たざる者はより命をすり減らす可能性が高くなってしまうのだ。

本当に、そんな未来で良いのだろうか?

そもそも、軽減税率などと言っているが、消費税を増税して、法人税を下げるという、大企業優先の政策ばかりが続いている。

しかも、それで恩恵に与れる企業は、政権に政治献金するというのでは、利益誘導ではナイだろうか。

より多くの人々が、少しでも裕福になってお金を回してこそ、景気は回復するというのに、全く逆の政策ばかりが進められている。

もう少し、我々も未来というモノに対して鋭敏になって、どうあってこその社会なのかを考えるべき時に来ているのではないだろうか。  
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2015年12月08日

正しい古代史を求む

日本は、中国や朝鮮半島と歴史認識を擦り合わせれば、正しい古代史が見えて来ると思うのだが、明治維新で「神の国」として、天皇家を祭り上げた時に、より間違った方向へ向かったのではないかと思われる。

そもそも、古代史を普通に考えれば、中国や朝鮮から逃れて来た人々が、日本の先住民族と婚姻しつつ、現代の日本人なるモノを生み出して来たのであり、それを認めさえすれば、近隣諸国とは同じ民族であると共に、太平洋戦争での出来事も、失われた先祖の地を奪還したいと願った結果であると言えなくもナイ。

要するに、捻じ曲げた歴史感を捨て、互いに胸襟を開けば、何も対立すべきとは思えないと言えよう。

昨日の本の続編であるこちらの本にも書かれているのだが、


日本の最初の正史である、『日本書紀』に間違った歴史が書かれ、それ以降、そうしたモノを踏襲して来たが故に、今の歴史が歪んでいる。

この本の最後に、中国の歴史研究家が日本の歴史書とは無関係に、中国文献からのみ研究した論文が載っている。

それを読めば、真実を述べているのはこの本の著者なのか、それとも大勢に流されている学者達なのかを、誰でも認識出来るハズです。  
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2015年12月07日

人麿を考える

日本の学問が狭い考え方に凝り固まっているという批判の書がこちら。


万葉集の代表的歌人、柿本人麿の人生にスポットを当てつつ、万葉集の成り立ちに対する、推察をしているのだが、学会の常識に縛らない自由な発想。

著者の論には、頷けない部分もあるモノの、こうした議論を深めて行ってこそ、正しい歴史が掘り出される。

そもそも、旧唐書に「倭国」と「日本国」の存在は書かれているというのに、知らぬ存ぜぬを通すというのは無理がある。

長いモノに巻かれて生きようとするのか、それとも孤高の道を進んで真実を求めようとするのか、今の日本でも必要とされるのは、そういうコトではないだろうか。  
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2015年12月06日

日本の問題点が

色々な分野で、炙り出されている気もするのだが、何故かというコトを考えていたら、日本に欠如しているのは、哲学なのだというコトに気付かせてくれた本がこちら。


鍼灸という、狭い分野の話とはいえ、問題は全てに通じる。

中国は、中医学を使って世界制覇を目指そうとWHOへの働きかけをしているし、韓国でも韓方という医学を大事にしている。

しかし、日本鍼灸は大学や専門学校の乱立と共に、国家試験に合格すればイイ的な教育をするだけであって、全人的な教育がなされてナイと著者は憤慨している。

そもそも、最近の教育機関は、文系の意義を重視せず、国立大学も理系重視になっている。

しかし、「人としてあるべき姿」みたいな哲学的な部分を失って、「生きるというコトは、金を稼ぐコトが一番大事」的な発想になってしまえば、物質的に潤ったとしても、精神的に貧しい。

おそらく、そうした背景があってコソの、日本は世界に冠たる自殺大国なのかもしれないが‥‥

自国の歴史を認識(声高に叫ぶ人々の声に惑わされずに、何が真実の歴史なのかを見極めるという努力)し、伝統の上に自らの新しいページを刻むという努力を放棄した時に、どんな部門も劣化する。

著者の述べているコトは、鍼灸だけでナク、「今さえ良ければ」と醜悪に未来を考えずに行動する世の中の人々への、痛切な警鐘となっている。

一般の人にとっては、さほど読みたいと思う分野の本ではナイのかもしれないが、幕末の家庭医学書『病家須知』など、我々の健康は誰かにお任せするモノではナクて、自らが律すべきものであるという意識は、昔も今も変わらない。

人間として、生きる姿勢が問題なのだというコトを、改めて認識させてくれた一冊。  
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2015年12月05日

風邪の効用

昨日、書きそびれた本の話を。

整体入門』で有名な方の本なので、そちらは持っていますが、読みたいと思っていた本でした。


上記の本は文庫ですが、原本で読ませて頂きました。

風邪をひいた方が良いという話は、既に『整体入門』で読んでましたが、より詳しくどうひくべきかを教えてくれています。

以前の本では、ストレスや疲労によって緊張しきった体や頭を緩ませないと、大病になるので強制的に休ませリセットするタメに風邪をひく必要があるという程度だったのですが、熱のある時は風呂に入ってもよく、ただ、熱が下がって平熱よりも低い体温になったらじっとしてないと長引くとか、丁寧に風邪のチャンとした引き方が書かれてます。

ちなみに、身体が不調だと周囲の人達が親切にしてくれるのが嬉しいみたいな人は、自分から治る気がナイので、難しい場合もあるとか、色々と我々業界人には、頷ける話が満載です。

文庫本の方が入手しやすいのだろうと思いますが、どうなんでしょうか。

ともあれ、以前から読みたいと思っていた本を読めて、とても満足しました。  
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2015年12月04日

新垣隆さんのコンサートに行って来ました

兄夫婦の招待があったので、近くの県民(ホクト)文化ホールで行われた「新垣隆&礒絵里子 おしゃべりコンサート」に行って来ました。


上記のCDアルバムの発売記念コンサートで。

コンサートがあるコト事体、全く知らなかったのですから、世間でもおそらくそういう人が多かったタメか、中ホールでしたが空席が目立つ感じなので、逆にゆったりと音楽を鑑賞出来ました。

ちなみに、クラッシックのコンサートを聴くのは、若い頃にオーストリアで聴いて以来なので、実に何十年か振り。

あまりコンサートに行く習慣がナイのですが、「音楽は生じゃなくちゃ」というのを実感しました。

というのも、TVで聴いた音色と全く音響が違うので。

「コンバットのCM音楽には、続きがあって、最後にはコロッとやられるトコまで、作曲してあった」とサービスで演奏して下さいましたし。

「色々な騒動が一段落して、コンサートが出来る余裕が出来て嬉しい」とおっしゃってましたが、とても優しい音色の音楽を聴けてリラックス出来て、こちらの方が嬉しいです。

兄嫁(と呼んでは、こちらより六歳も若いので、気の毒な感じですが)は、CDを買ってアルバムに直接サインして貰ってましたが、活字中毒者なので、


上記の本を買って、サインして貰いました。

まだ、全部読んでませんが、若い頃から斜視になったり、声が小さくなったりなどと書かれている上に、本の表紙の写真よりも、また身体が硬くなっている感じがしているのが、こちらの職業的に気になってしまったので、ピアノを弾き過ぎている方の宿命かとも思います。

我が家にも、コンサートで伴奏したり、ピアノを教えてらっしゃる先生にお見え頂きますが、とても身体が硬くなって実年齢よりも、少し年上に見える方がいらっしゃいました。

過去形なのは、身体がゆるんで現在は、もうかなりお若く見えるから。

これから、じっくり本を読むつもりですが、どうも身体の硬そうな方を実際に見てしまうと、『何とか、出来ないかな』とという、こちらの職業意識をくすぐられてしまったりします‥‥  
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2015年12月03日

子供を愛する力

用があって、出掛けたトコで待ち時間に読ませて頂いた本。

やはり、本というのは、個性が出るので自分では読まないだろうという本も沢山あって、それはソレで楽しいモノ。


ホトンド、著者が被らない中で、読んだコトがある著者は数人だったのですが、その中の一人。

ちなみに、もう一人の方の本も借りて来ましたが、そちらは、まだ読んでナイので次回以降にでも。

上記の本は、子育てに悩む人には、是非とも一読して欲しい本でした。

タダ、「無私の愛」というのは、人間にはある程度自我が存在するので、難しいモノ。

著者が無私の愛を手に入れるのにもっとも効果的なのは、自分が人に無私の愛を出すことと述べてますが、そういうモノを求め過ぎると、逆に大変な気がします。

もっと、気軽に相手が望むコトをしてあげて、相手が望むコトをしてくれる人と、共存するという程度を求めて行けば充分かと。

あまりに、遠い目標を持たず、解決可能な場所からのスタートをした方が、より理想的なゴールに近付くのではないかと思います。  
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2015年12月02日

医師という仕事

ノーベル医学生理学賞受賞者の利根川進博士は、京大の医学部を出た科学者で、山中伸弥教授は神戸大学医学部出身者で、日本人初の医師のノーベル賞受賞者であり、その受賞対象となる研究は、医学部で行われたのではナク、奈良先端科学技術大学院大学だったとは、知らなかった。

医学部における医師以外の研究者は、医師の命令系統におかれ、自由裁量はあまりナク、昇進もさせないというコトもあるらしい。

おそらく、それが日本のノーベル医学生理学賞受賞者の受賞者が少ない理由だという。

こちらの本によればだが‥‥


ともあれ、現役医師であり医学部の講師の立場から見れば、違った意味で医療が見えて来る。

勤務医が過労死しそうな裏側とか、色々。

隣の芝生は青いと言うが、医師という職業も中々面倒らしい。

基礎研究医は減少しているというけれども、おそらく新しい病原菌はこれからも増え続けるだろう。

あまりにも、効率的を目指した社会というのは、この部門でも破綻しつつあるのかもしれない。  
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2015年12月01日

良い患者になるタメに

伝え方次第で、受ける医療は変わるという本です。


医師も人間ですから、上手に症状を伝えようとする患者と、黙って座っているだけで自分を上手く診察して欲しいという患者が居たら、当然、前者に対しての方が、より名医になれるというモノ。

自覚症状を具体的に伝えるのが大前提ですが、病気を引き起こす背景となったモノまで、伝えられればOK。

症状を伝える場合も、「今、一番つらいのはここ」であり、「それは何時からか」と続け、「どんな病歴があるか」、「遺伝的な疾患の有無」、「どんな生活をしているか」という順番がベスト。

疑問がある場合は、率直に聞き、不安がある時も具体的に話すと良いとのコト。

どんなに良い医者であっても、良い患者で無ければ、医者の資質を引き出せないと思った方が良さそうです。

入院する時のコツやマナーなど、色々と書かれているので、病院に行こうとしているが、チョット不安という方々は、是非ともコレを一読してから行った方が良いかと思います。  
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