2016年09月30日

隠蔽される真実

豊洲市場の盛り土問題は、結局、誰に責任があるのかが判らないというけれど、本当にそんな話があるとは思えない。

ともあれ、小説ではあるけれども、殺人事件の深層の隠蔽さえしかねない国では、上層部に不都合な真実など、明らかにするつもりなどナイに違いない。


上記の本は、あらすじを書くとネタバレになるので書けないが、本当にそんなコトだったらと思うコトしきり。

現実に戻って、今の政治の権力闘争の行き着く先は不明だが、人口が減るコトに対する危機感の無さに驚く。

東京オリンピックや大阪万博は、日本が上げ潮だった時に開催されたけれども、これから人口減少時代がより進むというのに、以前と類似の感覚でどうなるというのか?

だが、良く考えると依然と類似の感覚とも言えない。

例えば、自衛隊がPKOの活動範囲を広げ、紛争が起こりそうな地域にまで派遣される現在、任務で命を落とす隊員も生まれるかもしれない。

派遣される隊員の御家族にしてみれば、国会で拍手されるよりも、無事に帰還されるコトを祈るのみだろう。

争いに巻き込まれて、大切な命が失われたとしても、誰も責任を取らない国なんだろうと思うと、気の毒でナラナイ。  

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2016年09月29日

ハングリー精神の欠如

東京オリンピックの施設や、豊洲市場など、巨大プロジェクトの多くは利権と密接に関係していると誰もが思っているけれども、少子高齢化こそが日本の最大の問題で、今でも巨額赤字財政の上に、未来により問題を先送りしているのは、戦後のハングリー精神の欠如が最大の問題なのかも。

戦後、焼け跡の中から復興した人物を現実のモデルから創造した小説がこちらなのだが、


ラストで、帝王学ばかり教えられた彼の息子は、その全てを崩壊させて行く。

今や、日本の政治家も世襲、財界も新興企業や一部の例外を除いては世襲では、下々の大変さが判らない人々が、自分達の間で税金を分配しているのではと思ってしまう。

ともあれ、オリンピックを招致すれば良いコトがあるというのは、既に過去の考え方。

ギリシャにしろ、サンパウロにしろ、財政の悪化の原因になっている。

長野市は、冬季オリンピックをしたけれども、まだバブルの余韻が残っていたから、多少は何とかなっている部分もあるが、国民健康保険の金額などは、オリンピックが無ければ、こんなに巨額にならなかったハズと言われている。

ゴミの削減という名目で、ゴミ袋も有料化されたりして、様々な名目で市民負担は増大した。

一か月に満たない祭典のタメに、負の遺産が増大するのは、将来を考えるとマイナスでしかナイ。

東京都はお金があると言うけれども、今後、老人が増大するコトを思えば、将来に備えて一円でも無駄遣いをするべきではナイというのに、過去に年金を納めなかった人々に大判振る舞いをしたり、無駄な施設を造ってドブに捨てた年金制度の二の舞になりかねない。

私企業でも大きなモノが潰れれば大変なのだが、国家や自治体がダメになるのは大変なコトだと、もう少し真面目に考えた方が良いのではナイだろうか。  
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2016年09月28日

事実は小説より奇なのか

横浜市の大口病院で、院内で点滴に消毒液が混入された疑いが強まり、病院関係者に動揺が広がっている。事件が起きた4階では7月から48人が死亡していたというが、正にそんな話題の小説がこちら。


ちなみに、本の表紙の写真が載せられるので、アマゾンを利用してブログを書いてはいるが、面倒なのでアマゾン自身にはレビューを書いたコトは皆無だし、余程、暇で無ければ他の人のレビューにも目を通さない。

しかし、今回はたった一つしかレビューが付いておらず、しかも最低評価だったので読んでみたら、元看護師だった方が、憤慨して糾弾していた。

しかし、今回の病院の事件は、小説の上を行きそうな出来事。

小説は満点とは行かないモノの、日本に蔓延している性善説に基づいた、そうあって欲しいという理想とは違う現実を先取りしているという意味で、価値ある一冊かと。

そもそも、少し前の『和歌山カレー事件』の容疑者も、看護師にはならなかったけれども、看護学校に通っていたし、以前にも四人の看護師が殺人を犯した事件は存在している。

人間は、聖職に就こうが、丸ごと善人ではナイというコトは、誰でも本来知っている。

看護や介護をする人々が、崇高な仕事ゆえに、薄給に甘んじ、身を粉にして働いても当然という感覚を、まず止めなくてはイケナイ。

幼児を保育する人々の給料も、一時、大騒ぎした割には、現場の待遇がとても良くなったという話は聞かない。

すべからく、他人の善意を当てにして、勤労者の権利を削減している経営者達への、テロリズムが社会に溢れ始めているのではナイか。

無論、それだけが動機とも思わないけれども、今の歪な社会環境の悪化が、犯罪にも影を落としているのは、間違いのナイ事実だろう。  
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2016年09月27日

和歌山カレー事件

帚木蓬生さんの作品ゆえに、読んで見たのだが、単に『和歌山カレー事件』の作品だったら読んでいたかどうか。

しかし、流石に期待は裏切られず、今まで表面しか見えて無かった事件の深層を知るコトが出来た。

それにしても、サリン事件にしろ、砒素中毒の和歌山カレー事件にしろ、被害者を調べるコトで、医学は進歩するのだという厳粛な事実と、医学が科学的な事件の裏付けとなって、犯人が言い逃れが出き無くなるのだというコトを改めて感じた。


ともすると、事件は加害者の話に終始してしまうのだが、小説のラストに癒されない被害者の遺族という問題を提示している。

それにしても、自転車操業で繰り返される保険金詐欺の終止符が、無関係の人々への中毒死やその後遺症を残したというのでは、あまりにも悲し過ぎます。

それ故に、著者が題名を「悲素」と付けられたのでしょうが‥‥

動機が語られないので、この事件の全容解明は難しいと思われますが、それにしても、実の両親すら保険金のタメに殺害した可能性が存在しているコトを思うと、「金が敵の世の中」なんだなとも思います。

しかし、お金で買える幸せというのは、決して綺麗事を言うつもりもありませんが、結局、「金の切れ目が縁の切れ目」になってしまうという不安定な幸せ。

拝金主義の行き着いた結末が、コレなのかと思うと、本当に背筋が寒くなります。

それにしても、この本を読むと、「松本サリン事件」で冤罪で逮捕されたのは、一体、何だったのだろうかと思ってしまいます。

少なくとも、早い段階であの事件を解明していれば、「地下鉄サリン事件」は起こらなかったのだというコトに、驚きました。

本の途中で、科学警察研究所に苦言が呈されてますが、事務的に処理したのでは、犯人に裏をかかれる可能性が高いのだと。

他国では、もっと科学的な捜査もされているらしいけれども、日本もその辺に力を入れて、冤罪を許さず、されど犯人を逃さない捜査がなされるコトを期待したいと思います。  
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2016年09月26日

優性思想の行き着く先は

相模原の大量殺人事件など、障害や老人や病人を排除すべきという思想が、世の中に蔓延しようとしているが、かの第二次世界大戦中のドイツにも、その手の思想があり、それの行き着く先がホロコーストだったという話題も載っている本がこちら。


過去に活躍した人々の死因を、現在の医学的観点から検証すれば、違った目で歴史が見える。

この続編である、

是非とも、こちらと二冊合わせて読んで頂きたい。

世の中の偉人と言われている人々の、死因の裏側を教えて貰えます。

歴史に「もし」はナイけれど、世の中って、少し違えばもっと違った世界になっていたかもと知るのは、案外楽しいモノです。  
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2016年09月25日

「山の日」は何故八月?

「山の日」が今年から始まったけれど、「何で8月11日?」との声は多い。

本日、ネットサーフィンしてたら、なぜ「山の日」が国民の祝日になったのかという説明が載っていた。

それによると、「祝日や振替休日制度の新設・変更は、政治家の人気取りのために行われてきた側面があり、『山の日』の制定も、その流れと考えるのが自然」、お盆直前の8月11日は、民間ではもともと夏休みだったり、有休を取ったりすることが多いのだが、休みが多すぎると批判の声があがっていたので、当初検討されていた6月ではなく、経済活動への影響が少ないお盆直前の日に落ち着いたとのコト。

我が家も、お盆休みで毎年一週間休むコトにしているので、「山の日」だといっても、翌週全部休む予定なので、8月11日は他の日に仕事を回すワケにもいかないと、結局、事前に予約した人だけ休まず営業となってしまった。

もともとの祝祭日は国民が休むためでなく、公務員が休むための日であり、民間は休みとは限らないというが、先週も、月曜日は休めたが、「秋分の日」は「山の日」と同じ対応をした。

そもそも、一週間の仕事はリピートする方が大半なので、一週間を四営業日で仕事するとなると、あまりに疲れてしまうので、年末年始、ゴールデン・ウィーク、お盆の期間に、一週間連続して休むので、祝日は仕事に支障が出ないのであれば休めるけれども、曜日によっては休めない。

人間がする仕事なので、纏めて仕事をするのでは、あまりに疲れてしまって、モチベーションを上げられなくなってしまうので。

正直、8月11日でナクて、祝日のナイ6月だったなら、休めたのかもしれないと思うと、変な妥協で出来た「山の日」には、残念な気持ちで一杯。

長野あたりでは、正社員といえども日給月給なる会社で働く人も結構居て、休めばお金にナラナイというサラリーマンも存在していて、大変だなという気分になってしまう。  
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2016年09月24日

世界の富の半分は62人の富豪のモノ

富裕層の富は2010〜2015の間に44%増大(ざっとカナダのGDPと同じ額)して、2010年には、世界人口の半分と同じ富を独占していたのは388人の富豪だったというのに、今やたった62人が独占しているという。

そして、 昨年のダボス会議の前に、所得格差が放置されるなら世界の富裕層1%の富が残り99%の富を2016年までに上回ってしまうと警告したシナリオは現実になりつつある
と知って、何を思うだろうか。

それゆえに、日本でも万引きする老人が増えているという。

東京下町のスーパーマーケットで酒や寿司、うなぎの蒲焼きなど7000円以上を万引きした老人が居るというニュースは聞いた覚えがあるけれども、その動機として「死ぬ前に、好きなものを目一杯食べてやろうと思って……」と言うのは医師からは余命3カ月を告げられた末期のガン患者で、所持金はわずか300円で活保護を受給しながら簡易宿泊所で生活している。警察を呼ぶと聞いて、「全然、かまわないよ。いま住んでいるところもブタ箱と変わらないから……」と応える老人が存在しているのが、日本の現実。

以前、刑務所が最後の福祉の砦になっているという話題を、何年か前に書いたけれども、孤独ではナク、医療もお金の心配をせずに診て貰えて、死後の始末もして貰えるとなれば、老後の貧困を思い煩うよりはと、軽微な罪を繰り返して、普通の世の中よりも、あえて刑務所を選ぶ人が増えても、もう驚く気にはなれない。

確実に、格差が増大しているのだというコトは容易に理解出来る。

富の格差を是正するには、世界の指導者たちが労働者の生活に必要な最低限の賃金を支払い、職場での男女平等を推進しなければならないし、租税回避地の廃止にも取り組む必要があるという主張は最もだ。

賃金は上がらず、税金などが上がる世の中の景気が良くなるハズが無い。

日銀が、どんなに世の中にお金を撒こうとしても、一般の人の手には犯罪でもしない限り回って来る可能性が低いというコトか。

豊洲市場のデタラメな工事も、どうせ利権を手にしたい人々の合作に違いないというコトは、誰の目にも見えているだろう。

だが、日本という国は、いつも責任を曖昧にして、ウヤムヤの中で処理される。

一生懸命働いても報わナイと、一般大衆が気付いた時に、誰が政府を信用するのだろうか。

もう少し、国民の生活を大事にして欲しいと願うのは、無理な話なのだろうか‥‥  
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2016年09月23日

温泉で健康

統合医療という言葉は新しいけれども、昔から自然を健康に活用している、最大の療法が温泉という著者の本がこちら。


単なる温泉案内ではナク、外国の温泉療法との比較など、医学的見地から書かれています。

なので、単純温泉と食塩泉、炭酸泉、硫黄泉と放射能泉とは、どんなモノなのか、効能はどうかなど、詳しく書いてあります。

加えて、「転地療法」、「森林療法」など、体調を良くする方法を用いて、介護予防に於いても、温泉療法は有効だと言います。

70年代には、国立大学6か所に「温泉医学を研究する施設と病院」があったが、機構の改廃によって0になってしまった。

だが、この先、医療費削減には、温泉を利用すべきであるという提言には、諸手を挙げて賛成したいと思います。  
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2016年09月22日

うっかりを減らすコツ

人間には、誰しも「うっかり」とか「ぼんやり」「おっちょこちょい」な部分があるモノ。

特にその傾向が強い人に向けた本がこちら。


正直、片付けるのはあんまり得意ではありませんが、この本に書かれている様に、大事なものは定位置を決めて必ず決めた場所に置く様にするというのは、習慣にしているので、そんなに困らず生きています。

そんな感じで、何か困ったコトがあったとしても、何とかなるという気持ちになる本です。

年賀状なども、早目早目に出そうとしてますし、仕事の予定は手帳に書き、大きなカレンダーに書きして、ダブル・チェックをしてますし‥‥

昔から、あまりにそそっかしいので、していたコトがそのまま書いてあったりします。

人間関係に悩んでいる人や、自分の日々の失敗に悩んでいる人が読んだら、良いヒントが得られるかも。

ともあれ、失敗して失敗して、『あぁ、こうやれば良いのだな』と自分で思った方が長続きするとも思いますけどね。

しかし、人生は思ったよりも短いモノ。

他者からのヒントは、素直に受けておいた方が、人生を楽に生きられます。

別に人生は順風満帆だよという人には、あまり必要ありませんが、どうも人生を上手く生きられないという人には、良い本だと思います。  
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2016年09月21日

幻肢

かなり医学的な話の様だったので、ミステリー作家であるとは知っていても、あまり読まない作家さんでしたが、読んで見たのがこちらの本。


ちゃんとオチはありましたが、どちらかというと『脳』について学んだという気分になります。

おそらく学術書だったら、読むのが大変だっただろうと思う硬い内容が、多少のミステリーとロマンスの香り付けがあるので、読みやすくなってました。

TMSという、脳に磁気刺激を与えて、脳の活動を活性化する治療法について書かれてます。

脳の仕組みの複雑さとか、薬害の問題とか、色々と参考になります。

ネタバレになると悪いので、これ以上書くのは止めますが、知らなかったコトを知るというのは、本当に楽しみです。  
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2016年09月20日

病気を防ぐツボ

足首、手首、首の可動域を広げれば、体調は良くなります。

タダ、それを知っていたとしても、簡単には可動域は広がりません。

どうするかというコトを、図解で判りやすく説明した本がこちら。


正直、自分でツボを刺激するというのは、どうしてもある程度で痛くて力が制限されてしまうので、出来れば誰がに頼んで、痛くなり過ぎない程度に、刺激された方が良いかと。

本の最期に紹介されているエクササイズは、出来るだけ続けると効果があると思います。

ともあれ、エクササイズが上手に出来る人というのは、重症ではナイので自力で身体を柔らかくするコトも可能ですが、なるべくなら、誰かとペアになって、互いにこの本のツボの位置を参考にしつつというのが、ベターだろうと思います。

継続は力なり、世の中、やれば良いと判ってはいても、ついつい三日坊主になってしまうモノ。

簡単に出来るものだけで良いので、日々の継続こそが、体調を改善します。  
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2016年09月19日

ダイエット依存症

ダイエット依存症という言葉は存在してナイけれども、「やせたがる人々」を「やせるコトに対する依存症」なのだと考えると、腑に落ちるという言葉に納得しました。

こちらの本なのですが、


身体の調子が良くなると、脂肪が筋肉と入れ替わるので、とても健康的で綺麗な身体になります。

なので、身体の不調を解消しつつ、痩せられるという目的で来院頂く方も、結構、多いのですが、中にはどうみても標準体重なのに、それ以上無理をして痩せる必要があるとは思えないという方も居て、そういう人の気持ちの理解になればと、読んでみました。

無論、体調がすぐれない部分も有るので、その辺を何とかすれば、まだ体積的に痩せて見える余地は残されているとは思いますが、それにしても、「痩せたい」でも「食べたい」という、相反する気持ちで葛藤している方の気持ちを自分のコトとして、思いを寄せるというのは、中々難しい部分もありましたが、この本を読んでいると、『あぁ、そういうコトか』と思えました。

若かった時の、気持ちなどを思い出せれば、引き出しの中に共感する気持ちも生まれます。

何より、いらしている方々が何を求めているのかというコトに気付くコトというのは、とても大切なので、共感があってこそ、より相手の気持ちに寄り添えます。

「痩せさえすれば」という幻想から醒めて、現実の自分をもっと愛する様に、アドバイスするきっかけになると確信しています。  
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2016年09月18日

知ろうとしてこそ判る貧困

かなり狭められているとはいえ、最後のセーフティーネットとして、『生活保護』という制度があるので、日本の貧困は諸外国と比べると目にそんなにつかないけれども、一昨年消費税増税に合わせて、低所得層に特別給付をした数が約2400万人、この国の約四人に一人が住民税の基礎負担分を払う必要もナイほどの、貧困状態にあるという。

無論、現金収入が無くとも資産はあるという人も含まれているわけだが、申請しなかった人や、ギリギリの人、他に逃れられない出費があって、収入があっても余裕がナイという人を考えれば、大体、そんな数字になるのであろう。

行政担当者の中には、「統計に表れない層や、現金収入が限られる高齢者の増加を考えると、貧困層は3000万人を超えてもおかしくない」と述べているそうだから‥‥


上記の本によれば、生活保護費は4兆円を突破しようとしている。

学歴を手に入れようとして、無理に大学に行っても、必ずしも思っていた職に就けるワケでは無い。

しかも、日本学生支援機構の奨学金の年間の貸与額は1兆円を優に超え、返済出来ずに自己破産する人も出ている。

『修学旅行費』と『給食費』のタメに、中学生で売春しなければナラナイ現実など、世の中には子供を大事に育てナイというか、育て方を知らない親も存在する。

格差があるのは、仕方ナイけれども、貧困は撲滅しなくてはならないと言う意見を、我々は自分の問題として考えなければ、将来、自分の身に何かが起きて、自分もそうなる可能性があるのだと、何人ものこの本に登場する人々の現実が、教えてくれます。  
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2016年09月17日

最近の弁護士は

本当に、大変というか、完璧な格差社会の象徴になりつつあるのかもしれません。

それでも、理想を求めてしまうと、こんな感じの話になるのだとは思いますが‥‥


それにしても、昔は司法試験に受かれば、もっと安定的な生活が出来たというのに、今は試験に受かっても生活が大変な人も居るは、まだ受かったら良い方で、受かるとは限らないのに、法科大学院に行って、それでも受からないという、司法試験に臨む人達が、資格詐欺にあっているみたいな状況になってます。

若い人達にとっては、大学に行ってもチャンと就職は出来なくて、奨学金の返済が増えるだけという結果になる人も。

ともあれ、失敗しても何度でもチャレンジ出来るのが、若さの特権。

大人が、もっと若者を大事にしないと、と思います。

そもそも、今の若者は我々の老後を支えてくれる存在なのですが、ドンドン少子化が進行しています。

もう少し、しっかりした少子化を解消するプロジェクトでも、無ければとも思いますが。

結局、ロボットが活躍する時代になってしまうというコトなのかも。

ミステリーを読んで、こんな感想では変かもしれませんが、何しろ、ネタバレだけは回避したいので、本日はコレで、
  
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2016年09月16日

記者という仕事

雑誌記者と、新聞記者との違いが判る小説が二作。


の方は、読後感が良く、


の方は、かなりビターです。

でも、どちらも良質のミステリーであり、現代のマスコミの裏側を上手く書いてあります。

構成的に言うと、上の本の方がかなり練ってあります。

下の方は、直球勝負なのですが、それを補うだけの迫力があります。

我々がニュースを知るまでに、どんな展開が存在しているかというコトが、ある程度まで理解が出来るかと。

無論、ミステリー小説ですので、現実をデフォルメしてますが‥‥

我が家は明日も仕事ですが、世の中の多くの方々は三連休。

もしお暇でしたら、是非、読んでみて頂くと良いのではないかと思います。  
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2016年09月15日

大往生するコツ

人生の最期をどうするかというのは、大変な問題になりつつある。

少子高齢化が、ドンドン進行している現在、読んで欲しい一冊がこちら。


死は、誰にでも訪れるべくして訪れる。

故に、少しでも自分の意識がクリアな内に、どうすべきかを考えておかなくてはイケナイ。

「満足死」とこの本で呼称されているが、どんな死に方をしても、完全に満足とはいかないかもしれない。

それでも、少しでも楽にあの世に行きたいとは、誰もが願うモノ。

辛い思いをせず、淡々と死んでいけたら、それは本当に幸せだろう。

その時が来たら、フッと灯が消える様に、ピンピンコロリでお願いしたいけれども、必ずしもそうなれるハズも無い。

それでも、学習出来るコトは、何でも学んでおいて欲しいモノ。  
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2016年09月14日

健康なんて幻想だ

本日のタイトルは、本の中の刺激的な言葉から採らせて頂きました。

ちなみに、『何をもって健康と思うか?』と聞かれたら、「気になる身体の場所が無ければ、健康なんじゃないですか」と個人的には答えるしかありません。

無自覚な病気を見つけるべきというのが、今の健康診断の目的ですが、果たしてそうでしょうか?

多少のバランスが悪い状態に対して、無理やり薬を投与した方が良いかどうかは、意見が分かれるモノ。

本当に具合が悪くて仕方がナイというのならまだしも、自分の身体に合わない薬を飲み続けるかもしれないリスクをもっと考えるべきかと。

ちなみに、絶対に薬を飲むなと言っているのではありません。

ブログには書いてませんでしたが、この一週間程、夏風邪を貰ったのか、秋のアレルギー性鼻炎なのか、鼻水やくしゃみ、咳などに悩まされていましたが、過去に頂いた薬(漢方薬です)や、サプリなど、自分の体質に合いそうなモノを飲みつつ、ホトンド普通の生活をしていましたが、ホボ回復して来ました。

マダ、万全とは言えませんが、そういう体調を崩しやすい時ほど、仕事は忙しくとても安静にしてはいられません。

それでも、時が来れば何とかなるのは、免疫力の御蔭だと思っています。

なので、これから紹介する本の意見には、全く賛成なのですが、


健康法は、適当にやるくらいでちょうどいいというのは、名言です。

平均的な数字に縛られて、生きているのは辛いコト。

まず、自分がなるべく幸せだと思う様に生きていれば、病気の方から逃げて行きます。

個人差というモノを知り、自分にとって何が良いのかを感じれる身体になれるかどうか、本当に大事なのはそれではナイでしょうか。  
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2016年09月13日

相手の足を引っ張るのが選挙

という感じで、選挙のドロドロ具合を知るタメには、良い本かと。

ともあれ、舞台は長野県のとある市長選挙で、地元の新聞社のトップが絡んだ話というコトで、現実のドロドロとは違う、あくまでも架空のミステリー仕立ての小説。


社を挙げて不正に立ち向かうという新聞社が、本当に存在するのかどうか‥‥

隣県の新潟の新聞を見れば、多額の広告費を出してくれる東京電力を大事にしているからか、知事を叩いてるみたいですし押して知るべしでしょう。

それでも、以前は新聞を取らないでおこうかと思った時期もありましたが、まだ、長野県の新聞の方がマトモになったと思います。(他者とのお付き合いのタメに、おくやみ情報がしっかり報じられているので、止めるに止められなかったので取っていた時期が長くありましたから)

でも、基本マスコミも商売ですから、広告主の意見を尊重するモノと思ってナイと。

朝ドラのベースになっている『暮らしの手帳』みたいなモノは、まず無いと思っていた方が。

ともあれ、叩いても叩いても全く埃の出ない政治家を見つけるのは難しい時代になっていると思います。

政治にはお金も掛かるみたいですし、普通の人では当選も難しいでしょうし。

ちなみに、小説で自分が良く知らない土地の名前を出す時には、やはりその地に詳しい人に一読して貰ってからでナイと、違和感を覚えてしまうモノなんだと気付かされました。

地元の人が、絶対にそうとは呼ばない名前が駅の名前などにはありますし。

別の話になりますが、匿名で書かれている市のモデルと思われる市長選に纏わる話を何年も前に聞いたコトがあります。

他市のコトなので、ホトンド忘れてしまいましたが、こういうミステリーにはならないけれども、もっと酷い話を聞いた記憶があります。

そもそも、この本は小説ですが、時々、耳にする選挙の話は実に醜い話が結構存在していて、教えてくれた人に迷惑が掛かるとイケナイので、一々ブログで報告するワケにもいかないのですが、綺麗に見える政治家も多角的に見れば、色々と違う部分もあるというコトは、知っておいた方が良いと思います。  
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2016年09月12日

脳の活性化が

将来の認知症を防ぐという本がこちら。


公務員に限らず、会社員や専業主婦など、ルーティーン・ワークをしている人は、認知症への危険性が大。

認知症の祖父を、子供時代に看取ってから、医師になろうとしたという方なので、最初から認知症を何とかするという目的意識があります。

ともあれ、認知症は老化と共に進むので、完全に防止出来るとも思いませんが、少しでもなるのを遅くする努力は大事かと。

遺言書を作っておく必要性が後半書かれているのも、人生の終わりの家族を何人も診たからかも。

相続は分ける資産が少ないほうがこじれる

というのは、驚きの現実でした。

エンディング・ノートの必要性など、終末期を診ている方ならではの話も多く。

認知症になってからでは、冷静な判断も出来ないのですから、自分の人生の最期については、早目早目に考えておいた方が良いかもしれません。  
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2016年09月11日

生で銅メダルを見てきました

今日は、小布施町でリオデジャネイロ五輪の陸上男子50キロ競歩で長野県の男性として初めてメダルを採った荒井選手が銅メダルを獲得したことを祝うパレードと祝賀があり、午後1時から約700メートルをパレードするので、是非、小布施に来ないかと御客様達に誘われたので、出掛けて来ました。

主人の母も居るので、フローラルガーデンおぶせの駐車場に車を置いて、花を買っていたら、丁度、そちらの敷地にある小布施産の採れたて野菜を使い、「旬・新鮮・美味しさ」にこだわったオリジナルメニューが食べられる洋食レストランOBUSE花屋で、パレード前の昼食を食べようとベンツのオープンカーに乗った一行がいらしたので、まじかで荒井選手も銅メダルも見させて頂きました。

携帯電話を持って行かなかったので、主人のを借りたら使い勝手が良く判らなくて、写真撮影は失敗してしまいましたが‥‥

その後、隣の市にある温泉に入り、少しドライブをして、早目の夕食を食べて帰って来ました。

帰ってからは、フローラルガーデンおぶせで買った花々や、やはり同じ敷地内にある小布施屋・6次産業センターで、珍しい白のサルスベリを買って来たので、庭に穴を掘ったりして植えました。

植物は、邪気を遠避けるのに有効なので、院内とか周囲に色々と植えて、疲れた気を和らげる努力をしています。

以前、整体院だけだった時には、とても管理が出きナイほどの庭もあったのですが、ホトンド駐車場にしてしまったので、以前とは場所を移して、僅かに残された庭を徐々に整備しています。

御客様の中にも、植物好きの方が多いので、分割可能になった植物を物々交換したりするのも、楽しみです。

そんなこんなで、本日は大した本も読めてナイので、正に単なる雑記で終わりです。

リフレッシュしたので、明日からの仕事や読書に再び邁進しますので、本日はこれにて失礼します。  
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2016年09月10日

ネットは適度に

我が家族は、高齢で携帯電話が使えない主人の母以外、携帯を持ってはいるが、全員ガラケーであり、我々夫婦はiモードを外しているので、ショートメールしか使えないという、おそらく現代ではかなり珍しい家だと思うのだが、スマホの人達の中には、手放すのが怖いのか、しっかり握ってナイと気が済まない人が居たりするので、そうした中毒状態にナラナイ為には、今の状態を継続した方が良いのかなと、思っている。

無論、子供達が今後どうするかは自由なので、自分で料金を支払う限りは干渉するつもりはナイのだが、世の中、危険な症状を呈している人々は増えていると思う。

運転中なのにスマホを見ている人とか、ファミレスで子供に注意を全く払わずにスマホをいじっている親とか‥‥

そうした、中毒ではという人のタメに依存から離脱させようと活動している方の本がこちら。


ともあれ、やらなくてはイケナイ事すらしないのでは困るけれども、最低限すべきコトはし、余暇をインターネットでというのであれば、まだ良いのだが、学業や仕事、家事や育児すら投げ出して、ネットの世界にハマっているというのは、もう確実に依存症。

あくまで、我々は現実を生きているのだから、リア充になれなくても、ネットは仮想空間という認識は必要。

遠く離れた、顔も知らない人とでも、仲良くなれるのだから、インターネットを否定するつもりは全くナイが、仕事でネットをしている人でナイ限り、ネットだけでは生きて行けない。

例え、ネットが仕事な人であっても、誰かが生活の面倒を見てくれなければ、ネットだけで生きていけるハズも無い。

ネットはネット、リアルはリアルと割り切って、どちらも楽しんで欲しいものである。  
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2016年09月09日

正しい恨みの晴らし方

タイトルの上手さに、思わず手にした本がこちら。


タダ、どう晴らすのかというのは、主眼ではナク、間違った晴らし方を止めようというのが、主眼です。

恨みは、「羨ましさ」と「妬ましさ」から起こるモノ。

それを上手に、克服して、よりビッグな自分になる為の起爆剤にすべきという話です。

誰かが、失敗するとフルボッコにしがちの現在の考え方を、どうしてそうなるのかと解明したりしています。

ネガティブな感情に囚われているのは、とても不幸なコト。

異質な人に対して寛容な社会を、皆で作り上げられれば良いのですが‥‥  
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2016年09月08日

受け流すのが大事

世の中には、理不尽な物言いをする人が、結構、存在する。

そういう人々に、振り回されてしまうと、こちらが参ってしまう。

どう対処すれば良いかという本がこちら。


ポイントは、「自分の自由を取り戻す」コトが出来るか、否か。

相手の土俵に乗ったままだと、どうしても相手の態度にイライラして、冷静になれなくなってしまうモノ。

相手にも、相手の自由が存在するというコトを認めつつ、自分の自由を尊重して欲しいという態度を取った方が、ギスギスしないで済むというのです。

何かを頼まれた時にも、どうしても無理だと思う時には、「こういう事情で無理だけれど、今やっているコトが終わったら、対処する」という表明が大事だと。

それを認めずに、無理に強制する人には、距離を取るという必要もある。

ハチャメチャな物言いをする人に、対抗するよりも、「そうですか」とか、「ひどい言い方ですね」とか、「失礼ですね」とだけ言って、その場を去るコトこそが、「自分を守る最大の方法」。

戦いを挑む人に対しても、「のれんに腕押し」に徹するコト。

「苦痛」を覚えてまで、相手のペースに乗せられるのではナク、「ご助言、ありがとうございます。参考にさせていただきます」と打ち切る術を身に付けるべきだと。

「他人とは争わない」と心に決めて、あまり理不尽な人と対峙しない、それが人生を楽に生きる極意だと‥‥  
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2016年09月07日

経験したモノだけが

判る部分というモノも存在するので、新聞というモノの意味やその裏側を書いた作品としては、力作と呼んで良いのではと思う一冊がこちら。


どんな社会にも、間違いというのは存在するけれども、誤報が大きな結果をもたらしかねないマスコミという職業。

決して、許される間違いではナイけれども、その裏側に存在する、様々な事情。

新聞は下り坂の職業になりつつあるけれども、それは記者クラブに依存した報道になりつつあるからかも。

ともあれ、事実は小説よりも奇。

時に、『エッ!!』と驚く情報が、仕事をしていると耳に入って来る。

というのも、今の母親は「スリムな赤ん坊」を好むという話題がそれ。

スラリとした母親の中には、赤ん坊もホッソリとしているのを望む人も多いのだという。

複数の方の証言なので、おそらくそういう現象は広がっていると思うのだが、赤ん坊には赤ん坊の望ましい成長曲線というモノが在る。

体重が、その下限を切っているというのでは、将来的に成長が遅れるという可能性もある。

にも関わらず、「赤ん坊でもスリムで居て欲しい」という感覚は、とても信じ難いのだけれど‥‥

他者を自分の考え方だけで理解しようとしても、とても無理という話題は、現実にはゴロゴロ転がっている。  
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2016年09月06日

心の病の難しさ

本の中には、著者がメインで書きたいコトに、「そうなのか」と思う部分もあるが、さほど力を入れていないのかもしれないと思う部分に、「エッ!!」と思うコトがある。

世の中には、その分野の人は知っているが、他の分野の人だと、全く知らないというコトがある。


この本の中では、 『精神科バブル』なるものが存在し、うつ病のキャンペーン以降、心療内科を開業した医師のなかには、内科など別の診療科を専門としていた医師や、教科書では精神科医療を理解していても、実際の患者を診た臨床経験はほんのわずか、という医師も多いという部分。

実際に、整形外科の医師から、一気に精神を診察する医師になったという方の話を聞いたコトがある。

その方は、患者さんに漢方薬を処方する時に、症状をネットに入れて答えを出しているという。

脈診とか、舌診など、東洋医学で必要とされる、診断はあまりしないらしい。

確かに、そういう医師によって診察されれば、この本に書かれているみたいに、中々、治らなくてと、ドクター・ショッピングの果てに、著者の門を叩く人も居るだろう。

この医師が、名医かどうかは、実際に診断を受けたワケではナイので全く判らない。

そもそも、精神科や心療内科を受診したコトがナイので、本を読むだけで判断は全く出来ないのだが、ともあれ、そういう医師も存在するというコトを念頭に置いて、医者選びの目安にされては如何だろうか。

タダ、門外漢から言わせて頂くとすれば、心身一如という言葉がある様に、心と身体は不可分のモノ。

精神的に参っている人の身体は、コチコチになっている場合が多い。

我々は、精神的にアプローチするのではナク、肉体を少しでも柔らかくして、心が少しでも緩んでくれるのを待つという仕事だが、身体がゆったりすると、心もゆったりしやすい。

お風呂にゆっくり浸かって、身体を柔らかくするだけでも、多少は違うのではないかという気もするのだが、如何だろうか。

ともあれ、専門は専門に任せるしかナイけれども‥‥  
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2016年09月05日

メタボを考える

以前にも書きましたが、良く噛んで食べるというのは、健康だけでナク、ダイエットにも効果があるみたいだ。

そういう主張をしているのが、こちらの本。

それ以外にも、様々なタメになるコトが書かれているので、ヒマがあったら、是非、一読して欲しい。

行き過ぎた健康志向の間違いを訂正してくれる。(軽いメタボの方が、長生き出来るのたせとして)

それにしても、台風は日本各地で大暴れ。

各地に、様々な被害をもたらしている。

長野は、直接的な被害はまだ今年はナイけれども、昨夜は蒸してよく眠れなかった。

御蔭で、今日は眠くて仕方がナイ。

気圧の変動が大きい時には、体調を崩す人も多い。

皆さんも、体調にはくれぐれもお気を付け下さいませ。  
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2016年09月04日

日本人に対する推論

本日は、叔父の七回忌だったので、居並ぶ親類の顔を見ていると、遺伝子という存在を深く考えてしまった。

というのも、田舎では内輪という、同族として同じ姓を名乗る、何代か前にはとても近しい存在だったけれども、今ではかなり遠い親戚になってしまった人々も列席する。

兄弟・姉妹などが似ていても、当然という話なのだが、かなり昔に血を分けた同族の人々が集まっても、その人々が似ていると、血族とかDNAとかというモノを考えさせられる。

世の中の男性のかなり多くが、チンギス・ハンの子孫であるという研究結果もあるのだが、確かに血筋というモノは存在するというコトを思い知らされる結果になった。

例えば、兄と父というコトで言うと、兄が若い頃はそんなに父親と似ているとは思わなかったが、兄が五十歳を過ぎる辺りから、急速にソックリになって来た。

それ故かもしれないが、何代も前に親が一緒だったというだけの人々の顔が、類似しているというコトに、心底驚いたのである。

なので、例えば全てを一括りにして、日本人というジャンルがあっても、不思議ではナイとすら思ったのだ。

人から、借りた本なのだが、


という本がある。

この本の最初の部分に、確率のトリックというコトで、競馬とか株の予想を無料で分けて送ると、あるグループだけは、連戦連勝というグループが存在する。

なので、大多数に送った中で、大当たりのグループにだけ、「次の予想は有料だけど、予想を知りたいなら先にお金を送って」と言う詐欺の話がある。

この話は、かなり象徴的で、ある部分が当たっていると、他の部分も当たっているのではないかという気分になるというコト。

そう考えると、この本自体が、とても上手く確率論によって書かれているのではという気もしないではナイのだが‥‥

ともあれ、結構面白い本なので、気になる方は読んでみて頂くと良いかも。

著者の論とは違うと思うにしても、そうだと思うにしても、色々な事をチャンと考えるに適した本であると思うので。  
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2016年09月03日

鍼灸に興味があるなら

読んでみて頂きたいのが、こちらの本。   


上記の本は、第二シリーズなのですが、第一シリーズもお薦めです。

と言っても、読んだのは文庫本ではナク、『このミステリーがすごい!』 大賞作家書き下ろしの各号を読んだのですが、そちらの本を各号読むよりも、纏めて文庫本になっているなら、そちらの方をオススメした方が良いかと思って‥‥

針灸師の方が読んでも、鍼灸にシンパシィーがある人が読んでも、タメになる本だと思います。

ちなみに、かなりマニアックな部分があるので、しっかり理解しようとすると、それなりの知識は必要ですが。

タダ、『ミステリーがすごい!』 大賞作家書き下ろしの本を読むと、それ以外の知らない作家の方々の話も読めるので、そちらも面白いかも。

実は、加納&玉村警部補の話を読みたくて読んだら、こちらの話も面白かったので読んだというワケですし、知らない作家で面白い方を見つけたいという方は、そちらをオススメします。

それにしても、全く話は違いますが、「週刊少年ジャンプ」で今年連載40年を迎えた秋本治さんの「こち亀」が、単行本も200巻という区切りで終了するとは、残念です。

子供時代から始まって、世代を超えて子供達とも映画なんかも観ていたりしたので、何事にも終わりがあるとはいえ‥‥

誰もが、歳をするのだなと、改めて実感致しました。  
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2016年09月02日

久々の大作

本を読むのが好きだと、読んでも読んでも終わらない大作は本当に嬉しい。

しかも、最期までドンドン読み続けられるだけの筆力のある本は。

そういう意味でも、久々に堪能した大作がこちら。


理想郷は、この世の中に存在するのかという命題に挑んでいる。

農業を儲かる商売にするというコトは大変。

品質と数量を揃えるというのは、簡単には出来ないモノ。

自分で作ったモノ以外、その生育歴を信じられるとも思えナイというのが、農家を傍で見ている現実だったりする。

無農薬で、虫食いのナイ、綺麗な形の野菜なんて、本当に存在するのかという疑問も有るし。

工場で生産された野菜なら、それも可能かもしれないが、日光に当てられ、自然の空気にさられてナイ温室育ちの野菜に、生命力が満ち満ちているのかという疑問も湧くし‥‥

人生を綺麗事で済まさない、著者の迫力ある描写が素晴らしい。

ドロドロしていて、馬鹿げている人間の方が、現実なのではないか。

そんな気持ちにさせてくれる小説である。  
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2016年09月01日

久々に騙されてしまいました

ミステリーの醍醐味は、作者との知恵比べ。

伏線もチャンと書き込んであるという、ミステリーの規範を踏襲している作品なのに、つい最後までダマされてしまった、傑作がこちら。


かなり辛い結末にはなっているのですが、微かな希望の種も残されていて、単なる謎解きミステリーにはなってナイのが、素晴らしい。

この著者の本の中では、かなり上位ランクではないかと。

この本の扱うテーマが、レイプ事件。

少なくとも、この手の本を読んでいる人なら、未だに高畑容疑者とその母親の話題を何度もテレビで扱う気にはナラナイだろうと思うのだが‥‥

幾ら話題にしやすいとはいえ、被害者が存在して、その人や周辺の人達にとって、テレビで放送するというのは、それを見なかったとしても、テレビ欄ではやっているコトが判るし、週刊誌の広告など、様々な場所で目に入るだろう。

他者に対する慎重な配慮が出来ないというのは、想像力が欠如しているからだと思うけれども、想像力を養うには様々な情報に目を通さなくてはナラナイのだが、そういう地道な努力が忘れられ、タダ、視聴率がといった安易な考え方に流されている様な気がして残念である。  
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