2018年11月16日

賃金の減少こそが諸悪の根源

既に、言い尽くされたコトではあるが、「実質賃金が低迷を続けているから、結婚が減り少子化になっている」のだが、その原因は財務省が頑なに維持しようとする緊縮財政だというのが、こちらの本。


財務省が介護報酬の引き下げをしたので、介護サービスから人材流出が加速して、人手不足にもかかわらず、賃金を上げられない。結果的に、介護業界における「外国人労働者」の導入が始まっているという。

そもそも、外国人は奴隷ではナイ。

格安の労働をと期待しているのであれば、必ず日本人の賃金に跳ね返って来たりして、自分達の首を自分達で絞めるコトになりかねない。

加えて、税金が不足していると言いながら、国有地を何億も値引きして売ろうとしたのが、財務省ではないか。

お手盛りの行動なのは、それ以外にもある。

障害者雇用を誤魔化していても、民間はペナルティがあるというのに、官だと御咎めナシだという。

国民皆保険も将来的に有名無実化しようとなれば、マスマス国民は消費を抑制して、デフレになるだけである。

マスコミなどは、軽減税率のタメに政府の広報となりつつあるけれど、今後、税率が上がれば新聞の税率が上がらなくても、読まなくなる人が増えるのは間違いナイ。

そもそも、消費税が上がっても、法人税の減税や輸出企業への還元などで、税額は増えてナイからこそ、社会保障費を減額しているのである。

この先、国民の生活がダメになるのにも関わらず、間違ったプロパガンダに惑わされて、消費税を上げたり、外国人労働者が多数入ってくるのであれば、日本の息の根が止められかねない。

我々は、そうならないタメにどうすべきなのかを、真剣に考えるべき時が来ている様である。  

Posted by seitaisikoyuri at 20:45Comments(0)

2018年11月15日

経済学で「幸せ」を考える

我々が小さい頃と比べると、日本全体は豊かになったとは思うけれど、だからといって幸せになったのかというと、必ずしもそうではなかろう。

物質的に豊かになるコトと、精神的に豊かになるコトとは、イコールでは無いからだ。

では、人はどんな時に幸せを感じるのだろうか。


上記の本によれば、何に希望を持っているかという答えの中に、それを見つけられるだろう。

まずは「家族」そして、「仕事」、「健康」、「遊び・娯楽」、「学び・学習」そして「友人関係」と続く。

家族に恵まれ、仕事に充実を感じ、健康で、楽しむコトや学ぶコトが出来て、良い友人が居れば最高というコトなのだろう。

ともあれ、日本国民は、世界各国の人達と比べれば、中ぐらいの幸せしか感じてナイという。

「幸福」と「不幸」の中間に居ると言っても過言ではナイのでしょう。

日本に必要なのは、余暇を楽しむ余裕と、社会制度の充実による安心感、過度の格差の是正と、チャレンジ精神を受け入れる気持ちだと、著者は述べてます。

世界で、一番幸福度が高いのはデンマークだといいます。

政府を信頼してられるからではないかと考えられますが、政治家としての資質に欠ける様な人が大臣であったり、首相のとりまきでありさえすれば、グレーな活動も許されてしまう様な、日本と比べると、何と幸福なんだろうと、確かにそう思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:16Comments(0)

2018年11月14日

未婚当然時代

最早、少子化ではナク、超少子化なのだという。

結婚しなくなり、子供の数も減っているのだから、当然の帰結なのかもしれないが‥‥


地方の少子化は加速しているらしく、少し前に来た高校の会報には、十数年後に長野市周辺の高校は、六クラス程度の規模の六つの高校が閉鎖しなければナラナイ状況に追い込まれていると書かれていた。

今後、急速に子供が産まれでもしない限り、当然、そうなるだろうし、下手するとそれでは済まない可能性も残っている。

そもそも、就労の機会が都会ほど多くはナク、賃金もさほど高くナイのだから、当然のコトと言えばそうなのかもしれないが、人口の流失は特に若年層に限ると、増えているのではないかと思う。

定年退職後に豊かな自然を求めて、移住して来てくれたとしても、子供の数は増えないと思うし。

ともあれ、長年夫婦を続けて来た人達に秘訣を聞くという番組などがあると、決まって「忍耐」という言葉を出す人が居る。

そもそも、結婚するまでは、全く別の人生を歩んで来ているのだし、その家にはその家の決まり事や習慣が有るのだから、結婚したら全てが上手く行くなんてコトは、夢の又夢。

何処かで手を打たなければ、とても無理に違いナイ。

加えて、昔と違って、人生は自由に選択可能になっているが故に、簡単には決められナイというコトも出て来るだろう。

商品だって、あまり品数が増え過ぎると、逆に買う人が迷ってしまって、売り上げが伸びないと言われている。

つまり、結婚出来そうな相手が居過ぎて、逆に絞り込めないという可能性が高いのだ。

今は、ネットなどを使えば、広い地域から選択可能になるけれど、昔となれば何かで巡り合わない限りは、近くに住んでいる人の中から選ぶというコトになるのだから、当然、分母は絞られる。

今という時代の、結果として未婚になっているのだから、確かに「未婚当然時代」なのかもしれないと、妙に納得してしまった。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:23Comments(2)

2018年11月13日

介護に行き詰る人々

最近、夜はホトンドTVを見ないので、知らなかったのだが、一昨年放映された番組の書籍化されたモノを読んでみた。


何年も、家族介護している当事者として、そして何年も前に子供が居なかった認知症の叔父を見送った一人として、実に身につまされる話であった。

そもそも、亡くなった叔父と主人の母親とは同じ年の生まれだったのだが、先に叔父が認知症になったので、主人の母の認知症の発見はかなり早かった。

叔父の場合は、初めての認知症というコトもあり、そうだと確信したのは、かなり症状が重くなってからだった。

叔母は、独りで一生懸命見ていたが、精神科に行ったあたりから、本当に変になってしまって、結局、最後は違う精神病院で最期を迎えたのだが、入院するまでには、本当に色々なコトがあり、主人や兄は特に大変な一夜を明かしたコトもある。

ともあれ、主人の母親は早期に認知症を疑い、早目にディ・サービスに通って来たけれど、結局、ボケで行くのは誰にも止められナイ。

徐々に、徐々に悪くなっている。

それでも、進行は遅い方だとは思うけれど、流石に九十歳を過ぎて来ると、ボケてなかった実の父親も一気に認知症が進んだりして、九十六歳で天に召された。

ともあれ、認知症の人を何人もで見ているから、まだ何とかなっているけれど、もしたった一人で見ていたら、スグに行き詰ってしまっただろう。

施設なども考えてはいるけれど、本人は家に居たいと言っている以上、中々、踏ん切りもつかない。

おそらく、こういう人は各地に沢山居るのではないかと思う。

消費税が上がったとしても、当初とは違って、様々な部署に配分されて、介護などは手薄なままになる可能性が高い。

真面目に介護したからこそ、追い込まれてしまう人達をどうするべきかというコトを真剣に考えなければ、この先、介護不能になった人々は路上に放置されかねない。

殺人を犯すよりは、介護せずに棄てた方が、罪は軽くなる可能性が高いから。

そういう社会になってから、慌ててももう間に合わなくなっているだろう。

もう少し、真面目に社会保障をどうすべきなのかを、社会全体で考える必要があるのではないかと思うのだけれど‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:50Comments(2)

2018年11月12日

身体のゆるめ方

片山洋次郎さんの本の中で、一番しっくり来る本がこちら。


ちなみに、女性でナクとも、身体へのケアは行えるので、無理に女性向きにする必要があったかどうかは、ビミョウですが。

足の指と指の間を押すというのは、男性でも充分体調を良くするのに有効です。

一日の終わりに、身体を弛める習慣として行うと良いと思います。

ちなみに、身体が疲れて来ると、ついついだらだら食べてしまいがちになりますが、これは冷えから来ていると書かれてます。

疲れて、体液の巡りが悪くなると、内臓が硬くなりやすく、結果として冷えが生まれるのではないかと思いますが、確かに食欲に走るのは良くナイでしょう。

ちなみに、個人的にはあまり疲れてしまうと、しっかり食べて、お腹を壊して、スッキリさせるという、過激なショック療法をしてしまう時もありますが‥‥

いわゆる、野口整体の「風邪と下痢は身体の大掃除」というのを、無理やり実践しているのです。

ともあれ、男女共に一番参考になりそうな言葉として、まずは、自分自身を「これでいいのだ」と認めてしまいましょう。自分を認めることで、人づきあいも楽になることが多いものという考え方には、とても賛同します。

自分を信じるコトが出来てこそ、自信につながるのです。

自分で自分が信じられなくては、どうして他人が自分を信じてくれるでしょうか。

それ以外にも、色々と人生へのヒントを与えてくれる良い本だと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:44Comments(4)

2018年11月11日

臥竜山の菊祭に行って来ました

先週は、本当に忙しかったので、今も少し疲れが出て寝てしまいました。

長野市の東隣りにある須坂市の臥龍公園で行われている菊祭に昼過ぎから、行って来ました。

先々週から始まって、明日までというコトもあり、少し咲き終わりそうになっている菊もありましたが、今年も見事に咲いてました。

例年と違ったのは、今までは『どうして、こんな風に出来るのかしら』と不思議な感じが先に立ったのですが、今年は、『巴錦』という菊をいじっていて、夏に雨が少なかったので、挿し木があまり上手に出来ませんでした。

でも、その結果として、意図せずに色々な形の菊が出来たので、『もっと突き詰めてやれば、こんな風に出来るのかも』と思ったり。

あくまでも、空いた時間で手入れしているだけなので、上手に造るつもりはありませんが、やはり何事も時間を掛けて、少しづつやっていると、コツという物が身に付いて来るのだなと思いました。

加えて、毎年見ていると、菊にも流行り廃りというのがあって、今はスプレーマムの様な小菊にブームが行こうとしているのかもなどと。

さて、読書の方は、

上記シリーズも無事に全て読み終わり、

昨日の本の流れを汲んで、
という本も読んでみました。

ジブリの本は、対談集としても面白く、映画の裏側のエピソードが満載なので、ジブリが好きという方々には、オススメです。

下記の本を読んでみると、どうも日本の労働問題ほど、胡散臭いモノは無いのだと感じました。

というのも、いわゆる欧米の「同一労働同一賃金」とは違って名ばかりで、聞こえだけは良くとも、労働者に不利な改悪が進められているのではないかという気がしてます。

外国人をより使い勝手が良い様に、ドンドン入れて、企業に安く人を使えるシステムが出来上がれば、ますます日本の労働者の待遇は劣化するのは、目に見えています。

「企業栄えて、国滅ぶ」なんてコトが無ければ良いのですが。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:23Comments(2)

2018年11月10日

イギリスの本音を知る

我々は、他国についてホトンド知らずにいるのだなと思ってしまったのが、この一冊。


全世界を驚かせた2016年6月の英国国民投票でのEU離脱派の勝利の背景を読み進めて行くと、日本がもしかしたら歩むかもしれない未来が見えそうになって来る。

特に、問題視されているのが移民による労働条件の悪化。

「移民を安く使って太る一方の金持ち」に対して、「労働運動にも加わらず、雇用主とも戦わず、反抗もせずにおとなしく低賃金で働く移民」が存在し、『ゼロ時間雇用契約』という雇用主が必要な時にだけ労働者に仕事を提供するという待機労働契約で週あたりの労働時間が保障されないけれど、仕事がないよりいいと結ぶ労働者が存在して、結果として労働者全体の労働環境が低下しているという。

完全歩合制でも、安い時給で長時間働き、どんな無理難題を言われても黙って働き、やがて他国に帰る労働者によって、権利を主張する人達は解雇されているという状況もあるという。

だとするならば、当然、今の政権が進めようとしている「外国人を多数労働者として受け入れようとする」という政策が実行されれば、日本もそうした事態になる可能性はとても高い。

どうして、EU離脱派の勝利が生まれたのかというコトを、考えてみようとしなければ、見えて来ないけれど。

歴史を学ぶというコトは、過去に誰かが経験した社会を学ぶコトである。

そして、他国の状況を知るというコトは、もしかしたら類似の経験を自国もするかもしれないという警鐘になりうる。

ただ、流されてくる情報を受け入れているだけでは判らないコトが見えて来るという意味で、我々は、過去や他国の動向に対して、アンテナを張り続けなければイケナイのだと改めて感じる。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:00Comments(2)

2018年11月09日

ジブラーでは無いけれど

今週は、水曜日の多忙が響いて、何時もより疲れが出ています。

そんな心の疲れを、取ってくれているのが、こちらの本。


1〜5巻まで出ている対談集を借りて来ていて、現在、2巻まで読み進んでいます。

ジブリ作品の裏側とか、昔のアニメの裏話なんかが読めて、実に面白い本です。

この先、後三冊を読んで行くとなると、明日からの本はどうなるのかという気もしますが‥‥

とりあえず、それは明日考えるコトにして、今はドップリとその世界に漬かって、明日の仕事への活力を復活させたいと思っています。

ある意味、読書は自分の中にパワーを蓄えるきっかけになりますし、体調が悪い人と対峙するには、自分のパワーが枯渇していると、太刀打ち出来ないので。

別に、読んだ本の話をしているワケではありませんが、気力の有る無しが施術の効果を左右します。

というコトで、本日のブログは、現状報告で終わってしまってますが、お許し下さい。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:02Comments(0)

2018年11月08日

在宅医療の現実

医療費削減や、介護費削減のタメに推奨されている在宅での看取り。

それでも、中々、現実は厳しく‥‥


この本に書かれている現実も、大変なのだけれど、現実にはもっと大変な話も聞く。

親が大変でも、一緒に住まず、加えて介護の派遣も頼まず、放置したと言われないタメに、一週間に一度位は在宅診療だけは頼むけれど、施設に入れるお金も勿体ないのか、入れるお金もナイのかという人も存在するのだという。

格差社会というけれど、お金がナイ(逆に全く無くて、社会保障の網に掛かった人の方が、もしかしたらマシなのかもしれないけれど、本来ならフォローされるべき人でも、日本は申請主義なので、セーフティネットに救われない人もかなり存在しているらしい)人は、おそらくこうした小説にもなれぬほど、大変な目に遭っているらしい。

おそらく、現在でこうした人が存在しているのだから、将来になったらどうなるのか、考えるだに恐ろしい。

このブログで、何度も「ピンピンコロリ」を推奨しているけれど、誰もがそうなれるとは限らない。

でも、そうでなければ、かなり大変な現実が進行中。

未来を、自分でどうデザインするべきか、この手の本を読んで覚悟を決めるべきなのかもしれない。

長生きするのは、とても良いコトだと思われていたのだけれど、物事には表もあれば、裏もあるのだと知っておくべきだと思わせてくれる一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:14Comments(4)

2018年11月07日

ことわざを知る

本日は、朝からズッと働き詰めだったので、かなり簡略で御容赦願います。

今の若い子達は、「ことわざ」をあまり知らないままでいますが、やはり昔からある言葉というのは、人間の叡智の結晶という部分もありますし、人生への道標として、知っておいた方が良いと思います。


我々だと、知らないモノはあまり無いのですが。

それでも、『アラ、そうだったの』と思うモノも、幾つかは有ります。

四字熟語とか、ことわざというのは、無理に知らなくとも生きては行けますが、やはり知ろうとする努力あっての教養。

自分の中に、知識を貯め込むというのは、人生を深くします。

今は、判らなくてもスマホで検索すれば、何でも教えて貰える時代なので、さほど勉強は必要じゃナイと思われがちですが。

他人の言葉に踊らされずに生きるタメには、何でも自分の頭で考えるクセを付けないとと思います。

他人に騙されてから、泣き言を言っても、どうにもなりません。

試験などとは無関係に、教養を深めるのは『転ばぬ先の杖』だと思って欲しいモノです。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:19Comments(0)

2018年11月06日

漢方を知るタメに

題名の通り、初心者でも理解されやすい漢方の本。


ちなみに、大学卒業後、遺伝性疾患を研究テーマにしていたけれども、娘さんがアトピー性皮膚炎にかかって西洋薬では治らなかったけれど、漢方が効いたので興味を持ち、漢方薬を診療に取り入れるようになられたというだけに、まずは西洋薬からという考え方の方らしく、真の漢方研究家の方々には、物足りナイのではないかとも思いますが‥‥

タダ、それだけに漢方は初めてという方には、理解しやすいのでは。

江戸時代から、明治時代になる時に、漢方を切り捨てようとした御蔭で、江戸時代までに発展した漢方医学が縮小し、今、再び復活しようとはしていますが、そうで無かったら生き延びていた処方が幾つも有っただろうにと残念でなりません。

我々は、明治という時代を、必ずしも素晴らしい時代とだけ捉えるのは間違っているという最大の見本の様な出来事だと思います。

日本人に合わせて改良されたであろう処方を、幾つも散逸してしまったという事を知らない人も多いとは思いますが、それが無ければ、もっと素晴らしい薬効をもたらしてくれた可能性が有るのですから。

研究というのは、本当に大事なモノであって、必ずしも成功だけではありませんが、その先にとんでもない成果が生まれる場合もあります。

現在、色々な部署で基礎研究が疎かにされているのも、将来に禍根を残さなければ良いと危惧しています。

漢方の話から、逸れてしまいましたが、漢方の奥はとても深く、この本で全てを知った気分になってはイケナイと思いますが、少なくとも、その最初の一歩としては、良い本だと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:58Comments(2)

2018年11月05日

全く変わり映えしない日本

既に、二十年も前に書かれた本の中に、今もそして今後も続くだろう日本と言う国の政府の対応が書かれていて、実にガックリした。


問題が起きても、右往左往するだけなのに、政治家は自分達の懐への旨味が発生しそうだと思えば、利権確保に目の色を変える。

現場で真面目に働く人と、中枢で他人から利益を掠め取ろうとする人との対比が、実に上手く描かれている。

正直、読み終わって奥付を見て、本の書かれた時期を見て、ガックリ来た。

失われた二十年とか、三十年と言うけれど、本当に昔のダメなまま、月日だけが経過して、より絶望的になっているのかもしれない。

「嵐が吹き荒れた晩の翌朝、海岸に突如、身長100メートルはあろうかという巨人が現れた」という設定の元に書かれた小説なのだが、面白くてやがて悲しい日本の現実を突きつけられる小説と言うべきか。

著者の小説としては、初期の作品というコトもあって、粗削りではあるモノの、スケールの大きさは今の小説とは比べ物にナラナイ。

この手のスケールの作品をもう一度読みたいと思った一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:38Comments(4)

2018年11月04日

確かにそうかもしれないが‥‥

とはいえ、判っちゃいるけど止められナイのが老い。

特に、認知症と思う。


既に読んだ本を、新たな本と間違えて読んでしまったり(昨日読んだというワケでは無いのが救いではあるが‥‥)、既に見たドラマの再放送を、どんな話か確認しつつもう一度見たり、どちらも最低でも半年以上若しくは数年前のではあるから、仕方ナイのかもしれないのだが。

上記の本の通りに、40代から始まっているというのなら、仕方がナイとは思いつつ、ドンドン老いているのは感じてしまう。

ともあれ、どんなに頑張ったとしても、本当に高齢になってしまえば、もう人間の手には中々負えないというコトも判ってはいる。

90歳を過ぎてしまえば、ホボ正常な生活などというのは、無理な話。

それでも、介護生活をしてナイ方などには、タメになる話が満載かと。

介護というのは、ある意味、相手との距離が遠ければ、上手く付き合える可能性は高いと思いますが、家族間介護は大変。

介護される人の、若かった時代などを知っている人の方が、落差にガックリすると思います。

そういう意味でも、もっと他人に頼める介護体制が必要だと思うのに、なるべく家族でという行政の方針では、何れ介護は行き詰るのではないかと。

主人の母が、なるべく家で過ごしたいというので、家族全員疲れつつも頑張ってはいますが、何れは施設が、迫りつつあるのが現状です。

理解は出来ても、解決は難しいのが、認知症かもしれません。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:46Comments(2)

2018年11月03日

眠りの悩み相談室

高齢の方の中には、結構、睡眠薬を飲むという方が、とても多い様に感じるけれど、本当に薬が必要なのかと思う方も存在する。

確かに、眠れないよりは眠れた方が良いに決まっているのだが、毎日、クタクタになるほど働いた時なら、深い眠りにつけるかもしれナイのだが、さほど身体も動かさず、昼寝もしているのに、夜はグッスリというのは、難しいのではないかと。

その辺を解説した本がこちら。


脳が疲れると眠くなるのだが、脳が疲れて無ければ、さほど眠くならないのは当然であり、本当に眠くなってしまえば、本人の意識に関わらず寝ている可能性が高いというコト。

「眠気」と「眠りたいという欲求」は違うので、無理に眠ろうとすると逆に眠れなくなるので注意が必要。

病気が潜んでいる場合を除き、普通は眠くなれば寝てしまうのだから、眠れない時は本当に眠くなるまで待つというのが、最大の解決法らしいです。

ちなみに、寝付きは悪く、明るい所では、中々眠れないので、意識的な昼寝というのは、上手く出来ないのですが、本当に疲れたと思う時には、電燈が点いていたとしても寝てしまう時というのがあります。

そして、そういう時には、夜になって眠れない時もあるのですが、基本的に横になっていれば、疲れは取れるので、そのままに居ます。

その内に眠くなる時もあれば、寝たのかどうか判らない時もありますが、それでも、次の日の睡眠で調整すれば良いと思って、基本的にあまり心配してません。

そんな感じの、ホドホド眠れば大丈夫という考え方が正しかったのだと判って、安心しました。

ともあれ、眠れない時は本当に眠れないのですから、あまり考えても意味がナイのだというコトだけは、知っておいた方が良いと思いますし、睡眠薬の眠りは浅くなる傾向が高いので、どうしても何かをするタメに絶対に必要という人以外は、無用かと。

関心のある方は、じっくり読んで、自分でどうするのが良いか、考えてみると良いのではないかと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:59Comments(0)

2018年11月02日

医療に於ける不都合な真実

小説ではありますが、そうした話題を黙々と書き続ける医師である方の著作は、何作でも読まずにはいられない感じで‥‥

長編でも、短編でも、上手いというのは素晴らしい。


題材的には、本作以外でも、類似の主張が繰り返し書かれているのだけれど。

医療について、過信し過ぎている人には、オススメかと。

そもそも、高齢化社会になっているので、必ずしも長生きが幸せとは限らず。

「ピンピンコロリ」で生きて居れるのであれば、幸せに違いナイけれど、中々、それも難しい。

親と呼べる人が、結婚して四人。

70歳後半でで癌と診断され71歳数か月で亡くなった義父、70歳数か月で突然死するまで、かなり元気だった実母、そして96歳まで多少ボケつつもやはり突然死した実の父、今でも達者なのは93歳の義母だけになってしまったけれど、認知症が進み、今年、介護1から2になった。

どの人生が、後半一番良いのかなんて、とても比べられないが、自分が今後生きるのは、実際、どれに一番近いのだろうかとは思う。

全ては、「天命」なので、選ぶコトは出来ないのだけれど。

親達とは、かなり歳が離れているから良いモノの、そうでなかったら、介護もより大変。

やがて来る老人になる時に、医療はドコまで進歩しているのだろうか?  
Posted by seitaisikoyuri at 20:32Comments(2)

2018年11月01日

技の伝承

日本は、明治を境に「和魂洋才」で来たけれど、やはり「和魂和才」で無ければダメなものも存在する。


各分野のトップクラスの人々との対談集なので、特定の分野に詳しくナイ人にとっては、理解し辛い話になっているコトもあるが、自分の好きな分野や人との対談を楽しめば良いのではないかと思う。

総合的に読み込めば、日本人の身体の特性が理解出来る様な感じになっているが、それを知る必要性があるかどうかは、その人の人生観にもよるので、無理にそれを意識する必要性はナイと思うので。

ともあれ、身体を触るという仕事を生業としていると、とても面白い本ではあった。

加えて、「バカボンド」の解説本にもなりかねない部分もあり(著者との対話と別の方との対話を総合すると)、なるほどと思ったりした。

それにしても、体育会系の中には、未だに根強い暴力的支配が残っているのは何故なのかというコトにも、明治維新の名残と結論付けているのだが、実際に、必ずしも明治という時代が素晴らしかったのかどうか。

過去を良きモノとしか捉えられない単純な思考の人達には、明治という時代は素晴らしいと感じるのかもしれないが、江戸時代の方が良かった部分もあるし、物事には良い部分と悪い部分が同居している。

そうした複眼的な思考をするタメにも、幅広い読書とか、見分を広めるコトは、とても大切な事であると、何時も思っている。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:09Comments(2)