景気が良いと政府が囃し立てる割には、地方の中核企業が次々と破綻しては、都会の企業の傘下に入って行くのを耳にする。
長野オリンピックの終了から始まって、市内のホテルの多くは経営者が変わり、少し離れた温泉地でも、名前はそのままで、あそこの旅館が、あそこのホテルが売られたという話が聞こえるし、最近は、少し前まで流行っていたと思った近くの飲食店が閉店したり、地場の衣料品販売店が続々とダメになっている。
そうなると、やはり食糧費なども切り詰めがちになるけれど、せめてそれだけは止めた方が良いという本がこちら。
ともあれ、だからと言って、全て身体に良いモノだけを食べるのは、もう不可能になっているだろう。
全て、自給自足出来ればともかく‥‥
それでも、こうした本を読んで、多少なりとも良いモノを食べる努力をしなければ、ダメなんだろうと思う。
我が家は、少なくとも信頼のおける農家から直接、お米だけは買わさせて頂いているし、有り難いコトに時々は親類から野菜などの御裾分けも頂ける。
地方で住んでいる親類などが無ければ、とても適わないコトだと思うけれど、何事にも原価が存在しているし、ある程度の質を求めるのであれば、それなりの値段が発生するというコトを知っておいて欲しいモノである。
そうで無ければ、犠牲になるのは、自分の健康なのだから。