2020年08月31日

イライラ社会のトラブル

少し前に、コンビニで高齢者と釣り銭トラブルになって、従業員が重体にさせてしまったというニュースが流れたり、15歳の少年が刺殺したり、男女のトラブルで後追い自殺したりと、人生はトラブル続き。

タダ、ニュースになっても、一過性で終わってしまい、どうなったかというコトは判らず仕舞いという場合も有る。

例えば、あんなに報道されていた、プリウスに載っていた暴走老人の続報はニュースでは取り上げられないママ。

ともあれ、自分が訴訟の当事者になるかもしれないと言う、警告の書がこちら。


例えば、アルバイトと二人でバチンコに行き、食事をしただけなのに、有らぬ噂を立てられて、課長は会社に処分されてしまう。

でも、そんな事はしてないと、会社と課長で裁判になり、五年もトラブルになったという。

正に、「君子危うき近寄らず」を地で行った話なのだが‥‥という感じで、世の中にはビックリしそうな話も転がっている。

45例の話があるので、中には『それは知らなかった』という話題は存在すると思う。

短文で書かれているので、「転ばぬ先の杖」と思って、読んで置いて損はナイのかもしれません。  

Posted by seitaisikoyuri at 21:08Comments(6)

2020年08月27日

ジャーナリズムが日本に有れば

余りブログでは書かないけれど、大好きな作家の一人でもあるのが、相場英雄さん。

新聞記者から転身して、作家になられた方。

今、テレビや新聞には広告が集まらないので、政府広報などで恩義が有るのか、忖度ばかりしているジャーナリストが本当に多い。

せめて、小説なのだから、国民の期待に応える人が居て欲しい。


明日、五時の首相の会見は、どうなるのか判らないけれど、少なくとも国会は、憲法で開くという方法が決まっているのだから、それに反して反対などするべきではナイ。

ともあれ、ココ数年、法に反して政権が色々と捻じ曲げて来たコトが多過ぎ。

『社会』とで学んだコトが実行されなければ、真面目に授業を受ける学生も居なくなるだろう。

ちなみに、『日本史』と『倫理社会』で、大学受験に臨んだのは、本当に昔のコトではあるが、あまりにも社会がデタラメで嫌になる。

昔も、出鱈目だったと思うが、今はネットなどが有るので、言った言わないというコトは、スグに証拠が出て来る。

ともあれ、国会議員というのは「選良」であるべきなのに、日本の副総理たる人物は「麻生節」なのかは知らないが、とても国民を代表する資格が有るとも思えない。

何しろ、買収で捕まっても、収賄で捕まっても、国会議員を止めずに歳費を貰っている人達が、堂々と居る国なんだから、もう議員の威厳は既に地に堕ちているのだから、どうしようもナイとも思うけれど‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 21:09Comments(2)

2020年08月24日

老いる覚悟

森村誠一という作家は、ミステリー作家として有名だが、それはそれとして、百歳まで生涯現役の作家で居たいというのには、脱帽する。


東日本大震災の年の著作だが、今読んでも遜色がナイ。

おそらく、今読むから良い本というのもある。

徐々に仕事を、子供達に任せて行く段階になったからこそ、染み入る言葉もあるのかも。

日本は徐々に高齢化の波が押し寄せて来て居る。

五年したら、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎えるのは、確実になっている。

年金や医療、介護の問題は、現実の問題になっているのである。

その時を迎えてアタフタするか、それとも満を持して余裕を持って迎えられるかは自分自身の考え方一つ。

今後の「高齢者社会」に向けて、前向きに生き来るタメにも、読んでおきたい本。  
Posted by seitaisikoyuri at 13:38Comments(6)

2020年08月21日

悪魔の辞典

長野市も、本当に暑いです。

朝の水撒きが辛いので、雨が欲しいのですが‥‥

ともあれ、池上彰さんの本ですが笑えます。


「かじのほう」の回には、
「何が何でも「カジノ法」を通したかった安倍政権。「カジノ法」では聞こえが悪いので、IR実施法と言い換えました。言い換えは安倍政権のお得意ですからね。
と書かれてます。

ともあれ、結局、利権なので、「公判控える現職衆院議員が買収工作関与か 秋元容疑者逮捕 前代未聞の事態に」というコトになっているみたいですね。

ついでに、「買収」という解説もありますが、去年の本なので、流石に広島の夫婦の件は書かれてナイのですが、夫婦揃って国会議員だというのに、しかも、法務大臣まで夫は勤めた人だと思えば、今だっだら、どんな感じに書かれるのか、興味が有ります。

ブラック・ユーモアが溢れていて、短文で風刺しているので、暑い時にも、ササッと読めます。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:07Comments(6)

2020年08月17日

人は見たいモノ以外見ないから

コロナショックで、GDP成長率は戦後最悪の落ち込みとなったというが、世の中には「昭和のモデル」で生きている人しか認めないという人々も、かなり存在していて、下手すると弊害になっていると問題提起している本がこちら。



ともあれ、お盆なのだから帰省をしても大丈夫という政治家も居た。

でも、帰省中にコロナで陽性判定になったら、田舎ではタダでは済まぬ場合もある。

少し前に、お客様から聞かされた話なのだが、中学の先生がコロナを発症した。

原因を突き詰めて行くと、どうも生徒から貰った可能性が浮上し、その家族もコロナ感染した。

そこで、中には嫌がらせ行為をする人も居たらしく、当該の人達は引っ越しせざるを得なかったという‥‥

「Go To キャンペーン」で、地方にもコロナの波が押し寄せて来ているがタメに、コロナに罹ったのではないかという症例もあるみたいだ。

日本は、間違ったら直すというコトをしないで、ドンドン進めて行く。

「昭和は良かった」と思うおじさん社会は、現実を見ようとシナイので、誤った方法で突き進みやすい。

気軽に読める本なので、暇があったら、どうぞ。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:50Comments(6)

2020年08月13日

同窓会に行けないワケ

実家に帰っていたので、ブログをサボっていました。

スマホでは、大変なもので‥‥

ともあれ、読書ばかりしていました。

で、その中で当たり前のコトなのに、日経ビジネス副編集長というコトで、少し違った切り口で書いてある本を紹介します。


取り敢えず、もう誰もがコロナの余波で、同窓会など当分開けないと思うので。

旅もそうですが、「時間」と「財布」と「健康」が揃ってナクでは、絶対に行けないモノ。

そこに「プライド」が加味されるのですから、「同窓会」は面倒です。

「タイトル」に魅かれて、読みたくなる様な本ですが、「タイトル」よりも現代の職業には、どんなモノがあるのかという視点で読むべき本だろうと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:12Comments(2)

2020年08月05日

だから拙者は負けました

歴史は、勝者が書いているというコトを考えれば、当然な話なのだが、負けた人から見た歴史観を簡略に書いた本がこちら。


歴史好きには、多少物足りない部分もあるのですが、過ちを考えるというコトは、日本は不得意。

何で第二次世界大戦にの負けたのかを深く反省しないで、「鬼畜米英」というスローガンを、きっぱり捨てて「親米」に鞍替えしたのも、そう。

だから、コロナ対策でも、「経済優先」となれば、そのまま突き進んで行く。

もし、一般的にPCR検査が行われていれば、息子に会いに東京へ行けるのですが、長野県は幾つもの往来を自粛する都道府県があるので行けません。

もし、それが元で何かあったらと考えますし、息子も夏休みになっても、帰って来てとも言えません。

田舎暮らしは、都会と違い良い部分も有りますが、何かあると全体に影響があるので、主人の地元の役員会の御苦労さんと言う意味の夏の慰労会も延期になりました。

主人は、小さい子供と接する仕事をしてますので、既に断っていましたが、当然、方々からそういう声が上がっていたみたいで、延期という事態になったみたいです。

もし、皆が何度も検査を受けられていれば、大手を振って行くコトも出来たのではないかと‥‥

貧困東大生が感じた絶望。9割が「金持ち家庭出身」なのに自覚がない東大生』記事を読むと、今の官僚の人々は、庶民の気持ちは判らないのではないかと思います。

だから、厚労省の人々はコロナに対して、トンチンカンな作戦しか思いつかないのではないかと。

まるで、第二次世界大戦の時に戦線を拡大し過ぎて、駄目になった陸軍みたいだと思います。

歴史を知り、過ちを知ろうとしないで、正しい作戦が導ける道理がナイのですが、どうも成功体験したしたコトが無い人達の舵取りは、危なっかしいと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:02Comments(4)

2020年08月02日

メメント・モリ

ラテン語で「自分が、将来的に必ず死ぬことを忘れるな」とか「死を忘るなかれ」という意味でつかわれる言葉ですが、それについて外科医の方が書いた本がこちら。


ある程度歳をすれば、誰もが「命の危険」などを間近に感じるモノ。

二十代の頃に、「甲状腺腫」になり、悪性ならガンと診断されるという立場になったコトがある。

幸い、手術は成功して、検査したら良性だったので、今も生きているのだが‥‥

でも、元気で居るコトが当たり前の人には、読んで欲しいかも。

そして、終わりに近くなって、「ALS」について書かれている。

現在、日本でも一万人近くの患者さんが居るという。

医師による「安楽死」が問題になっているが、「人工呼吸器」を付けるという選択をしないと窒息死を選ぶのだという。

タダ、そうしたら亡くなるまでは、外しては駄目なのだと。

自分で選んで、生きるコトにしたからには、責任も取らなくては。

日本は同調圧力が強いから、「安楽死法」が出来れば、とても生きたいという方向では難しくなりそう。

安易に、生命を無駄にしないタメにも、自分でどうするかを、最初にある程度決め、実行に移さなければ。

「メメント・モリ」については、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」がナチスの強制収容所経験に基づいた本として有名で、大学時代に読んだコトがある。

日本の作家としては、加賀乙彦さんの「フランドルの冬」が参考になると思う。

人生には、「希望」が一番大事だと教えてくれるので、時間が許せば、どちらかの小説を是非とも、お読みになって戴きたい。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:40Comments(2)