2005年09月14日

無為の力 マイナスがプラスに変わる考え方

お昼休みでーす。

今回は、河合隼雄さんと将棋の永世名人でらっしゃる谷川浩司さんの本です。

無為の力―マイナスがプラスに変わる考え方

これです。
河合隼雄さんと聞いてすぐ誰だかお解かりの人は、心理学のセミプロです。
前に、「日本の心理療法」の箱庭療法で日本にこの療法を紹介し、名付けた方として御案内しましたが、数々の著作そして文化庁長官もなさっている方なのですが、一般的にはあまり知らない方もマダマダ多いと思います。

この本にはマージャン療法もあるとか、「よき敗者」のみが、次につなげられるとか、道を究めた人同士のスバラシイ会話が満載です。

この前の「京都の老舗に学ぶ」という日記への明確なメッセージ、ヤンキースで活躍していらっしゃる松井秀喜選手がリトル松井(稼頭央)選手に送ったアドバイス「変える必要があることと、変える必要がないことがある」を解説して、自分の基礎はそのままにして、時代の流れと共に柔軟に変化することが大事だとはっきりおっしゃっていらっしゃいます。

前に「ヒカルの碁」を読むのが好きだと書きましたが、実際には碁はまったく出来ずにいますが、将棋はソコソコ打てます。(かなりヘボですが)
「ヒカルの碁」の中の話と谷川永世名人の話が、とてもよく似ていて不思議なくらいでした。

河合先生は、これからも多分この日記で紹介する御常連さんになっていただこうと勝手に決めております。幅が広い方なので、一回や二回ではとても紹介しきれない日本の心理療法の巨星でらっしゃるので‥‥
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