フロイトの第一人者、小此木啓吾さんの書かれた本の題名です。
この本は大和書房から出ています。
あなたの身近な「困った人たち」の精神分析―パーソナリティそのミクロな狂い
の続編として書かれた本だそうです。
「シゾイド」と「アズ・イフ」、「インポスター」という聞きなれない言葉が出てきます。
ちなみに、「シゾイド」とは、自分を強く主張せず、摩擦やトラブルが起こることを嫌い、「アズ・イフ」パーソナリティ、「かのような」人格として、その時その時に合わせた人格になる人で、表面的には相手とうまくやってるが、本人は「本当の自分ではない」と苦しんでいる。
「インポスター」は詐欺師とか山師の意味で、「成功がいかさまのように感じてしまう」人のコトである。
人と人の付き合いはヤマアラシ・ジレンマによってしか築けないと理解して、相手との距離とある程度の傷付きを受け入れなければならないと教えてくれる、とてもわかりやすい本です。
イロイロな人が登場するので、「ナルホド」と思わずうなづいてしまいました。
イバリ議員なんて、「絶対居るよな」と思いました‥‥