2005年10月16日

天命

いきなり、天命(てんめい)なんてと、思われた方もいるかと思います。

これも、本の題名です。
天命

若いコロ五木さんの本は何十冊となく読みました。
今でも、時々何冊も固め読みしてます。

龍谷大学で仏教学を学ばれたことも存じ上げておりましたが、この本を読んでの感想は、中々簡単に書けません。

昔から、そんなに生きるコトに執着してませんでした。
でも二十歳のコロ、医大生の方々と新年会でのコト、
ガンにおかされた教授が、「君達は若いから、私がガンで死のうとしていても、別に未練など無いと思っているだろうが、ココまで生きてきたから死にたくないと思うんだ。イロイロあったけど、ココまで来たからこそ‥‥」と話したんだと聞きました。
「‥‥でも、もうムリなんだけどね‥‥」
「ああ‥‥」
彼等は、その教授のコトを思って沈痛な面持ちでした。
ワタシは、その時『そう思えるのだとしたら、生きてみたい』と思いました。

今は、子供が一人前になるまでは、生きたいとは思ってますが、父親が八十歳で死んだワタシの母が、「長生きの系統だから、ワタシも八十歳くらいまでは生きたい」と常々言ってたのに、自分の母親が死んだ七十歳で突然死したので、ワタシも寿命はそのクライだろうと思っています。又、そう思うコトで、それまでに為すべきコトをして死にたいと思っています。ただ、寿命とか未来は判らないからいいのであって、全て判っていたら生きていてもつまらないだろうと思います。

明日のコトはどうなるか判らない、だから死ぬまで今日を生きれるのではないかと思っています‥‥
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