2005年10月21日

ストーカーの心理

おはようございます。

母親をかばって、四歳の女の子が殺されるというムゴタラシイ事件がおきました。
毎日、目を覆いたくよるような話ばかりで、逆に我々の方が驚くコトに麻痺してしまいそうな感じでとてもコワイです!

ともあれ、今回も警察に相談していたみたいですが、そういう犯人になる人は、警察の人の前では凶悪なコトをしそうに見えない場合が多いので、つい見落としたという反応になるのだと思いますが、それは必ず誤りにつながります。
ハッキリいって、ストーカーになりやすい人は、多重人格に近づいているからです。
冷静な人格と、激情的な人格が本人の意思を超えてしまう場合が多い可能性を持った人物なのです。

警察は、ストーカーの相談を受けたら、その人物を逮捕しようと考えるよりも、その人物を精神科とか、心療内科とか、カウンセリングさせる方向に強制的にした方がヨイと思われます。ナゼなら、逮捕して処罰しても、性格の矯正がなされない限り、同じコトになる可能性が大だからです。

それは、他の犯罪者にもいえるのかもしれません。
かなり前に内観療法を紹介しましたが、監獄の中で再生した話もあります。
犯罪を冒してしまいたくなる心は、誰でも持っていると言っても過言ではないでしょう。でも、大半の人は、踏みとどまるのです。

アドラー心理学の立場で本を書いてらっしゃる星一郎さんによると、子供は親にホメラレタクテ仕方ないのだが、ヨイことで認められる自分ではないと判ると、悪いコトをしてでも親に自分を認知して欲しいから悪事に手を染める。そして、自分の子供がしているコトを認識しないと思うと、子供の悪事はドンドンとエスカレートしていくという様なコトを何冊もの本で述べてらっしゃいます。

親はそうならないように気を配るコトが大事です。ただ、既に親の手を離れたような人には(本来それでも実の親が一番なのですが、大体その時その親には望むべくもないような状況が多いので、親をフォローするのが先になってたんでは間に合わないから)警察なり何なりの行政の力で、その人物を注視し、罰するのではなく、未然に犯罪を防止するように行くべきだと思います。犯罪を検挙する率とか数に重きを置くのではナク、犯罪の芽をツムことの方が絶対意義があると思います。

未病(まだ病気にならない時の段階)の内に体調を整えて健康になるのがヨイように、犯罪になるかならないかの時にこそ、なりそうな人物を支えて社会に適応できる人物に導く方が有効なのではないかと思います‥‥
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