2005年10月24日

職人になろう!!

おはようございます。

本日、ローカル新聞の「信濃毎日新聞」の教育欄のコンパスというコラムにフィンランドの教育事情が書かれていました。

前に「フィンランディア」の曲を子供が小学校の音楽会で唄うという話を書きましたがワタシは昔から外国で一番アコガレているのが北欧の国々です。

特にフィンランドは、スオミと誇りを持ってその国では呼ばれているという話を辻邦夫の小説で知ってから、ウン十年も‥‥

フィンランドの先生の雇用は学校ごとの採用で、欠員ができると公募し、採用を決める校長も市の教育局が公募して、学校ごとに採用しているらしい。
教員の給料は公立・私立を問わず全国一律で、仕事は教えることに限定され、ほぼ四時には帰るコトができ、会議、校務分担が少なく、クラブ活動は地域や社会福祉部局が担当するそうだ。

日本の先生は人事異動にしばられ、昇進でしばられ、ものすごく働かされている。
今の日本にこのままこの制度を導入しても、検定教科書を廃止したら、かなり偏った教科書が採用されたり、権力にイエスマンな者だけが採用されかねない心配があるからどうかとは思うが、先生にゆとりが無ければ、子供にゆとりは無いだろう。
ゆとり教育と言われても、厳しい親達に育てられている子供達はその分塾等で補習させられて、二極分解しているのが現実だ。

判りやすい子供よりも、判りにくい子供に丁寧に教えてくれる職人のような先生がいてくれたら、どんなに子供達は嬉しいだろう。

仕事もサラリーマン化して、給料を貰うタメだけのと割り切ってしまうとつまらなくなるだろう。給料を貰いつつ、スキルを磨くつもりで全ての人が職人化したら、もっと日本には活気が出てくるのではなかろうか?

昔、ギラギラした職人が大勢いた時代が日本にあった。とてもクセのある人達で、協調力は少なかったかもしれないが、そういう人達が、独創的なモノを生み出してきたのだと思う。そんな人間になりたいと何時も思っている。タダシ、OFFの時には普通の人間に戻ってリラックスしたいと思っているが‥‥
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