おはようございます。
長野で「人身売買罪」で全国初の逮捕者が出ました。
なんと、スマトラ沖地震で夫に死なれ困っているとこに、日本で働けるという求人広告を見て、応募したらしいのです。
本日の信濃毎日新聞と朝のNHKのローカルニュースを総合すると、別人のパスポートで成田空港から入国、インドネシア人の男が新幹線で引率して、スナックに二百万円で売ったそうです。
スナックでは、渡航費用などで五百万借金があると言われ、パスポートは取り上げられ店の二回で休日すらなく売春させられ、売り上げの大半は台湾国籍のスナック経営者が巻き上げていたそうです。
ダマサレル方が悪いのか? と前に書きました。
地震に被災し、夫に死なれ、弱り目にタタリメのところへ平気でつけこもうとするクサッタ根性にアキレテものも言えません。
そして、知ってか知らずかその女性を買った男も何人もいたんでしょう。
売春は太古の昔からある商売です。
バカバカしいとは思いますが、個人が自分でしたいと言うなら、それを止めようとは思いません。
ワタシが止めても、本人が止めたくなければどうしようもないと思うからです。
心理学的に言うと、他人に止められれば止められるホド、やりたくなる人が多いコトも知ってますし。
しかし、今回は違います。
個人の権利を金で搾取する最低の行為です。
ワタシ達も、何か大きな災害があった時に募金してヨシとするのではなく、その後ソコがどうなっているのかもっと関心を持つべきではないでしょうか?
今年七月に「人身売買罪」が刑法改正で新設されたというのですが、何ヶ月も経って全国初というのも、ナンカ変な話です。
おそらく、こうした話は前からあったから、こんな法律が作られたのでしょう。
全国で、こんな悲惨な目にあっている人は、相当数いると思います。
それらの方々に、基本的人権の最大のものである「自由」が来るコトを心から祈ります。
ゼヒ、行政の方々は救ってあげて頂きたいと思います。
貧困にあえぐ人々を見て見ないフリをし続けるコトも、彼等にとっては物凄くツライことだと思います。