2005年11月26日

東洋医学に目覚めた理由・4

おそようございます。
仕事の合間に書いてます。

ともあれ、それで一気に関心が湧いた漢方薬の話を小児科の先生にしてみました。
すると、先生は自分も漢方薬を愛用しているのだが、子供が苦くて飲みたがらないからとヨク言われるので違う薬を出しているのであり、そう思ってくれるなら、ゼヒ漢方薬をススめたいと話されました。

そのコロ、今の仕事はしてなかったのですが、とても多忙だったので、上の子供は一歳から保育園に行ってました。保育園に入りたてはドンドン菌を貰って、ジャンジャン病気になります。下の子供は、生後すぐ位から、鼻水が出て、車は大変だと近くの医院に乳母車で連れて行ったり、少し大きくなったら、耳鼻科に通ってましたがさっぱりでした。上の子も、特に下の子も少し遠いけど、その先生のお勤めの病院で漢方薬によって体質を改善しようとしました。
ついでに、ワタシもアレルギーの緩和のタメに処方していただくコトにしました。

結婚したての秋、車で何時間も遠くの病院で鼻の粘膜をレーザーで焼いていただいたり、近くの医院で貰った西洋薬を飲んだりしても眠くて仕方なかったり、連用するとお腹の調子が悪くなったりしてました。
先生は、「大人なんですから、飲んでみて、調子がヨクなったと思ったら続けてください。合わないというものを漫然と飲んでいてもダメです」とおっしゃられました。
丁度そのコロ、運命的な本と巡りあいました。
漢方薬のすべて―体質で選ぶ、症状で選ぶ

この本です。この本のおっしゃるコトもですが、この本には、漢方薬の中に何が入っているのかが詳細に書かれていました。そして、麻黄という物質と塩酸エフェドリンの相関関係が判ったので、今までの薬アレルギーについて、はっきり判ったのです。
塩酸ナニナニという薬を飲むと頭が痛くなったり、薬疹が出るコトは判っていましたが、イトコにススめられた漢方薬にも、麻黄が入ってたのです。
おそらく、子供のコロからそういう成分の入った薬を飲み過ぎたタメに変な抗体が生まれたのだろうと思われます。レーザー治療してくれた病院でも、漢方薬を出してもらったのですが、合わなかったのは、その薬にも麻黄が入っていたからです。
アレルギー患者は薬にもアレルギーがあるという単純なコトと麻黄が結び付いた途端に、今までの漢方薬に対する誤解は氷解しました。
上の本には、漢方薬にも副作用はあると書かれてましたが、成分を考えるとヨク理解できる様になりました。実は、ワタシにはもう一つクリアしないといけない物質があったのです。それは、芍薬でした。ただ、これは絶対ヤメなければイケナイのではナク、連用するとお腹の調子が悪くなるので、毒を持って毒を制したいと思う場合にのみ用いれば、とっても効果がありました。そんなこんなを体験しながら、漢方薬の世界にグッと足を踏み入れるようになったのです‥‥
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