2005年11月27日

東洋医学に目覚めた理由・5

さて、戻ります。
以前、「後遺症のコワサ!!」で書きましたが、初めての人身事故の時は、ドクターハラスメントを受け、鍼灸に掛かったり、整骨院に行ったりしました。
でも、その時は漢方薬には目覚めてなかった時期でした。

二度目、子供を朝、保育園に送った帰り道、降りしきる雪の中、狭い道で対向車がスリップしてきたので避けようとしたら、こっちもスリップしてほぼ正面衝突しました。その時、信頼している先生の病院に行き、整形外科の先生の診察を受けました。
痛み止めの薬とシップ、ところが、飲み薬は下痢してしまい飲めません。イチバン胃に優しい薬なんだと言われても、我慢出来ず、座薬に変えてもらいました。シップもカブレテしまうので貼れません。これも、イチバン肌に優しいと言われても、無理なものは無理なのです。そして、痛みが引くまでリハビリも出来ないと言われたのでした。今にして思えば、痛みこそがプロスタグランディンにより血管を拡張して治してくれるのに、全然違う方法をススメられたのです。(ちなみに、この先生に痛み止めの注射をしてもらっていた大工さんが、我が家を何年か後に直してくれたのですが、それから又、何年かして仕事中に倒れ、現役を引退されたと建設会社の方から聞きました。痛み止めにより、自然治癒力を破壊し続けた結果だと思います)

ともあれ、これでは治りそうもないと、小児科の先生にお願いして漢方薬を出してもらって治そうとしたのですが、そのタメに先生に御迷惑を掛けてしまった様でした。
それでも、何とか漢方薬の御蔭で、少しづつヨクなってきました。この時も、鍼灸に通い、そこでマタマタ運命の本に巡り合いました。題名は確か「癒される心治る力」だったと思います。この後、小学館文庫で出たと思うのですが、何度も読ませていただいてたので、自分で買いはしませんでしたが、要約すると、「病気でも、事故でもそれが自分に人生の意味を考えさせるタメに天から与えられた試練なのだと受け止めるコトが出来れば、自らの力で治そうという気持ちになれ、必ず治すコトは可能なのだというコトです」
これは、西洋の方、多分アメリカの方の本だったと思いますが、洋の東西を問わず真理は似たヨウな言葉で語られるものなのです。

モチロン、西洋医学は役に立たないのではありません。ただ、万能ではナイ。むしろ過信すると逆に人をダメにしてしまうコトもあるのだと知っていただきたいと思っています。
西洋医学でナイと治せないモノもあります。(例えば骨折とか)でも、自然治癒力でしか治せないモノもあるんだと思います。その区別を明確にしていただいて、真の意味で患者さんを救うお医者さんに一人でも多くなってくださったり、真の治すお医者さんを見分けられる患者さんになっていただけたらイイと思って今回のシリーズを書きました。このアト、心的外傷ストレス(PTSD?)に見舞われたりと話はもう少しだけ続きます。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

 
にほんブログ村 健康ブログへ