2005年12月09日

阪神大震災

おはようございます。
『天災は忘れたコロにやって来る』とは言いますが、大学時代、神戸の友達は、
「関西では、京都に学んで、大阪で仕事して、神戸で暮らすのがイチバンと言われてるんだよ(モチロン、関西弁です。スミマセン、翻訳しやすい時としにくい時があり、こういうのはちょっとビミョーに訳せないと思う時は標準語で、でも、関西弁じゃないとニュアンスが違うと思う時だけは下手な関西弁で)神戸は夏もそんなに暑くナイし、冬もそんなに寒くナイので住みやすい、地震も全然ナイしエエとこや」と言われました。

確かに、港町なのでアカヌケてますし、京都は、冬はキリキリと締め付けられる様に寒いし、夏は盆地特有の気候で湿気が高い上に気温が高く熱地獄みたいで、太めのワタシでも夏バテでガリガリにヤセラレルほどではナク、住んだらいいなと思う場所でした。

今回、何でこんな話をするのかと言うと、
神の子どもたちはみな踊る

という本を読んだからです。

高校時代を長田という場所で過ごした彼女の青春の場所は皆焼けてしまい、残されたトコロも再開発で別の様な感じに根こそぎ変えられてしまったとか。
まるで、古い借地権が建物が壊れたので、ちょうどチャラになってよかったみたいな感じで、ガンガン工事が進んだらしいのです。
災害があると潤う業種もあり、まるで戦争の廃墟みたいだった場所は、戦後の復興みたいに変貌したという話は、何だか今の偽造建築マンションをどうするか、国が支援しているのと、底流でツナガッテいるような話です。

ダマシテ儲けた人々の財産が隠匿されないウチに手が打てないのでしょうか?
頭のイイ人達(イヤミですけど)ですから、ドンドン名義とかを変更して、「ナイ袖は振れないんだよ」と言うのではないかと心配してます。
国の支援は緊急にダマシタ人達の払うべき部分と自らの過失割合を計算するまで、一時立て替えておくべき筋合いのもので、どうイケナカッタのか、どうすればイイのかをしっかり話し合わないと、マタ、似たようなコトが起こると思います。

阪神大震災で学んだコトは「不正建築でも、オトガメがなかった」では話になりません。
犠牲になられた方々の御冥福を祈ると共に、犠牲を役立てるコトこそが、大切なのだと思いますが‥‥
村上さんの本はとても象徴的な話ばかりですが、とても心温まる「再生(メタモルホォーズ)の物語」でした。
そんな優しい気持ちの人ばかりだったら、もう少し世の中はヨクなるだろうにと思いました‥‥心が癒される短編小説集でした。
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