2006年01月16日

天皇家継承のゴタゴタ

おはようございます。

最近、「女性天皇」と「女系天皇」の違い、継承の是非等々がニギヤカになってきました。
天皇制のゼヒはともかく、「神武天皇より続く万世一系」という響きには、『どうかな〜』と古代史に関心のある人なら、確実に思っていると思います。

まず、新羅討伐の立役者といわれている神功皇后とと応神天皇の関係。
夫の仲哀天皇は、神功皇后の逆鱗に触れて死去。そして、仲哀天皇が亡くなってそのかなり後に(実際その時妊娠してたらアリエナイ期間をものスゴク過ぎてから)生まれた応神天皇は仲哀天皇の実子と位置づけられてますけど‥‥

その応神天皇から五代後で、武列天皇後に手白香皇女を皇后に立てて即位したのが、継体天皇です。
古代・天皇の都

この本では、「いまの天皇家は、この継体天皇の末裔である。‥‥継体天皇が応神天皇の五世の孫というのもあやしいし、即位してから二十年も大和に入れなかったのもおかしい。‥‥傍系の男子が本家の娘を娶って、本家を継いだという形である。あきらかな政略結婚であった。」
とにかく五代サカノボレば親戚なんてのは、現在の法律では親戚とは認められてません。手白香皇女がいなければ、他家が継承したという風に考えるのがフツウでしょう。

そして、平安京に都を移したといわれる桓武天皇の父、光仁天皇。天武天皇の末裔が皇位を継承していたのに、聖武天皇の娘と結婚して天皇になったら、フツウ、その二人の間に生まれた親王がいるのだから、その子に皇位継承されるベキなのに、天皇になって三年後、天皇を呪い殺そうとした罪で、聖武天皇の娘の皇后と二人の間に生まれた親王を幽閉して、高野新笠という朝鮮系の女性が産んだ桓武天皇に皇位を継承させているのです。
京都にある上御霊神社という古社には、皇位継承に絡んで罪なくして死んだ人々が祭られています。(当然、幽閉されて死んだ二人も含まれています)

女性が産んだ子供の方が、確実に血を分けた子供に間違いないからと、女系相続が古来日本ではケッコウ庶民の間では、続けられていたのです。現在、男系だ女系だと大騒ぎするような問題とは、どうしても思えないのですが、問題にしたい人々は、自分に都合の良い歴史観しか持っていらっしゃらないようで‥‥

現人神のタメに、全ての日本人は命を投げ打つべきだなどというバカげた時代に逆行させられないコトを祈るばかりです。戦争ほど、無意味なモノはありません。これだけは、事実です。
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Posted by トプログ at 2006年01月16日 11:41
 
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