2006年01月30日

仕事って何なのだろう?

おはようございます。
朝、明るくなるのが少しづつ早くなってきて、春近しと思わせてくれる今日この頃ですが、耳にするニュースはバカバカしいモノが多く、マジに何の為に皆、仕事してるんだろうと思ってしまいます。

「金、金、金」のタメさ、みたいな人ばっかなのか‥‥

生きて来た証をヨイ意味でこの世に残したいと思わないのか、みたいな感じがします。

判ってます。全ては幻なのかもしれない。

生きていたコトも、未来には過去となって消えてしまうモノなのかもしれない。

でも、だからこそ、生きてる間に悪(ワル)やってもイイというコトに、フツウは結び付けないものだろうが‥‥ワタシがフツウでナクなっているのだろうか‥‥

先週後半から、週末にかけて、高仁和夫さんの「銀行検査部25時」と「過労病棟」(共に講談社刊)を読みました。

銀行のタメと思って神経をすり減らして、でも、自分の仕事は他人に替えがきくようなモノだったり、出世競争の中で、失ってはいけないようなモノも失ってしまっていったり、全てのサラリーマンに共通する話とは限らないけれど、「金だけは手にしてみたけれど‥‥」みたいな虚しさがあり、だから、著者は商社の仕事の合間にこのような小説を書いていたのに、50歳を期して退職して本格的に小説を書き出したのだろうと思ったり。

「カスミ」を食べて暮らせる仙人というワケではないのですから、「お金」なんて大したモノではナイなどとは言いません。
「貧すれば鈍する」で、貧しいがユエに犯罪に手を染めるコトもママある人間は弱いモノだと思ってますから、でも、今の日本は「衣食が足りて礼節を知る」どころか、「金を持ちてマスマス貪欲になる」みたいな人が多過ぎます。

「欲望」には、限りがありません。
「足る」コトを知らなければ、何時までも水を求めて砂漠をサマヨイ続けなければならなくなるでしょう。

仕事が、全ての人の良心を傷付けないモノであるコトを願うだけしかできないのでしょうか‥‥
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