2006年03月16日

金縛りはこうしてなる!

おはようございます。

昨夜は眠くて、本のオモシロイ部分に触れずに終わってしまいました。

「金縛り」はなぜ起こるかという大変興味のあるトコについても書いておきます。

寝入りばなや明け方に身体の動かなくなる夢を見るコトが金縛りなのだそうです。

寝室に化け物や人影が入ってくるなど、視覚性、体感性の幻覚があるのでパニックになるのだけれど。

世界中で見られる現象で、西インドではコクマ、カナダのニューファウンドランドでは鬼婆(old hag)と言い中国、メキシコ、ドイツでも同じような表現があるそうです。

金縛りとは逆説睡眠(昨夜のブログ参照)中の筋弛緩が意識化されることに原因があるそうで、通常入眠後六十分から九十分で出現するべき逆説睡眠が、夜勤や海外渡航など変則的な生活をすると入眠直後に出現することがあるそうです。

昼寝、昼夜逆転睡眠、睡眠時間のずれ、あるいは六十分覚醒三十分睡眠というスケジュールでもこのような状態が確認されているそうで、夜眠っている人をたびたび起して一定時間覚醒させたりすると多くが金縛りの体験をすることから、変則的睡眠・覚醒リズムが原因だそうです。

思春期に最も多く発現しその後減少することを考えると、思春期のホルモン・バランスの変化も関与しているらしい。

パニックにならないタメには、「今は夢を見ているだけで、そのうちに目が覚めるだろう」と自分に言い聞かせること。

ちなみにナルコレプシーは目覚めているのに、突然夢を見ている状態になる病気で、居眠り病とも呼ばれている。

どちらもキチンとした睡眠が大事で、あまりに心配だったとしたら、専門医に相談するのも必要と思われる。

「睡眠」も研究すれば実に奥が深いものだ。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
Koyuriさん、こんにちは。
金縛りについてこんな科学的で具体的なお話を聞いたのは初めてです。大変興味深く拝見しました。
ちなみに私は頻繁に夢を見ますが、かなりリアルです。体調の悪い時は、実生活の体験より夢での体験の方が「それを経験した」という実感が体に強く余韻が残ることもあります、目覚めて数時間経っても。なので、たまに現実と混乱します。
睡眠剤は、眠れる時もあればかえってリアルな夢を見させて眠った気がしない(むしろ本当の意味で眠らせてくれない)ということがよくあります。
夢は残酷です。現実なら避けられそうなことでも、夢だと容赦なくいろんな場面に連れ出されて傷付きショックを受けるのです。しんどいです・・・
まあ、以前ほど頻繁ではないですが。
ちなみに、これは夢だな、と気づく場合が私は多いです。かなり辛い夢でも、夢だと知りながら終わってくれない。
やっぱり夢は残酷です。。。
Posted by 味噌煮込みうどんだがや at 2006年03月16日 11:49
味噌煮込みうどんだがやさん そうなんですか?
だとしたら、この本新書なのでそんなに高くないですし、図書館(ワタシの紹介する本の大半はココのです)にもあると思うので、一読してみたら如何でしょう。
夢はケッコウ良いものみたいです。
理解すると、変な夢を見ても、これは多分現実をデフォルメして、何かしているだけなんだとちっとも怖くも思わなくなるみたいです。
ワタシもこのような本は、初めてでした。とっても参考になりました。
味噌煮込みうどんだがやさんにとって、癒しの一冊になるかもしれませんね。
Posted by koyuri at 2006年03月16日 13:13
先日は、ブログを見にいただきまして、本当にありがとうございました^^*
私も10台の頃は、よく金縛りにあいました。そんなとき、いつも同じ幻覚をみました。
私も夢を見るのは大好きで、かわった夢を見たときは、忘れる前にメモるようにしています☆ 
それなのに、ブログを始めてから、睡眠時間が足りなくなって夢を見るヒマもないのが、目下つらいところです〜^^;
Posted by たぬ子 at 2006年03月16日 19:03
たぬ子さん 御訪問ありがとうございます!!
何時もたぬ子さんのマンガ楽しみにしてます。
創作者の方々は、夢を創作にしている人も多いみたいですが、夢は忘れちゃった方が身体にイイみたいです。
本来、夢は忘れるのではなく、憶えられないのだそうです。特別に印象に残ったり、怖い夢だったり、憶えようとしなければ。
カワイイたぬ子ちゃんのブログも読みたいし、体調を崩されて読めなくなるのもツライ、読者としても悩ましいです。
Posted by koyuri at 2006年03月16日 20:37
 
にほんブログ村 健康ブログへ