今日は、メチャメチャ忙しい日でした。それでも、そんなに疲れずに済んだのは、体調が良くなってきているのと、今日いらした方々が、皆さんとても精神的に健康になられた方々だったからだと思います。
人間というのは、希望を持つと本当に強くなれるものです。ワタシは治らないと思い込んでしまうと、本当に治らなくなってしまいます。とにかく、自分の血液の循環が良くなりさえすれば、治るんだと信じるコトが出来るか否かなのです。
手や足を回す体操をされたり、カイロを貼ったりと、自分で治る努力をされてる方々は、自然治癒力がバンバン出るので、早く治られていかれます。我々は、残念ながら、ケーキ屋さんとかと違って、腕がイイから何度も来るという場所ではありません。早く忘れられるようになってこそ、御客様が健康になった証拠なのです。それだけが、チョットこの仕事のツライとこですが‥‥それ以外は、イイ商売です。自分の体を大事にしたいと思うなら、大金は得られませんけど‥‥大勢やると自分の命をスリ減らしてしまうので。
さて、多湖 輝さんの本です。
盲点力 --- 人が見えないところを見る力
万能の溶剤を作りたいと思う化学者二人。銀行に資金を出させて研究していると、一人の農夫がふらりと来て、研究の話を聞いて一言。「出来上がったら、どんな入れ物に入れておくのですか?」と。熱中すると、周囲が見えなくなり、「言われてみれば、その通り」という盲点が出来る。それを見抜く力が盲点力です。
中から、詐欺に合わない方法を御紹介します。
最初は甘い言葉で誘いかけ、悩みや相談に乗ってやり、相手が心を許したころ合を見計らって、これまでの非を徹底的に攻め抜きます。
すると、自分を預けるしかないという心理に陥ってしまうのです。
詐欺師は人の気持ちをもてあそぶ術に長けているだけです。
自分の中にあるふれられたくない部分。そこに踏み込んでくる人間を信じてはいけません。おたがいにそのルールを守るのが、人間関係の基本なのです。
多湖氏の本は、過去に何冊も読みました。「ことわざ」や「ジョーク」を好むのも、その影響が大なのかもしれませんが、とても読みやすく、心が軽くなる一冊でした。