学問として学びたい人にも、趣味として学びたい人にも、とても判りやすい本を見つけました。
心理学
様々な学説を、図解で丁寧に説明してくれているので、中で気に入ったのがあったら、その系統の本を読めばイイので、心理学について知りたいと思う人には、適当な入門の本だと思います。
これが一押し、という様な押し付けがましいところがナイので、色々な学説を偏らずに知るコトが出来ます。その中で、一番『へ〜!!』と思ったのが、長野オリンピックの日本選手のレーシングスーツの左胸にある日の丸の下に金メダルをデザインしたマークがあったというコト。
感覚的には絶対に認知できないレベルの刺激(閾化《いきか》刺激・サブリミナル刺激)が、あの金メダルラッシュにツナがったのだと思うと、驚きでした。ただ、ワタシには、トリノで活躍出来た人もいましたが、残念だった人が多かったのと、長野オリンビックで活躍出来たのには、やっぱり時差が関係しているのではないかとも思います。ヨーロッパとは、ほぼ昼夜逆転しているのですから、《地の利》があって当然なので、『サッカーのワールドカップも、前回のようにはどうかな?』と思ってしまいます。
主催国が強いのは、食べ物とか身近に家族や友人等々がいてリラックス出来るというコトもあると思います。やっぱり、人間リラックスしているのが一番だと思うので‥‥
ともあれ、サブリミナル刺激については、前に《洗脳》について書いた時も思ったのですが、テレビや映画でこの手法を取り入れるコトは禁止されているものの、独裁国家が放送を利用すれば、洗脳の画面を独占的に流すコトが出来るワケで、人間を洗脳して、国家に隷属させるコトも簡単に出来るだろうと思います。
日本だって、ほんの少し前の時代に、戦争を賛美する様に洗脳されていたワケで、ウクライナから里帰りなさったお年寄りの姿を見ると、戦争はそんなに遠いコトではナカッタのだと再認識されます。ともあれ、ワタシの父親も、ロシアの看護婦さんに誘惑されかかったようなので、そのままロシアに居ついていたならば、ワタシは生まれて来なかったと思うと、何だか人事ではありません。戦争で、人生が激変した人は、本当に沢山いらっしゃるハズです。今までの地道な努力が無になってしまう戦争だけは、これからもして欲しくナイものです。