2006年05月12日

ムリに争わないという生き方

おはようございます。中国の思想家に≪老子≫という人物がいます。少し前にも、そんな感じの記事を書いたかとおもうのですが、ゴールデンウィークは老子関係の本を感動しながら読んでいました。

中でも、一番のオススメは、
老子(全)―自在に生きる81章
この本です。

老子の原文(昔のモノなので限りなく近いように校勘したもの)となるべくシンプルな訳で、主観を出来るだけ抑えて書かれてあります。

その中から、これはというモノをよりコンパクトにして少し、

  仁義を求めたくなるのは

  既に世の中がオカシクなっているから

  革命や改革が叫ばれるのは 

  巨悪が横行しているから

  孝行や慈愛が必要だといわれるのは

  家族が崩壊しているから

  良い大臣が渇望されるのは

  国が混乱しているから

どうですか? 正に今の世の中を完璧に表していませんか? 老子は紀元前五世紀頃の人物なんですけどね。人間の内面は、本当に進化しているのだろうかと、考えさせてくれます。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

 
にほんブログ村 健康ブログへ