2006年07月18日

書くから気付ける

おはようございます。梅雨の終わりの様な大雨が続いてます。自然は人間が丁度いいかどうかを考えてくれるワケではなく、昔から人間と自然はある意味戦ってきました。しかし、人間が一方的に自然を支配する様な気持ちになっていれば、必ずや鉄槌がくだると思います。人間は自然の一部であり、自然の恩恵を感謝すべきだと思うのですが‥‥

さて、ロビンソン・クルーソーの行動の何が良かったのでしょうか?

無論、楽観的になったことではありますが、その前のステップとして、紙に書いたことにあります。紙に書けば、未来に対する暗い気持ちと自分はだめだという考えが一目瞭然になります。紙に書かれたものは、ただ頭の中であれこれ考えるより、ずっと検証しやすいのです。立ち直る秘訣は、気が付いたその瞬間に憂鬱な考えを取り除くことにあります。

それには二つのやり方があります。いやな考えからすぐに他のものへ気持ちを向けることができればそれが一番です。けれども、何時もそう出来るとは限りません。繰り返し執拗に意識に入り込んでくる場合も多いからです。こういう時には、ロビンソンを見習って不吉な予想を否定する様なことを書きつけるといいのです。

ペンと紙を手にして待機している必要はありません。書くのが必要なのは最初だけ。憂鬱な考えや感情をコントロールすることはすぐに習慣になります。

不快な情動が起きたら、0.1秒以内にそれを抑えるよう、左側の前頭葉を訓練して、脳に新しいプログラムを作ってしまうのです。上手になるに従って、ツライ気持ちも早く消えていくようになります。

イタリアの精神科医が編み出した「幸せのセラピー」は、幸せ日記をつけること、それだけです。嬉しいと感じた瞬間に日記を書けば、注意力はヘッドライトの様にイイことにばかり向けられます。そして、それに対する否定的な考え(知り合いを訪ねて歓待されたと書いた時に、それは手土産ゆえに喜んだだけだと思う様な)を追い払うことです。ぜひ、お試しください。
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