2006年09月20日

他山(タイ)の石を見て考える

おはようございます。タイの軍事クーデターを見て、日本にもそういう時代があったのだと思い返しました。

今後、どうなるのか判らない段階で他国について意見を述べる資格はありませんが、世界全体が忍びよる軍事的圧力によって支配されそうになってきている様にも思います。

2.26事件というのが、日本にもあり、事件の背後にあったものとかは、戦前だったがゆえに、全く闇から闇へと葬り去られてしまいましたが‥‥軍部の腐敗が原因だったとか、様々な憶測は流れていますが、本当の動機などは解明されぬまま、現代に至っています。

歴史というものは、時の権力者によって描かれるものなので、真実は歴史とは異なるであろうコトは相当数あるハズです。

報道もどちらかに偏ったモノになるハズなので、真実を必ずしも伝えられているとは思えません。それでも、じっくり見ていれば、真実に近いコトが判って来るかもしれませんし、真実が時として握りつぶされる様子も判るかもしれません。

今の平和な日本は、過去の多くの日本人の犠牲の上に成り立っているのです。

無名だったがゆえに、犠牲になったコトすらも知られず、一家全員犠牲になったがゆえに、ちゃんと祀られもせず、亡くなっていった多くの人々が居て、現在の日本があるのだというコトを時々は思い出して、感謝しないといけないのだろうと思います。

別に、どこかを御参りしなくても、心の中でありがたいと思い、今の自由で平和な社会を大事にするコトではないでしょうか。

多くの人々は、名も無く亡くなっていきますが、有名であったとしても、亡くなってしまえば、それまでです。

過去の幾多の人々があってこそ、現在の我々があり、我々の行動が未来を作り出して行くのですから、将来に対しての責任ある行動は必要だろうと思います。

我々、一人一人の行動は微々たるものでも、その大きな纏まりが大きな力になるコトもあるのだというコトだけは、自覚しておかないとダメかもしれませんね。
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