2006年10月26日

援助交際への仰天言い訳!!

おはようございます。ミステリーにして、依存症のコトが理解出来る一冊です。
住宅展示場の魔女
心理学の本の話で、「依存症」の実態を難しすぎて理解出来ないと思われる皆様、ブラックユーモアたっぷりの短編集にて、御理解ください。

簡単に言えば、他人がズレているコトは理解出来るものの、自分がズレているコトは理解出来ない、若しくは理解したくない人々、と言うか、自分の理論の正当性を詭弁を弄して正当化している人とすら思えます。それは、親から子へ脈々と受け継がれる様で‥‥

ミステリーの本筋とは関係ないので、高校教師が援助交際していた生徒の母親に説教している場面から。(かなり略して)

「お嬢さんがずいぶん長い間、援助交際をしていたのに気づいてなかったんですか」
「たしかに、おかしいとは思っておりましたけど‥‥」
「聞き出して、もっと早くに手を打てば、警察に補導されることもなかった」
「こ、怖かったんです。ほんとうのことを言われると、どうしてよいのかわからなくて」
「保護者がそんなふうでどうします。十人以上の男性と関係してたんですよ!」
「十人以上が悪いんですか」
「えっ?」
「二人だって、三人だって、十人だって同じです。今時、処女で嫁に行く娘なんていません。花婿もそれを期待してないでしょう。だから、相手が一人だろうと、十人だろうと、百人だって同じです」
「いくらなんでも百人というのは」
「わかるのは、産婦人科の先生くらいです。減るものでもないし、娘は産婦人科に嫁がせませんから」
「妊娠の可能性や、病気の感染も」
「中学の時に避妊をしっかり教えてあります。もし娘が体を売っていると知ったら、家庭内が暗くなります。そんなことを知らぬまま、早く良い相手を見つけて、嫁に出せばいいのです」

小説ではありますが、こんな言い訳する母親が現実に居そうで怖いです!!!
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