久々に、スゴイ本を発見しました。
震えるメス―医師会の闇
最近、何かと話題の損保の医療調査員だった方の小説なのですが、一般の人間には、驚きの連続です‥‥
政治と医師会、そして個人病院の関係など、普通の人間には無縁の世界ですから。
読むページごとに、ビックリ、ビックリです!!
良心的なお医者さんばかりではナイとは思っていましたが。
これがミステリーでなかったら、色々と書き込みたいトコですが、そうもいかず。
やっぱり病院は選ぼうと、心から思いました。
人の命が絶対的なもので、医療行為は完璧なものでならなければならないと期待しすぎている一般社会に、医療のタブーを伝えたいと思って小説にしたそうです。
でも、やっぱり100%完璧じゃなくても、それなりにしっかりやってくれる先生も存在していると信じたい。
忘年会や新年会などの時ぐらいは、何があっても電話は受け付けないという先生が実在しているコトも、過去には現実として見てはいるのだけれど‥‥
大変な仕事だというコトは判ってますが、それだけの社会的責任がある仕事をなさっているのです。やっぱり、あまりにメチャクチャなコトはして欲しくないですね。
昔の赤ひげ先生みたいじゃなくてもイイから、それなりにモラルを守って欲しいと思います。