2006年11月14日

正しい歴史を知る必要性

ともあれ、今の話とゴチャゴチャになっていますが、古代史について興味がある方は、是非古田武彦氏が書いた本をお読みになってみてください。中でも、一番のオススメは、
法隆寺の中の九州王朝
です。

九州年号なるものがあること、法隆寺金堂の釈迦三尊像の光背銘にある上宮法皇と『日本書紀』に書かれた「聖徳太子」の没年が違うという事実に驚かされます。

ちなみに、法隆寺の蔵の中の様々なモノは、開封されずに現在まで来ています。おそらく、開けると困るモノがあるからなのだろうと思います。

そして、天皇陵であると制定されてしまうと、研究すら許されないのですが、正確な日本の歴史を知りたいと思うならば、やはり調査すべきだと思います。

天皇陵であるとされていないモノは、高松塚古墳を始め、研究は許されているのですから‥‥

こんなに文明が進んで来ているのに、不確かな歴史のままでいるというのは、どうなんでしょうね?

ともあれ、昔は今の様に高速道路網や新幹線等々の鉄道も無かったのですから、九州には九州の、近畿には近畿の、関東には関東の王朝があったとしても、少しも不思議はありません。

無論、東北には東北の王がいたと思われます。日本が本当の意味で統一されたのは、明治時代だとワタシは思っていますが、別にそれで困るなんてコトはナイと思います。

沖縄には琉球王国があった。それは歴史の一ページです。

歴史を正しく理解するコトは、これが正しくてこれが間違っていたなどと、後世の人がこれからの判断材料にするコトが出来ます。

そうして初めて、過去の間違いを繰り返すコトなく、未来を構築出来るのです。だから、歴史なんて、過去のコトだから学んでもしょうがないとか、入試に関係ナイからとパスすると、確かに刹那的にはそれで済むかもしれませんが、誤った選択の繰り返しは、やがて民族の滅亡をもたらします。それは、既に歴史が証明しているコトなのですから‥‥
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この記事へのコメント
あらためて日本の歴史を認識しまして、あることを考えたのです。それは現在の中央集権国家の姿です。
破産寸前の国家です。ここは一つ原点に返って(歴史的意味で)
みるのもいかがでしょうか。
地方分権とか道州制とか云われておりますが各県がそれぞれに独立国家形態にして運営いたします。各県は個性を出し、経済に強い県、教育に力を入れる県、福祉を大切にする県
そうすることによりまして少なくとも国家機関は不用になります。
歴史は繰り返されるともいいますが、チョツト非現実の考え方でしょうか。
Posted by takachan at 2006年11月15日 07:15
takachanさん、それも一案かと思います。

ともあれ、日本という国は、その地域地域の特性を生かしてやって来た過去があるのです。

何でも、全国一律というのは無理かと思います‥‥

そして、日本という国の国力を上げたいと思うなら、やはり国土の均等な発展のタメには、つまらないコンクリートの建物よりも、地域振興のタメのチャレンジ予算を付ける方が建設的ではないかと思います。

一人一人、一県一県が輝いてこそ、全体が輝くのではないでしょぅか?
Posted by koyuri at 2006年11月15日 08:12
 
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