おはようございます。今の世の中がオカシクなっている原因は、「暴力」それも、本人がそれを意識せずに行使しているというコトにあると思います。再び硬めの本に戻って、世の中を良くする方法を模索したいと思います。
暴力・虐待・ハラスメント―人はなぜ暴力をふるうのか
昨日の朝刊あたりから、物議を醸し出している柳沢厚労相の「女性は子供を生む機会」発言もそうですが、おそらく、『なんでそんなコトぐらいで問題にされるのか?』という人も、おそらく数多く日本の中には存在していると思います。
こういう発言は、女性に対する心理的暴力なのです。「暴力の定義」について、まず明確にする部分から書かれています。
暴力は戦争,テロなど集団や国家権力との関連で用いられる法学用語としての暴力であり,他のひとつはいじめ,虐待,ドメスティック・バイオレンスなど,人間関係に起因して起こってくるさまざまな形での暴力である。
暴力とは,人間が何らかの理由のために,意図的に,主として別の人間に対して行う加害的行為である。主として別の人間と記したのは,リストカットや大量服薬などの自傷行為,自己に向かう暴力,事物破壊や列車妨害などの行為も暴力である。
中でも、最近話題になっているのが、ファミリー・バイオレンス。児童虐待、配偶者間の暴力、老親に対する虐待、子の親に対する暴力、そして、同胞間の葛藤に基づく暴力をきょうだい間暴力である。
いじめは,学校内で生じるほぼ同年齢間での身体的・心理的攻撃であり,ハラスメントは一般社会に起こる身体的・心理的攻撃を意味し、暴力よりは限定した範囲で使用されている。
暴力が全ての言葉を包括しているとも言える。
さて、定義はここまでにして、晩から具体的に考えてみましょう。