2007年02月06日

欲望に飲み込まれる人々

おはようございます。朝御飯を食べつつ、何となくTVをつけていると、考えられない人ばかり(だからこそ取り上げられるのだろうけど)なのでビックリします。

「歩くのにくたびれたからパトカーを盗んで乗った」とか、「どうしても釣りをしたかったから公務をサボって釣りをした」とか、「他人に迷惑を掛けるのが楽しみで何十匹もの犬を飼う」とか‥‥ありえない話ばっかり。

彼等は、子供の頃からワガママばっかりしてきたから、ワガママなのか、それとも、我慢ばかりさせられてきたから、ワガママを抑えられなくなったのか、どっちなんでしょうね。

ニュースにならなくても、ワガママな人々は大勢いるようで、少し話をするコトになった途端に知り合いの悪口ばかりを次から次へと並べ立てる人が居てなんて話を聞かされたり、明るい人みたいに振舞っているのに裏に回れば批判中傷ばかりの人が居るとか。

そういう自分勝手な人の相手をする良心的な人が心を病み、身体を痛めるのでは、何をかいわんやですね。

銅が高ければ、盗めばイイとか、門扉や側溝のフタを盗むとか、愉快犯もあるのかもしれませんが、ハメを外して、欲望のおもむくままに生きるコトに快感を覚える人が量産される社会は何だか変だと思います。

とはいえ、それは社会規範を教えればそれで済むというコトではナイと思います。

実体験の薄さが根底にあるのではないかと思うのですが。

バーチャル体験は、さほど傷付く経験をしなくても済みます。例えば、コンピューターに負けても、すぐにリセットしてやり直しとかも出来ます。しかし、これが実在の人間相手だと、相手の得意そうな顔を見て、もっとムカついたり、勝ち逃げされて、無茶苦茶悔しかったりという思いを経験します。

手軽に実体験に類似の経験をしているから、相手の気持ちを考えずにやりたいコトをやる人が増えているのかもしれません。

面倒だから何もしないとか‥‥それも自然淘汰なのだから仕方ナイと言ってしまえばそれまでですが、自然のママに生きて来たのを、こうした方がイイだろうと思うのが進歩だと思うのですが、進歩を放棄している人々を見ていると、世の中は疲弊していて、それを体現しているのかもしれないと思います。

少なくとも、「自分がしたいようにスル権利がある」と思っている人には、こちらにも「したいようにスル権利がある」というコトを、アピールするしか方法はないのではないかと思います。
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