2007年02月14日

裁判所はドコを向いているのだろう?

本日、バレンタインデーなのに、甘くない話になってしまいましたが、東京高裁で都知事の外遊の費用についての決定などを見ていると、三権分立とはいうものの、権力者よりの判決が出てないだろうかと思う、今日この頃、話の流れでかけませんでしたが、連休に見た話題作
それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!
の中で、最後の判決がああなる様に持っていった周防監督の伏線が実に見事だったなと思いました。

結局、裁判官が政府の言うコトを聞いていた方が出世するという問題が背景にあるのだろうし、誰でも出世はしたいだろうから、やはり民間人の裁判員制度が必要なのかもしれませんね。面倒でも、皆で公平に出廷する様にしないと、一部の組織の考えが裁判に出かねず、マスマス偏向裁判になる可能性もありますから。

「冤罪」だというコトは、被疑者の立場から見ているから言えるコトで、ああいう判決が出る可能性も、しっかり書き込んでありましたよね。

以前に立木朔さんの「死亡推定時刻」について書き込みした時にも冤罪の恐怖を感じたのですが、そちらは無罪の人が死刑囚にされてしまうのです。淡々と書かれているのが、逆に怖かったりしましたが、映画の方は、まだ微罪だったコトと周囲の人々が優しいので救われました。

ネタばれになるかもしれませんので、色々書き込めナイのが残念ですが、最後のテロップを見てたら、フジテレビの名前が、『バッシングされるんじゃないの』と思いましたね。

「あるある‥‥」などの捏造は問題ではありますが、それをテコにして規制を総務省が強めようとしているのは、もっと問題ではないかと危惧しました。

映画は最後の良心の砦の様なトコがあります。その火を消さないタメにも、こうした佳作がドンドン出るコトを期待したいと思いました。
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この記事へのコメント
応援のみでごめんね〜!
Posted by ナミナミ at 2007年02月14日 21:59
裁判が公平なものというのはもはや幻想なんでしょうかね。
裁判長も人の子・検事も弁護士も人の子、みんな自分の都合を振りかざす。
個人が個人の仕事をしっかりやれば多少は変わるものなのかな〜。

って本物の裁判は見たことないんですが、きっと個人の思いだとか都合だとか職務怠慢だとかいろいろ交じり合って公平ではないんだろうなぁって思いますよ。
Posted by 小太郎 at 2007年02月15日 02:30
ナミナミさん、応援だけでもありがとうございま〜す!!
Posted by koyuri at 2007年02月15日 08:03
小太郎さん、おっしゃる通り、みんな人の子なのです。

でも、あの映画を見て、「逆に後ろ向き」になる人が多いんじゃないかと、少し心配になりました。
Posted by koyuri at 2007年02月15日 08:05
司法の問題点ですよね。
特に刑事裁判に係わる判事には崇高な判断力が求められますが現実はコメントにありましたように人の子です。
やっぱり「大岡越前の守」のご登場が必要かも、これが裁判員制度に繋がればと思います。
また検察の求刑にも理解しがたいのです。判決は求刑の7掛けが相場のようで・・・。
Posted by takachan at 2007年02月16日 15:27
takachanさん、6掛けという方もいらっしゃいます。

しかも、模範囚ならスグ出て来れます。こうなると、冤罪の人は気の毒、悪いコトをやる気でやる人は‥‥みたいになってしまいます。

何だか変ですよね。
Posted by koyuri at 2007年02月16日 21:06
 
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