2007年02月28日

生命は誰のモノなのか?

厚生労働省が、タミフルに注意を呼び掛けるようになったそうで、遅過ぎますがしないよりマシかと‥‥

それにしても、日本も格差がこのまま拡大していけば、臓器売買ももっと行われる様になるかもしれないなどと、フィリピンを見ていて思っていたら、思いがけずこの前書いた「臓器農場」よりも、もっとシリアスな小説を読みました。あちらも怖かったけど、こっちもメチャメチャ怖い。
マリア・プロジェクト
しかも、こういうコトが実際にありそうだから、もっと怖いという感じで‥‥

生命を産み出すのが、神なのか創造主なのか、はたまた単なる自然の産物なのかはともかく、医学の発展と共に、下手をすると人間の力でなんとか出来そうになって来ているのがイイのか、悪いのか。

巨額の金を手にした人間の欲望の際限の無さが、あちらこちらに見受けられます。良く言われるコトですが、フィリピンの家族の団結は昔の貧しかったコロの日本に似ていると。

わずかばかりの金銭のタメに、我々日本人はどれだけのモノを失って来たのでしょうか?

きっと、それらはお金では買えない、かけがえのないモノだったのかもしれないと思います。


話は変わりますが、最近の小学生は、太りたくないからと給食も少なめに食べるので、給食の残る量も多いのだとか‥‥

ちゃんとした身体を作っておかないと、これからの長い人生にマイナスなのに。

そういう話を聞く度に、『何だか、変』と思います。

自分で自分の生命を、こんなに軽んじる時代はなかったのではないかとすら思います。そんなコトだから、他人に付け入るスキを与えてしまっているのかもしれませんね。

「小学生が援交する時代だから」と言われれば、それまでなのですが、そうするのはさせる大人がいるからで。子供に恥ずかしくナイ、大人にならないとイケナイと思う今日この頃です。

ワタシには、ダイエットは必要かもしれませんが‥‥
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この記事へのコメント
本当にどれだけのものを失ってきたんでしょうね。
そういう自分もどれほどの大切なものを失ってきたのやら;;
今自分で気づけるものだけでもそうとうあるのに。。
情けない限りです。。
Posted by 小太郎 at 2007年03月01日 03:41
小太郎さん、ワタシ自身も失ってしまったモノがあると思うのです。

母の様に、身を粉にして働きぬくというコトは、到底出来そうにありません。

かなりいい加減で手抜きして子育てしていると思いつつも、でも子供達大好きだからと言い訳している毎日です。

生命を金に換えようとするコトだけは、絶対にしてはイケナイことだと思うのですが、日本でもし同じ様なコトがあったとしたら、子供のタメに悪と実戦で戦える親はどれだけいるでしょうか。

貧困層の拡大を抑えないと、とんでもないコトになると、つくづく思わされた小説でした。
Posted by koyuri at 2007年03月01日 08:09
 
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