実際、自民党が37議席しか取れないかもという予測をした人は存在しても、それでも首相は辞めないと思っていた人が何人居たか?
「負けても辞めなくてもイイ」なんて煙幕を張っていた人も、おそらくココまでは負けないと思っていたから、そう話しただけだろうというのが、本当のトコなんだろうと思います。
だけど、「信じられないコト」が起きるから人生だったりするワケで‥‥昨日の本にこんな記述があります。
「でも、介護をこっちに任せっきりの夫の姉妹に、好き勝手なことをあれこれ言われるのはがまんならない」と書かれているのを読むと、ちょっと待ってとワタシなんかは思います。
確かにたまにやってきて「お母さん、お義姉さんが冷たいってこぼしていたわ。あんな状態なんだからやさしくしてあげてよ」などと嫌みたっぷりに言う夫の姉妹の身勝手さには、身の毛がよだつくらい腹が立つでしょう。しかし、そこで、
「あなたは何もしないで文句言っていればいいんだから、いいご身分ね。実際に世話をしているのは私なのよ。冗談じゃないわよ。だったらあなたが面倒を見なさいよ」
と思いのたけを爆発させたらどうでしょう。売り言葉に買い言葉でその場は修羅場と化し、その後の関係はこじれにこじれます。この局面を乗り切るには、
「そう、お義母さんがそんなことを言ってたの。わかったわ。できるだけ満足してもらえるように頑張ってみるわね」
これなら夫の姉妹はグウの音も出ません。高飛車に文句を言った自分の身勝手さに気づかされ反省もするのが、ふつうの神経を持ちあわせている人間です。
「ふつうの神経を持ちあわせている人間」だったら、親が文句を言ったら、聞いてはあげるモノの、「それでも面倒見て貰っているんだから、それで良しとしなくちゃね」位のコトを親にも言うのが普通で、そうじゃない人が、殊勝な嫁さんの言葉を聞いて反省するとはちょっと思えないのですが‥‥
真面目な人は、本などを読んだら、必ずそうなると思いますが、人生は生き物ですから、そうなるかもしれないけど、そうはならないかもしれないという可能性を常に頭に入れておかないとイケマセン。
とりあえずワタシだったら、こんな時、「至らない嫁でスミマセン。ワタシでは手が回らないコトが沢山あるので、ゼヒ時々来てお母さんの面倒を見てくださいますか?」と頼むでしょうね。
どっちが上手く行くのか、そんなコトは判りません。相手が違えば、対応も違うからです。あの人に上手くいったからといって、この人にも上手くいくとは限らないのが人生です。
その辺を間違えずに、似た様な話を読んだり聞いたりして、自分に合う方法を見つけるコト。それが、スッキリする一番の方法じゃないかと思います。