対照的な二冊の本を読みました。
平気で他人の心を踏みにじる人々―反社会性人格障害とは何か
幸せになる成功知能HQ―日本人の脳の進化の秘密
最初の本は、犯罪者の幼少期を考えると、とても問題のある家庭が多い事を教えてくれましたし、後者は幼少期の大事さを教えてくれました。
HQと言う言葉は初耳に近かったのですが、「超知性(Hyper-intellect)」または、「人間性知性(Humanity intellect)」という意味だそうです。
脳科学的には、ワーキングメモリ過程を中心とした、「脳内・脳間操作系」であると言われ、行動や決断に必要な様々な情報・記憶を、一時的に保持しつつ組み合わせ、行動や決断を導く脳の働きが、HQで、他の人々の脳の活動も、言葉や表情、動作などを通して読み取り、その相手に適切に働きかけるのも、HQの機能だそうです。
HQの働きは、「自我」の働きと言うこともでき、基本的な目的は、「自然環境や社会の中で、うまく生きていくこと」、「人間として成功し、幸福になること」、つまり「社会の中でうまく生きて、最愛の配偶者を得て子供をつくり、きちんとした成人として育てること」が目的らしいのです。
詳しくは、明日書き込みますが、こういう話を読むと、生れ落ちた家の教育で、人生の大半が決まる様で、ツラクなります。
教育改革と言いますが、まずは「間違った親の教育を正す」、それも、こうした情報を多く流すコトで親に気付かせるべきだと思います。
犯罪者になった多くの人々は気の毒で、それに巻き込まれた人は、もっと気の毒です。
タダ、世の中の成功した人々にも、HQの欠落した人がかなり存在していて、世の中を疲弊させている感が無くも無いのですが‥‥