だから、「貴方も頑張って!!」という話ではありません。本日は。世の中には、日本人が過去のコトとして、葬りさろうとしている第二次世界大戦の時のコトに執着している人間も、多数存在するという話です。ちなみに、ヨーロッパの方々は陸続きで昔から、戦争しているので、その前の時代の戦争のなごりもあるので、EUと言えども一枚岩ではナイというコトは、世界的な常識なのですが、ホボ単一民族(混血民族と言った方が正しいかもしれないですけど)で、狭い島国に住んでいる日本人は昔から生きる知恵として、「水に流して」来たのですから、執念深くナイというのも、それなりの美徳ではあるのですが‥‥
久間元防衛大臣の「しょうがない」発言にしても、防衛大臣の言葉としては許されざる言葉なのですが、被爆地の方々すら、終戦になった時に、「大変な惨事に見舞われてしまったけれども、戦争が終わったコト自体は助かった」という意見を述べた人が、実際に存在していたそうなので。
ともあれ、被曝の後遺症とかも知らない人の発言ですし、米国の「核兵器」があって、戦争は終結した。だから、「核兵器」は良いものだというコトは間違いですし、それに当然気付いているから、米国は北朝鮮に歩み寄ろうとしているワケで、世の中は「建て前」と「本音」が入り混じっているのは、当然のコトだったりします。
前置きが長くなりましたが、クローンとか、様々なコトも、権力やありあまる財力さえあれば、それなりに可能なんだと、のどかな日本人にも小説として読ませながら教えてくれるのが、こちら。
命の遺伝子
「不老不死」は昔から、人間のあこがれではありますが、通常に「老いて死ぬ」コトは、それが定めなら、それはそれで仕方ナイことだと思うワタシには、さほど魅力的ではナイのですが、世の中を思い通りに動かしたいなどと狂信的になってしまう人々は、世の中に多く存在しているでしょうけどね。
ともあれ、読んでみると、我々の考え方が、実に日本的なのだと思わせてくれますし、話題になった「ダビィンチ・コード」に類似する場面もあるかもしれないとだけ書いておきますね。
医学系アクションバイオレンス教養小説というジャンルに属するのでしょうか。