昨日に引き続き、マタマタ呆れたニュースがあり、アメリカのスパイだった人間が「法務大臣」というこの国に、正義を期待してはイケナイのかもしれないと思う、今日この頃ですが‥‥
自民党の抱き付き作戦に目くらましされている内に解散となったら、再び衆議院選挙は野党に勝利の目はナイだろうと思いもするし。
我々は、自分でイヤだというコトは、真実だと認めたくないのだというコトを認識させてくれるのが、こちらの本。
シンデレラがいじめられるほんとうの理由 (進化論の現在)
実の親子でも上手くいかない場合があるのだから、義理の親子が上手くいくハズはナイという単純な話を、クールに説明している本である。
他人の子供を養子にする場合は、子供にするつもりがマズあってから、養子縁組するのだが、連れ子というのは婚姻に伴う付属品というコトになりやすいからといった感じで、ヒューマニストの社会学者が聞いたら怒りそうなコトが書いてある。
特に、高所得者よりも低所得者の連れ子は、虐待される可能性が高いというのだが、あえて逆説的にこの本を批判するならば、「子供を思って離別しないでいる親」とか「婚姻生活を我慢している親」を見て育った子供と、そうでナイ子供の親に対する反応の違いというコトもあるので、一概に結論付けられるコトではナイとも思うのだが。
子供の好きな親は、死別する場合を除き、かなりの場合において、離婚を踏み止まる可能性もあるので、単純にステップ・ファミリーは難しいというコトではナク、ステップ・ファミリーは大変だというコトを理解した上で、それでもその選択をするのであれば、覚悟の上でするべきという警告書と捉えるべきかもしれない。(無論、確率の問題なので、離婚して再婚したから、人生がバラ色になるという人だって、ある程度は存在するかもしれないのだ)
このまま、世界に馬鹿馬鹿しさを吹聴するばかりの法相の暴言を続けさせているならば、当然の如く、「日本人はアホである」という烙印を外国人は押すであろうというコトと、類似の話なのかもしれないが‥‥