2007年11月02日

イヤな真実に目を開こう

昨日に引き続き、マタマタ呆れたニュースがあり、アメリカのスパイだった人間が「法務大臣」というこの国に、正義を期待してはイケナイのかもしれないと思う、今日この頃ですが‥‥

自民党の抱き付き作戦に目くらましされている内に解散となったら、再び衆議院選挙は野党に勝利の目はナイだろうと思いもするし。

我々は、自分でイヤだというコトは、真実だと認めたくないのだというコトを認識させてくれるのが、こちらの本。
シンデレラがいじめられるほんとうの理由 (進化論の現在)
実の親子でも上手くいかない場合があるのだから、義理の親子が上手くいくハズはナイという単純な話を、クールに説明している本である。

他人の子供を養子にする場合は、子供にするつもりがマズあってから、養子縁組するのだが、連れ子というのは婚姻に伴う付属品というコトになりやすいからといった感じで、ヒューマニストの社会学者が聞いたら怒りそうなコトが書いてある。

特に、高所得者よりも低所得者の連れ子は、虐待される可能性が高いというのだが、あえて逆説的にこの本を批判するならば、「子供を思って離別しないでいる親」とか「婚姻生活を我慢している親」を見て育った子供と、そうでナイ子供の親に対する反応の違いというコトもあるので、一概に結論付けられるコトではナイとも思うのだが。

子供の好きな親は、死別する場合を除き、かなりの場合において、離婚を踏み止まる可能性もあるので、単純にステップ・ファミリーは難しいというコトではナク、ステップ・ファミリーは大変だというコトを理解した上で、それでもその選択をするのであれば、覚悟の上でするべきという警告書と捉えるべきかもしれない。(無論、確率の問題なので、離婚して再婚したから、人生がバラ色になるという人だって、ある程度は存在するかもしれないのだ)

このまま、世界に馬鹿馬鹿しさを吹聴するばかりの法相の暴言を続けさせているならば、当然の如く、「日本人はアホである」という烙印を外国人は押すであろうというコトと、類似の話なのかもしれないが‥‥
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
大臣だろうとなんだろうと政治に携わってるならば発言にはもっと慎重になって欲しい。
例をあげれば同じ「しょうがない」発言でも一般のわれわれが言うのと政治家がいうのではまったく重みがことなってくるわけだから、個人の考えをさらさらっと述べるのでは困るのだけど。
今回は発言というより事実そのものが問題なわけだけど、そういう部分でも自分というものがわかってないのでしょうか。
Posted by 小太郎 at 2007年11月02日 22:34
小太郎さん、確かにそうです。

敗戦時に長崎の方々の中でも、「原爆で戦争が終わったのだからしょうがない」と語る方も存在したのだというコトは、事実として聞いてもおりますが、それを防衛相の地位にある人が言うとなると、「今や、米国の武器を輸入する中で生み出されたバックマージンが、ワタシの懐に入る様になったのだから」という言葉が、「しょうがない」という言葉の前に付くんじゃないかとすら邪推されます。

「こんな政治家ばっかりじゃ、しょうがない」と我々が「No!」を突きつけるしかナイのでしょうか‥‥
Posted by koyuri at 2007年11月02日 23:27
多くの政治家の感性は麻痺してしまっているのではとさえ思いますね。
自身で言っている意味が分かっているのかとツッコミたくなるような発言の嵐!政治家の前に、人としてどうかとさえ思います。
これでは、日本はアホだと、すでに外国に思われているに違いないでしょうね。あー、情けない!
Posted by 鍼医K at 2007年11月03日 02:00
鍼医Kさん、政治家もマスコミも麻痺しているのだと思います。というか、隠蔽したいのかもしれませんが‥‥

アメリカのスパイという話、そんなに問題視されてませんが、逆にコレって、『マスコミの多くも米国の息が掛かっているの?』という疑いが。

じっくり世の中を見つめ続けるしかありませんね。
Posted by koyuri at 2007年11月03日 16:29
 
にほんブログ村 健康ブログへ