2007年11月13日

中途半端な時代の離婚

昨日がとても忙し過ぎた反動で、今日はさほどでもなかったタメ、春風亭小朝師匠の離婚会見をチラッとTVで見たのだが、第三者というのは冷たいモノで、読んで書くチャンスが無かった本の話に、持って行けそうとツイ思ってしまった。

会見自体も、周囲には判った様な判らない様な会見だったが、小朝師匠の疲れた顔がとても印象的だった。噺家さんの世界だから、外部からは覗いしれない部分も多いと思うので、他人がアレコレ言うべき問題ではナイので、コメントは省略するが、夫婦の年齢が我々夫婦の年齢とかなり近いので、かなり気になる話題ではあった。
魂萌え !
ドコかでドラマ化してたらしいという記憶も在ったが、見てナイので新鮮な気持ちで読めた。この本のヒロインの時代には、まだ10年以上あるのだが、考えてみると人生の再出発をするには、今がラストチャンスという思いが我々の世代にはあるのかもしれない。

「老い」を意識し始めているが、マダ、もう少し「老人」には遠く、さりとて「若者」の時代からはかなり道を来てしまった。人生で最後の花火を打ち上げるとしたら、もう時間はそんなに残されてナイのかもしれないという気分にさせられる。

一方、小説の様に還暦周辺になると、本当に「老い」の問題やら、何やらが近くなり出して、でも男女共に、定年もあって自由になる時間も互いに出来て、様々なコトが決心一つで「やりたい様にやれる時期」なのかもしれない。

昔は、歳を取るというコト=人間が出来るコトだと思っていたが、確かに知識は蓄積するかもしれないが、人間として立派になるかどうかは、必ずしも歳を取るコトとは無関係なのだと、最近は思う。

若い頃の様に、キビキビと身体が動かなくなるのを、それでもダマしダマし、何とか動かせるのが今。やがて、本当に「老いる」前に、何が出来るのだろうかと、色々なコトを考えさせられてしまった。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
おはようございます。
このところ毎朝、目覚めがよく4時に起きてスッキリとしています。今回の「老い」のテーマは今の私にとても共通するものが多々ございます。
年を重ねると頭では理解していても体が云う事がきかなくなる時もございます。

先日、病院で車椅子のご夫婦を拝見いたしました。奥様を乗せて旦那さんが静かに押している光景でした。年を重ねたとても美しいもので私たちも、こうありたいなぁーと感じたのです。

今日で休養25日になりました。
そろそろタクシーの進退を決めなければと考えております。
私のブログの次号で書きますが実は先日、友人から新しい仕事の話がでたのです。
病院の患者さんの送迎バスの運転です。隔日勤務で一日、昼間の数時間勤務のようなのです。
koyuriさんにはいろいろとアドバイスをお願いしたいので、どうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by takachan at 2007年11月14日 06:56
還暦にまで行かなくても

50前後は女として産む性から解放される年齢になります。

そのためかどうかはわからないけれど・・ふっと

私はこのまま年取ってしまうのか・・とか今まで家族のため
女を捨ててきたけどこれでよかったんだろうとか・・
女としてもう一度ときめきたいとか・・脳裏を掠める時あります・・

でもすぐ日常にかき消されて忘れるけど
Posted by 松 at 2007年11月14日 09:24
takachanさん、スゴク儲かるコトはナイかもしれませんが、とても安定した御仕事ですね。

我が家の御客様を見ていて思うのですが、若いコロの財産は御金かもしれませんが、歳を取る度に健康が一番の財産になると思います。

無論、障害を持たれている方々にとっては、何時でも健康な身体が一番の財産だと思うでしょうが。

結局、人間は無して初めて、無くしたモノの大切さに気付くのかもしれません。新たな職場に移られても、健康ならば、ブログは続けられますし、案外ブログのタイトルに「元」を付けたらもっと書きたいコトが書けるかもしれませんよ。
Posted by koyuri at 2007年11月14日 16:24
松さん、おっしゃる通り、「私はこのまま年取ってしまうのか・・とか今まで家族のため女を捨ててきたけどこれでよかったんだろうとか・・女としてもう一度ときめきたいと・・脳裏を掠める時あります・・」というコトが、今回のキーワードなんだと思います。

日々の暮らしに追われてなければ、おそらく誰でもそう思う可能性はあります。

何となく、小説とダブって見えて来るモノがありました。やっぱり若い時にこそ、色々な経験をしとくべきかもしれませんね。中年で羽ばたかないタメにも。
Posted by koyuri at 2007年11月14日 16:28
ドロドロした離婚会見じゃないだけいいかなとも思ったけどドロドロしてるほうが人間らしいのかな?

昔は父親みたいな年齢の人たちと仕事してたけど年齢イコール立派ではないんですよね、備品かっぱらったり仲間の金取ったりそれをうやむやにするトップがいたり。
でも一様に現場では落ち着いてたり、年齢イコール面の皮?とか思えたり^^;
まぁそういう人は一部なんですけどね。

そういう自分も歳重ねるごとに面の皮厚くなって上司に意見するようになったりしてるんですけどねー。。
Posted by 小太郎 at 2007年11月14日 17:18
小太郎さん、何だか逆に封じ込められたドロドロした気持ちを感じた会見でした。

「年齢イコール面の皮?」
確かに。それは言えてます!!
Posted by koyuri at 2007年11月14日 21:41
 
にほんブログ村 健康ブログへ