年末が近付くと、「年賀状」の準備ナド、色々と大変です。毎年、マメにやっていたのに、今年はやる気が薄く‥‥歳を感じてしまいますが、ともあれ、そんな一年、TV番組はホトンド見てないのですが、仕事の前に見るNHKの朝ドラ。早い仕事の時には、チャンとビデオを録画するホド、今やっている「ちりとてちん」にハマっています。
世の中、イヤなニュースや腹立たしい話題ばかりで、クサっている日々に、涙あり笑いありで日々のストレスを解消させてくれます。
喜怒哀楽を顔に出した方が、ストレスは解消されるのですが、仕事の時にそんなコトしてたら、NGです。
なので、皆様方のお目を煩わせつつブログを書いたり、本を読んだりして、色々と気分転換をしているのですが。
何十年も前に買った落語の本なんかを引っ張り出して読み返してます。
古典落語
この本に載っているのが、今週の題材の「天災」という落語。
「堪忍のなる堪忍はだれもする、ならぬ堪忍するが堪忍」
「堪忍の袋を常に胸にかけ、破れたら縫え破れたら縫え」
「手折らるる人にかおるや梅の花」
「気に入らぬ風もあろうに柳かな」
「憎むとも憎み返すな憎まれて、憎み憎まれ果てしなければ」
「負けて退く人を弱きとあなどるな、知恵の力の強気ゆえなり」
こんな諺が載ってますが、考えてみれば、昔から庶民はこういう噺を聞いて憂さを晴らしてらんでしょうね。
本当に人間が出来てしまえば、多少のコトで立腹しなくなりますし、ソレでもストレスは溜まりませんが、凡人は適度な場所で適度にストレスを発散しつつ、時々はその道の達人の言葉を噛み締めるべきなのかもしれません。
それにしても、ドコまで国民をバカにしたら気が済むのかと思うのが、政府の答弁。少なくとも、失政は「天災」と諦めずに、やはり少しでも変える努力をしたいと思った一年でしたね。