2007年12月23日

若者が夢を失くすワケ

娘が全国高校駅伝をTVで見出したので、お昼を食べながら、流れで一緒に見ていたら、仙台育英高校が三区で外国の大柄な黒人選手を出して来て、いきなり10位から1位に躍り出た。

何だか詰まらなくなって、娘が塾に出掛けたのを塩にTVを切り、今、再び結果を確認したら、やっぱり仙台育英が優勝したとか。

二位になったのが、長野県代表の佐久長聖だからというワケではナイが、今や高校もアマチュアスポーツの「参加するコトに意義がある」というよりも、「何としてでも勝つコトにのみ意義がある」に近付いて来ているという気がした。

佐久長聖という高校も、長野県では大手の進学塾が高校に進出、中高一貫の部分もあり、小学生の時からめぼしい生徒に声を掛けては、中学に誘っている。

長野県では、どちらかというと、私立高校よりも公立高校という流れが強く、私立高校の地位は昔はそんなに高くは無かったが、佐久長聖が出来たコロから、私立高校がかなり上昇気流に乗って来ているコトは確かだ。

中高一貫教育の私立や、英才教育を売り物の学校も出来るなど、都会並みにはホド遠いモノの、競争の波が押し寄せて来ている。

我々の子供のコロは、塾に通うなんていうのは、本当に一握りだったのだが、こう競争が激化して来ると、やはり塾に通う必要に迫られてしまい、娘も昨年あたりから通い出したのだが、昨日、出掛けで読んだ新聞の記事(中日新聞だったか毎日新聞のどっちかの一面記事)に生活を切り詰めても塾通いさせてる親という記事が書かれていた。

教育の質も親の収入で決まるとか‥‥そうとばかりも言えないだろうが、仙台育英がおそらく素質のある選手を国外からでも連れて来て、優勝に貢献させているのを見ると、今の子供達が「金の力」を過大評価しても無理はナイと思う。

「拝金主義」だと、今の子供達を批判するのは簡単だが、そういう子供達を創り出したのは「大人世界の論理」なんだろうと、改めて実感させられてしまった。
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この記事へのコメント
こんばんわ!
良いクリスマスをお過ごしください!
今日の応援!!
Posted by NOBU at 2007年12月24日 02:43
NOBUさん、応援ありがとうございます!!

NOBUさんが素敵なクリスマスを過ごされるコトを心よりお祈り申し上げます。
Posted by koyuri at 2007年12月24日 10:25
 
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