僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由
甥が過労死しそうなくらい働いているというのを聞くと、やはり労働は大切だけど、そこまでしちゃマズイだろうと思いますね。
八人の若者が、ニートだったりフリーターだったり、はたまた転職して新天地を見つけたりと様々な人生を送ります。
ノンフィクションというのは、事実に裏打ちされてるので、インパクトがあります。
サーフィンに魅せられて、サーフショップの店長になり、海とともに生きるという理想と現実のハザマで悩んで、海人(沖縄の漁師)になった人とか‥‥
どれが正しい生き方かなんて、誰にも断言出来ないと思うのだが、一度きりの人生、悔いナク生きようというのもイイのではないか。
自らの人生を切り開こうとする若者の姿が多様であればあるほど、とても興味深い話が満載です。
ともあれ、著者のこんな言葉で本日は締めさせて頂きます。
どこまでも続く自分だけの道をこれからも一人で歩き続けていかなければならない。誰も代わりに歩いてはくれないし、背負っている荷物を塵ほどの重さでさえ肩代わりしてもらうこともできない。‥‥道は続く。そして道に立っている以上、歩き続けなれればならない。‥‥足の踏み出し方は違っていたとしても、その歩みに遅いも早いもない。
道の形は違っていたとしても、その道のりに優劣はない。