2008年03月18日

忘れてイイことと、忘れるべきじゃないコト

本日の「探偵ファィル」で、大阪の橋下知事に反論した女性職員について書いてあるが、今回の話は丁度長野県の前知事の名刺を県の幹部職員が『部下に名刺を配るのは変だ』と折った事件で大騒ぎしたコトと類似している。

無論、両者の思想的立場は違うだろうが。

にしても、マスコミ的に画になりそうな話題ばかりを追いかけるというのは、果たして如何なモノか。

大騒ぎして何とかなるのなら、世の中簡単だが、まだ何もしてない時に大騒ぎして、その内、何かをしても無関心というパターンに行き着きそうだ。

例えば、「イージス艦衝突事件」も、ほんの少し前のコトなのに、ホトンド話題にならず、沖縄の少女暴行事件もしかり、少し前に遡れば、ニュースなんて、記憶されるコトはナク、単に消費されるだけみたいだ。

大騒ぎして、本質的なコトは無視という報道姿勢とそれで日々過ごしてイイのだろうか?

精神の安定のタメには、「イヤなコトは、忘れるに限る」というのは真実だが、ソレにしても、我々日本人は何もかも忘れ過ぎてナイだろうか?

本当に大事なのは、熱狂的にワイワイ言うコトではナク、本質的にどうなったかというコトなのではナイだろうか?

発言者の背後がどうとかではナク、発言それ自体が正しいのか、それとも正しくナイのか、というコトが一番の問題だと思うのだが、そういう本質からずれている様な。

まぁ、それでも今までの日本なら、それで別にどうなるというコトも無かったのかもしれないが、今は、そんなゆるやかな時代ではナイ。

「村上ファンド」に「通貨の番人」である日銀総裁が出資していたコトもウヤムヤで終わってしまった。そして、その人を続投とか、無茶苦茶な人事ばかりしている政府に、諦めだけでナク、幻滅を覚えるのはワタシだけではあるまい。

「未来予想図」をチャンと描いて、それを向かって徐々に進むという当たり前のコトが、果たして「日本政府」にあるのか、ナイのか?

「船頭多くして、船がスムーズに動かない」のと、似た様な状態を打破してくれる人物は登場するのでしょうか?

このまま迷走を続けて、日本が消滅みたいなコトだけは、何としてでも阻止して欲しい気持ちでイッパイです。
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この記事へのコメント
橋下さんちょっと飛ばしすぎでエンストしないかと心配ではあるが 質問した職員もどっちも正しい意見だと思ったけれど・・・
Posted by 松じゅん at 2008年03月19日 19:28
どちらにせよ、一時の盛り上がりは、消えて行くものです。

一気に何時間も何時間も繰り返し報道するより、長く細くチャンと細かい部分まで丁寧に必要な部分を報道するべなんですけど。

政治はショーではナイので‥‥
Posted by koyuri at 2008年03月19日 23:07
 
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