2008年03月19日

チームバチスタの栄光

久々の映画の感想になるが、あまり書くホドの傑作に巡り会わなかった上に、書きたくなる様な題材じゃ無かったので、このカテゴリーではかなり間が空いてしまった。

既に公開されて久しいのだが、忙しかったのと娘の入試の追い込みでナカナカ見れなかった。「チームバチスタの栄光」は大傑作の映画かと言われると、必ずしも「YES」とは言い難いトコもあるのだが、映像を見ていると「フェイク」が一杯在って、結構してやられたって感じ。
チーム・バチスタの栄光
という本が原作で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作というコトなので、原作もチャント読んでみたい気が‥‥大体、映像化された場合は、小説の方が面白い方が多いので。

ミステリーというのは、内容について書き難いモノなのですが、天才外科医を演じた吉川さんにチョットびっくり。

彼の映画を見たのは数十年ぶりなのだけど、歳をしたな(当然、同じだけこっちも歳をしているのですが)という気持ちもあり、最初は誰だか思い付かなかった。

阿部寛は、「トリック」のイメージと被る部分もあったけど、今回の方がイイ役かもしれない。

詳しく書けず、元の本を読んでナイので、批評はイマイチし辛いのだが、最近、手術ミスで警察ザタというパターンが増えていて、医者も一市民だから仕方ナイのかもしれないが、それにしても、人間だからある程度のミスは確実に存在する。

過失をあまり厳罰主義で裁こうとすると、良い人材が流入して来ないのではないかと、何故か昔の「ヒポクラテスたち」という映画を思い出した。

あの映画で大森一樹監督が言いたかったコトが、今や現実になって来ているような気が‥‥

それにしてもあの映画は、今でも心に残っているのだから、かなりの傑作だったのだろうと、今にして思う。昔も、ナカナカと思っていたが、何十年経っても思い出せる映画なんて、今では滅多に無くなってしまったのかも。
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チーム・バチスタの栄光 ネタバレ【小学校教師玲奈のさわやかメモ】at 2008年03月20日 14:06
この記事へのコメント
観たいと思っています・・

いまいちとの声も聞きますが観たいです
Posted by 松じゅん at 2008年03月20日 11:53
松じゅんさん、そんなに悪くナイ映画でした。

タダ、「そうか!」と思ってからは、チョットというダケで‥‥もう一度、最初から見直してみたい感じの映画でした。

それからなら、本当に良かったかどうかが判るという気がしました。
Posted by koyuri at 2008年03月20日 21:31
この前もっぴーさんの共同ブロガー椿屋さんのコメントにも書いちゃったんですが、是非是非原作読んでくださいませ♪
原作の海堂尊さんは現職バリバリの病理医で、ある持論をベースに娯楽ミステリを書かれています。 その持論に賛成するかどうかはともかく、一般人にも解りやすいことは確かです。 最近やっと、同じベースの死因不明社会という新書を読み上げたので、mixiにレビュー書こうと思ってるところです。
Posted by あきこ♪ at 2008年03月21日 00:41
あきこ♪ さん、海堂 尊氏は本名は未公開にしてるんですよね。

最近、そういう感じで問題を外部告発している方々、とても多いですが、大体、その人々の小説は面白いですよね。

現場に不満もありつつも、仕事に愛着があるというコトで、二足のワラジを履き続けている時の方が、本当に書きたいコトを書くというコトで、読者にこびないのでイイ小説が生まれます。

是非とも、小説を読むつもりです。
Posted by koyuri at 2008年03月21日 21:17
 
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