2008年05月04日

そして今日も人が死ぬ

娘と同じ歳の少女が絞め殺されたり、自殺する人が絶えなかったりと日々のニュースには人の死が溢れ過ぎている。

前にも書いたが、自殺報道は逆に自殺者を増やすとWHOが勧告しているのだから、センセーションに知らせない方がイイに決まっているのだが、そんなコトはあまり省みられないのが実情だ。

格差社会というのが、ツライのはいわゆる「負け組」だけがキツイわけではナイ。「勝ち組」になろうとする努力も大変だし、「負け組」になったらどうしようという想いも負担になる。

「勝ち負け」を超えた社会というモノが理想だとしても、それが簡単に手に入るはずもナイ。

となると、一番大事なのは自分の気の持ちようというコトになる。

人と競争するというコトはモチベーションの問題もあるので、大事ではある。タダ、結果にあまり動揺しないというコトが大事だと思う。

人生至る処に青山あり。

人のしない仕事の方が、競争力も低いので勝つ可能性もあるし、とにかく人間には向き不向きというモノもある。

皆と違う道を行くコトもマタ、幸せに繋がる場合もある。

自殺であれ、他殺であれ、それは生き難さからの逃避が大半だ。ソコから逃げるには、何か喜びを見つけるしかない。ワタシにとってソレは、読書だったりするのだが、全ての人に当てはまるハズもない。

スポーツであれ、何であれソレを早く見つける方がイイ。

明日は待ちに待った「ちりとてちん」の総集編がある。落語というモノが、長年続いてきたコトも、庶民の娯楽であり、憂さを晴らしてくれたからに違いない。

ツライ時には、無理しても笑うというコトは、辛さを吹き飛ばす有効な手段なのは、心理学でも証明されている。

もっと、ギスギスしてない社会になるように、皆で互いに心がけるしかナイのかもしれない‥‥
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この記事へのコメント
そういえば、奥田英朗の「ここは青山」っていうお話、家日和って本でしたっけ?
ジンカンいたるところにセイザンあり なのに
ニンゲンいたるところにアオヤマあり って慰められちゃうんですよね!
あれ、強烈でした〜〜〜
Posted by あきこ♪ at 2008年05月05日 00:05
とても考えさせられる問題です。

どうも私たちは一生懸命に生きようとします。やがて心も体も疲れはてて・・・・。

少しアバウトに生活したらと思うのです。
Posted by takachan at 2008年05月05日 05:27
勝ち組負け組みって言うのがよくわかりませんが・

いつの時代も生きにくい人はいたと思うのですが


今の時代ほど自殺する人はいなかったわけですよね

何故?今?なのでしょう
Posted by 松じゅん at 2008年05月05日 12:35
あきこ♪さん、それでも意味が通じれば、許容範囲になると思いますが‥‥

いわゆる「教養」という人生の遊びの部分が欠落したから、今があるんでしょうね。
Posted by koyuri at 2008年05月05日 13:48
takachanさん、アバウトに生活している社会のトップの方々のお蔭で庶民が汲々としているというパラドクス。

ゆとりが大事なんですけどね。
Posted by koyuri at 2008年05月05日 13:51
松じゅんさん、格差というモノを感じるか否かで、物事は違って見えるのです。

みんな貧乏なら、貧困も苦になりませんが、裕福な人が居ると思うと、「負けた」自分が許せなくなるもので‥‥

幸福かどうかは、個人の主観ですから、他者と比較しなければイイのですが、人間は弱いモノなので、つい自分の居場所を比較してしまうんでしょうね。
Posted by koyuri at 2008年05月05日 13:58
 
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