2008年05月09日

かなりスゴイ一冊!

際物の小説かもしれないのですが、かなりイケテル小説で、世の中のカラクリなんかが透けて見えるので、この作家の中では一押しかもしれません。
魔女の笑窪
ちなみに、ハードボイルド小説は昔から好きだけど、全く自分でその手の業界に携わろうとは思わない。というか、祖父が法曹界の人間だったので、その影響を受けた父親に影響されているから、関わりを持ちたくナイのだが、小説の中では滅茶苦茶な人間が割りと好きだ。おそらく現実では、出来ないコトに対する昇華作用なのかもしれないが‥‥

ココまで元気な女性を、今まで小説とはいえ読んだコトがナイ。「風と共に去りぬ」のスカーレットが、この状況に生きていたとしたら、それ位のコトはやるかもしれない(そちらもお気に入りの小説であり、映画だが‥‥)とは思うのだが、「極道の妻」ではなく、ある意味「女極道」なので、かなりスッとするコトは請け合いだ。

ともあれ、DVと言ったら昔は「男から女へ」というのが当たり前だったのが、今では「女から男へ」のDVも多発する時代なのだから、こうした小説が登場しても無理はナイのだが‥‥

ちなみに暴力というのは、されるのもするのもイヤなので、間違ってもこうしたコトは実際にはゴメンなのだが、昨今の多発する犯罪を思うと、やはり武術だけは女性も身に付けるべきだとは思う。

本当に武術を身に付けたならば、無理にイキがる人間にはならないし。

高校で、剣道と柔道を体育で習わされたのには閉口したが、生きてきた上でそれなりに役には立った。少なくとも、「サイン・コサイン・タンジェント」などより、有効であるコトは間違いナイ。

ちなみに、何故ソコにコダわるかと言うと、高校一年の時に、入学してしばらくして一週間ホド、熱を出して休んだコトがあり、丁度その時に、「サイン・コサイン・タンジェント」の単元だった。ちなみに、嫌味ではナク、数学は得意だったのだが、授業を聴いて覚えるコトにしていたので、その単元はスッポリ抜け落ちていて、未だに子供達に数学は教えられるのだが、「ソコだけは聞くな」と念押ししてある。

後から、何度か自力で学習しようとはしたのだが、昔から知能検査でも空間認知というか、その手は弱点だったので、全く歯が立たずに終った。しかし、ソコで諦めが早いので、ソコだけは完全に捨てて人生を生きて来たが、高校一年の一学期に屈辱的な成績を取った以外は、我が人生に全く汚点とならずに今まで来た。

学校の勉強なんて、無理と思った部分を捨てても、高邁な理想さえ持たなければソレで済むモノだ。

何というか、かなり本題と外れたが、生きているのに疲れたと思った時には、ゼヒ、この本を読んで欲しい。こんなアウトサイダーな生き方があるのだと思ったら、目からウロコなのは間違いナイ。
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この記事へのコメント
高校で剣道と柔道を習わされてた?

必修ってコト?
私はやってないです・
Posted by 松じゅん at 2008年05月09日 22:15
ハードボイルドと言うと大藪晴彦を思い出します。
古いでしょうか。
軍事政権下のミャンマーには世界からの援助物資が届かないとか。軍が国を滅ぼすかも知れませんね。
Posted by としき at 2008年05月09日 23:13
俺も「サイン・コサイン・・」はまったくだめだぁ;;
元々理系はダメだったけど、高校は入学できた時点で目標達成したから覚える気がなかったのかも(笑)
まぁ「サイン・コサイン・・」はアレだけど勉強は少しは授業きいとくんだった^^;
Posted by 小太郎 at 2008年05月10日 13:50
松じゅんさん、ホボ男子校だったので、その名残です。

今、女子はしてないんじゃないかと思います。
Posted by koyuri at 2008年05月10日 20:47
としきさん、ミャンマーの軍事政権にとって、最大の試練かもしれませね。

大藪晴彦もハードボイルドの大家ですよね。
Posted by koyuri at 2008年05月10日 20:50
小太郎さん、同じでしたね。

やはり、授業はマジメに聞くべきですね。

後悔、先に立たずですが‥‥
Posted by koyuri at 2008年05月10日 20:52
 
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