2008年06月10日

刃物を使った犯罪が続々と‥‥

自殺の報道が自殺を招くというコトは、前からWHOが警告しているのだが、秋葉原の通り魔事件も、あまり繰り返して報道すると、刃物を利用した犯罪の呼び水になりかねない。

祖母の首を刃物で刺し、約3週間のけがを負わせたとして、熊本東署は9日、熊本市内の私立高校1年の少年(15)を殺人未遂容疑で逮捕した。「勉強していたのに『夜更かしをするな』と小言を言われ、頭にきて刺した」と供述しているというとのニュースや、北九州市若松区片山3の県立若松商業高校(羽野繁行校長、443人)の校舎玄関に包丁を持って侵入したとして、同市八幡西区の自称無職少年(16)を建造物侵入、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。少年が放課後の午後3時55分ごろ、校舎2階の廊下をうろついているのに事務職員が気づいた。「用件は何ですか」と声を掛けたところ、女子生徒の名前を告げて会わせるよう要求。少年が教室のある別棟に行こうとしたため、事務職員は職員室などに連絡した。男性教員2人が少年を帰るよう説得しながら玄関まで連れて行ったところ、持っていた袋の中から包丁(刃渡り約20センチ)を取り出し、「女子生徒を出せ」と要求。教員が「刃物を置きなさい」と指示すると「死にたいのか」とすごんだというというニュースは、刃物という武器を手に、自分の欲望を叶えたいという少年達の短絡的な犯罪を誘発した可能性が高い。

幸いと言うべきか、死者を出すまでには至ってナイが、ダナーナイフみたいに殺傷力の高い武器を手にしていたら、結果はどうなっていただろうか?

ゲームでも武器として登場し、若者にも人気があるらしいのだが、今回の事件報道で知って購入を考える人々もあるかもしれない。

手近に危険な武器を置いてあったとしたら、イザという時に使いたくなるのは、世の常だろう。日本人は、秀吉の「刀狩り」あたりを境に、一般人は武器を所有しないというコトがスタンダードになっているのだから、逆に一部の人々だけがそうしたモノを所有すると、犯罪をしやすくなるに違いナイが、防犯のタメに木刀などを持ち歩いたり、寝室に配備しておく必要があるみたいな(米国の銃の所持を意識して書いている)コトが、日本で一般化しないで済むコトを望むと共に、前にも書いたがあまり特定の事件を過剰報道して、第二、第三の模倣犯を増加させるコトは、逆に社会にとってマイナスだと思う‥‥
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