町長は「(跡地へ)20社近くの進出希望がある中で、二階(俊博)衆院議員の紹介をいただき、それを我々が精査し、議会、委員会に報告して民主的ルールに従って進めてきた。(責任というのは)的が外れている」と答弁した。とまで書かれているのを読むと、結局、どんなに下手なコトをしても、お支払いは税金であって、自らの懐は痛むワケではナイからという感じがミエミエで、全くイヤになる。
どうも、面倒になりそうな場合は、相手の言い分を聞いた方が楽というコトが行政の方々にありそうで、生活保護の申請も「バックに誰かとか、団体が付いていればOK」で、一個人なら門前払いみたいな対応が多く、タクシー代を不正受給したのが問題になったならば、一律にカットの方向に動こうとするなど、個々の事案に対する目配りが少ないのではナイだろうか?
全盲の申請が異常に高いと思ったら、大騒ぎになる前に調査をするべきだろうと思うのは、我々が他人事だからだろうか?
とにかく、行政には過失はナイという建前を崩してしまうと、責任が発生するので、間違えても謝らないコトが素晴らしく、ミスしても認めないのが正しいというのは、どう考えても一般的ではナイ。
少なくとも、ミスした場合には、どうしてミスしてしまったかという分析をしなければ、何度もミスは繰り返される。
失敗しても、お支払いは税金だからという金銭感覚は捨てて貰わないと、結局、全国民で負担するコトになり、一人当たりは微々たるモノでも、それが繰り返されるとなると、莫大な金額になってしまう。
ともあれ、この話題はかなり問題だと思うのに、報道があまりされないのは、どう考えても変だと思うのだけれど。ニュースはネットで各地の話題を隅々までチェックしないと、大事だと思うコトも知らないママに過ぎて行ってしまうみたいで、チョット怖い。