2008年10月14日

しつけは怒らずにする

体罰は良くないというと、「だったらどうしつけるのだ」というコトを聞かれます。我が家の子供がとてもイイ子供であると、親バカなコトを述べるつもりもありませんが、少なくともどうすべきかというコトは、何時も考えていてその手の本を読んでは努力しているつもりです。

この本も、その一冊。
「まじめな親」の子育て10の思い違い―臨床心理からのアドバイス
「まじめな親」の子育て10の思い違い―臨床心理からのアドバイス
子供時代のコトを思い出しさえすれば、イヤだったコトはスグに理解出来ます。なので、その反対をすればイイのでしょうから、この本の言葉には頷けるコトがかなりあります。
怒ってしつけると、そのほかにもっと大きな問題が起きてきます。子どもが耳を貸さない、口をきかない、ひどく反抗するほかに、言わなくてもいいことを言ってしまうとか、誤解されるようなことを言うといったはめに陥ってしまうのです。親が怒りに任せて傷つけるようなことを言うと、その心の傷が癒えるにはとても長い時間がかかります。
怒ったり不満があるときに強い言葉でたしなめたいと思うのは、自然なことです。しかしそうしてしまうと、子どもは非常に否定されたように感じることがあるのです。
これは、確かに感じますね。こちらが、そんな強く責めているつもりはナクても、子供達は「そんなに怒らなくてもイイじゃないか」と言う時があります。

セーブしているつもりでも、語気が荒くなっているのでしょう。「別に怒っているつもりはナイけど」と応えても、「怒っているとしか思えない」と言われてしまったりします。

その位で、気になるのですから、体罰などしたら完全に心の傷になるだろうなとは思います。事実、小学校の一年生の時に、担任の先生に頬を叩かれたという記憶が、一度だけありますが、でも、それが何故だったかは全く覚えてません。

二年生から四年生まで、教えて下さった先生は、お坊さんでもあったので、間違っているコトをさせられた時は、皆、よく正坐させられましたが、その時も何が問題だったかは忘れましたが、両者を比べると、やはり冷静に正坐をさせた先生の方が、信頼をよせましたし、お亡くなりになられましたが、最期まで尊敬出来る先生だったと思います。

やはり、カッとなって見境がつかなくなる場合が、体罰には多いと思いますし、自己をコントロール出来ない人には、全幅の信頼は寄せられないものだと過去の実体験からも思ってましたが、やっぱりそうなのだろうと思います。

そういう親のダメなトコも含めて、子供が愛してくれた時だけ、体罰が正当化されるのかもしれませんが、それには子供が成人して親の気持ちが理解出来るまで待たなくてはなりませんから、やっぱり子供時代に「しつけ」たい時には、冷静に選択肢を与えて、子供になすべき道を進む様にしむけるしかナイのかもしれませんね。

子供といえども、親とは別人格ですから。
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この記事へのコメント
しつけというのは本当に難しいとは思いますが、最近の親御さんをみていると、子供と正面から向き合って、本気で叱ったりしているようには見えないことが多いように思います。「子供だから言っても分からないだろう」という事を言う方も多いようですが、私はそんなことはないと思っています。やっぱり本気じゃないといけないと思います。本気ならしつけもどのような仕方がいいか見えてくるのではと思います。
Posted by 鍼医K at 2008年10月14日 23:55
体罰という言葉がいけないと思います。殴ることと罰は違うものと思っています。
愛情があってこそ手が出ることもあるでしょうね。
睡眠障害がひどくて・・・。
三浦容疑者はもしかすると再逮捕されて内心ホッとしていたのかも知れません。
精神的な疲労も多かったと思います。
ロスで一美さんの亡霊を見てしまったのでしょう。
Posted by としき at 2008年10月15日 02:56
鍼医kさん、親が襟を正さないのに、子供に無理させる場合が一番問題なのではないかと‥‥

自分達が目茶苦茶な生活をしていて、子供には規則正しい生活をしろと言っても、ソレは無理でしょう。

本気でしつけるには、自分にまず厳しくならないとダメだと思います。
Posted by koyuri at 2008年10月15日 15:13
としきさん、三浦氏はどう育てられ方をなさったのか、ソレを知るコトはとても世の中にとって参考になると思っていましたが‥‥

「愛があればこそ殴った」という人も多いのですけど、おそらく大半は、思わず手が先に出てしまったという方が多いのではないかと。

言い訳に「愛」などと言われても困ると思っている子供達が大勢居るのだろうと思います。

眠れなくても、横になって安静にしていれば大丈夫ですから、リラックスを心掛けて下さいね。
Posted by koyuri at 2008年10月15日 15:17
 
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