2008年11月27日

信頼を得るために

◎信頼がなければ人間関係は成り立たない。信頼は自分から始まるもので、自分自身を信頼してないのに、人に信頼して欲しいというは無理な話だ。まず自らの性格を見直すとこから、人間関係の構築に取り組もう。

信頼は分割出来ない。人をまるごと信頼出来ないのであれば、結局、心から信頼出来ないということだ。信頼とは銀行口座の様なもので、信頼を築くたびに、人間関係の小銭が入ってくる。否定的なことをするたびに、いくらかの小銭を払い、否定的なことをしすぎれば破産がまっている。それは人間関係の終わりを意味するものである。

◎人間関係より状況に重きをおいてはならない。人間関係でむずかしい状況になったら、その関係が自分にとってなぜ大切なのかを思い出そう。悪い面を指摘するよりも、大局的な視野に立とう。一度きりの問題なのか、それとも度々起こる状況かを見極めよう。あまり扇動的な状態で物事を考えるのは健全ではないし、そうした態度では健全な人間関係は築けない。

困難な時こそ、無条件の愛情が大事である。親しくしたかったら、愛情を伝えることである。関係は安定し、信頼は深まっていく。

◎特定の人物がだれにとっても問題ならば、その人物こそが問題である。苦情の原因の出所を確認すると、特定の人物の場合がある。問題を発見したり、考案したりもしてくれる。

そういう人物に対しては、前向きに対応し、批難されていることを考え、解決に取り組むべきである。ただ、場合によってはその人物と他者を隔離することが損害を未然に防ぐ場合もある。

◎人々の本音を引き出すには、信頼を得なければならない。自分を人当たりがよく親しみやすい人間と思ってもらうには、相手を気楽な気持ちにする必要がある。

まず、相手に対して心から好意を示すこと。互いの違いを好意的に理解すること。気分にむらがなく、落ち着いていること。他の人々の気持ちに敏感で、人間の弱さを理解し、自分の弱さをさらけ出せること。あっさり許したり、すぐに許しを請えること。ありのままの姿を見せることなどが大事である。

◎繁栄は友をつくり、逆境は友を試す。逆境の時でも、共に行動してくれる人は非常にまれである。その人こそ、誰よりも何よりも大切にすべきである。

戦いの間、誰かがそばにいて、一緒に戦ってくれるというのは大いなる助けである。同じ視点で物事を見、共感してくれる人たちは大きな慰めにもなる。つらい時期を一緒に戦い抜いてくれる人は、人生にも大きな影響を与えてくれる。

一緒になって、危険に立ち向かってくれたり、できることはなんでもしてくれ、自分の全てを与えてくれたらどんなに良いか。それにはまず自分が、何があろうと信頼される友になることが大切だ。
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